京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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2024 12/22の拝観報告1(六勝寺 「吉村さんと動物園へ!園内に八角九重塔の痕跡、平安京の副都心をいく」 まいまい京都)
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写真は、観覧車(京都市指定有形文化財)と法勝寺八角九重塔址。
寒い日曜日でした。
朝は小雨もパラついていました。
朝から地下鉄で三条京阪駅へ。
京阪電車で神宮丸太町駅へ。
この日は9:30からまいまい京都の「吉村さんと動物園へ!園内に八角九重塔の痕跡、平安京の副都心をいく 」でした。
参加者は21名、参加費は4,500円ですが京都市動物園の入園料750円も実費でした。
このツアーは簡単にいうと六勝寺旧跡めぐりですね。
神宮丸太町駅から川端通を南下
→冷泉通へ
→白河南殿跡(白河上皇が院政を行った御殿)
→夷川ダム(この北側に白河北殿跡 保元の乱の際に崇徳上皇側が拠点にして、夜討をかけられ焼失)
→この辺りに平正盛(清盛祖父)が寄進した九体阿弥陀堂もあった。
→さらに冷泉通を西へ進み東大路通との交差点(得長寿院跡 平忠盛(清盛父)が寄進した三十三間堂のような聖観音堂)。
→桜馬場通を北上(尊勝寺跡 53代堀河天皇発願)
→京都市武道センター内の移築井戸(場合によっては尊勝寺のもの)
→冷泉通に戻りみやこめっせ西側(延勝寺跡 76代近衛天皇発願 石碑はあるが所在の根拠はない)
→ロームシアターのロームスクエア(尊勝寺跡 53代堀河天皇発願)
→岡崎公園(最勝寺跡(第74代鳥羽天皇発願)だが石碑はない)
→岡崎公園東縁(鵺塚跡 古墳でありかつ後高倉院陵墓参考地(86代後堀河天皇の父、81代安徳天皇と82代後鳥羽天皇の異母兄弟)
→京都府立図書館(成勝寺跡 75代崇徳天皇発願 石碑はあるが所在の根拠はない)
→京都市京セラ美術館(円勝寺跡 待賢門院発願(74代鳥羽天皇妻、75代崇徳天皇と77代後白河天皇母 石碑はあるが所在の根拠はない)
→京都市動物園から二条通を挟んだコインパーキングの台地(法勝寺金堂跡 72代白河天皇発願)
→京都市動物園の観覧車周辺(法勝寺八角九重塔跡)
12:10頃に終了しました。
やhり個人で回るにはかなり事前勉強がないと見逃がしまくりますね。
大変勉強になりました。
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2024 12/21の拝観報告5(満足稲荷神社)
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写真は、旧本殿(左)と舞殿(右)。
14:10頃に平安神宮を出て、シェアサイクルで東大路通を南下します。
途中で満足稲荷神社に差し掛かりました。
ちゃんとお参りをした記憶がなかったのと、次まで時間があったので14:20頃に寄ってみました。
社務所に行くと由緒書きがありました。
境内図と説明もあったので、非常に分かりやすいです。
それと情報が2つ。
1つは橋本関雪の宝船図があり、版画を社務所で授与されています。
もう1つは年2回寄席があるんですね。
来年行ってみようと思います。
さてその由緒書きの境内図の説明に沿って順にお参り。
元御本殿の狛狐のコン吉とツネ松はきれいな黒色に改修されており、キャラクター化されているんですね。
14:35頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 12/21の拝観報告4(平安神宮 御垣内特別参拝)
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写真は、本殿外郭北東の鬼門封じ。
カトリック山科教会を出て、地下鉄東西線で三条京阪駅へ。
そこからシェアサイクルに乗り、13:00前にやって来たのが平安神宮です。
この日は13:00からの御垣内特別参拝に参加しました。
普段は入れない本殿の外周の垣根から、その中に入って本殿を真横からお参りできるツアーです。
参加者は10名程で、参加費は2,000円でした。
社殿の塗り替えや重文に指定された神苑の市電の改修や設置費用が不足しているので、それを補うための期間限定のイベントです。
今年の8/1から始まり、途中休止期間もありますが来年の年末まで開催予定です。
開催日は11:00~、13:00~、14:00~、15:00~の4回あります。
まずは通常お参りをする大極殿からスタート。
右手から入り内拝殿へ。
その右手から本殿の外周の塀の外を歩きます。
丁度北東にあたる鬼門の部分は鬼門封じで京都御所のように欠けています。
そして本殿の真裏から御垣内へ。
本殿が目の前にあります。
七間社流造を後ろから真横、そして斜め前へ。
本殿に向かって左手から外に出て神苑へ。
