京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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妙心寺38 特別公開32 通玄院

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写真は、方丈前庭。
通玄院(つうげんいん)は中国から来日した隠元禅師の法会に際して日本人僧を統率した虚櫺了廓(きょれいりょうかく)が開山の塔頭です。
アクセス
妙心寺の南総門を入り参道を直進すると、大方丈に突き当たるので左折します。
法堂の前を通過するとまた突き当たるので、今度は右折します。
霊雲院の前を通過し約60mで左折路と右クランクになるので、ここを左折。
約100mで大法院に突き当たるので、その手前を左折。
約50m先の左手に通玄院があります。
通常公開はしておられませんし、特別公開も今までありません。
2024/11/11の花園法皇忌の副席がこちらでありました。
表門を入ると正面に庫裏、右手に方丈の玄関があり、方丈に入ります。
まっすぐ進むと方丈の6間構造の礼の間に横から入ります。
右手は方丈前庭です。
礼の間の奥は8畳の室中の間で新しめの桃や梅の襖絵があり、内陣には釈迦如来像がお祀りされていました。
礼の間の左手は方丈6間構造の書院で、9畳間+2畳の水屋が付属しています。
当日はこの辺りが待合でした。
室中の間の裏手、通常眠蔵の位置には4畳半の小間の茶室があり、前述の水屋はこちらと連続した水屋でした。
方丈裏の廊下を進むと、中庭(書院前庭)を挟んで書院があります。
こちらの8畳間でお茶席がありました。
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2024 12/12の拝観報告1(金臺寺 冬の特別拝観)

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写真は、客殿の裏庭。
木曜日です。
この日は行きたいところの予約があったので、1日有休です。
その前に2つ行っておきますw
最初は市バスで北野白梅町へ。
そこから徒歩で8:55にやって来たのが、金臺寺の冬の特別拝観です。
アマ会の桜さんから教えて戴きました。
金臺寺は2019年の秋の非公開文化財特別公開で初公開されたのですが、その後もひっそりと独自で特別公開されていました。
今回は久しぶりだったので、気軽に立ち寄ってみたのですが・・・。
以前の公開では庫裏から客殿、左に曲がって上の間。
階段を上がって2階の茶室がありました。
そこまでは今回も同じ
しかし公開範囲が拡大していました!
今回は客殿裏も公開され、そこに四畳半2間とそれに沿って裏庭。
裏庭の紅葉がまだきれいでした。
裏庭を見ると向こうに茶室棟があり、しかも奥の廊下から入れました。
四畳半の小間、6畳の広間、そして3畳台目で如庵のような鱗板の部分が床の間の小間が3つ並んでいます。
以前は人が多く開けていなかったが、落ち着いたので公開したと。
早く言ってよ~~w
これを即座にアマ会の方々に連絡。
この情報を聞いて、その週末に行かれた方もおられました。
こういうのアマ会のいいところですよね。
誰かが情報を持ってくる。
誰か1人が行ってみる。
それをレポートする(初見ならどうか。再公開なら変わりがあったのかなかったか。)
それを見て行きたい人が行く。
今回もいいパスをもらって、いいパスが出せましたw
9:30にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 11/11の拝観報告(妙心寺 通玄院 花園法皇忌)

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写真は、書院の前庭(奥は方丈)。
11/11、月曜日です。
11/11といえば、花園法皇忌です。
10月に入ったころになるとアマ会の連絡網(笑)で、副席の報告が大抵あります。
今回はTさんから「今年の副席は通玄院です」と。
それどこ?ですよねw
紅葉で有名な大法院の南側にありました。
公開されたことはないと思います。
もちろん参加するのですが、もう有休が潤沢に使えないので半日休みで参ります。
AMから参加するとPM仕事になります。
これはやっぱりイヤですよねw
なので今回はAM仕事をして、PMに参りました。
AMから行かれた方が多かったようで、某元首相夫妻も来られていたそうです。
さて僕は13:00頃に妙心寺に到着。
まずは微妙殿でのお斎へ。
こちらは14:00までなので。
しかしこの時間になると、もうほぼ誰もおられません(写真は今回の)。

