平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2204 2度と戦争出来ない国

2021-05-04 11:26:35 | 日記

日本軍国主義が起こした、中国侵略戦争、太平洋戦争。完膚なきまでに、敗れ、無条件降伏。
連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ= General Headquartersの略称)は、軍国主義の元になった法律・
政治経済の仕組みや制度・教育・歴史・文化など、全てを否定、根こそぎ取り除こうとした。
そして、日本を2度と戦争出来ない国にした。それが、憲法9条。
憲法9条
  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力に
  よる威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2 前項の目的を達するため、陸空海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
   これを認めない。」

「押し付けられた憲法で、気に食わない」「世界の情勢に合わない」「国連軍に加わって、世界平和のため
の貢献が出来ない」など、この憲法9条を変えたいという動きが、自民党保守層中心に根強くあるようです。
2016年、安倍政権は、「国の交戦権は、認めない」という憲法があるのに、集団的自衛権を含む安保法を強引
に成立させてしまった。
集団的自衛権は、「同盟国・アメリカが攻撃されたら、日本が攻撃されたと同じ。だから、アメリカと一緒に
戦うことが出来るのだ」ということなのです。
憲法9条では、「国の交戦権は、これを認めない」。自衛だろうが、集団であろうが、武力による交戦は、
認められない、憲法9条がある限り、集団的自衛権を発動出来ないのです

憲法9条があったから、世界各地に戦火があったにも拘わらず、75年間、日本は戦争に巻き込まれなかった
尖閣周辺で、中国が威嚇や挑発しても、海上自衛隊も海上保安庁も、絶対に武力で追い返すことが出来ない。
9条を変えて、自衛隊を防衛軍とし、防衛のための武力行使はしても良い、となったら、「2度と戦争出来ない
国日本」では無くなり、「中国の尖閣侵害は、緊急事態だから国民は我慢せよ」と、ズルズルと国民は、戦争に
巻き込まれていくのです。
「やられっぱなし」が気に食わない、という国民感情を煽って、自衛隊を「国防軍」にしたいのが、改憲を主張
する政治家や、安倍政権を引き継いだ菅政権の狙いなんです

やられたらやり返す、そんな泥沼戦で平和を達成できる筈がないのです。
無謀な戦争で迷惑掛けた日本だからこそ、憲法9条を守り、正義と秩序を基に、国際平和に貢献、国連を舞台に、
「話し合い」の土俵で解決を図ること、世界全ての国に、憲法9条を取り入れるよう、粘り強く働きかけること
ができるのです

世界の全ての国が憲法9条を取り入れたら、少なくとも、「国と国の戦争は無くなる」のです。
菅政権は、現実論を振り回し「抑止力」と言って、使えない武器の軍拡競争に巻き込まれ、無駄な軍備をせず、
憲法9条こそ、戦争を無くす理想の「抑止力」だということを、世界に、胸を張って、主張し続けて欲しい

ウォーキング中に出会った花、オダマキ

ヤマボウシなど。

5月4日「今日は何の日カレンダー」より みどりの日(1989)、ラムネの日、ファミリーの日、競艇の日
▲藤原保則が陸奥の蝦夷制圧に出発(878)▲伏見城の天守閣、完成(1597)▲エブソムでダービー初開催(1780)
▲千葉勝五郎がラムネの製造販売許可を得る(1872)▲西郷従道と大久保利通の会見で台湾出兵が決まる(1874)
▲独・仏・露、三国干渉。政府が遼東半島の全面放棄を決める(1895)▲第一回全国中学校陸上競技選手権大会
開催(1919)▲プロ野球第一号本塁打(1936)▲TBSが外科医師の物 語「ベン・ケーシー」の放送を開始(1962)
▲堀江謙一、ヨットで世界一周に成功(1974)▲女性初のマナスル登頂に日本女性山岳隊が成功。女性で初めて
8000メートル以上の山征服(1974)▲サッチャー、英国史上初の女性首相に(1979)▲ソ連崩壊(1990)▲奈良県
で女子中学生殺人事件(1997)▲大阪ステーションシティオープン(2011)▲徳仁(なるひと)天皇即位後初の
一般参賀(2019)