あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

あれこれ思いつかないときは歩く

2008-11-26 06:50:46 | 日記
今日は仕事の谷間の休み

鎌倉へ出かけようと思う。

以前なら「行こう」が「どうしよう」になり

そして「次の機会にしよう」

そんな転回でだらだらすごし

「やはり行けばよかった」とちょっとだけ後悔し

「まあ、いいか」で終わったのですが

最近は「行って後悔するほうが、いかないで後悔するよりいい」

に変わりました。

年のせいでしょうか

「今日行かないと明日はどうなるかわからない」

そんな感じなのでしょうかね。

・・・・・・・・・・・・・・・

本を読むことが少なくなりました。

でも、電車の中であれこれ思い巡らせるのはすきです。

それが愉しみなのですね。

いくつかの物語やらを生み出して

それを育てるパターンもあります。

童話風の物語をつむぎだし

電車の乗るたびに、その物語を育てるのです。

これがけっこう面白くて飽きません。

いくつかの物語が準備されているのでそれが楽しい。

その多くは、既存の本のコピーですけれどね。

でも、この物語つくりはエネルギーが必要です。

そんなときには自分が金メダルをとったら

どんなインタビューコメントを残すか

もし、自分がラーメン屋を開業したら

どんなチラシの工夫するか

そんなことを考えます。

電車に乗ると俳句という手もありますが

堅苦しく、教養的なものは私には馴染みません。

ため息とか、小さな愚痴くらいが丁度よいのです。


桂離宮の秋

2008-11-25 21:08:59 | 日記
大昔、修学院離宮を見学しました。

また、桂離宮を授業の一環として見学したことがあります。

秋の真っ盛りでした。

紅葉の赤が美しく

景色に映え、建物となじんだ雰囲気が何とも言えず

ただただ感動したことを覚えています。

京都の底冷えがもみじを真っ赤に染め

そして、枯葉を取り除いて美しさを際立たせるのです。

たまたま今日はNHKハイビジュン特集で桂離宮を放映していました。

桂離宮についてはちょっとだけ関心をもっていた時代もあったので

映し出される建物、その意匠どれも鮮明に覚えていますし

そのときの感動が蘇ります。

きっと、あのときの感動は

若さそのものだったのかもしれません。

例のごとくこけら葺きの職人の師匠と弟子が登場し

師匠の一徹で寡黙な姿に感動し

そして、ついでに涙しました。

やはり、自分は大工になるべきだった。

馬鹿なことを考えながら見てました。

桂離宮の紅葉は人工的自然の極致ですね。

そういえば、熊倉功夫教授がお元気な姿で解説をしていました。

放送大学の授業を受けましたし

江戸東京博物館での講演を聞きに行ったことがあります。

語り口が柔らかで日本の伝統美術や工芸

茶の美学にも詳しく、わくわくしながら講義を聞いたことを思い出しました。

お元気なのですね。

今はどのような活動をしているのでしょうか?