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写真は、お斎。
今回改めて話題になったのが右下の納豆汁です。
好き嫌いがあるようですが、僕は大好きですw
次に向かったのが経路的にも時間的にも玉鳳院の拝復席。
こちらは点出しなので早いです。
こちらももう僕だけでしたね(写真は今回の)。
そして13:40頃に通玄院へ。
到着すると方丈の待合にたくさんの方が待っておられました。
その間に方丈前庭、方丈裏の書院前庭、方丈の内陣などを拝見。
前の席が終わると大半の方が入られましたが、僕はその次に。
でもこのタイミングで待合がガラガラになったので、いい写真が撮れましたw
方丈の6間構造の礼の間の後ろの書院に付属して2畳の水屋がありました。
なぜ水屋?と思ったら、その隣方丈の裏に小間の茶室もあるんですね。
14:20には席入り。
1席15名ほどで、半東さんが全部お話しして下さいました。
2椀が俳優の故今井雅之さんのでした。
14:45頃に終了。
15:00までですので、次のお席がラストでした。
この日はこれで帰宅しました。
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2024 10/18の拝観報告2(悟真寺)

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写真は、茶室の自然庵。
13:00にLE UN鮒鶴京都鴨川リゾートを出て、徒歩で京都市役所前駅に向かいました。
その途中で母が高島屋で買い物をするというので付き合いました。
そんなこともありつつ、京都市役所前駅から地下鉄で太秦天神川駅。
嵐電天神川駅から太秦広隆寺駅で下車し、徒歩で14:00頃にやって来たのが悟真寺です。
浄土宗特別大公開などで過去に3回来ていますが、今回も浄土宗特別大公開。
今回は初めて茶室の公開がありました。
本堂の左手奥、庫裏の玄関の正面奥ですね。
手前に水屋、奥に4畳半の自然庵があります。
比較的新しめの茶室です。
奇をてらっていないシンプルなお茶室でした。
本堂や書院も拝見して、14:30頃にこちらを出ました。
いよいよ今回のホテルにチェックインしに向かいます!
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2024 9/7のランチ報告2(花園会館 京料理 花ごころ)

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写真は、店内。
玉鳳院を出て、12:05にやって来たのが花園会館にある京料理 花ごころです。
この日のランチはこちらを予約していました。
実は午後の予定が13:00から大徳寺でした。
なので食事+移動で1時間。
なかなか余裕がありません。
どこにしようか選んでいる時間も、遠回りしている時間もなければ、並ぶなどもっての他。
ということで、妙心寺にある花園会館の花ごころで松花堂弁当を事前に予約していました。
京loveさんも一緒です。
このように時間的制限があったので、そもそも車移動でした。

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写真は、松花堂弁当 2,750円。
これにデザートも付いていました。
ワンセットで出てくるのがいいです。
時間がないとコースはタイヘンなんでw
十分満足しました。
12:35頃にこちらを出て、午後の大徳寺に車で向いました。
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2024 9/7の拝観報告1(妙心寺 非公開の玉鳳院、開山堂、仏殿へ!本山僧侶と日本最大の禅寺を特別拝観 まいまい京都)

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写真は、天授院(僧堂)。
前週の台風騒動から一転、好天の土曜日です。
暑さも戻って来ました。
この日は9:20頃に車で自宅を出て、妙心寺にやって来ました。
駐車場に行って最初に驚いたのが、駐車場の一角にあった宗務本所の建物が取り壊され、駐車場が拡張されていたことです。
車を置いて、集合場所のJR花園駅へ。
この日は10:00からまいまい京都の「妙心寺 非公開の玉鳳院、開山堂、仏殿へ!本山僧侶と日本最大の禅寺を特別拝観」でした。
参加者は20名、参加費は5,500円。
アマ会からは京loveさん、TGさんが参加されていました。
南総門から妙心寺のご住職の案内でスタート。
三門は外観のみ。
仏殿は内部に入り、12/12しか開帳されない関山慧玄像にもお参り出来ました。
法堂は一般の方も一緒にご住職の解説。
そして通常は修行道場なので女人禁制で公開もない僧堂の天授院がちょうど工事中だったので入れて下さいました。
床など大半は外されていましたが、おくどさんはきれいに残してありました。
出来れば通常時に見たかったですが、逆に通常時は絶対に見れないジレンマですw
そして大方丈。
大方丈は内陣の最奥まで入れ、狩野探幽の襖絵が近くで見れました。
特に内陣手前の内側に描かれた大きな鶴は内部からしか絶対に拝見出来ないのでよかったです。
また内陣の阿弥陀如来像はいつも解説だけで遠くからしか拝見したことがなかったのですが、宝冠の阿弥陀なんですね。
僕は初めて観ました。
次は経蔵。
こちらも内部まで拝見出来ました。
最後に玉鳳院へ。
庭から入り、方丈へ
こちらは外陣からお参り。
最後は開山堂。
開山堂は外からお参り。
これで約2時間でした。
初開催のコースのようでしたが、仏殿、大方丈の内陣と経蔵(+工事中の天授院も)に1度に入れる機会はそうないので、なかなかいいコースだと思いました。
12:00にこちらを出て、次へと参りました。
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下桂御霊神社

