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2025 1/19のランチ報告2 最終(南禅寺菊水 個室やなぎ(茶室 閑柳亭))

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写真は、個室やなぎ(茶室 閑柳亭)。

建仁寺 西来院を出て、徒歩で八坂神社~知恩院と歩きます。
良正院の本堂の工事が終わっていましたね。
また公開しないかな。

青蓮院~瓢亭前経由で、南禅寺へ。
境内をぶらぶらして時間をつぶし、11:50にやって来たのが南禅寺菊水です。
この日のランチはこちらで。
1/15にもまいまい京都のツアーで来ていますが、その際は旧茶室 閑柳亭の見学がなかったんですよ。
実はこの中がメチャ観たかった。
お店の方に伺うと「個室指定すれば、ここで食事が可能」と。
そうなったらですよ。
その場で今後の予定をチェックして、この日がやなぎの予約が可能と。
その場で予約しましたw
僕の性格上、やると言ったら即決ですw

やなぎのお部屋には裏側の扉から入ります。
すると台目3畳の水屋があり、ここを次の間として使っています。
またこの左手にちゃんとトイレがありますw

そして水屋の奥が4畳半の茶室。
右手奥に床の間。
左手は貴人口で本来はここから入るのでしょう。
正面は池に面してというか池の上に茶室があります。
なので手すりは屋形船を思わせる感じになっています。

ここでお食事です。

          
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写真は、洋のコース 6,600円+ドリンク 990円+個室料5,000円で、13,849円。

食事は1/15とほぼ同じ。
メインだけは魚にしました。
前日が魚三楼の懐石だったので、敢えてもう1度洋にしました。
まあ美味しかったのでよかったです。
また前回夏に苦言を呈したサーブの遅さは今回はなく、スムーズな提供でした。

1人でじっくり室内や室内からの庭園も堪能して、13:10頃にこちらを出てこの日は帰宅しました。

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2025 1/15の拝観報告3(南禅寺菊水 一度は泊まりたい料理旅館へ、別邸建築&名庭拝見スペシャルツアー)

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写真は、102 SPA SUITEのメインルーム。

11:00過ぎに對龍山荘を出て、次に向かったのが向かいの南禅寺菊水です。
この日は11:30からまいまい京都の「南禅寺菊水 一度は泊まりたい料理旅館へ、別邸建築&名庭拝見スペシャルツアー」があり、このために仕事を休んでいたのです。

そしたら前日に目の前の對龍山荘がこの日の10:00~邸宅内も公開開始の情報が来るってw
引き強すぎでしたねwww

このツアーは初回なので人気があり、僕を含めた多くの方がえこひいき券使用でした。
参加者は21名で15,000円。
アマ会からは至誠館さん、Ysさんが来ておられました。

2班に分けて、室内と庭園を回ります。
庭園は庭の右手からやなぎ(旧茶室の閑柳亭)の路地を経て、離れの前へ。
そして左手奥の茶室 唯庵は内部も。
庭園を反時計周りに回って戻ってきます。
やなぎ(旧茶室の閑柳亭)など、個室内部はなしでした。

室内も通常営業しながらなので、12:00頃からはランチのお客さんや宿泊のお客さんはおられました。
なのでロビーや待合は見られましたが、1階の大広間はなし。
ただし1階奥の新たに作られた102号室のSPA SUITEのお部屋は拝見出来ました。
部屋専用の大きな浴室。
それとは別にバスタブも。
そしてサウナも付いていました。
ベッドルームも広々で、全部で100㎡ほどあります。
またインクライン沿いなので、桜の時期はきれいでしょうね。

さて今回の見学エリアについてですが、普通に食事に行ってもお庭や待合は見学できます。
また茶室 唯庵では時折展示会をされており、その際はそれだけで拝見も出来ます。
今回だけというのは102号室のSPA SUITEのお部屋の内部でした。

見学は20分ずつで、12:10からお食事。
1階の大広間は通常営業で使用されているので、我々は基本2階のインクライン沿いの大広間(展示会などに使われるお部屋)でした。

         
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写真は、今回のランチコース。

お食事は今回の特別コースのようです。
1:食前のお楽しみ
2:燻製した鰤のカルパッチョ 柿のヴィネグレット
3:アンコウと旬野菜のコンソメスープ
4:シェフの手打ちパスタ 香澄ガニと菜の花のフィットチーネ
5:京都鴨胸肉のロティ ポワヴラートソース
6:パティシエ特製デザート

