平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い640  テロ、とどまることのない、恨みの連鎖 

2016-12-21 08:02:32 | 日記
   平和への希い640  戦後71年  
 テロ、とどまることのない、恨みの連鎖  2016.12.21.
27年前の1989年12月21日、ベルリンの壁取り壊しが始まりました。東西冷戦の終結の象徴と
なり、平和の象徴になったベルリン。そのベルリンでの惨事。
19日夜、ベルリン中心部のクリスマス市にかなりのスピードのトラックが突入、12人が死亡、
48人負傷。
今年7月、フランス南部のニースで花火見物客にトラックが突入、86人が死亡。イスラム国が犯行
声明。
19日、トルコの首都アンカラでロシアの駐トルコ大使が、写真展の開幕スピーチ中に背後から銃撃
され死亡。犯人は「アレッポを忘れるな。シリアを忘れるな」と叫んだ。

12月14日未明、ロシア支援を受けたアサド政権軍の攻勢で、シリア反体制派は反体制派の最大拠点
のアレッポから撤退することに合意し、停戦することになった。
国連安全保障理事会の緊急会合で、ロシア国連大使は、「アレッポ東部の軍事行動は終わった」と指摘。
潘基文国連事務総長は、「ロシア・シリア政権軍による空爆や処刑により、多くの市民が殺され
ている」と発言するなど、緊急会議では
シリア政権とロシアに対する非難が相次いだ。
武力による泥沼抗争が、恨みを産み、恨みが更なる恨みを産み、とどまることが無い恨みの連鎖で地獄に
なるのです。テロの連鎖は、恨みの連鎖なのです。

フランス大統領府やEUのトゥスク大統領もドイツへの連帯感を表明しているが、恨みの連鎖を止める
ことは出来ないでしょう

武力によって解決しようという手法を止めない限り、恨みの連鎖はなくならないのです。
今年、ウォーキング中に出会った花や風景、再登場。

12月21日「今日は何の日カレンダー」より
◆冬至(二十四節気の一つ。陽光が最も弱く昼間の最も短い日)
▲メイ・フラワー号に乗ったイギリスの清教徒たちがアメリカ大陸のプリマス・ロックに上陸。
アメリカ開拓はじまる(1620)
▲伊能忠敬が蝦夷南東海岸と奥州街道の略測図を勘定所へ提出する。日本初の実地測量地図(1800)
▲「赤城の山もこよい限り」国定忠治41歳で刑死(1850)
▲江戸幕府、下田で日露和親条約に調印。国境をエトロフ島とウルップ島に決めた他、下田、函館、
長崎を開港(1854)▲三井呉服店が三越呉服店と改称、日本最初のデパート、三越呉服店開業(1904)
▲首都高速1号完成(1963)▲結婚、離婚数とも史上最多に (1970)
▲1000万円ジャンボ宝くじ購入に群衆殺到、松本と福岡で死者(1976)
▲ベルリンの壁取り壊し作業開始(1989)


平和への希い639   赤ちゃんは未来を創る「宝物もの」、過去を創った「宝もの」

2016-12-20 10:25:03 | 日記
    平和への希い639  戦後71年  
 赤ちゃんは未来を創る「宝物もの」、過去を創った「宝もの」  2016.12.20.
12月20日、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」で、熊本の病院で看護部長をされていた方が、
退職後「ゆりかごから繋ぐ命」という「電話相談」を始め、5千人近くの相談を受けているとのこと。
未婚の、若い特に10代の女性が「妊娠」して、親にも言えず、「どうしよう」と悩んでいる人からの相談
や、子育てで「泣きやまない子」に手を挙げてしまいそうで悩んでいる若いお母さんなどからの相談に、
「つらかったねー」「よく電話してくれましたねー」など決して「責めたり」「押し付けたり」しないで、
気持ちが落ち着き、自分の方から解決方向を導き出すように、時間がかかっても辛抱強く、相手の女性に
寄り添ってあげているとのこと。

そして、赤ちゃんについて聴かれ、「赤ちゃんは未来を創る宝もの」とお話しされていらっしゃいました。
すごーく感動しました。
傾聴ボランティア活動で、認知症の皆様に「寄り添った傾聴」ということの難しさを痛感している身として
は、心振(心ブルブル)の感動でした。
少子高齢化が急激に進みつつある現在、政治の重大課題でもありますが、私達一人一人の重大課題でもあります。
元看護部長さんの様に素晴らしくは出来ないながらも、私達一人一人が地道に「出来ること」で、明るい未来
を創る一端を担って行かなくては、と背中を押された思いがしました。

