
米国の国防費は、2022年度、約83兆円(前年比1.6%増)になるようだ。(総予算は、660兆円)
日本の予算総額は、107兆円。国債費を除けば、約83兆円。
日本は、83兆円が、社会保障、地方交付、公共事業、文教・化学新興、防衛、災害対策などに使われる。
(うち、防衛費は約5.3兆円。)
「中国がもたらす試練への対処に注力した予算」と国防長官が議会で説明している。
要するに、中国の軍事力強化に対抗するために、日本など同盟国と中国包囲網を強化し、「抑止力」を
高めるために、最新式の武器を開発し、アメリカの防波堤となる日本などの米軍基地に配備するための
予算が膨らんでいる、ということ。
大日本帝国が、ロンドン軍縮会議などで、空母など軍縮を強いられ、満州侵攻を追及され、軍縮会議や
国際連盟を脱退、経済制裁され、中国や東南アジアにある欧米の植民地の資源を「分捕る」しか生きる道が
無い、と、悲惨な太平洋戦争になってしまった。軍拡競争のバカバカしさを証明している。
仮想敵国をつくり、「敵国が攻めてきたら、倍返ししてやる」と軍事力を強化する。
敵国が、攻撃してもカナワナイと思えるような軍事力を、「抑止力」という大義名分のもと、お互いに
軍拡競争をして、国民の税金を無駄使いしているのだ。
世界に、13000発の核兵器があり、核兵器を搭載して、世界のどこまでも届くミサイルがあり、宇宙から
見張られ、情報がすぐに世界を駆け巡る現在、ハワイ奇襲が出来た時代とは、雲泥の差がある。
人類の滅亡に繋がる、第3次世界大戦は、起こせないこと、ふつうの常識ある人なら解っている筈。
国際連合は、第1、2次世界大戦の反省のもと、何としても、世界大戦を起こしてはいけない、として
できたのに、国連の安全保障理事国、米英仏対中ロが、お互いに仮想的国にして、軍拡競争している。
しかも、この5カ国が、世界の核兵器13000発の殆どを持っているし、核兵器搭載できるミサイルも持って
いるのだ。
核ミサイルが飛びかっても、自国だけは生き残れると思っているのだろうか。
仮想敵国を作って軍拡競争するよりも、核兵器全廃、軍縮競争をすることでこそ、お互いの国が生き残れる
はず。世界の人々が「普通の生活を送れる平和」を喜べるはずだ。
もっと、国連が出来た理念を大事にして、国連中心に話し合いで紛争解決するよう徹底するべきなのだ。
使えない、膨大な、無駄な国防予算を、コロナ対策など社会福祉に回すべきなのだ。
ウォーキング中に出会った花。



置物のワンちゃんです


5月30日、「今日は何の日カレンダー」より 文化財保護法公布記念日(文化庁)、530(ゴミゼロ)デー
お掃除の日(1986)、掃除機の日、児童福祉法公布記念日、業平忌、みその日(毎月)
▲ジャンヌ・ダルク、ルーアンで火あぶりの刑に。19歳(1431)▲新撰組の沖田総司が結核で没。25歳(1868)
▲アメリカ自動車レース 第一回インディ500開催(1911)▲逓信省が浜地常康に私設無線電話を許可する(初の
アマチュア無線の認可)(1921)▲最後の戦犯仮出所。「巣鴨プリズン」消える(1958)▲英労働党が保守党を破り、
初めて第1党となる(1929)▲間島で朝鮮人の反日武装暴動(1930)▲ドイツ民主共和国憲法が成立、東ドイツが
誕生(1949)▲米原子力潜水艦、横浜に初寄港(1966)▲消費者保護基本法が公布施行(1968)▲テルアビブ空港銃
乱射事件。日本人ゲリラらが26人殺害(1972)▲消費者保護基本法公布(1968)3784人(1882)
▲白鵬、横綱に。22歳(2007)▲民主・社民・国民新党の鳩山連立内閣から社民党が離脱(2010)
▲小笠原諸島西方沖地震、母島と神奈川二宮町で震度5、震源の深さ682kmM.8.1(2015)、