前回8月は和食だったので、今回は洋でよかったです。

個人的には旧茶室 閑柳亭の個室やなぎの内部が見たかったのですが、部屋指定で個室予約が出来ると分かったのでよかったです。
まあ遠からずリベンジしますw

13:45頃に解散となり、こちらを出ました。

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2025 1/15の拝観報告2(對龍山荘 一般公開 屋内公開開始)

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写真は、對龍台の室内。

清水寺 随求堂を出て、清水道途中でシェアサイクルを借りて東大路通を北上します。
三条通を東に進み、ウェスティン都ホテルのポートに返却し、9:40頃にやってきたのが對龍山荘です。
以前から庭園参観を始められたのは周知されているかと思いますが、この日から邸内の公開も始まると前日の夜にアマ会のシヲさんから連絡がありました。

1/15からって、平日やん・・・って、休み取ってる!
しかも休んだ理由が!!!
これは明日にw

10:00オープンのところ9:40に来たら、もう5人並んでましたw
開門時には15人程が並んでいるという。
皆さんよくご存じでw

参観時間は10:00~12:00と13:30~15:30。
お昼はしっかり休まれますw
玄関で3,000円支払い、まずは邸内へ。
對龍台、聚遠亭、茶室、居間から蔵まで。
いずれも写真撮影OKで、SNS掲載もOK。
早速本編の写真3つとも入れ替えましたw

邸内から1回庭園に出ます。
しかし10/12に庭園には来ているので、庭園から建物写真がメイン。
そして再び邸内へw
10:00に入った方々が結構帰られていたので、さらに無人写真が撮りやすかったです。

11:00過ぎまでじっくり見て、次へと参りました。

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2024 12/2の拝観報告1(永観堂 早朝貸切拝観秋の特別拝観 EX旅)

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写真は、紅葉の庭園。

12/2月曜日です。
この日はお昼に予約の件が入ったので、その後に前述の顔見世興行をくっつけました。
そしたら朝1番が空いていたので、さらに予約を入れたという次第です。

自宅付近からシェアサイクルで7:30頃にやって来たのが、永観堂です。
EX旅の「永観堂 早朝貸切拝観秋の特別拝観」を予約していました。
1,800円で、実際100名ぐらい来られていたのではないかと思います。
9:00開門のところ、8:00から庭園に入場できるという特典の企画。
7:30着で14番目ぐらい。
しかし8:40頃から列はどんどん伸びていきました。

8:00開門で、先頭から時計回りに本堂前へのルートを進んで行かれます。
別に一方通行でもなかったので、僕はしれっと反時計回りに弁手池へ。
結果、上のような写真が撮れました。
紅葉の永観堂に行ったことがある方は分かると思いますが、この写真なかなかのキセキですw
やはり事前知識は大事ですね。

しかしそれも30秒ほどでしょうか。
すぐに僕のルートの後続も来られたので、すぐに人で溢れかえりました。
庭園はまさに紅葉ピーク。
今年はやっぱり遅いですね。

8:30頃まで庭園を撮影しました。
本来なら9:00から引き続き伽藍内に入れるのですが、そこまでいると次の予定がギリになるので、8:30頃にこちらを出て次へと向かいました。

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2024 11/9の拝観報告4(本願寺水道水源地 京都モダン建築祭)

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写真は、水源地。

 本来は十四春旅館が14:20頃に終了予定だったのですが20分巻いたので、急遽諦めていた物件に向かうことにしました。

地下鉄五条駅~烏丸御池駅~蹴上駅へ。
そこから徒歩で14:20にやって来たのが、本願寺水道水源地です。
水源地に気づいてはいませんでしたが、この辺りの土地勘はあったので「この辺りかな」という察しはつけていました。
そこに向かったら、ありましたw

まあ想像通りのプールです。
でも疎水建設と同時に東本願寺を守るために造られた水路の水源なんで、ちゃんと記憶に留めておきます。
ちゃんと異物を沈殿させる装置もあったんですね。

14:40 頃にこちらを出て、次へと向かうため地下鉄で蹴上駅~烏丸御池駅~丸太町駅へ。
次に向かうには少し早かったので、平安女学院の聖アグネス教会に京都モダン建築祭の公開で寄りました。
そしたらスゴイ人!
そんなに来る?っていうほどいました。

さらに教会を出ると隣の明治館がある校庭で秋まつりをしているじゃないですかw
そういえば今回の建築祭で明治館の内部はなくなりましたね。
外観だけは拝見出来ました。
校庭では屋台や催し物をしていて、地元や在校生のご家族かな楽しんでおられました。

