
このような「日」があること、23日の、新聞記事「平成の天皇と皇后 30年の歩み」で、今頃知りました。
1952年4月28日は、サンフランシスコ講和条約が発効した日。
日本が連合国による占領支配から脱し、国家主権 を回復した日(4月28日)なのです。
2013年4月28日には、安倍晋三政権が、政府主催 による初めての式典「主権回復・国際社会復帰を記念
する式典」が憲政記念会館で行われた、とのこと。
天皇は、
「講和条約が発効した時、沖縄は米軍占領下にあり、日本ではなかった。太平洋戦争で、日本で唯一の地上戦
が行われ、ひめゆり部隊はじめ、市民を巻き込んだ悲壮な結末を迎えた沖縄の人々のお気持ちを考えると、
日本が連合国による占領支配から脱し、国家主権 を回復した日として祝えない」
とのお考えだったようで、式典出席に、難色を示されていたようです。
沖縄の人々は猛反発、「4月28日を主権回復の日とするなら、沖縄は日本ではないということか」と。
沖縄では、抗議のため、日本から切り離された『屈辱の日』として、市民団体が、4.28「屈辱の日」沖縄大会
を開いた。戦争戦後を通じて、本土と分断されてきた苦難の沖縄が、日本政府は、「また、沖縄を切り捨てる
のか」と、怒ったのです。
天皇ご夫妻が、皇太子時代に初めて、沖縄を訪れた時、火炎瓶を投げ付けられた。
それでも、「沖縄の人達が被ってきた苦難の深さを思い」、その後も、何度も沖縄を訪れ、沖縄の人々の
お気持ちに寄り添い続け、沖縄からも「平和」の大切さを発信し続けていらっしゃるのです。
出席するなら、沖縄への思いを込めた「お言葉」をとご希望されたが、「式典への批判になる可能性がある」
とのことで、周囲の説得で、「お言葉」無しのご出席だったとのこと。
モリカケ疑惑などやりたい放題の安倍政権が、この頃から芽吹いていたのか、と改めて、怒り心頭。
ウォーキング中に出会った花、花屋さんの店先は春に向かっています。



2月25日、「今日は何の日カレンダー」より
夕刊紙の日
▲天武天皇が律令の制定を命ずる(681)▲菅原道真、59歳で病死(903)▲カトリック教会、エリザベス1世を
破門(1570)▲箱根用水、完成(1670)▲「旬刊朝日」が創刊される。後の「週刊朝日」 (1922)▲旧円と新円の
交換が始まる(1946)▲買い出しで満員の列車転覆。死者174人、負傷者800余人。 八高線列車転覆事件(1947)
▲歌人・斉藤茂吉、没。70歳(1953)▲タブロイド判、駅売り専門の「夕刊フジ」創刊。夕刊紙ブーム(1969)
▲フィリピンでアキノ新大統領の就任式。20年のマルコス政権崩壊。マルコス夫妻はアメリカへ亡命(1986)