平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い989 平和が危ない、自己中心・頑迷固陋

2017-12-07 10:05:20 | 日記
     平和への希い989 戦後73年  
   平和が危ない、自己中心・頑迷固陋  2017.12.7.
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のメッカ(聖地)エルサレム。
 ユダヤ教・・・礼拝場「嘆きの壁」
 キリスト教・・・キリストが処刑されたとされている「ゴルダの丘」に立つ聖墳墓教会
 イスラム教・・・預言者ムハンマドが昇天したとされる「岩のドーム」
エルサレムは、古来、3宗教戦争の中心でもあり、植民地帝国が活躍以前から、中東戦乱の「火薬庫」だった。
第二次世界戦争後の民族独立運動、民主主義・社会主義などのイデオロギー、宗教等の混迷に加え、旧植民地
宗主国の石油資源や海上交通権(スエズ運河)などの利権争奪戦も加わって、世界の「火薬庫」となってしまった。
  
米・トランプ大統領は、6日、スラエルの首都を、エルサレムに決め、テルアビブにある米大使館をエルサレ
ムに移すことを決めた。

決めた背景が、お粗末。
大統領選挙戦で、トランプ支持基盤である共和党保守勢力のほぼ8割が、中東和平問題ではイスラエルを支持、
米大使館をエルサレムに移すという選挙公約した。今回、国際社会やイスラム諸国の反発で混乱必至なのに、
公約を優先したのである。

前大統領の政策やレガシーに全て反対するメチャクチャな公約が、殆ど実現できていないし、「ロシア疑惑」で
支持率は低位安定、「あせり」の結果らしい。

歳を取れば、頑固になるのはある程度解るのですが、火薬庫に火を投じるような、世界を揺るがすことを、自分
の公約優先で本当に暴発させるとは。
自己中心で、頑迷固陋のお粗末老人が、超大国の大統領なのです。
史上最低の「困ったチャン」、アメリカの皆さん、何とかして頂けないでしょうか。平和が危ない。

ウォーキング中に出会った花です。菊がキレイです。

12月7日、「今日は何の日カレンダー」より
◆大雪(二十四節気の一つ。雪が激しく降り出す)、神戸港開港記念日(神戸市)
▲幕府、神戸港を開港し大阪を開市する(1853)▲日本初のラグビーチーム、横浜在住の外人チームと対戦。
35対5で大敗(1901)▲東海地方の大地震と大津波で死者998人(1944)▲池田勇人蔵相「貧乏人は麦を食え」
と発言(1950)▲吉田内閣総辞職(1954)▲長崎市と米・ミネソタ州のセントポール市が初めて姉妹都市(1955)
▲長嶋茂雄(立教大)、巨人に入団決定(1957)▲東京タワー公開(1958)▲ローマ教王パウルス6世と東方教会
総主教アテナゴラスが911年ぶりに和解(1965)▲1961年スタートした米・アポロ計画、17号で最終(1972)
▲長崎市の本島市長、天皇には戦争責任がある、と発言し論争となる(1988)