ちょっと時間をつぶして、15:00過ぎに次へと参りました。

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2024 10/12の拝観報告5 最終(葵ホテル 南禅寺別邸 看月亭 京都中庸祭 2部)

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写真は、看月亭の内部。

17:30から光雲寺を出て、北側に隣接する葵ホテル 南禅寺別邸へ移動。
18:00からこちらの看月亭の庭園でビュッフェ形式の食事と歓談でした。

葵ホテル 南禅寺別邸は数寄屋建築を改装した1棟貸しのホテルで、看月亭と閑雲庵があります。
1棟貸しなので平常時でも1泊30万程。
なかなか泊りには行けないので、今回はいい機会でした。
お庭も広いんですよ。

           
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写真は、稲荷寿司とその場で握って下さる中トロと鯛。

お食事は鮨職人 山内雅貴さんプロデュース。
牡蠣、山芋そうめん、胡麻豆腐など、いずれも美味しい。
さらにミニいくら丼。
イクラ:ご飯=3:1ぐらいあり、余っていたので5杯戴きました!
痛風持ちじゃなくてよかったですw
そしてメインはその場で握って下さる鯛と中トロの握り鮨。
鉄板で美味しいです。
3皿戴きました。

食事をしつついろいろな方とお話しました。
宮川町のドン、島原太夫の母でその方も元太夫さん、葵ホテルのオーナー、個展も開催されている写真家さんなど。
話題がいろいろ変わっても、皆さん教養があるし、それぞれに一家言ある方々なので非常に楽しかったです。
1テーブルに6人ぐらい、皆さん非常に話したがり黙っておられる方がおられなかった(僕もねwww)ので、非常に話しやすかったですw
自然と名刺交換にもなりましたが、やはり僕の場合は「死角からのパンチ」のようで、本職にはとても驚かれます。

      
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写真は、閑雲庵のリビング。

途中でホテルのオーナーさんが、もう1棟の閑雲庵の見学会をしましょうと。
自由参加でしたが、行かない訳ないですw
こちらは屋根だけ残して、その他はかなりリノベ―ションされています。
メッチャきれいで、ベッドルームが3つあるので3組や3世帯でも宿泊可能ですね。

お話も非常に盛り上がりましたが20:00過ぎにはお迎えのタクシーに引きはがされるように(笑)三々五々に解散となり、この日はこれで帰宅しました。
非常に楽しかったですし、参加してよかったです。

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2024 10/12の拝観報告4(光雲寺 京都中庸祭 1部)

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写真は、方丈の内部。

14:30に對龍山荘を出て、南禅寺境内を抜けて北上します。
15:00頃にやって来たのが、光雲寺です。
10年ほど前には特別公開もありましたが、最近は見なくなりました。

この日は15:00からこちらで京都中庸祭が開催されたので、参加してみました。
1部と2部に参加したのは21名で、参加費は30,000円。
庭園だけの参観なら事前登録は必要ですが無料で、アマ会からもあきさらささん、Kさん、Tさん、MZさん、ざしきわらこさんやKiさんも来ておられました。

この会は現代芸術家の桜井智(とも)さんの主催で、主に桜井さんのお友達やつながりのある方が参加しておられました。
SNSにも参加募集があったので、僕のように個人で申し込んできた方も一部はいたようです。
まずは方丈と書院の前庭に降りて、桜井さんの作品を探しながら鑑賞。

そして15:30頃からはご住職による仏殿(本堂)拝観。

      
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写真は、伝 運慶作の聖観音菩薩像。

脇壇の仏像からですが、皆さん写真撮られるんですよ。
ご住職、スルー。
そうなったら、乗っかりますよねw

さらにです。
      
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写真は、須弥壇上にある本尊の釈迦如来像など。

この本堂内陣の写真と比べたら分るでしょうか。
ご住職、「須弥壇に上がりましょう」と!
こんなことあります(笑)!
ビックリしました。

この後、仏殿でとま屋さんの栗きんとんとお薄を戴きました。

16:30からは仏殿の前庭で神永大輔さんの尺八の奉納演奏とトークイベント。
この間に庭園拝観をしていたあきさらささんから「今、おにわさん来てはります」との連絡が。
全国の庭園のブログで有名な”おにわさん”です。
早速駆けつけて、初めてご挨拶させて戴きました。
お互い「存じ上げてます」ってw

トークイベントが1時間ぐらいあり、17:30頃に1部は終了しました。

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2024 8/11の拝観報告2(南禅寺 金地院 八窓席 特別拝観)