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写真は、本殿(左)、拝殿(中央)と能舞台(右)。
下桂御霊神社は桂離宮の手前にある橘逸勢(たちばなのはやなり) 、天兒屋根命(あめのこやねのみこと) を祀りしている神社です。
アクセス
阪急の桂駅が最寄りです。
桂駅の東口に出ます。東口を出た左手前方に一番大きな道があるので直進します。
しばらく行くと斜めに道がT字になり(消防署が目印)左に進みます。
桂川街道(片側2車線の4車線道路)で下桂交差点に出ます。
左折して約220m進むと中桂の交差点があり右折。
桂駅の東口に出ます。東口を出た左手前方に一番大きな道があるので直進します。
しばらく行くと斜めに道がT字になり(消防署が目印)左に進みます。
桂川街道(片側2車線の4車線道路)で下桂交差点に出ます。
左折して約220m進むと中桂の交差点があり右折。
約30m先の左手に下桂御霊神社があります。
なお中桂の交差点を右折してすぐ左手に細い道があります。
これを進んだ右手に参拝者用の駐車場があります。
詳細な由緒は不明ですがどうやら平安時代頃からあり、橘逸勢がお祀りされています。
桂離宮が出来た江戸初期に文献に登場し、八条宮家から社領を寄進されています。
桂離宮 月波楼の土間の桁上にある「渡海朱印船」の絵馬はもとはこちらのものだったそうです。
鳥居をくぐると右手に社務所があり、正面奥に能舞台があります。
左手の手前に拝殿、左手奥に本殿があります。
桜が咲く日曜日に桜祭りが行われ、社務所でお茶会が500円で催されます。
なおネット媒体での告知はありません。
10:00~15:00で、社務所前でお茶券を購入します。
社務所前のお庭の毛氈でも、社務所内のお茶席でもどちらでも戴けます。
お菓子は中村軒の桜餅です。
社務所は手前6畳、奥8畳の2間で、6畳間の欄間の四方には三十六歌仙のうち16人の描かれた画が掲げられています。
お茶席は基本点出しですが、席主さんがお友達だとお点前してくださいます。
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2024 6/23の拝観報告6 最終(本願寺 角坊 戦争と原爆展)

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写真は、本堂(左)と書院(右)。
阪急電車に桂駅から乗り、西院駅へ。
雨が上がったので、シェアサイクルに乗り北西へ。
15:15頃にやって来たのが、御池通沿いで太秦天神川駅の東にある本願寺の角坊(すみのぼう)です。
西本願寺の飛び地境内で、近年再整備されているのできれいです。
この地で親鸞聖人入寂の地と言われています。
再整備された境内で由緒先行の寺院なので、行けていませんでした。
しかし今回はこちらの書院で6/21~6/23まで「戦争と原爆展」があるというので、来てみました。
まずは本堂にお参り。
ちゃんと由緒書きもありましたw
そして書院へ。
建て直したばかりなので、キレイな広間が2つ。
外周に廊下があります。
その広間に戦争に関するパネルや遺留品などが展示されていました。
正直「戦争と原爆展」には度々来ているので(結構レアな場所を会場にされるため)、既視感があるものも多かったですが、戦争を起こしてはいけないという教訓は大事です。
15:40頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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本願寺 西山別院2 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要

