平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1554 トラさん、国連の創立趣旨を

2019-07-04 10:11:31 | 日記

アメリカファーストのトランプ流が、世界を相手に貿易戦争を仕掛け、ギクシャクしている。
トラさんは、「日本や中国など、世界の国々は、アメリカを食い物にして、発展してきた」
だから、公平な貿易基盤を作り直すのだ、と口角泡を飛ばして、吠えているのだ。

人類の原始時代、動物の世界同様、生きて行くために必要な「食べる物」を確保するための縄張りの争奪戦
だった。
第一次・第二次大戦も、持てる国(植民地帝国)と持たざる国(植民地獲得に出遅れた国)との、生活に必要
な「資源・食糧など」の争奪戦が根底にあった。
持てる国が、自国保護のために、資源や食糧を、持たざる国に売らなかったり、制限したりして、持たざる国
にとっては、死活問題になる。持てる国に向かって、「おれにもよこせ」となる。

日本が、韓国・中国を侵略し、挙句の果てには、アジア全域の欧米の植民地争奪を目論んだのは、死活問題を
解決するために、追い詰められ、暴発せざるをえなかった、という一面もあった。
日本は、自ら、国際連盟という「話し合いの土俵」から下りてしまった。
これ幸いと、欧米各国は、強大な軍部独裁国家日本に経済制裁など、「兵糧攻め」で「暴発」させ、叩き潰す
大義名分を作った。結果、欧米の目論み通り、日本はコテンパンにヤラレた。

国民の生活を支える「経済」がおかしくなれば、国民の不満は膨らみ、米騒動のように、政治は揺れる。
米中貿易戦争は、米中国民の生活基盤である、「経済」を揺るがす大問題で、急激に極端な結果を出そうとすれば、
国民感情のぶつかり合い、更には、武力による「国益確保」に繋がり、馬鹿げた戦争の繰り返しになる。

トランプ流貿易戦争は、急激過ぎて、国民感情のぶつかり合いを引き金に、武力戦争に発展する危険がある。
国際連合を作った中心国アメリカが、国際連合の創立趣旨の1つ、
寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力
を合わせよう」を、ぶち壊してどうする?

ウォーキング中に出会った花々。

7月4日「今日は何の日カレンダー」より
梨の日、那須の日、アメリカ独立記念日
▲西園寺公経の船、宋から帰還(1242)▲アメリカ、英国からの自由と独立を宣言(1776)▲英オックスフォード大学
の数学教師チャールズ・ドジソンが、友人アリス・リデルのために作った「不思議の国のアリス」出版(1862)
▲露国軍艦一艘、北蝦夷地久寿内へ渡来。男女100余人が上陸駐屯(1865)▲フィリピン共和国成立(1946)
▲初の経済白書、社会党片山内閣により発表(1947)▲第一回プロ野球オールスター・ゲーム(1951)▲破壊活動防止
法、成立(1952)▲新東京国際空港、成田に決まる(1966) ▲首都高速都心環状線が全通(1967)アメリカの火星探査機
が火星着陸(1997)▲アメリカ「自由の女神」一般公開再開(2009)