今日は仕事です。

2008-11-25 07:35:57 | 日記
よく、聞かれます。

「これだけの量の写真を撮ったり文章を書く時間がよくありますね。」

ちょっと、冷やかし半分

でも、「好きだからできるのですよ。」とは言えない。

すきと言うより、義務

義務と言うより生活習慣病

いや生活習慣病と言うより

依存症のようなもの。

食事をするようなもので

吐き出さないとストレスになる。

日々のほこりをたたき出すようなものですね。

そんな状態になってしまいました。

携帯依存症を笑えない。

でも、自分の目で見える範囲に限定しているので

ブレーキは多少は掛っているかもしれません。

小さく自分の内側を見れば

そこから世界が見える。

そんな大げさではないとしても

気分はそんな感じなのですね。

それと書くことで忘れる。

それが大きいかなあ。

だからというわけでもないのですが

他の人のブログはほとんど拝見していません。

またコメント等の対応ができていません。

これは技術的に難しいという年寄りなりの理由があります。

まあ、流すだけでそれでおしまいです。

それでいいのかどうかわかりませんが

それしかできないのです。

きっと、そのうち

「脱皮」

向こうから何かがやってきて

自分の中から扉を開くきっかけが生まれてくるかもしれません。

それまで、そのまま

それでいい。



年寄りの楽しみは

2008-11-24 17:54:28 | 日記
同年輩の知人は

「孫の顔を見るのが楽しみ・・・」という。

でも、孫が可愛い時代を過ぎると

状況が変わるようです。

孫が寄り付かないし、可愛い対応をしなくなる。

そうなると、あるとき楽しかったことが

そこそこになる。

所詮は、自分以外のところに束の間、愉しみを見つけただけの話になる。

そこで、自分が自分を楽しむ

あるいは、自分を表現する

それが、そこそこ自分を表現し

子らに伝わっていくものであれば

けっこう頑張れる。

映画や音楽などは暇つぶしになるし

教養人としての評価を得られるが

知識は自分ではない。

自分を語っているように錯覚する幸せな人もいますが

知識は金をどれだけもっているかと極端に言えば

上品さで多少違いがある程度。

登山もゲートボールも楽しいけれど

自分を表現することには及ばない。

やはり、自分がどのように生きたか、

どのような人であったか

そんな説明を自分にできるような

表現をしておく必要があるだろう。

禅僧でない自分は

未練のようにそんなことを思うのです。

それが年寄りがブログを続ける小さな理由なのです。





昭和記念公園は銀杏の名残り

2008-11-24 17:21:40 | 日記

何もないので昭和記念公園に出かけました。

名残の銀杏を楽しむ人でいっぱいでした。

家族連れ、友達同士、恋人同士

今日は国公立の大学の駅伝大会があるようで

ジャージ姿の学生で溢れていました。

若い人の姿を見ていると懐かしいですね。

私の学生時代は学園紛争で、このような雰囲気はまったくありませんでした。

いい時代なのかどうかわかりませんが、

自分を楽しもうとしたら、それが可能な雰囲気はありますね。

それぞれにとって、記憶に残る一日になるかもしれません。

午後から雨、早々に退散

でも、いい写真が何枚か撮れました。


・・・・・・・・・・・・・・・

ブログも、そろそろギアーを切り替えて

のんびりゆったり路線を進もうと思っています。

そのうちぼちぼち変えていきましょう。

「朝日のように爽やかに」もマンネリ

読むほうも大変そうだし

興味を維持するのも難しそう。

申し訳ないと思っています。

「あきオジ工房」も余裕がないので手つかず

水彩画を始めたいのですが、時間の余裕がない。