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写真は、本堂障壁画八面 徳力善宗作(重文)。
本願寺 西山別院では2024/6/22~6/23に「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」が行われ、各種イベントが開催されました。
6/22は稚児行列や嘉門タツオさんのミニライブなど。
6/23は文化講座の他に重文の障壁画の展示と書院でのお茶席がありました。
障壁画展示
当日本堂に入ると、右手の壁沿いに徳力善宗作の重文“桜に牡丹” が奥に、“松に藤”が手前に掛けられており、写真撮影も可能でした。
お茶席
お茶席は書院にて500円であり、HPから事前予約も可能でした(当日受付もあり)。
お茶席は13:30から20分刻みで、8席ほどありました。
本堂の左手にある鉄筋コンクリートの第1研修道場で受付をして、こちらの廊下で待ちます。
廊下の奥へ進むと、書院への渡り廊下を経て書院に入ります。
書院に入って左手の6畳間が本席。
お菓子は中村軒の水無月。
お正客はお点前で、次客以降は点出しでした。
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2024 6/23の拝観報告4(本願寺 西山別院 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要)

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写真は、書院のお茶席。
いづ重を出て、四条通を西へ。
小雨が降っていました。
四条大橋を渡り、京都河原町駅から阪急電車に乗ります。
桂駅で下車し、徒歩でやって来たのが本願寺 西山別院です。
6/22と6/23は親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が開催されていると、アマ会のhytさんから教えて頂きました。
法要期間は様々なイベントがあり、6/22には稚児行列や嘉門タツオさんのミニライブがありました。
そして我々が訪問した6/23には徳力善宗の本堂障壁画(重文)が本堂で展示され、さらに書院ではお茶席もありました。
2つも興味あれば、絶対に行きますよね(たぶん障壁画だけでも行っていましたが)。
14:10頃に到着。
お茶席は事前予約も可能でしたので、14:30の席を予約していました。
先に本堂へ。
本堂の右手に徳力善宗の障壁画、「桜に牡丹図」と「松に藤図」が展示されていました。
何も注意書きがなかったので、アホなフリして「写真撮っていいですか?」と係りの方に聞いてみると、「いいですよ」と。
いいんかいw
明日の本編はこの写真です。
そして本堂左手の研修会館に戻ると、14:30に席に呼ばれました。
研修会館奥の書院に入ります。
書院に入って左手にある6畳間が本席。
僕とさくらさん以外は3人だけ。
僭越ながらお正客をさせて頂きました。
主菓子は中村軒の水無月で、お正客のだけ抹茶でしたw
お正客はお点前して下さり、後は水屋からの点出し。
お道具の説明はすべて半東さんがして下さいました。
14:50頃に終了し、さくらさんとはこちらでお別れ。
僕は次へと向かいました。
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2024 3/31の拝観報告6 最終(桂離宮)

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写真は、桜の咲く笑意軒。
14:50頃に桂離宮に戻ってきて、参観手続きをします。
こちらは参観に1,000円必要です。
15:00頃からスタート。
この日の案内人さんは、翌日の4/1から異動で桂離宮での案内はこれがラストだと。
お疲れさまでした。
今回こちらに来た理由は前述のように2つ。
・下桂御霊神社まで来たので、久しぶりに
・久しぶりに行くにしても、笑意軒のしだれ桜が満開がいい
です。
笑意軒のしだれ桜は早咲きで、近衛邸の糸桜と同じぐらいなのでいい頃だろうと踏んでいました。
結果が上の写真。
満開から少し散りだしていました。
またこの辺り秋はこんな感じです。
秋もいいでしょうw
それと最後の月波楼の土間の上にある宝船図は、もともとは下桂御霊神社だったと伺い一層感慨深かったですw
16:05頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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松竹撮影所

