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2011 妙心寺 大法院 秋の特別拝観の案内


写真は、門前

真田幸村ってご存知でしょうか。
大坂の陣で有名ですが、この幸村(本名は信繁)は、真田昌幸の次男です。
2人とも大坂方について陽の目を見ることはありませんでしたが、長男の信幸は徳川方につき、真田家を保ちました。

その真田信幸のお寺です。

通常は非公開ですが、春と秋にそれぞれ約1か月づつ公開されます。
今回は、11/1~12/4です。

小さいながらも“露地庭園”があり、春の牡丹と秋の紅葉がきれいです。

個人的には結構好きです。


さて、孤篷庵の特別拝観が今日で終わりました。
次回はいつになるのでしょうか。
既に待ち遠しいです(笑)。
今回の孤篷庵の拝観報告は、訳あって11/6の0:00更新です。

一方で、京都御所の一般参観は今日からです。

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智積院1 通常拝観(東山南部散策44)

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写真は、大書院の前庭

市バスの202系統207系統、208系統で泉涌寺道~東山七条で下車します。
東山七条の停留所は交差点を過ぎたところにあるので、道の反対側に渡り少し戻ります。
少し戻った左手に正門があります。

正門を入ると、境内は非常に広いです。
まっすぐ正面に参道があり、その横は梅林になっています。
参道右手に2023/4/4に新しい宝物館が出来ました。
参道の突き当りには、大きな金堂(本堂)があります。
内陣には本尊の大日如来像がお祀りされています。

金堂を左折した奥に大師堂が、大師堂の右上の階段を上ると左手に密厳堂左手奥に三部権現社、正面に求聞持堂 があります。
右手の階段を降りると、金堂の前に戻ってきます。
金堂の右手には、明王殿があります。
6/15は青葉まつりで、大書院、庭園と収蔵庫は無料になり、大師堂や密厳堂の中もお参りできます。
また金堂の裏側には紫陽花園があり、6月にはアジサイが咲き誇ります。

ここまでは無料です。

正門を入って左手前方の案内に従って進むと、拝観受付があり拝観料500円を納めます。
右手に旧宝物館があります
次に正面の講堂、大書院と庭園へ。
講堂の外周をまわり、大書院に上がります。
大書院の襖絵は、楓図や桜図を鮮やかな色彩で模写したものです。

大書院から庭園を眺めます。
庭園は利休好みと云われ、池を中央に石組みと植え込みを交互に並べたりしています。
結構横に長く大きいので、大書院に座ってゆっくり観賞できます。
庭園の挟んで奥には宸殿がありますが、通常は非公開です。

次は大書院の裏に回ると枯山水の中庭があります。
その奥は大玄関です。
そして講堂へ。
それぞれの襖絵も新しいものですが、四季を彩る題材になっています。
講堂をひと回りすると、最初の大書院に戻ってきます。

庭に面した中央の玄関から入ります。
下足して最初の特別展示室は仏画などの寺宝です。
その奥に障壁画展示室があります。
入って右手に雪松図。
正面に桜図と楓図。
左手奥に松に秋草図。
手前側の奥まった部分に松に黄蜀葵図。
手前の大書院 上段の間を再現した部屋に松に立葵図が嵌め込まれています。
すべて国宝です。




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10月のアンケートの総括

10月もアンケートにご協力頂いた80名もの皆様、ありがとうございました。

「ブログ本体にコメントするほどではないけど一言」的なコメントが、アンケートのコメントに記載されていることも多く、「見て頂けているんだな」と実感できます。

IPが800越えとカウンターに出ても、数字じゃもひとつピンときません(笑)。

当面毎月実施しますね。

さてアンケートの結果です。
結果はほぼ予想通りでした。

第1位:大徳寺 孤篷庵・・40%
第2位:冷泉家・・・・・・・・・18%
    大徳寺 本坊・・・・・18%
第4位:その他・・・・・・・・・・9%
第5位:三時知恩寺・・・・・・8%
第6位:高山寺 遺香庵・・・6%
第7位:浄福寺・・・・・・・・・・3%

