衆参予算委員会で、連日、「学術会議推薦の6人を菅首相が任命しなかったことの理由」で揉めている。
菅首相は、「人事に関することで、(何故、6人を任命しなかったかは)答えを控える」「法律に基いて
私の権限で決めた」
野党は、「法律に、首相の権限とは決めていない。任命拒否は違法だ」
立法が仕事の国会で、「合法」「違法」で押し問答している。
南沙諸島に人工島を作ってしまった中国、フィリピンなど周辺国の訴えで、ハーグ国際司法裁判所の
「常設仲裁裁判所」は、中国の人工島は国際法上認めない、と判決。
中国・習政権は、仲裁裁判所の判決を拒否し、人工島を作ってしまった。
仲裁裁判所の判決には、法的拘束力はあるが、裁判所は人工島を壊わさせる権限(執行権限)はないので、
中国はやりたい放題のまま。米中の戦艦が、睨み合う状況は続いている。
前の首相、安倍晋三さんは、誰が見ても、憲法9条違反の「集団的自衛権」を含む「安全保障法」を強引に
成立させ、戦争放棄が憲法で決められているのに、同盟国アメリカが攻撃されたら、日本が攻撃されたと
同じだから、アメリカと一緒に戦うことが出来るという、法律を作ってしまった。
ソクラテスは、「悪法も法なり」と言って、死刑の毒薬を飲んで死んだ、と伝えられている。
人間がつくる「法律」。完全なものは無いとは言え、政治家が、「法律」をタテに、国民を欺いたり、国民
を不幸に導いたりすること、良くあることだ。
法を隠れミノにして、政治家のエゴを実現することも多い。気を付けなくては。
ウォーキングちゅうに出会った花と雲。カラスウリも赤くなりました。
11月5日、「今日は何の日カレンダー」より
電報の日、雑誌広告の日(日本雑誌広告協会,1970)
▲坂上田村麻呂、征夷大将軍に(797)▲岩倉具視全権大使、英国女王に謁見(1872)▲島村抱月没47歳(1918)
▲虫歯デー初実施(1920)▲英考古学者、ツタンカーメンの墓発見(1922)▲NHK初めて全国中継放送(1928)
▲東京科学博物館開館(1931)▲山梨県の大菩薩峠で武闘訓練中の赤軍派を警視庁が逮捕(1969)
▲パンダのランラン、カンカン初公開(1972) ▲宮澤喜一内閣発足(1991)▲レーガン元米大統領アルツ
ハイマー公表(1994)▲米・クリントン大統領再選(1996)▲イラク元大統領フセインに死刑判決(2006)
▲尖閣諸島での中国漁船衝突映像流出事件(2010)▲タックス・ヘイブン取引、1340万件公開(2017)