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写真は、開山堂の内部。

9:00頃に瓢亭を出て、南禅寺へと向かいました。
9:10頃にやって来たのが、塔頭の金地院です。
久しぶりに八窓席の特別拝観に行こうかなと。

まずは東照宮や開山堂を拝観し、鶴亀の庭へ。
帰宅して以前の写真と比べたら、庭の植栽が東照宮の屋根が見えるように剪定されているのに気づきました。

9:30から八窓席の特別拝観に。
方丈の裏の書院へ。
長谷川等伯筆の猿猴捉月図や老松の襖絵のあるお部屋から。
ここは記憶にありました。
そして次ですが、左手奥の書院の大広間に案内されました。
するとこちら側に八窓席の貴人口、縁にに躙口があり、客座から八窓席が拝見出来ました。
以前はここに来た記憶がなくて。
新しい仕様なのでしょうか。

そして今後は反対側の八窓席の茶道口側の広間の茶室へ。
この広間の茶室と、茶道口から八窓席を点前座より拝見出来ました。
このビューは前回も来た記憶があります。

八窓席が両側からじっくり拝見出来てよかったです。
9:30から30分ごとに案内があるので、まだの方、久しぶり方は是非。

10:00頃にこちらを出て、参道をぶらぶらしながら次へと向かいました。

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2024 8/11の拝観報告1(瓢亭 本館 朝粥)

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写真は、探泉亭。

3連休の中日。
昨日から学会で京都に来ている同級生と、性懲りもなく7:45に地下鉄 東西線の蹴上駅で集合します。

8:00にやって来たのが、瓢亭です。
「夏の京都の朝食は朝粥でしょう」ということで、毎年恒例の瓢亭 朝粥に連れてきましたw
同級生も「別館は来たことがある」といいますが、そこは雰囲気から味わわないととw

僕もくずや新席は来たことがありますが、探泉亭はありませんでした。
しかし瓢亭は部屋指定が出来ないので、先方が振ってくれるの待ちでした。
そしたらこの日はお庭には行っても左に行かず、まっすぐ奥に・・・
ということは~~~、探泉亭でした!!!
やっと当たりましたねw
同級生は勝利の”女神”ならぬ、勝利の”おっさん”だと言って喜んでいましたw

      
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写真は、朝粥 7,590円。

お食事は最初の瓢箪型のお重に入っている八寸が多少違う以外は、毎年同じラインナップ。
年1回だと忘れたころにやってくるので、丁度いい感じです。
同級生にも食事だけじゃなくて、こういう雰囲気の中で戴くのもいいでしょうということで、本館を紹介した次第です。

8:50頃にこちらを出て同級生は学会に、僕はさらにお出かけをします。

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2024 5/26の拝観報告1(京都市国際交流会館 和風別館 京都薬科大学茶道部 春茶会)

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写真は、本席の8畳間。

日曜日。
大相撲夏場所の千秋楽なので、いつもより時間が早いんです。
13:30には帰宅したいので、そういう予定を組んでいますw

10:00頃に自宅を出て、10:40頃にやって来たのが京都市国際交流会館です。
この日はこちらで京都薬科大学茶道部の春茶会がありました。
事前予約で10:50からの2席目になりました。

奥の和風別館に向かいます。
今回はお薄2席で、ご祝儀は用意して行きました。

待合は洋間。
2席目は7人でした。
着いたのが遅めだったので、すぐに席入り。
待合の手前の8畳間。
お正客は女性の方が率先してしてくださったのですが、お点前さんのお母さんでしたねw
主菓子阿は松寿軒の唐衣で、モチモチ感が強く美味しかったです。
人数も少なかったので、11:20頃に終了し2席目へ。

2席目はお庭沿いにある8畳間。
廊下側の6畳間が水屋だったので、奥の8畳間には縁側から入りました。
こちらは昨年卒業されたOBさんがお正客して下さいました。
花入れの青竹の焼き物の緑が非常にきれいでしたね。
副席も滞りなく30分ほどで終了。
久しぶりの和風別館でした。

12:00過ぎにこちらを出て、蹴上駅から地下鉄東西線に乗りました。

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Bridge Studio(旧岡本医院)

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写真は、2階の和室広間。

Bridge Studioは銀閣寺の近くにある昭和9年に建てた元医院を再利用したギャラリースペースです。

アクセス
銀閣寺道(白川今出川)の交差点を銀閣寺方面に進みます。
約110m先の橋を渡ったところで右折。
約130mでY字路になるので、橋を渡って右へ。
約20m先、右手の洋館がBridge Studioです。

