昨日の、日経コラム「春秋」で、入社式を終えて、社会人1年生になった皆様へ、エールを送っていました。
その中で、社会人1年生の皆様へ「いましめ」の思いと、春秋氏ご自身の「いましめ」のために、向田邦子さんの随筆「一人を慎む」を紹介されていました。
向田邦子さんが、33歳で、はじめて、一人暮らしを始めた時の、心境をつづった小文です。
「ある日、『急激にお行儀が悪くなっている自分』に気がついて、ドキンとした。
炒めた食材を、フライパンから直接食べる、風呂上がりに、下着姿のまま電話を取る、家族の視線がなくなって、
居住まいが崩れたことを、『これはお行儀だけのことではない』『精神の問題だ』と猛省。
自由は素晴らしい、『でも、とても恐ろしい』一歩間違えば、自堕落に陥ってしまう」
と、戒めているのです。
春秋氏は、
「年齢を重ねるほどに、人生から『始めて』は減っていく。それでも。時々は、この、向田さんの言葉を取り出して、我が身と精神が崩れていないか」、点検されているとのこと。
私の、新入社員の頃の失敗場面を思い出し、また、現在の、「独居老人」一人暮らしの様を思い、身が縮みます。
「自由はとても、恐ろしい」を肝に銘じて、歳なりの健康で、年金生活の中で、自由を楽しめる毎日を送りたい
なあ、と、向田邦子さんと、春秋氏に感謝です。
他人様のことを、とやかく言えない我が身ですが、自由民主党一部有力幹部議員の皆様、やりたい放題の自由
で、国民からひんしゅくの批判を浴びています。「自由はとても、恐ろしい」を、猛省してほしい。
4月2日、「今日は何の日カレンダー」より 500円札発行記念日、週刊誌の日、図書記念日、子供の本の日
▲信長、上京を焼き払う(1573)▲平戸のオランダ人に長崎出島への移住を命ず(1641)▲世界初のゴルフオープン
競技会、スコットランドのリースで開催(1744)▲江戸新吉原、全町焼亡(1744)▲文部省が東京湯島に「東京書籍
館」を設立。近代図書館の始まり(1872)▲「サンデー毎日」「週刊朝日」創刊(1922)▲上野駅新築工事完了(1932)
▲五百円札初登場(1951)▲高村光太郎、没(1956)▲田中前首相、田中派の七日会でロッキード事件との関係を
全面否定(1976)▲アルゼンチンがイギリスと領有権を争っているフォークランド諸島を占領。 フォークランド
紛争始まる(1982)▲日本初開閉式福岡ドームオープン(1993) ▲小渕総理緊急入院意識不明(5/14死亡)(2000)
▲ソロモン諸島沖地震で津波発生20名以上死亡(2007)▲中国の宇宙ステーション大気圏に突入(2018)