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写真は、Bスタジオ。
太秦にある映画の撮影所で、今は東映(太秦映画村)と並んで2つあるうちの1つです。
ただしこちらは通常は公開はしておられません。
アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車します。
改札を出て直進し、三条通に出て右手に進みます。
約70m先の右手に京進スクールの教室が見えるところを左折します。
この突き当りに松竹撮影所の入口があります。
2023/8/19と8/20の午前午後の計4回開催された「太秦映画村 非公開撮影所を2日間だけの特別開放!」で内部に入りました。
参加者は各回40名弱、参加費は1万円でした。
入口を入ると右手にインドアのステージがあり、左手が事務棟、真っすぐ奥にオープンセットがあります。
まずは事務棟の1階で受付、エレベーターで3階に上がり、奥の控室で着替えをします。
10時からステージBの中で先方の挨拶の後、プロ5人の殺陣を見せて下さいます。
それを見た後、木刀が配布され、刀の各箇所の呼称の説明。
そして基本的な構えを教えて下さいます。
次に3班に分かれて、プロ2人から簡単な殺陣の流れを教えて頂きやってみます。
やってくる相手の上段の刀を払って、払ってからの、胴切りと袈裟切りのような感じです。
やってみると楽しいものでした。
これで約1時間。
その後、控え室に戻り20分ほど着替えと休憩。
11:30頃から敷地奥のオープンセットを拝見しました。
手前から長屋が続く民家、隣には街道筋のお店が並んだ街並み、さらに隣には吉原の遊郭。
街道筋を真っすぐ進んだ突き当りには、奉行所や吉良邸への討ち入りに使われる大きな門がありました。
必殺仕事人や鬼平犯科帳でも出てきますね。
その右手が掘にかかる大橋。
そして柳の生えた船着き場があります。
この船着き場で船に乗るシーンを撮って、次のカットでは近江八幡のお堀の船に切り替わったりするそうです。
またこのエリアの隣にはプレハブの小屋が並んでいましたが、表には町屋のようなセットの壁があり、扉さえ閉めれば撮影しても見えないようになっていました。
またあちこちで建て替えをしておられ、基本撮影に応じてオープンセットも大きく建て直して使われるそうです。
12:00に終了し、解散しました。
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2024 3/31の拝観報告3(下桂御霊神社 桜祭り お茶会)

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写真は、社務所の書院。
金戒光明寺を出て、丸太町通→堀川通→五条通と進み、
12:30頃にやって来たのが、下桂御霊神社です。
サラッと下桂御霊神社と書きましたが、「それどこ?」ってなりますよねw
桂離宮に行ったことがある方は1度は見ていると思います。
桂離宮の北側にある御霊神社です。
この日はこちらで桜祭りがあり、そのお祭りの催しでお茶席があるのを同行の桜さんがかなり早くから教えてくださっていました。
こちらの茶席のお世話をしておられる方と桜さんがお友達で、僕もあるお席でご一緒したことがある方でした。
境内に行くと社務所があり、その庭先の毛氈か社務所内のお茶席かのどちらかで戴けます。
お茶券は現地で500円。
我々はもちろん社務所内へ。
社務所内も基本は点出しでしたが、お茶席をしておられる桜さんのお友達が「時間ある?大丈夫?」と聞いて下さり、我々にはお点前してくださいました。
お菓子は中村軒の桜餅で、お点前までして頂いて500円は申し訳ないな~~って大笑いになりましたw
お茶席のあとは本殿にもお参りし、境内散策も。
13:10頃には次へと向かいました。
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太秦地域の古墳(蛇塚古墳・天塚古墳・仲野親王高畠陵)