昭和9年に建てられた内科・小児科 岡本医院でしたが、約20年は空き家だったそうです。
今後はここをさらにきれいにして、ギャラリーとして使用される予定だそうです。
今回は展示と内覧会を兼ねた公開が、2023/12/1~12/3にあったので訪問しました。

外観から。
表側の医院部分は洋館ですが、奥半分は数寄屋の和館。
これはきれいに半分ずつで合体でしています。
左手の道を回り込むと背後から和館が見え、裏の勝手口の木の扉はきれいに斜線になぐってありつつ、屋根は弧状のコンクリートです。

玄関を入ると床は文様タイルで、左手に受付があります。
受付したの側壁のタイルや境目の模様も細かいです。

玄関を入ると床は寄木で立体的な市松様。
右手に2階への階段、左手が診察室。
ここまでが洋館で、ここから奥が和館で広間になっています。

まずは診察室
診察室のガラスは中が見えないように波打ちガラスになっています。
中は8畳ほどで、細長く上部が半円の窓が壁面の左右に配されています。
また天井にはプロセニアムアーチの様な梁が漆喰で4本平行に並んでいました。

奥の和館広間へ。
手前が8畳、奥が4畳半で、2間の間は雁行状になっています。
左手には縁を経て小さなお庭があります。
1階の広間は床の間もなくシンプルです。

広間の左手奥にはお風呂があります。
お風呂はタイル張りで、天井が木の板を半弧状に張っていました。

2階へ。
階段を上がった右手が洋館の2階。
2間並んでおり、手前の部屋の天井は端が漆喰のゆるやかな折り上げで、中央が長方形の大きな木枠の格天井。
奥の間は二重天井で外側が漆喰、中央は正方形の大きな格天井と仕様が変えてあります。
階段上がって左手の和館の広間へ。
2階の広間は6畳が2つ。
手前の6畳間の鴨居の上に天袋があり、そこには古代エジプトの行列の布が貼られています。
6畳間の間の欄間は松竹梅の透かし彫り。
奥の6畳間は左から琵琶棚、床の間、床脇。
そして右面には付書院があります。
琵琶棚の天井は格天井で、枠内の木目が隣は90度ずつ変えてあります。
琵琶棚の柱は桜の面皮付き。
床の間の柱は北山杉のしぼり丸太で、縁長押は竹。
床脇の下の縁長押は円錐状になぐってあります。
また右面の付書院の奥は火頭窓で、網代天井になっています。

左手には縁があり、ここでも手前と奥の6畳間が雁行状になっているので、縁が少し途中で狭くなっていました。

階段裏の洋館と和館の境目はトイレで、正面と右手は丸窓になっており、その意匠とトイレ前の天井の木目の意匠が同じに合わせてありました。

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2024 4/21の拝観報告1(無鄰菴 無鄰菴会議の日)

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写真は、洋館2階の室内。

前日の晴天からうって変わって、雨がちの日曜日です。
まず朝9:00に岡崎某所でランチの予約をします。
これは後述。

時間があったのでロームシアターのスタバでお茶します。
そして9:30にやって来たのが、無鄰菴です。
この日は無鄰菴会議の日でした。
日露戦争について話し合った無鄰菴会議が行われた日で、2018年から4/21にこのイベントを行っておられるそうです。

アマ会の方からこれがよかったと聞いており、昨年も申し込みを検討したのですが別件が既にありスルーしました。
それを覚えていたので、今回はそろそろ来るなと掲載待ちを数日して掲載された1/27に申し込みましたw

参加費は3,500円、参加者は15名。
アマ会の京loveさんやそうだ京都行こうツアーで一緒だったTNさんも来ておられました。

10:00からまずは元倉庫の洋館1階でイントロダクションのお話が30分ほど。
そして2階に上がります。
2階はいつも窓が閉まっており暗く、部屋の手前側しか入れません。
しかし本イベントでは窓を開け放ち、室内までは入れます。
なので上の写真のアングルも撮れます。
また今後この洋館の壁画の修復をする予定があるそうです。
しばらく見学出来なくなる可能性があるので、まだの方は今のうちに。

2階参観の後は主屋の2階で呈茶。

通常とは違う洋館を楽しめるのがいいです。

11:30頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2024 4/6の拝観報告6 最終(Bridge Studio Renovating a Historical Kyoto Building as an Art Center)

