平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 64 おじいさんが悲しんでいる

2015-07-16 07:33:30 | 日記
     おじいさんが悲しんでいるんではないでしょうか

おぞましいあの戦争を遂行した東條内閣の閣僚だった御爺さん岸信介さん。A級戦犯だったけど、東條の方針に
反対を通した筋を曲げなかったおじいさん。

いつ何が起きるかわからなかった東西冷戦下、いろいろな見解が歴史学者にあるかも知れないが、戦前戦中の
日本を守ることの為に政治家として何をなすべきかを心底感じていた政治家魂が、日本国民の将来、日本の平和を
守るために、国民の全国的な反対の声にもかかわらず、政治生命を賭けてぎりぎり日米安保法案をごり押しして
成立させ、首相辞任しました。当時、私も高校生で日米安保に反対の熱の真只中でした。

今、東西冷戦は氷解し、岸内閣時には考えられないほどの、地球を何回も滅亡できる「核兵器」を国連安全保障常任理事国
が保有し、核廃絶はノーベル平和賞受賞のオバマ大統領が頑張っても成果上げられない状況であります。
今度、世界大戦になったら、人類の世界は終わるでしょう。

その様な時に、おじいさんは政治家としての在り方を、今の孫安倍晋三さんに、「お前、何しているのか?国民のため、
日本の平和の為に仕事しているか?」と嘆いている筈だ。

時計を後戻りさせるような、憲法解釈拡大で、戦争に結び付くような仕儀をお爺さんは絶対望んでいない。むしろ、御爺さんの
弟、佐藤栄作さんの様にノーベル平和賞目指して欲しいと思っているのではないでしょうか?
政治生命を賭けることに値する、政治家としての信念なのかと苦笑いしているでしょう。

今回の国民無視、憲法無視の強引な「安保関連法案」、御爺さんが日本の平和のために「アメリカ頼み」しかなかった世界情勢下、
と、アメリカの出る幕が減少した今、本当の「平和志向」のために必要かどうか?

おじいさんは、戦争放棄の憲法を持つ日本だからこそできる、「戦争が無い世界」 実現に尽力して欲しいと思っている筈です。