神苑以降は自由参観で、本殿までで約30分です。
案内が平安神宮の文化財担当の方で、保護する上での苦労話をして下さったのが面白かったです。
特に文化庁とのやり取りはw
神苑も拝見して、 14:10頃に平安神宮 を出ました。
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2024 12/14の拝観報告5(錦鱗館 クラリネット演奏会)
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写真は、玄関と前庭の紅葉。
鴨東教会を出て、シェアサイクルでさらに戻ってきます。
銀閣寺道からさらに南のポートに自転車を返却して、13:50頃にやって来たのが吉田山の東側にある錦鱗館です。
こちらはお屋敷の1室を改修したコンサートホールです。
この日はこちらで14:00から京都市立芸術大学卒業生によるクラリネットアンサンブルの演奏会がありました。
アマ会員にして姪のMちゃんが教えてくれました。
この錦鱗館、裏道にあるので知ってて来ないと偶然見つけるのは困難だと思います。
ただちゃんとHPもあるんですね。
全く気付いていませんでした。
大きなお屋敷の玄関を入ると、下りの石畳。
そして前庭があり、そちらの紅葉がまだきれいでした。
会費は2,000円。
14:00開場。
大きなお屋敷の一棟、恐らく和館の仕切りをなくして1つのホールにしたようです。
天井には太い梁が意図的に見えるように残されています。
また外の庭園が和庭園で、苔、松、石組。
石灯籠に石橋。
さらに植栽の間から見える借景が大文字。
完璧ですw
演奏はクラリネットが4人でバスクラリネットが1人。
市立芸大のOGさんなんでもちろんお上手。
さらに曲の間の紹介やお話も軽快で面白かったです。
1部が15:10頃に終了。
まだ2部もあったのですが、最後までいると次の予定に間に合わないので、このタイミングで失礼しました。
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2024 12/7の拝観報告2(金戒光明寺 金光院 宿坊貸切見学)
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写真は、宿坊。
川端道喜さんで袴腰を戴き、車で下鴨本通を南下。
河原町通から丸太町通を東へ。
9:45頃にやって来たのが、金戒光明寺の金光院です。
以前ホタルの観賞会や甘味のお店で来ています。
その金光院さんでは、この度1室を改修して宿坊を造られました。
その見学会を2024/12/6~12/10に事前予約で開催されるとアマ会のあきさらささんから伺ったので、予約して来ました。
予約枠は9:30から1時間ずつの枠で、1グループ3,000円でした。
僕は川端道喜さん終わりからの参加なので、もう1人で来ました。
お寺に着いて「ただいま到着しました」とお声掛けしたらご住職が出て来られました。
そしたら「あっ、以前も来られていましたね。お久しぶりです」と。
覚えてもらってるやんw
もうそこからは気安い感じで案内し、説明して下さいました。
本堂の奥側に隣接するお部屋にお庭側から入ります。
庭園の紅葉もまだまだきれいでした。
お部屋は9畳ほどかな。
バス、トイレも付いており非常にきれい。
縁もあり、お部屋との間の扉は組子細工。
3枚それぞれに茶色が濃くなっている部分がランダムな模様になっていますが、3枚を重ねると猪の目模様になっています。
部屋もお庭もお写真を十分に撮って、10:15頃にこちらを出て一旦帰宅しました。
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2024 10/23の拝観報告2 最終(岡崎別院 報恩講)
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写真は、茶室 翠雲亭の室内。
京都府庁前から市バス204系統で、岡崎神社前で下車します。
9:30頃にやって来たのが、岡崎別院です。
10/23は毎年報恩講です。
10月から門前に案内が出ていたので、事前にお斎も込みで申し込みました。
お斎もあるので、志納もしています。
さてどうしてそこまで報恩講に参加するのかということですが、今年の7/6にこちらの庭園を訪問した際にご住職に「こちらの茶室は使われることがあるのですか」と伺うと、「報恩講の際には使います」とのことでした。
茶室内、見たいですもんね。
なので来ましたw
受付をして時間があったので、庭園へ行きます。
茶室は普段雨戸が閉まっていますが、やはりこの日は開いていました。
空気の入れ替えもされていたので、内部を拝見しました。
4畳半の結構シンプルな仕様でした。
10:00から法要。
浄土宗とは違い雅楽の演奏もあるんですね。
1時間の法要後、「親鸞さまと恵心尼さま」の講演会。
これが12:15ぐらいまでかかりそうと。
