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昨日の日経新聞「オピニオン」。アジア・エディター ジャミール・アンデリーニさんは、論説で、
新型コロナウィルス肺炎登場が、中国古来の「天命」「朝代循環」の流れに沿っているかも知れない、と、
習近平王朝の終焉を早める可能性を示唆しています。
歴代王朝が興隆し、繁栄し、衰退し、「天命」を失い、次の王朝に打倒されるという「朝代循環」。
天が怒っている時は、民衆が反乱を起こす権利も暗黙うちに認められ、天災、飢饉、疫病、侵略、民衆の
武装蜂起など「天命」が離れた兆候が出て、新しい王朝が取って代る「朝代循環」。
武漢の眼科医李文亮さんが、2月7日に死亡した。
李文亮さんは、「奇妙な新しい肺炎」についた警告を発したが、他の医師7人と一緒に、警察に呼び出され、
自白書と、今後「噂」を広めないという「訓戒書」に署名させられた。そして、李医師も感染、死に至った。
最高裁に当る最高人民法院が、警察を非難、警告を発した医師等を称賛。
李さんの死亡を発表したのは、国営メディア。
投獄覚悟で、率直にモノを言う学者や知識人が共産党を非難し始めた。
「党は実績に基づく支配の正当性を失った」というのだ。
共産党が支配する強大な言論統制体制が、「言論の自由を求める、ネット上に溢れる要求」も加わわって、
検閲官は対応しきれず、ほころびが生じ、今後のコロナウィルスの行方次第で、習体制の存続が左右される
ことになりそう。
コロナウィルスが、今後数週間以内に抑えられ収束すれば、習主席は、地方政府の危機対応担当者に責任を
なすりつけ、自身には責任が及ばないようにできる。
いずれにしても、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故同様に、独裁体制の虚偽と隠ぺい体質が国民の前に晒され
ることになるかどうか、によるのだ。強権で抑えられてしまうのか、上海騒乱と合わせ心が痛む。
ウォーキング中に出会った昨年撮った花。
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2月15日、「今日は何の日カレンダー」より
春一番名付けの日、お菓子の日(毎月)
▲元明天皇、新京造営の詔(708)▲清原夏野ら養老律令注釈書「令義解」完成(833)▲藤原清衡が平泉に中尊寺
建立(1105)▲猿若(中村)勘三郎が猿若座(のちの中村座)を興し、歌舞伎興行(江戸歌舞伎の始め)(1624)
▲オーストリアとプロシアの7年戦争終結(1763)▲西郷隆盛が挙兵し鹿児島を出発。西南戦争始まる(1877)
▲徳富蘇峰が「国民之友」を創刊(1887)▲全日本スキー連盟創立(1925)▲日本軍がシンガポールを占領、
ジャワ攻略作戦、開始(1942)▲世界最初の真空管電子計算機の完成式(1946)▲婦人警官、誕生(1947)
▲初の人間国宝指定(1955)▲東京・日劇ミュージックホールのさよなら公演。半世紀の歴史を閉じる(1981)
▲国際科学技術財団が創設した顕彰事業、第1回日本国際賞、決定(1985)▲フィリピン大統領選挙開票結果に
50万人抗議(1986)▲長野冬季五輪、ジャンプ・ラージヒル 船木「金」 原田「銅」。スピード男子千 清水2個目
のメダル「銅」(1998) ▲米でYouTube設立(2005)▲リビア騒乱(2011)▲ロシアに隕石落下多数の負傷者
(2013)▲米、メキシコとアメリカの壁建設でトランプ大統領非常事態宣言(2019)