やはり「孤篷庵」は強かった(笑)。
特別拝観待ちをされていた方もおられるレベルですから当然ですね。
しかし孤篷庵も明日まで。
どうだったでしょう。まずは日程調整は大丈夫だったでしょうか。
行かれた方は・・・忘筌席はやはり良かったですね。
書院も見られればさらに良かったですね。

冷泉家も数年に1度ですし、知名度もそれなりにあるので、納得の2位です。

大徳寺の本坊だけなら、春と秋の年2回毎年やっているので、それほどでもないのですが、やはり「法堂」です。
滅多に公開されないだけに(今回は9年ぶりだそうです)、その希少価値が評価されたようです。
個人的には予想外の健闘ぶりでした。

三時知恩寺は「通好み」ですね。
僕もかつて拝観を調べたことがあったので喜びましたが、一般的にはマイナーですね。

高山寺 遺香庵は今回修復後ですので、今後しばらくは特別公開で名前が挙がってくる可能性がありますね。

浄福寺・・・やっぱりマイナー過ぎでした。
しかし、方丈などは当面公開されないでしょうから、今回を逃すともうチャンスはないかもしれません。

さて、大多数は11月に入るなりすぐに終わってしまいます。
あとは行くだけです(笑)。

明日からは、11月のアンケートです。
もちろん”アノ話題”です(笑)!

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2011 妙心寺 麟祥院 秋の特別拝観の案内


写真は、門前

2011「京の冬の旅」(1月~3月)でも特別拝観をしていました。

徳川家光が春日局のために建立した寺院です。
方丈の襖に海北友雪の“雲龍図”があります。
雄と雌がいるのですが、見分け方は・・・現地で(笑)。

御霊屋は元々仙洞御所の釣殿が下賜されたものです。

たまたま特別拝観がこの1年で2回ありましたが、次はいつ公開されるか保証はないので、行くなら今のうちです。

期間は、 11/1~12/4です。

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2011 10/22の拝観(善峯寺)と、10/29拝観の第1報


写真は、阿弥陀堂(右)と瑞松庵(左)

10/22は雨で時代祭も順延になり、妻も午前中は美容院へ。
さて3時間、体力を持て余した子供たち(もうすぐ5歳と2歳の男児)とどうしようかと・・・。

「そうだ 善峯寺、行こう」ってことで、10/8に続き再度行ってきました。
もうすでに完全に道は覚えていました(今回で4回目)。
迷わずに行っても車で50分ぐらいかかります。

西山三山の1つです(あとは楊谷寺と光明寺)。


10/8はシュウメイギクがまだ咲き初めだったのと、天気が良すぎて写真の出来が悪すぎた(笑)!

またここは大きな寺院で伽藍内もなく、見晴らしがすごくいいので子供連れでやってきました。

ご覧のとおり本坊のシュウメイギクは満開。
しかし長男はやはり、けいしょう殿や薬師堂あたりからの京都市内の遠望に夢中でした。

個人的に大好きなお寺なので、早く本編の「西山散策」を出したいのですが、相対的な優先順位ではまだまだのようです(笑)。


さて、今日は待ちに待った「孤篷庵」から拝観してきました。
僕は8:30に到着し、2番目でしたが、9:00には30人ぐらいの行列になっていました。

さらに「本坊」(目的は法堂です)→「浄福寺」→「三時知恩寺」→「四君子苑」に行きました。

四君子苑は参観料が2000円もするんですね。
僕も把握していませんでした(笑)。

いずれも門前以外は「撮影禁止」・・・ちょっと残念でした。
でもこのブログは「文字媒体がメイン」なので、まだ成立しますね。
まあ「自分で行って見てください」ってことなのでしょうか(笑)。