11:45ぐらいまでは聴講していましたが、遅くとも12:15には出ないと13時の仕事に間に合いません。
そこで本堂を出てお斎を受け取り、庭園をみたら確かにお茶席の準備はしておられました。
しかし伺うとどうも法要参加者が対象ではなさそうなんですよね。
我々に呈茶があるとの明言もなかったですし。
主催者側の内々のお茶席なのでしょうか。
まあ本来は講演が終わるまで待てればハッキリしますが、「ある」確証がないと遅刻のリスクは背負えないので(笑)ここで12:00頃には仕事へ向かいました。
少なくとも茶室の内部は拝見出来たのでよかったです。
最後に職場に着いてから戴いたお斎です。
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2024 8/16の拝観報告8 最終(茂庵 五山送り火 送り火の特等席 茂庵 貸切スペシャル!神楽岡頂上、送り火の宴 まいまい京都 後編)
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写真は、茂庵から見た大文字。
19:00に茂庵に戻ってきて、お食事。
今回は三友居の竹籠弁当でした。
このお弁当は見た目以上に量が多いのと、コスパが最高です。
食事を終えて19:45頃。
そろそろ大文字の点火です。
茂庵の方が窓を外して下さり、室内も消灯して下さいました。
茂庵からは階段を上がって右手奥の窓から大文字が、
左手手前から北に舟形、
左手中央正面に左大文字、
左手奥の窓から南側に鳥居形(明るいのだけで形は不明瞭)
の4つが見えます。
20:00ちょうどに各火床に火が入り、数分で真っ赤になりました。
写真で見ると迫力が伝わりませんが、実物はしっかり見えました。
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写真は、茂庵から見た舟形と左大文字。
そして妙法は見えないので、次は舟形。
こちらも大きいのと向きがいいのでしっかり見えました。
左大文字は元々小さめですが、形はちゃんと分かりました。
最後の鳥居形は向きの問題もあり、点灯しているのは分かりました。
参加者の方々はまいまい常連の方が多かったので、撮影場所を交代しながら楽しめました。
最初茂庵に来た時から窓の外に大文字が見えて、「ここから送り火を観たら、きれいなんだろうな」と思っていました。
思ってはいましたが、まさか本当に観られるとは思っていなかったので、感慨もひとしおでした。
参加出来て非常に良かったです。
また来年も開催してください!という声も既にありましたが、
開催されたとて次は当たらないでしょうねw
多くの方が観るべきでしょうし。
非常に満足して、21:00頃にこちらを出て帰宅しました。
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2024 8/16の拝観報告7(茂庵 五山送り火 送り火の特等席 茂庵 貸切スペシャル!神楽岡頂上、送り火の宴 まいまい京都 前編)
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写真は、静閑亭の待合。
カフェ真古館を出て、17:00前に集合場所の白川今出川交差点へ。
この日はまいまい京都の「茂庵 五山送り火 送り火の特等席 茂庵 貸切スペシャル!神楽岡頂上、送り火の宴」でした。
要するに「茂庵から送り火を観る会」です。
この企画を観た時はシンプルに「行きたい」と。
でも多分えこひいき券を使っても当たらないだろうし、京都駅ビルから観たこともないから、ダメもとでフツーに申し込むだけ申し込んでみようと。
そしたら丸腰で当たりましたwww
参加者は18名、参加費は28,000円でした。
17時集合で、まずは茂庵でお茶を戴いてから荷物を置いてお茶室の見学です。
白川今出川の交差点から徒歩で吉田山へ。
最初は田舎席。
次は静閑亭へ。
こちらの待合は今回初めて拝見しました。
19:00頃まで見学し、いよいよ食事と送り日の見学です。
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2024 8/16の拝観報告6(吉田山荘 カフェ真古館)
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写真は、カフェ真古館の外観。
Arrow treeを出て、シェアサイクルで川端通→丸太町通→白川通と進み、銀閣寺道周辺のポートに自転車を返します。
そこから徒歩で15:45頃にやって来たのが、吉田山荘内にあるカフェ真古館です。
本来この日有休を取ることとなった予約の件まで時間があったので、ここで時間をつぶします。
久しぶりに来たのですが、ほとんど人が居なくて少し驚きました。
以前は並ぶぐらい人が居たので。
しかし外のメニューを見てなるほどと。
カフェ利用で小菓子付きで1,800円になっていました。
結構強気ですねw
さらに後でHPを見たら、事前予約制って書いてありましたね。
知らずに行きましたが。
