平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1427 介護現場の苦悩

2019-02-24 10:18:25 | 日記

先日、傾聴活動で訪問している、小規模多機能型介護センターの、定期的な意見交換会(運営推進会議)で、
介護現場で苦労されている話を伺い、考えさせられた。
小規模多機能型介護センターは、2006年4月から始まった地域密着型サービスで、地域の60歳以上の
介護を必要とされる方々に対して、デイサービス場所を提供したり、家庭訪問介護をしたり、短期宿泊サー
ビスなど、小規模で家庭的雰囲気な介護サービスを提供している施設。

この施設は、施設長とスタッフ、地域の民生委員、社協スタッフ、区役所介護課スタッフ、ボランティアなど
と定期的に運営推進会議を開催し、より良い介護の在り方を追求しているのです。

利用者さんと地域交流のため、納涼会・クリスマスなど季節ごとのイベントや、地域の元気な高齢者と一緒に
百歳体操やヨガをする機会を作るなど、きめ細かい心配りで「寄り添うサービス」に、いつも感心しています。

何より、不自由な利用者さんでも、「自分のことは自分でやりたい」というお気持ちを大事にしたい、
ご本人が「出来ること」「したいこと」を支援したい、と頑張っている話に心が温かくなりました。
ご自分で食事したいが、不自由のため、出来ない。介護だからと、スタッフがやって上げれば、簡単だが、
「自分のことは自分でやりたい」という強いお気持ちを大事に、1時間以上も掛かったが、出来た時の
利用者さんの笑顔に、「ヤッタあ」と、利用者さんのお気持ちに「寄り添う」ということの大切さを教えられ
た、と話すスタッフの方に、大感動しました。

しかし、スタッフ不足で、毎度毎度お一人に、そんなに時間を割けない現実に、利用者さんの「自分のことは
自分でやりたい」というお気持ちに沿えない、と述懐していられました。

喜寿の私にとっては、「他人事」ではないだけに、人手不足、外国人労働者受け入れの国会論議の苦悩が、
介護現場で毎日繰り返されて事実に、改めて、少子高齢化社会の福利行政の在り方の難しさを実感しました

「1兆円もかけて、使えない戦闘機を購入している場合か」と、つい愚痴りたくなる。
ウォーキング中に花屋さんで出会った花。丸坊主の木。

2月24日、「今日は何の日カレンダー」より
鉄道ストの日、大喪の礼
▲後醍醐天皇が隠岐を脱出、京都に向かう(1333)▲ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改正して
制定(グレゴリウス暦)(1582)▲ペリー一行、横浜で電信機の実験(1854)▲幕府、裁縫ミシン講習会(1868)
▲天皇が東京に滞在中は太政官を東京に移す(東京遷都)(1869)▲明治政府、キリスト教を解禁(1873)
▲イギリスで初クロスカントリー選手権開催(1877)▲日本鉄道会社機関手ら400人、鉄道初のストライキに
突入(1898)▲日本平民党が日本社会党に合流、第1回大会開催(1906)▲尾崎行雄ら政友倶楽部を結成(1913)
▲直木三十五、没。43歳(1934)▲「月光仮面」放送開始(1958)▲新宿御苑で昭和天皇大喪の礼(1989)