
1950年代のロンドン、真面目一筋事なかれでやってきた定年間近の市民課の課長。
余命半年の診断を受けて、虚しい自分の人生を思う。仕事をサボって避暑の海辺に行ったり、元の部下の若い女性に話を聞いてもらったり、やがて最後の仕事としてたらい回しにされていた下町の児童公園を作るために奮闘する。
黒澤明の「生きる」をカズオイシグロの脚本でリメイクされた。
黒澤の「生きる」は知らんけど、すごくシンプルなストーリーでしみじみする。
しかし、主人公のビル・ナイ、年寄り過ぎやんな。
どう見ても80歳前後にしか見えない。ま、昔は50歳過ぎたら老人だったからね。