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写真は、蛇塚古墳。
太秦地区には秦一族の影響もあり、多数の古墳群があります。
今回はまいまい京都の「太秦 考古学者と古墳にコーフン!前方後円墳の内部を探検しよう」にて、石室内に入ったり外周を散策したりしています。
蛇塚古墳(へびづかこふん)
6世紀末から7世紀前半の前方後円墳で、在は露出した石室のみが残っています。
アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車して三条通に出ます。
左斜め前の大映通り商店街を進みます。
約200m先の左手にセブンイレブンがある角を右折。
さらに約180m進み、右手に蜂ヶ丘保育園があるT路道を右折。
約130m進んだ右手に塀のある森のような松竹撮影所の角を左折。
この50m先に蛇塚古墳があります。
元々は前方後円墳でしたが、盗掘や風雨で盛り土がなくなり、今は石室の巨石が露出しています。
地図で見ると周辺の家屋1つないしは2つ分の外周が、ちょうど前方後円墳をなぞったような形になります。
この周辺を開拓した渡来人の秦氏に関連するものらしいですが、秦河勝の時代よりは古そうだとのことです。
通常は外周を見るだけですが、京都市文化財保護課に申請すると内部に入れます。
円墳部分の右手側に入口があります。
羨道(せんどう)部分は石が崩れ落ちないように、鉄筋の支柱で補強してあります。
最奥の玄室部分はかなり大きく、幅3.6m、高さ3.2mあります。
時代も近い石舞台古墳に非常に似ているそうです。
仲野親王高畠陵
桓武天皇の皇子である仲野親王を埋葬している皇室の陵墓とされています。
アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車。
改札を出てすぐに右へ進み、嵐電の踏切を渡ります。
踏切を渡って右前方に進み、約30mでやや大きめの道に出ます。
その右斜めの細い道を進みます。
再度やや大きめの道に出ますが、そのまま右手前方の細い道を進んだすぐ先に
仲野親王高畠陵があります。
5世紀末から6世紀初頭の古墳で、仲野親王の時代より遥かに前に出来ています。
なので元々は物部氏関係の古墳なのではないかとのこと。
通常は柵の中には入れませんが、ツアーでは石段を登り堀の外周を散策しました。
ちょうど鳥居のある部分が方墳の1番下です。
外周を散策すると、左側の円墳と方墳の境目に「造り出し」と言われる飛び出た部分があるのが特徴です。
内部は宮内庁の管轄なので、発掘されていません。
天塚古墳
6世紀前半に造られた前方後円墳で、秦氏の有力者の墓と考えられています。
アクセス
嵐電の嵐電天神川駅で下車します。
三条通を大宮方面に少し戻り、太秦下角田公園の角を右折します。
約280m進んだ左手に地蔵堂がある角を左折します。
約120m進み千石荘公園に突き当り、右折。
約80m先の細い道へ左折。
約100m先の突き当りの1手前の角を左折。
すぐ先を右折した奥に、天塚古墳があります。
二段式に積みあげてており、第一段の上部に円筒埴輪を並べ、第二段の土が落ちてくるのを防いでいたようです。
石段を登った先に稲荷社と建物があります。
この建物に通常は入れませんが、ツアーでは玄関を入った左手の石室に入りました。
これは方墳と円墳の右側の境目から始まっており、最奥には稲荷社がお祀りされています。
また最初の稲荷社の右手奥から外周を回り込んで歩くと、円墳部分の途中に2つ目の石室があり、これは通常でも空いています。
さらに円墳部分の外周を回り込むと、方墳と円墳の左側の境目部分に崩れた石室の跡があります。
こちらは戦争中に防空壕として使われたそうで、その際に内部を拡げるため石室を壊したそうです。
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2024 2/11のランチ報告2 最終(鳥米)

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写真は、個室 蘭の間の内部。
松尾大社を出て、11:00前にやって来たのが門前にある鳥米です。
こちらには一昨年の12月に1度来たのですが、スープが非常に美味しかったのでコースで予約しました。
僕とMちゃんと現地でYさんと合流して3人で。
コースじゃない定食や丼だと玄関を入って右手の広間ですが、今回は左手奥の個室です。
1階に個室は4室あり、今回は1番手前の蘭の間でした。

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写真は、名物 活鶏水煮 11,000円のコース。
お部屋は新しめの数寄屋で、窓の外は庭園。
まずは①八寸。
唐墨は自家製。
②刺身で、左右は塩と醤油ですが、真ん中はごま油にからしを溶いて過熱したもの。これもなかなかいけました。
③炭火で炙った鶏など。
いよいよ④からが水煮です。
まずはスープだけを味わいます。
次は⑤豆腐から単品で。
森嘉のお豆腐。
⑥鶏だけ。
⑦からは具材全部。
3杯ほど戴きました。
水煮が終わると、⑧おじや。
スープの出汁がご飯にあって絶品です。
スープが手に付くとベタベタするぐらいの濃度です。
〆は⑨水菓子。
非常に満足の内容でした。
わざわざ寒くなる冬まで待った甲斐がありました。
13:15頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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