これから、しっかり描き続けたいですね。

「あきオジのひとりごと」を維持するので手一杯

冬になれば、ネタもないので、手抜きをしよう思わなくても

手抜きになるでしょう。

この作業、けっこう楽しくやっているつもりでも

けっこう手間隙がかかる。

映画のことも記録しようと思っているし

絵も描きたい。

あれこれやりたいことが増えてくると

これまでのブログの更新ががさつになる。

ぼちぼち、ギアーを変えようと思っています。


浅草の賑わい

2008-11-24 07:25:33 | 日記
きっと、一時の低迷期から

脱出したのではないだろうか

そんなこと自分が気にすることはないのだが・・・・

外国人の多さは凄まじい

韓国のおじさん、おばさん

ロシアの農協?の団体

けたたましい声ではしゃぐラテン系

何でもありの陽気さだ。

そんな彼らの楽しみは

やはり、上野ではなく浅草

なんとなくわかる。

日本が日本らしく見える

それは「いかにも」「それなり」を売りにするアメ横の上野ではない

そんな場所はそれぞれの国にあるのだ。

日本を感じるのは浅草なのだ。

大いに愉しみ、土産をどっさり・・・・

それを楽しみにしている人が多いのだ。

・・・・・・・・・・・・

「チャングムの誓い」が終わりました。

少々お疲れ

韓国流大河ドラマ

展開の構造は「紙芝居」

一回ごとにハラハラどきどき

「危ない」「どうしよう」が入っていました。

同じスタッフで「商道」というドラマが作られています。

早速、取り掛かりました。

例のごとく相当に長そう。

見続けるのには根気が必要です。

おさらいをしないと内容が理解できないとなると

なおさらです。

でも、一度決めれば、あれこれ「探す」「選ぶ」ことがないので

気楽です。

今の年寄りにとって「ケーブルテレビ」と「レンタル」があるので

暇つぶしにはこと欠きません。

早朝のNHKの知を楽しむとかの再放送番組

美しい景色をうつしだす番組

俳句や短歌番組

そしてクラシッククラブ

など、「ゆったり番組」もある

いい時代です。

「受身」ではなく「自分を表現する」

ことに専心できれば

それなりに楽しい。

「あきオジのひとりごと」にお立ち寄りください。

2008-11-23 21:51:21 | 日記
自分の作っている別のブログですが

「ころ柿の里」(山梨市県塩山市)の散歩を記事にしました。

ころ柿の鮮やかな色彩がきれいです。

写真がいっぱいアップしてあります。

上手な方ならもっと美しく撮るのでしょうが

素人にはこれが限度です。

でも、ひさしぶりに充実しています。

それはそれ

紅葉狩りのつもりでお出かけになることをお奨めします。

しゃれた散歩だと思います。

駅に散歩マップがありますから

その地図のとおり進めばよいのです。

標識もしっかり要所にあります。、休み休みで4時間

恵林寺までいけば食事も可能です。

長閑な、思い出したいふるさとを歩いているような雰囲気がありますよ。

アドレスはブックマーク(リンク)にあります。

そのまま「あきオジのひとりごと」をクリックすれば

写真が出てきます。22日にアップしてあります。


毎食寿司だったら飽きる

2008-11-23 21:30:35 | 日記
よく

「こんなうまいものだったら毎日でも食べたい」

と言います。そんな表現を使うこともあります。

もちろん、賛辞の表現であり、

例示であって、実際そうありたいなどと

誰もが思ってはいない。

動物の中で、人間が違っているのは

飽きることではないかと思ったりもするのです。

特に、食べ物に関してはわがままで

連続してカレーが出てきたりすれば

3日にはむっとする。

きっと、どんなことでも人間は飽きる。

同じなんだろうな。

犬は同じ餌で、本当に大丈夫なのだろうか?

