平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い1009  民主的な方法が閉ざされているから、テロが

2017-12-29 10:19:43 | 日記
     平和への希い1009 戦後73年  
   民主的な方法が閉ざされているから、テロが  2017.12.29.
英国の亡きサッチャー元首相は、アイルランドの過激派が英国をテロの標的にしていた時に、
「テロリストが暴力を使うのは、民主的な方法が閉ざされていることを知っているからだ」と語り、
法の支配や自由の必要性を説いた。

今年7月9日、イラク・アバディ首相は、「イスラム国」が3年に渡り支配して来たイラク北部の最大拠点
「モスル」を制圧したと宣言、「イスラム国」の組織は崩壊、IS戦闘員は、世界に散って行った。

その後、8月にスペイン・バルセロナ(13人死亡)で、9月には、英ロンドン地下鉄(30人負傷)で、
カナダ・エドモントン(5人負傷)で、10月、仏・マルセイユ(2人死亡)と米・ニューヨーク(8人死亡)
で、11月に、エジプト・シナイ半島(300人以上死亡)で、12月の昨日には、アフガン・カブール
(40人死亡)で、自爆テロなどで市民や観光客を巻き込むテロが多発。
テロのリスクは、世界に拡散したのです。
武力で制圧しても、納得しないテロ集団は、武力で「恨み」を晴らすだけなのです。
こんなモグラタタキ方式で「テロ」を無くすことが出来ないこと、世界各国の首脳は解っている筈。
サッチャー元英首相が説いた、「閉ざしている民主的方法」を開かない限り、「話し合いの土俵」で決着する
ことを実現しない限り、テロは無くならないのです。どんなに難しいことであっても「話し合いの土俵」で。

集団的自衛権を誇らしげに掲げて、米国の手先になっていると世界から揶揄されている安倍政権、
東京オリンピックでのテロを、力で抑え込む戒厳体制で防げますか?
平和憲法を引っ提げて、「武力によらない紛争解決」を、世界に訴え、国連を舞台に、「話し合いの土俵」
実現へ努力を積み重ねることこそ、安倍総理・政権の取るべき行動だと思うのです。

ウォーキング中、寒風の中咲いているビワと東京のイチョウ、お花屋さんで出会った花です。

12月29日、「今日は何の日カレンダー」より
肉の日(毎月)▲平将門、京都に召喚される(935)▲松平家康が徳川に改姓(1566)▲イギリスでコーヒー
禁止例が発布(1675)▲米・マサチューセッツ州で、ズボンをはいた罪で、女性が逮捕される(1851)
▲東海道線急行列車に食堂車が登場(1901)▲日露戦争終結で乃木将軍凱旋(1905)▲孫文、革命政府の臨時大統領
に選ばれる(1911)▲ベトナムがフランスと独立協定を締結(1949)▲石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」封切り(1958)
▲イギリス、性差別禁止法施行(1975)