また報告をしますが、10/31の0:00は「10月アンケートの総括」、11/1の0:00は「11月のアンケート」なので少し遅れます。

今日は早く帰宅したので、明日も2か所だけ朝から拝観してきます。
「真如院」と明日から開始の「妙法院門跡」です。

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丸太町 十二段家


写真は、"水菜" 1890円

烏丸丸太町付近にあるランチタイムは”お茶漬け”のお店です。

夜はしゃぶしゃぶなどもされていますが、お昼のお茶漬けが有名です。

写真は、3コースの中で真中の”水菜”ですが、一番シンプルな”すずしろ”は、左上の季節の一品ものがなくて1050円です。

ご飯は最初、人数分×2ぐらいの量がお櫃に入ってきます。
それでも足りなければ、お代わり自由です。
しかし女性なら2杯食べれば十分な量でしょう。

ご飯はもちろん、御漬け物、出し巻もおいしいです。
お茶漬けを侮ってはいけないとよくわかります(笑)。

正直、分量的にも”すずしろ”で十分だと思います。

場所は、烏丸丸太町から西へ70mぐらい。
最初の両替町通を越えてすぐの丸太町通沿いの南側にあります。

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2011 10/8の拝観11(三鈷寺)


写真は、三鈷寺(さんこじ)書院からの眺望

ここは馬鹿正直に正面から入ると、トンデモナイ階段を登らなくてはいけません。

しかし車で坂を登って善峯寺に行き、善峯寺の受付で三鈷寺に行きたい旨を伝えておくと、電動で北門を開けてくれます。

北門から三鈷寺は平地なので、楽に拝観できます。

拝観料は500円で、住職さんが本堂の寺宝などを丁寧に説明して下さいます。

最後は書院からの眺望を見ながらお茶菓子を頂きます。

個人的には好きなので、今回2回目でした。


さていよいよ明日、長年の念願だった「孤篷庵」へ行って参ります!!!

四君子苑も!

今晩寝られるかな(笑)。

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2011 京都府庁旧館 秋の特別展の案内


写真は、旧館と中庭

京都府庁は、丸太町通の烏丸と堀川の間ぐらいにあります。
まあ、京都御苑と二条城の中間地点ぐらいになります。

京都府庁の真正面に明治37年に竣工した“旧館”があり、実はいつでも入ます。

内部の“旧知事室”や“正庁”を無料で見学できます。
また中庭に枝垂桜と松平容保ゆかりの“容保桜”があり、春は見事です。

春と秋には特別展を行います。
今秋は10/29~11/13です。

でもどちらかというと、春の方がさくらがきれいでいいです。
2011春の写真があるのですが、・・・来年の春の前までお預けです(笑)。

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2011 10/8の拝観9(光明寺)


写真は、もみじ参道

ここは、「そうだ 京都、行こう」の2009年盛秋にも取り上げられたので有名ですね。

楊谷寺の続き、西山三山の1つです。

大寺院でおすすめですが、阪急やJRの駅から徒歩では厳しいです。

正面の参道はいい雰囲気ですし、左脇には写真のもみじ参道もあります。

御影堂や阿弥陀堂は普段から無料で参観できます。

また紅葉時(今年は11/12~12/4)には、釈迦堂と信楽庭の特別公開もあります。

今年の紅葉のうち1日は、善法律寺と同日にココに来る予定です。

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2011 真如院 秋の特別拝観の案内


写真は、門前

日蓮宗の寺院で、元々は本圀寺の塔頭でした。

場所は、堀川五条の近くです。
西本願寺のちょっと北です。

織田信長が足利義昭の機嫌を取るために造った枯山水庭園を、アノ重森三玲が古書に基づき復元したそうです。

実は随分前からチェックしていましたが、僕も行くのは今回が初めてです。

例年、秋だけ特別拝観があります。

期間は10/29~11/3で、拝観時間が10:00~15:00と短いので要注意です。

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2011 10/8の拝観8(乙訓寺)


