平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い61 集団的自衛権は中国を助けている

2015-07-13 09:47:09 | 日記
戦後70年 

     集団的自衛権や靖国問題は、矛盾だらけの中国が外に目を向け政府批判をかわす絶好の口実に

中国は一党独裁の国、民主化問題・民族問題・統制経済のほころび・高齢化・PM2.5や汚染水など環境問題など13億人の国民が
矛盾の渦の中で、沸騰爆発の危機に瀕しています。

徹底した反日教育とともに日本帝国主義時代の侵略戦争映画やTVドラマで、「鬼子(日本のこと)を許すことはできない」との
世論作りにやっきになっているところに、集団的自衛権や靖国問題は渡りに船、沸騰爆発の危機で頭を痛めている中国政府は、
「『鬼子日本』が侵略戦争の反省もなく、侵略戦争を正当化しようとしている」と国内の不満を逸らす絶好のチャンスにしています。
まだ外交的喧伝のうちは良いが、一党独裁の基盤の危機になれば、強大な武力を「鬼子日本を懲らしめるため」と世論操縦して侵略の暴挙
に出ることも懸念されます。

 しかし、侵略の暴挙はあり得ないでしょう。侵略の暴挙は中米戦争につながり、核兵器が飛び交えば世界は終りということを中米は勿論
核保有国の共通認識の筈だからです。そのことは、イラン・北朝鮮の核阻止に関する一連の動きが物語っています。

 集団的自衛権や靖国問題は、断末魔に近づいている中国の延命を助けるだけです。場合によっては侵略暴挙の絶好の理由にするかも。
集団的自衛権や靖国などで中国政府を助けるよりは、集団的自衛権含む安保関連法案や靖国参拝を止めて冷静な政治に徹し、
平和憲法を旗印に、国連を舞台にして世界平和実現のために一意専心努力することこそ日本の役割だと思います。

 さすれば「安倍総理のノーベル平和賞」が見えてくるのです。