
炎天にじっと耐える?「考える人」 ロダン作 全てSIGMA18-135mm
気分が鬱屈しているときはふらっと気ままに出かけよう。
思いつきで動けるのが独り遊びの気楽さだ。
梅雨の湿気が残る京都はムンムンしていて、水蒸気が身体中にへばりついて汗になる。


「美のかけはし」展は博物館が所蔵する作品の主なものをいっぺんに見せてあげましょう。そうやって、博物館や美術館などに大いになじんでもらって、どんどんお客さんを増やして独立採算制に寄与しましょうという試みか?
展示会場の案内板に「当館で展示している作品はすべてほんものです。ほんものを見ると、大きさや色合い、質感がイメージと違っていて、発見と感動が…」と書いてある。
国宝「雷神風神図屏風」は1枚の屏風の右と左に描かれていると思っていたら、屏風は2枚あって、これを1双という。
実物は金屏風に描かれているので、白絵の具(胡粉?)が引き立っている。

展示品にはどこかの寺院の持ち物で博物館へ寄託されているものも多い。
この「風神雷神図屏風」も京都建仁寺の所蔵になる。
自分ところで保管しとくより、博物館に預けておくほうが管理も楽だろうし。
お寺のほうにはレプリカが置いてあることになるが、素人目にはどっちもどっちで見分けがつかないと思う。
しかし、風神の絵を見るとすぐ「改源」を思い出してしまう、っていうのもなんだけどね。
(この項、続く…)