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写真は、元診察室。

Farmoonを出て、徒歩で向ったのがBridge Studio(元岡本医院) です。
今回は昨年こちらの展示・内覧会が行われた後に、修復のためのクラウドファンディングがありました。
そこで10,000円の寄付をした返礼が、個人見学会+周辺の案内ツアーでした。
その返礼がこの日の15:00でした。

14:50頃に到着。
早速内部の見学。
2回目ですが、やはりここはいいですね。
東半分が洋館、西半分が数寄屋建築で、これがきれいに半分ずつで合体しています。
今回は玄関を入って左手の旧診察室がきれいになっていました。
その代わり1階奥の茶室部分が改修中でしたね。
また前回はまだ手が入っていなかったトイレやお風呂もきれいになっており、
ここの意匠もまた凝っていましたね。
トイレなんて丸窓2つの意匠と、トイレに入る廊下の天井の木目の意匠が合わせてあるんですよ。
遊び心がありますね~~

1人での見学だったので、写真を撮りまくりましたw
20分ほど拝見してお外へ。

      
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写真は、桜満開の哲学の道。

前述のようにこの日の哲学の道は桜が満開。
スゴイ人でした。
外国の方が多い。
そんな人ごみを尻目にオーナーさんは、裏道へと案内して下さいます。
あの辺りの裏道にはあんなにアートギャラリーがあるんですね。
またそういう方々が横でつながっているので、次々と紹介、案内して下さいました。
皆さん総じて海外在住歴が長く、いろんな人生があるものだと改めて感じました。

16:10頃にBridge Studioに戻ってきて、ツアーは終了。
この日はこれで帰宅しました。

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2024 3/30の拝観報告1(白沙村荘 倚翠亭 華包 & 観桜茶会 ajappa)

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写真は、憩寂庵、倚翠亭と存古楼(右)。 

早咲きの桜が咲き始めた3月最終週末です。

シェアサイクルに乗り、9:30頃に銀閣寺周辺に到着。
9:40にやって来たのが、白沙村荘です。
10:00オープンですが、9:40頃には開門されます。
この日はこちらの茶室でajappaの観桜茶会がありました。
昨年の観桜茶会にも参加しています。
受付をしてちょっと待ち、10:10から1席目が始まりました。
こちらは池に臨む8畳の茶室で、やや小高くなっているので眺めもいい。
天気も良くて、もう寒くもありませんでした。
さらにこちらのお茶会ですが、それほどたくさん人が来ませんw
たぶん会員外だと5,000円するのも原因の1つかな。
今回の1席目も4人。
なので、結構ゆったり戴けるのがいいところです。
ただ我々が出た次の席は10人ほど待っておられました。

10:40頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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叶匠寿庵 京都茶室棟

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写真は、茶室棟。

叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)は滋賀県大津市に本社がある和菓子のメーカーで、その京都茶室棟が哲学の道の南端にあります。

アクセス
場所は、永観堂の北側で哲学の道の南端にあります。
永観堂の門を出て右に進みます。
最初の交差点の右端に“哲学の道”の石碑があります。
ここへ右折します。
坂を登りながら直進すると左手に哲学の道の始点があります。
疎水の橋を渡らずに左折してすぐ、約40m先に疎水にかかる木橋があります。
これを渡ると叶匠寿庵 京都茶室棟です。

コロナ禍前は春や秋に茶寮をしておられましたが、今は休止のままです。
今回は2023/4/1に開催された洛陽茶会で訪問した時の模様です。

木橋を渡り表門を入ると、右手に玄関があります。
玄関を入ると土間風のロビーがあります。
当日はここに毛氈の床几があり、ここが待合でした。

ロビーを左手の細い廊下を進むと、突き当りに小さめの土間席があります。
茶寮の際は客席に使われており、お茶会の際は点心席でした。

ロビーの右手の襖の奥が広い土間の立礼席でした。
お茶会の際は箱書きが中央の床几に並べられており、こちらで主菓子を頂きました。
この立礼席の右手に出ると露地庭です。
露地庭の左手に茶室棟、その右手に腰掛待合があります。

茶室棟の1番手前には躙口がなく、貴人口が2つある7畳の茶室があります。
お茶会の際はこちらが濃茶席でした。

こちらを出てさらに奥に進むと、手前に6畳間、隣接して奥に8畳の広間があります。
広間の前には苔のきれいな露地庭が拡がります。
お茶会の際は8畳間が薄茶席で、席後6畳間を点心席までの待合にされていました。

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