あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

帰りゆく踊りがありて盆休み  あきオジ

2012-08-28 06:11:33 | 日記
最近クーラーを使用することがあります。
年寄りになると
暑さを克服する才覚がなくなるものですね。

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どうしようもないくらい一つあれば事足りる鎌の米をとぐ  山頭火

しめじみ生かされていることがほころび繕ふとき  山頭火

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テンポよくとことんやりたい阿波おどり  あきオジ

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阿波踊りはねてひねりて夜あけず  あきオジ

2012-08-28 05:27:54 | 日記
北温泉の美人画ポスターです。

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なつかしき夏書の墨の匂ひかな  蕪村

待宵や女主に女客  蕪村

(こんな句に出会うと、「さすがの蕪村」「大人の蕪村」という感じがしますね。)

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「阿波踊り」の中継番組を録画しておきました。
しばらくは、この録画したものを流しながら更新をします。

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ときを越えときをぬける薬缶かな  あきオジ

2012-08-27 06:39:54 | 日記
さいきん、意味不明でいいじゃないかと思うことがあります。
分かってもらいたいように表現する。

そんなことは難しいし
望んでもいません。

大部分は自分でも理解したり
納得した言葉を並べているわけではないのですから。

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白髪を増す藁塚に近づきて  永田耕衣

六尺の寝床や蓮枯れにけり  永田耕衣

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我もまた人の子なれば帰りたし  あきオジ

泣くこともなくなる悲しさうどん食い  あきオジ

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ほほ笑みを投げ返したし彼岸花  あきオジ

2012-08-27 06:19:09 | 日記
「北温泉」にありました。
「無法松の一生」を連想しました。

そういえば「無法松の一生」は小説も映画もよかったですね。
ありえないから「憧れる」というか
ありそうなのにあり得ないから「憧れる」

そんな感じですね。

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飲みそうもない美人画のグラスかな  あきオジ

缶ビール並べて語る秋の旅  あきオジ

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秋風やあれも昔の美少年  一茶

ちまちまとした海もちぬ石の花  一茶

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いくたびも燃えて消える雲にのり   あきオジ

2012-08-27 06:10:57 | 日記
「北温泉」の館内に飾ってあった
(というよりおいてある)
絵です。

ちょっと気になる絵でした。

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御仏の黄な花に薫りもなくて  放哉

月夜風ある一人咳して  放哉

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温泉を一気に抜ける風の色  あきオジ

立ち上がる気力もうせて湯につかる  あきオジ

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もうすこし生きてみるかと風に問い   あきオジ

2012-08-26 18:59:30 | 日記
北温泉の下駄箱

温泉好きな人は寡黙なのでしょうか。
夕食時隣りの客と会話する人はいません。
ただ黙々と食べているか
飲んでいます。

おしゃべりは私はその沈黙に耐えられません。
でも、黙々と食べていました。
それぞれの趣味の中に
独特の文化が形成されるのですね。

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温泉を覆い尽くすブナの森  あきオジ  

親指でこする表紙に猛暑なり  あきオジ

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猛暑なり汗が湧きだす北温泉  あきオジ

2012-08-26 18:09:14 | 日記
栃木県塩原温泉
「北温泉」の風景です。
いかにも「よき時代の温泉」
そして逗留したい温泉ですね。

誘われて出かけました。
もう、一人で動き回る気力等
どこを探してもありません。

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茶の花のちるばかりちらしておく  山頭火

月かげのまんなかをもどる  山頭火

もう明けそうな窓あけて青空  山頭火

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汗あふれ懐かし温度の北温泉   あきオジ

猛暑なれば峠の木蔭によりそいて  あきオジ

じっとして何をみるやら黒き猫  あきオジ

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いっぱいの夏いただきましたと昼寝かな  あきオジ

2012-08-25 05:56:34 | 日記
神代植物公園です。
木々の作る涼しさはいいですね。

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酔うてこほろぎと寝てゐたよ  山頭火

雨だれの音も年とつた  山頭火

物乞ふ家もなくなり山には雲  山頭火

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盆おわりしみじみだけが広がりて  あきオジ

久しぶりそして別れる里帰り  あきオジ

どうにでもなりそうな気がする夕陽かな  あきオジ

まあいいか死なない程度の秋迎え  あきオジ

何もかもそのままになり秋になり  あきオジ

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今日は出かけます。
月に一回程度は温泉に出かけます。
一人できままに
思いついたときに
行く先も決めません。
泊まるときもありますし
日帰りのときもあります。

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きれいごと並べてくずす同窓会  あきオジ

2012-08-25 05:48:00 | 日記
昭和記念公園から見える秋の空です。
でも、まだまだ夏ですね。

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ときおり写真を撮りに出かけます。
散歩をかねて歩いています。

写真を撮りながら歩くとけっこうな距離を歩くものです。

俳句を作りながら歩く人もいるそうですが、私はそれはできません。
俳句にそこまで情熱を傾ける気力はありませんからね。

すべてが中途半端です。
それでいいのです。

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女と淋しい顔して温泉の村のお正月  放哉

風にふかれ信心申して居る  放哉

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始めなく終りも見えぬ秋の風 あきオジ

繰り返す忘れ物あり秋の月  あきオジ

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