写真は、表門

乙訓寺(おとくにでら)は、駅前から少し離れており徒歩は無理ではないですが少し遠いです。

中規模弱ぐらいの感じです。

ここは「牡丹の寺」といわれており、境内には無数の牡丹が植えられています。

GWに「長岡天満宮のキリシマツツジ」と、「乙訓寺の牡丹」なんていいかもしれません。

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2011 冷泉家 秋の特別拝観の案内


写真は、冷泉家の門前

冷泉家は藤原定家を祖とした代々和歌の家で、近世公家住宅唯一の遺構です。

今回、住宅の内部、斉庭、谷文晁の「龍虎図」などが公開されます。

ここも数年に1度しか公開されないので、貴重です。

また「京都御所の一般参観」とも重なるので、一緒に行かれるといいでしょう。
特別拝観時は意図的にそうしているようです。

ですから京都御所目的の方が、今出川駅を降りると「なんか人が並んでる。いってみよう」となります。
結果的に非常に混むので、行かれるなら早い時間がいいです。

期間は、11/3~11/6と非常に短いので注意です。

アクセス
烏丸今出川駅の出入口3を出て左折した約100mの左手、京都御苑の北側にあります。

参考までに
11/3、11/5、11/6の日程案

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2011 10/8の拝観7(長岡天満宮)


写真は、紅葉の庭園

阪急長岡天神駅から歩いてすぐです。

ここは正面に大きな”八条ヶ池”があり、周辺には無数のキリシマツツジがあるのでGWはきれいです。
また境内も広く、差し詰め公園のようです。

奥には拝殿、本殿がありますが、この手前に写真の”紅葉の庭園”もあります。

広いので家族で来てもいいですし、ゆっくり出来る神社です。

昨日の楊谷寺以降も、またまたいつぞやまわってくる本編(8:00更新分のヤツです)の「長岡散策」にて詳細を掲載します(本文は既にwordで出来ています)。

明日は、ここから少し離れた牡丹のお寺です。

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興正寺 表対面所の障壁画 一般公開


写真は、三門

興正寺(こうしょうじ)は、浄土真宗の興正寺派の本山です。
京都には浄土真宗の本山が4つあります。

本 願 寺 派 :西本願寺
真宗大谷派 :東本願寺
真宗佛光寺派:佛光寺
そしてこの
真宗興正寺派:興正寺
です。

場所は、皆さん1度は前を通過されているのではないでしょうか・・・気づかずに(笑)。
西本願寺の南側に隣接しており、僕自身も以前は西本願寺の一部だと思っていました。

ここは、普段から三門、御影堂、阿弥陀堂、経蔵などは拝観可能です。
今回、通常は拝観できない表対面所の障壁画が、福本達雄画伯により親鸞750回遠忌に合わせて新調されたので一般に公開されます。

期間は、10/25~10/28と、11/25~11/28です。
9:00~16:00頃まで、拝観は無料です。

表対面所は普段は公開されないので、またとないチャンスです。
11月の方が土日もあるので行きやすいでしょうか。


ここから歴史的なゴタクです(おおまかなので細かい部分はご勘弁ください)。

遡ること400年程前、時は戦国時代。
11代の法主は顕如で、顕如には男児が3人いました。
長男:教如
次男:顕尊
三男:准如
です。

本願寺勢力は織田信長に石山本願寺を追いやられます。
その際に長男の教如は、父:顕如の意向にも逆らい徹底抗戦します。

そして、本能寺の変後に豊臣政権になりますが、その際に顕如と三男の准如は秀吉からの京都の寄進地で本願寺を開きます。
これが今の「西本願寺」。

しかし徳川政権になると、西本願寺は豊臣色が強いので別の派閥を支援する訳です。
それが長男:教如の「東本願寺」です。

では、二男の顕尊は?ってことになります。
この顕尊が入寺したのが、この「興正寺」です。

この歴史を知ると、少し興正寺が身近になったような気がしませんか(笑)。

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2011 10/8の拝観6(楊谷寺)


写真は、楊谷寺(ようこくじ)の門前

山崎だけなら電車でも十分ですが、今回はここがあったので車だったと言っても過言ではありません。

長岡京市の市内から西へ20分程度ですが、バスもなく竹林の中の細い府道を走ります。

西山三山の1つで、結構大きなお寺です。

境内には、霊水の独鈷水(おこうずい)、本堂、阿弥陀堂があります。
本堂裏を登ると”奥の院”もあり、中規模強の寺院です。

行かれるなら、乗用車かタクシーでしょうね。

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