「赤ちゃんは、未来を創る宝もの」、特養など施設利用者の皆様は、「過去を創った宝もの」です。
敗戦の困難を乗り越え、経済成長を支え、平和日本の立役者ですから。
今年、ウォーキング中に出会った花や風景、再登場。
    
12月20日「今日は何の日カレンダー」より
▲鑑真、6度目の渡航で日本に到着。唐招提寺を開基。建築・彫刻・医薬などを指導(753)
▲ルイ・ナポレオンがフランス大統領に(1848)▲年賀状郵便の特別扱いが始る(1899)
▲伊藤博文が統監となり韓国統監府を置く(1905)▲東京駅開業により東海道本線起点が新橋から変更(1914)
▲東京・青山に初のボウリング場(1952)▲プレスリー、兵役に(1957)
▲南ベトナム解放民族戦線結成(1960)▲沖縄ゴザ市で、市民5千人と米兵が衝突する(ゴザ事件)(1970)

平和への希い638  井の中の裸の王様、安倍政権の試練 

2016-12-19 09:06:10 | 日記
    平和への希い638  戦後71年  
   井の中の裸の王様、安倍政権の試練    2016.12.19.
昨年、憲法違反が明白な、「集団的自衛権を含む安保法」を成立させ、日米同盟を強固にし、国連やアメリカ
で得意満面だった安倍首相に、国内でのやりたい放題が通用しない、立ちはだかる国際問題。
イギリスの国民投票で、EU離脱。
トランプ大統領の圧勝。基地問題、ТPP、米中関係は???
慰安婦問題解決したと思っていたら、朴大統領の弾劾で???
オスプレイ不時着大破で、沖縄ばかりではなく横田基地への配備???
北方領土問題で、プーチン大統領に手玉に取られ、良いとこ取りされっぱなし。

17、18日に行った「共同通信社」の電話調査による世論調査で、
カジノ法案は成立させたが、「カジノ解禁」に対し、反対が69.6%、賛成は24.6%。
日露首脳会談を、「評価する」は38.7%、「評価しない」は54.3%。
内閣支持率は、前月に比べ、5.9%下がって54.8%。

だらしない野党のお蔭で浮かび上がっている「井の中の裸の王様、安倍政権」、試練のアゲインストがこれから。
国内で、「数」でやりたい放題だったことも、「都議会では自公蜜月の終焉」、来年の都議選では自民凋落が見え、
足元でも流れが変わりそう。
国民のための政治、世界平和のための政治に徹することです。
今年、ウォーキング中に出会った花や風景、再登場。

12月19日「今日は何の日カレンダー」より
▲羽柴秀吉が太政大臣に任じられ豊臣姓を朝廷から授与(1586)
▲豊臣秀吉が6人の宣教師と20人の日本人のキリスト教徒26名を捕らえ長崎で初処刑(1596)
▲世界最初の義務教育。マルティン・ルターが、小学教育の義務制を主張。
 6歳から12歳までの子供を対象にワイマールで実施(1619)▲尋常小学校、6年制に(1906)
▲原子力基本法、公布(1955)▲10ヶ国蔵相会議において1ドル=308円に変わる(1971)
▲「少年ジャンプ」(集英社)が500万部を突破(1988)

平和への希い637  7歳少女が自爆テロ、際限なく続くシリアの悲劇

2016-12-18 10:23:22 | 日記
    平和への希い637  戦後71年  
  7歳少女が自爆テロ、際限なく続くシリアの悲劇  2016.12.18.
シリアの首都ダマスカスの警察署に、迷子のふりをして道を尋ねて入り込んだ7歳の少女が
隠し持っていた爆弾を爆発させ、3人を負傷させ、少女は死亡。爆弾は遠隔操作で爆発させた
ようですが、それにつけても、7歳の少女をテロリストにしてしまう狂気を駆り立てる「戦闘」
という武力抗争に慄然とします。
戦闘・戦争は、人間を「狂気」に追い込むのです。
日中戦争・太平洋戦争で、日本軍人が起こした、中国など多くの国の各地で起こした市民を巻き
込んだ虐殺や、沖縄戦・東京はじめ各都市への大空襲、広島・長崎への原爆投下で多くの市民を
死に至らしめた惨禍、第二次世界大戦後もベトナム戦争、アフガン戦争、中東戦争など、戦争が
もたらす「狂気」で多くの市民の生命が犠牲になっています。

