平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1374 世界平和実現のための理想

2019-01-02 12:31:58 | 日記
     平和への希い1374 戦後74年  
   世界平和実現のための理想  2019.1.2.

1月1日、2日と快晴のさいたま市上空。1日の社会人駅伝に続き、今日は、大学生の箱根駅伝。
今年も、走っている選手の皆さんには申し訳ないのですが、おせちをつつき、一杯飲りながらTV観戦できる
こと、健康でいられること、戦争やテロがないことに感謝しています。
75年ほど前の1943年、兵力不足を補うために文化系大学生中心に学徒出陣させられ、戦死された多くの
学生の皆さんは、箱根駅伝の盛況をどのように見守ってくれているのでしょうか。
自分では選べない「生まれる時代」。
学生の皆さんばかりではなく、近隣諸国、対戦国の市民を含む数百万の皆さまの犠牲の上に築き上げられた
平和です。絶対おろそかに出来ません。

2015.21.24.の日経新聞によると、第二次世界大戦後70年間、戦争しなかった国は、8か国。
アイスランド、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、スイス、ブータン、日本。
(8か国については、国連平和維持軍に派兵している国もあり、諸説ある。)
日本は、戦争放棄の憲法9条に基づいて、1弾も撃っていない。
ところが、来年度予算では、防衛省予算が5兆2千億円。護衛艦「いずも」を戦艦に、アメリカから最新式
戦闘機105機(10兆円)5か年計画で買うらしい。
ストックホルムの国際平和研究所が2016年に発表した、軍事費の国別ランキングによると、
米・中・ロ・サウジ・印・仏・英に次いで、日本は8位。

戦争出来ない国の日本が、いつの間にか、軍事大国になっている
安倍政権の積極的平和論は、相手国の攻撃を諦めさせるために、武力増強すれば「抑止力」になり、戦争回避
できる、というのである。この論理で行けば、止めどなく軍拡競争が続くのです
戦争の火種が大きくなるのです。第二次世界大戦前に、安倍総理のお爺ちゃん・岸信介たちが、軍拡や満州侵攻
を阻まれて、国際連盟を脱退した日本を思い出させるのです。
積極的平和を言うなら、「世界の全ての国に、日本の憲法9条を掲げさせる」ことなのです
全ての国が、紛争解決に「武力」を使わなくなれば、国と国の戦争は無くなり、軍拡競争も必要無くなるのです。
「世界平和」を実現させる理想が「憲法9条」なのです

ウォーキング中に出会った花々です。

1月2日、「今日は何の日カレンダー」より
書き初め、初荷、初夢、皇居一般参賀、東京・箱根間往復大学駅伝(~3日)
▲江戸城で大奥の規則制定(1618)▲大坂城天守閣が落雷で焼失。現在の天守閣は1931年に復元(1665)
▲新島襄ら、日本基督教伝道会社設立(1878)▲上野動物園にライオン、おめみえ(1902)▲乃木希典、
ロシア軍の要塞・旅順を開城(1905)▲日本軍マニラを占領(1942)▲皇居参賀の群集が混乱し、死者16人
を出す(二重橋事件)(1954)▲ソ連が世界初の月ロケットの打ち上げに成功(1959) ▲初の怪獣番組「ウルトラQ」
スタート(1966) ▲ロシア・ナホトカ号日本海で座礁、船体断絶し大量の重油流出で漁業などに大打撃(1997)