平和の希い67 戦後70年
おじいちゃん(岸元総理)の「自主憲法」執念に憑りつかれた安倍総理
7月18日のNHKスペシャルを見て、「安倍総理は、ああおじいちゃん子なのだなあ」との思いを強くしました。
岸元総理は、太平洋戦争開戦に踏み切った東條内閣の閣僚であり、アジア諸国・戦闘当事国や日本の国民の
多数の人々を死に追いやり、平穏な生活を奪い、塗炭の苦しみを押し付けてきた、まさにA級戦争犯罪人でした。
日本の武士道からは、戦争責任者は自ら潔く「切腹」して責任を全うすべきでした。近衛さんだけは、「天皇に対し
申し訳ない」と自殺したと聞いています。本当は、「アジア諸国民・日本国民に申し訳ない」筈だったのに。
巣鴨プリズン(戦犯収容所)で罪を償い、公職追放で社会的な制裁を受け、禊(みそぎ)は済んだと、政治家独特の
厚顔無恥の変節で政界復帰したのです。国際裁判はあったが、日本での裁判は無く、責任がうやむやのまま。
開き直った岸氏は、「『戦争放棄の平和憲法』は連合国の押し付け憲法だから、自主憲法を作るべきだ」と登場。
一方、吉田茂氏は、疲弊した国民生活立て直しのために経済復興を優先し「金が掛かる防衛はアメリカに任せておけ
ばよい」と「押し付け憲法」を逆手に取り、今日の経済大国の礎を作り、吉田の意を汲んだ池田・佐藤・田中内閣で
高度成長を成し遂げ、世界第2番目の経済大国になり、国民の生活水準も上昇した。
岸元総理は、1960年安保改正で、国民の大反対運動にもかかわらず、議会での与党多数を背景に強引に成立させた
ことに対する責任を取って辞任した。(世論調査で支持率28%に急落)
TVによると、岸氏は80歳過ぎても「もう一度総理になって、自主憲法を作る」と執念を燃やしていとのこと。おじいちゃん子
の安倍総理は、おじいちゃんの気持ちを深く心に刻んだことは想像に難くない。おじいちゃんの執念が「三つ子の魂」になった。
岸元総理の意見を実現してくれるものとおじいちゃんが期待していた「中曽根総理」は、国会で「平和憲法」を改正しない
旨明言し、以後歴代内閣はそれを踏襲してきた。
尖閣、竹島、北朝鮮、南沙諸島問題などと同時に、米国の「国際警察のような力」に陰りが。ベトナム・アフガン・イラクなど戦争
で「財政悪化」、「多数の若者戦死」、「国民の厭戦ムード」と米国内状況変化、中国の軍備拡充、クリミアでの強硬ロシア、と
米国は重荷になってきた。
そこで、安倍総理のアメリカでの「口約束」。アメリカだは拍手喝采、日本では大ブーイング。
安倍総理は、おじいちゃんの執念から自分を解放するべきだ。
どうしてもと言うなら、憲法改正を堂々と国民に問うべきだ。憲法解釈だ、アメリカでの口約束だ、と姑息な手段ではなく。
おじいちゃんだって、「政治家のすることか?」と怒っている筈です。
兎に角、国民無視、憲法無視の安保関連法案を絶対廃案にしなければならない。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。
良識の府、参議院では、党議拘束ではなく、すべての党は議員一人一人の意見を吐露させるべきです。
おじいちゃん(岸元総理)の「自主憲法」執念に憑りつかれた安倍総理
7月18日のNHKスペシャルを見て、「安倍総理は、ああおじいちゃん子なのだなあ」との思いを強くしました。
岸元総理は、太平洋戦争開戦に踏み切った東條内閣の閣僚であり、アジア諸国・戦闘当事国や日本の国民の
多数の人々を死に追いやり、平穏な生活を奪い、塗炭の苦しみを押し付けてきた、まさにA級戦争犯罪人でした。
日本の武士道からは、戦争責任者は自ら潔く「切腹」して責任を全うすべきでした。近衛さんだけは、「天皇に対し
申し訳ない」と自殺したと聞いています。本当は、「アジア諸国民・日本国民に申し訳ない」筈だったのに。
巣鴨プリズン(戦犯収容所)で罪を償い、公職追放で社会的な制裁を受け、禊(みそぎ)は済んだと、政治家独特の
厚顔無恥の変節で政界復帰したのです。国際裁判はあったが、日本での裁判は無く、責任がうやむやのまま。
開き直った岸氏は、「『戦争放棄の平和憲法』は連合国の押し付け憲法だから、自主憲法を作るべきだ」と登場。
一方、吉田茂氏は、疲弊した国民生活立て直しのために経済復興を優先し「金が掛かる防衛はアメリカに任せておけ
ばよい」と「押し付け憲法」を逆手に取り、今日の経済大国の礎を作り、吉田の意を汲んだ池田・佐藤・田中内閣で
高度成長を成し遂げ、世界第2番目の経済大国になり、国民の生活水準も上昇した。
岸元総理は、1960年安保改正で、国民の大反対運動にもかかわらず、議会での与党多数を背景に強引に成立させた
ことに対する責任を取って辞任した。(世論調査で支持率28%に急落)
TVによると、岸氏は80歳過ぎても「もう一度総理になって、自主憲法を作る」と執念を燃やしていとのこと。おじいちゃん子
の安倍総理は、おじいちゃんの気持ちを深く心に刻んだことは想像に難くない。おじいちゃんの執念が「三つ子の魂」になった。
岸元総理の意見を実現してくれるものとおじいちゃんが期待していた「中曽根総理」は、国会で「平和憲法」を改正しない
旨明言し、以後歴代内閣はそれを踏襲してきた。
尖閣、竹島、北朝鮮、南沙諸島問題などと同時に、米国の「国際警察のような力」に陰りが。ベトナム・アフガン・イラクなど戦争
で「財政悪化」、「多数の若者戦死」、「国民の厭戦ムード」と米国内状況変化、中国の軍備拡充、クリミアでの強硬ロシア、と
米国は重荷になってきた。
そこで、安倍総理のアメリカでの「口約束」。アメリカだは拍手喝采、日本では大ブーイング。
安倍総理は、おじいちゃんの執念から自分を解放するべきだ。
どうしてもと言うなら、憲法改正を堂々と国民に問うべきだ。憲法解釈だ、アメリカでの口約束だ、と姑息な手段ではなく。
おじいちゃんだって、「政治家のすることか?」と怒っている筈です。
兎に角、国民無視、憲法無視の安保関連法案を絶対廃案にしなければならない。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。
良識の府、参議院では、党議拘束ではなく、すべての党は議員一人一人の意見を吐露させるべきです。