戦争や武力抗争では、「敵を殺さなければ、自分が殺される」という「狂気」に憑りつかれます。
あどけない7歳の少女まで「狂気」に巻き込む武力抗争で、何が得られるのでしょうか。
武力抗争の悪循環が続くばかりで、「狂気」の悪循環が続くだけです。

兎に角、武力で決着しようとすることを止めることなのですが・・・。
天災と違って、戦争やテロという最悪最大の人災は、「その気になれば」止められる筈なのに。

今年、ウォーキング中に出会った花、風景再登場。

12月18日「今日は何の日カレンダー」より
国連加盟記念日、納めの観音
▲源実朝の『金塊和歌集』が完成(1213)▲平賀源内が食を断って獄死。51歳(1779)
▲アメリカで奴隷制、廃止(1865)▲銀座、京橋にガス灯ともる。ガス灯は石炭ガスを使用(1874)
▲上野の西郷隆盛像の除幕式。作者は高村光太郎の父高村光雲(1898)▲東京駅開業(1914)
▲日本の国連加盟案可決。1933年に脱退して以来23年ぶりに国際社会に復帰(1956)
▲戦後初の国産旅客機YS11完成(1962)▲イギリス議会で死刑の永久廃止を可決(1969)

平和への希い636  敗戦国の悲哀、安倍・プーチ会談 

2016-12-17 11:04:16 | 日記
   平和への希い636  戦後71年  
    敗戦国の悲哀、安倍・プーチ会談    2016.12.17.
  北方領土問題は、戦勝国ロシア(当時はソ連)が、敗戦国日本に「勝ち取ったものは絶対に手放さないぞ」
という執念の問題なのだ。日露戦争で「取られた樺太半分」の「悔しさ」が詰まっている問題なのです。

日ソ中立条約があったにも拘らず、  
1945年(昭和20年)2月4日、ヤルタ会談で、ソ連が対日戦争参加することが密約される。
1945年(昭和20年)8月8日、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄、対日宣戦布告、満州・樺太・
千島列島などを次々に制圧。
1945年(昭和20年)8月15日、日本はポツダム宣言を受諾、無条件降伏後もソ連は進攻を止めず、
戦勝国として、ソ連は、北海道の分割統治を主張するなど言いたい放題、やりたい放題。


奇しくも「巌流島」がある山口県で、安倍小次郎と遅れていらいらさせるプーチン武蔵との会談が始まった。
予想通り、「経済協力」の食い逃げ中心の結果でした。

領土の主権問題は、「日露両国の法的立場は害さない」との合意項目を見て、「未来志向のアプローチこそ
が最終的な結果に続く道」と記者会見で話す安倍小次郎さんが霞んで見えました。

無謀な戦争に突入した「東条内閣の閣僚だった岸信介おじいちゃん」達によってもたらされた北方領土問題、
お父さんの故安倍晋太郎さんが外務大臣時代に奮闘した北方4島の返還問題、そして、安倍晋三首相。
親子三代にわたる懸案事項。

集団的自衛権を含む安保法を成立させ、日米同盟を強固にした現在、ロシアにとって「4島返還」は自分で
自分の首を絞めるようなもの。「譲れるはずがないだろう」と鼻で笑っているプーチンさん。
日露平和条約は、遠のいてしまったなあと実感しました。

今年、ウォーキング中に出会った花や風景、再登場。クモの上を行くジェット旅客機。

12月17日「今日は何の日カレンダー」より
歳の市、羽子板市(~19 浅草寺)
▲蓮華王院(三十三間堂)が完成(1164)▲ロンドンの帽子屋ボーラーが世界初の山高帽子を製作(1849)
▲ライト兄弟が動力機の初飛行に成功(1903)▲最初は軍事目的。日本でスキー開始(1910)
▲ベートーベン、師走の定番「第九」日本初演(1924)
▲衆議院議員選挙法改正公布(大選挙区制・婦人参政権等)(1945)
▲京阪電鉄が戦後初の車内暖房(1952)▲上野動物園にモノレール登場(1957)