平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1569 ああ、DⅤも、引きこもりも・・・

2019-07-19 10:25:15 | 日記

昨日は、傾聴ボラティア「あゆみ」の有志による勉強会グループ「アイリス」が、さいたま市の「出前講座」をお願いして、
「DⅤの被害者・加害者にならないために」の勉強会を開催した。
DⅤが起きる原因、加害者の特徴、被害者が受ける心身の傷、子供への影響、DⅤに関する法律、国や地方自治体
や警察の対応など、解りやすく説明・解説して頂いた。また、生々しい実例の紹介もあり、心が痛みました。

「パートナーを、所有物のように考え、理由を付けて暴力を正当化する」
「暴力は、手っ取り早く、相手を自分に従わせる手段である」
「被害者は、
『見捨てられたり、離婚したりしたら、自分の力では、生活出来ないかも(不安)』
『加害者が、暴力を止めるように、変るかもしれない(期待)』
『家庭内のことは、世間に知られたくない(社会的に孤立)』
 などから、暴力に耐える。」
加害者は、被害者が耐え、世間に訴えないことを解っているので、暴力をエスカレートする。
被害者は、殴る・蹴るなど続く暴力や威嚇で、気力も体力も低下して、無気力・無抵抗になる。悪循環になる。

平成13年に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(H25年には、内縁など事実婚に拡大)」
が出来、「家庭内のこと」として取り扱われていなかった「家庭内暴力」は犯罪となり、警察が介入可能となった。
法律に基き、自治体は、相談窓口・被害者一時避難所など設置、被害者救済活動をするようになった。
また、保護命令制度で、加害者に「被害者に接近禁止命令」や「電話など禁止命令」、「加害者を、同居する住居
から追い出す退去命令」も出来るようになった。
H28年度、警察庁の発表によると、DⅤ被害件数は、約7万件。
世間体や、加害者への恐ろしさで、表に出ない隠れDⅤも多いようだ。法律を作っても、DVは無くならない。
DVや引きこもりは、法律や自治体の努力も必要だが、根本から「無くす」決め手にならないのが歯がゆい。
動物である人間のサガ(性)なのだろうか、と、DV加害者に似ているトラさんの顔を思い出し、
無力感に打ちひしがれる思いでした。

ウォーキング中に出会った花々です。

7月19日「今日は何の日カレンダー」より
女性大臣の日、トークの日(NTT) (毎月)
▲頼朝、奥州征伐に出発(1189)▲蝦夷・渡島大島が噴火、大津波が発生。松前藩領内溺死者1467人(1741)
▲高田屋嘉兵衛(31)が択捉島航路を開拓、国後島から択捉島到着(1799)▲日本初の種痘、成功(1849)
▲山岡鉄舟、胃がんで没。53歳(1888)▲第1回ツール・ド・フランス(1903)▲ヘルシンキの第15回オリンピック
に日本が戦後初参加(1952)▲池田内閣の発足で日本初の女性大臣(厚相・中山マサ)誕生(1960)▲東京女子医大の
今井通子・若山美子が女性初のマッターホルン北壁登頂に成功(1967)▲沖縄国際海洋博覧会開幕(1975)▲モスクワ
五輪開催。ソ連のアフガニスタン侵攻にともない東西関係は悪化。日、米、中国などボイコット(1980)▲ヤクルト
の古田選手、オールスター戦でサイクルヒット(1992)▲参議院選社党のアイヌ民族出身の議員誕生(1994) ▲九州・
沖縄サミットを記念して、2000円札発行(2000)▲前日の京都アニメスタジオ放火火災で33人死亡判明(2019)