このブログだって、凡庸な素人が作るもの

すぐにネタがなくなり、文章の展開に変化がなく

気取ったり、かっこうつけたりしたら3日ともたない。

「こんなものか」が出てしまう。

読む人も、気まぐれだったりすれば助かりますが

毎日読むとなると

発想のパターンや展開など

先が読めてつまらないだろう。

そんな気がします。

自分がなぜ連日アップするか

それは単純なことです。

一度休んだら、再開が難しい。

ある食堂のあるじが

「三ヶ月休んだら、客が戻るのに三年かかる」と話しています。

もちろん、そんな深刻なものではないのですが

「やめたらゼロになる」という強迫的な思いがあるのですね。

もともと、意味も目的もなく始めたのです。

やめるときにも理由など要りません。

今は続けることに意味があると信じているのです。

内容など、まるでない「単なる思い付き」

でも、書いているものにとって、

つまらないものを提供して申し訳ないと思いつつ

続けることで新たな意味が発見できたり

脱皮してしまうこともあるのです。

読んでいる人がはっとするような脱皮もあれば

自分だけがわかる何かがあるのです。

そんなことでもなければしろうとのブログは続かないのです。

まあ、ときには、自分の文章を読んで感動する。

そんなとんちんかんがあるから面白い。

他人のものを読むくらいなら、自分で作る。

そんな自負心も出てくるから不思議です。

まあ、ぼちぼちと・・・・

人恋しくて下町へ

2008-11-23 19:29:59 | 日記
そんな気分でした。

浅草は中国語、韓国語だけでなく東南アジア

そして北欧らしく言葉まで入り乱れていました。

いかにも金があり、尊大な雰囲気の階級の人はおらず

普通のおじさん、おばさんという感じ。

それが浅草なのですね。

雷門にはいつもの人力車が待機

相変わらず愛想がいい。業者の名がいくつかある。

競争になっているかもしれません。

外国人は、雷門をバックに記念写真

日本の団体も負けてはいない。いつもの賑わいです。

仲見世は人の波

真っ直ぐに歩けない状態。

きっと、これは・・・何かが変だ。

そんな土産がならんでおり

人形焼を食べながらのぶらぶら歩き

買い物に夢中と言うのも日本の観光客と同じ

中国人、韓国人は周囲を気にしないで自分たちのスタイルで動き回っている。

寺の中でも大声でしゃべっている。

それもいいかも・・・・・・・・・・・

そんなことで、収穫もなく、早々に退散

自分で期待するような写真が撮れないで残念。

直ちに上野に直行

ここも写真を撮る雰囲気はない。

銀杏も黄色くなっておらず

イベントもない。

そんなことでお不忍池を散策していたり休憩している人の

雰囲気だけを写真にしました。

でも、人物写真は盗み撮りのような感じで

気になります。

プロではないので、風景とか花とか

そんなところでとどめておきましょう。

カメラを構えるだけでセクハラ騒動にもっていかれるかもしれませんしね。

でも、日本はテレビで流される情報によって悲観的な気分ですが

ここでは「桐ひと葉落ちて天下の秋を知る」そんな感じかな。

何ごとも起こらない静かなぽかぽかな日

そんな感じでした。

帰りの電車では熟睡

近くのレンタルビデオ店で今週のお頼みしみを借りてきて

一日が終わりました。

自分でどう説明を加えても気楽で暢気なじいさんです。

それでいいのだ。


チャングニの誓い

2008-11-23 05:48:44 | 日記
韓国ドロドロドラマです。

NHKで去年放映があり

LALAテレビで今年放映があり

そのいずれも見てしまいました。

53話ですから、日本の大河ドラマですね。

宮廷の料理人だった母親が陰謀で命を落しかけ

親友だった料理人によって救われ

宮廷を脱出

そして、年が過ぎ、結婚

そして、チャングムの誕生

母親の無念を晴らすため宮廷に出仕

そこに巣食う、権力闘争と陰謀

そんな宮廷での敵味方による攻防

料理での勝負

そして、料理人としての戦いに敗れたチャングムは

医者として再度宮廷に入り込み

医者として、実力を発揮

皇帝の主治医に登りつけ

母親の復讐を果たすという展開のドラマです。

封建社会の宮廷

女官は結婚できない。

権力を握れば利権を得られる。

身内で結束する。

賄賂、陰謀、謀略等が毎回登場し

危機一髪、機知により乗り越える。

チャングムを助ける男性等が登場したり

一話の中で問題勃発、そして解決

そんな乱暴と言うかスピーディの展開。

最初は韓国語の泥臭い響きに馴染めませんでした。

まだ、ここまでやるか?

淡白な日本人にはない濃厚な陰湿さ

そして、次々出てくる意地悪

言いたい放題にうんざりしました。

今の時代、こんなドラマ

でも、味が濃い料理と同じで、一度はまると

やみつきになる。

そんなドラマです。

ちょっとだけ韓国のことに触れることができました。

「ホジュン」「砂時計」等の長編ドラマがなかったら

古代史も現代史も知らぬままでした。

「寅さん」シリーズと同じように

年間を通して楽しみました。

次の再放送があったら・・・・?

もういいかな・・・。