
米中の覇権争いが、第二次世界大戦の前の状況に似てきた。
中国の「一帯一路」、南沙・尖閣など国境問題、上海の民主弾圧・台湾の中国取り込み、新疆自治区圧政
など、米欧中心に「対中国包囲網」が出来、日米同盟の日本も、包囲網の一国に組み込まれている。
菅総理訪米で、「台湾」を守ることを、共同声明に盛り込むなど、嬉々として、帰国したが、果たして、
日本の国益、世界の平和のタメニなるのだろうか。
中国とロシアは、米欧日など、包囲網国に反発。
「民主主義こそ正義」の包囲網の国々と、「独裁専制こそ正義」の中ロと中ロを応援する国々、の色分
で、第二次世界大戦に突入する前の、欧米植民地帝国包囲網をぶち破るために暴発せざるを得なくなった
日本・ドイツ・イタリアの様相に似てきた。
暴発させて、叩き潰す、という手法は、植民地帝国主義の常とう手段。とても、民主主義とは言えない。
暴発国は悲惨な敗戦でボロボロに、包囲網の中心だった英仏など植民地帝国も、帝国内の独立戦争、
反共産主義戦争でクタビレ果てる。
戦場にならなかった、資源自給大国アメリカだけは、ボロボロにならず、世界の1強に。一緒に戦った、
ソ連・中国は、共産主義の1党独裁政治、民主主義や博愛主義のキリスト教を拒否、東西冷戦になる。
共産同盟国を守るための戦費や国民の不満で、ソ連崩壊、東西冷戦は無くなったと思ったら、また、
トランプがかき回し混沌となった世界の覇権を争っている。
コロナ発生源・ワクチン問題が、中国包囲網に複雑に絡み合って、ツノ突き合わせている。
「戦争の歴史を繰り返している人間」のアサハカサ、人間のゴウ(業)の深さ、に、タメ息が出る。
何のために国連を作ったのか。
「寛容を実行し、善良な隣人として互いに平和に生活し、国際の平和と安全を維持するために、我らの力を
合わせよう」の、国連を創建した時の気持ちを、世界の政治家は再確認して欲しい。
日本は、徒党を組むような「包囲網」よりは、国連中心主義で、世界平和を達成する努力をすべきなのだ。
ツノ突き合わせ、軍拡競争して、人類は幸せになれない。
軍拡競争分を人類の福祉に回してこそ世界平和が達成できる。
ウォーキング中に出会った花々。





5月8日「今日は何の日カレンダー」より 世界赤十字デー、松の日、米の日(毎月)
▲ジャンヌ・ダルク、オルレアンを解放(1429)▲大坂城、落城。大坂夏の陣が終結(1615)▲イギリスで初の
国際ヨットレース(1849)▲コカ・コーラ誕生。薬屋のベンバートンがカフェイン、コーラの木の抽出液と
多数のオイルを使用発案。販売権を得たキャンドラーが、1890年コカコーラ・カンパニー登録(1886)
▲台湾島民を日本国籍に編入する(1902)▲米軍基地拡張に反対する砂川闘争始まる(1955)▲富山県イタイ
イタイ病が公害病に認定(1968)▲育児休業法成立(1991) ▲横浜・八景島シーパラダイスオープン(1993)
▲北朝鮮亡命者中国の日本領事館へ駆け込む(2002)▲大津市で右折車が園児の列に、園児2人死亡、
16人負傷事故(2019)