店内に入ると男性が1人居られただけ。
その男性もまもなく出られたので、貸し切り状態。
アイスコーヒーを戴き、持参した本をずっと読んでいました。
日が暮れているレトロな店内で読書。
贅沢な時間でした。
店内の無人写真もたくさん撮れましたしw
約45分間いて、16:30頃にこちらを出ました。
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2024 7/27の拝観報告(百萬遍知恩寺 大方丈 第42回 左京区民煎茶会)
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写真は、大方丈の本席。
土曜日です。
実はこの日の午後はCF(大腸ファイバー)を受ける予定でした。
4月頃に下血がありまして。
もう50歳。
今までCFは1度もしたことがなかったので、いい機会だろうと。
一方でこの左京区民煎茶会も楽しみにしておりまして、昨年は6月開催でした。
また6月開催なのかな~~って張っていたら、なんと7/27。
被りました。
でもどうしても行きたかったので、2席目の10:45からのチケットを姪のMちゃんが発売当日に買ってきてくれました(1席1,000円)。
3席目じゃ検査に間に合わないけど、1席目では・・・朝からの下剤(前処置)が落ち着いてないかなとw
まあそういうヤバい状態(笑)でしたので、車で百万遍知恩寺へ。
10:25頃に到着。
会場は本堂裏側の大方丈。
西側の門から入ります。
コインパーキングが近くてよかったですw
大方丈の左手の間が待合。
ちょうど1席目を終わったTさんとお会いしました。
10分ほどで席入りでした。
席は上の写真のように、大方丈の残りの2/3のお部屋。
富岡鉄斎のお軸が掛かっていました。
甘めの1煎目を戴きお菓子ですが、午後は検査なので持参のタッパーに密かに入れて検査後に戴きましたw
そして渋めの2煎目を。
検査前でもお水とお茶はOKだったので、煎茶会でよかったです。
お薄はダメだろうし、濃茶なんて怒られますね(緑で腸管が見えない)w
もう朝からの下剤は随分落ちついていたので、ビッグウェーブ(笑)が来ることもなく無事11:25頃に終了しました。
出てきたら、3席目待ちのMちゃんがいましたね。
帰宅後、検査に病院へ。
先生は予備校の頃から仲がよかった同級生。
30年後その友達にCFしてもらうことになるとは、夢にも思いませんでした。
おかげで緊張もなかったです。
検査自体は鎮静鎮痛なしで僕は楽勝でした。
口からのGFはもちろん、鼻からのGFよりも楽。
下行結腸の角を曲がる時だけ、圧迫感があったぐらい。
検査中はいいですが、前日からの前処置(下剤)がシンドイですね。
検査前日の夕方に「ピコスルファート1本飲むように」って。
通常便秘の入院指示で患者さんには「10滴」とかで出す薬を、
目薬ぐらいの1本飲めって、飲むとき服毒するぐらい震えますよwww
夜中にトイレ、2回起きました。
そして当日朝はモビプレップという液体を最低1Lは飲みます。
これも速攻性ですね。
全部出て、無色になりますwww
今後CFする方、前処置を耐えて下さい。
結果、大腸がんなど大したものはなくて、まあ一安心です。
検査後は帰宅して、大相撲14日目をTV観戦しました。
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百万遍知恩寺 善導院
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写真は、表門。
善導院は百萬遍知恩寺の塔頭寺院で、本尊の善導大師像が重文です。
アクセス
百萬遍知恩寺の表門は今出川通沿いにありますが、東大路通沿いの西門から入ります。
参道を少し進むと坂があり、一段高くなった左手に本堂が見えます。
この坂を登らずに、手前の道を左折します。
左折した約20m先の左手に善導院の表門があります。
通常本堂は公開しておられませんが、2023/10/13の浄土宗特別大公開で14:00~16:00まで本堂が公開されました。
表門を入ると左手に本堂があり、、その前には苔のきれいな前庭がありました。
本堂に入ると正面に内陣があり、内陣の中央のお厨子に本尊の善導大師立像(重文)がお祀りされていました、
お顔が少し左上を向いており、衣紋が非常に立体的です。
また内陣の左手には「手引きの阿弥陀」がお祀りされていました。
子供の手を引くように左手が下に差し伸べられており、それに応じてお顔が少し左下を向いています。
また明らかに左足を1歩踏み出しているのも阿弥陀如来には珍しいです。
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百万遍知恩寺 龍見院
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写真は、本堂内部。
龍見院(りゅうげんいん)は百萬遍知恩寺にある塔頭の1つで、徳川家康の家臣で関ヶ原の合戦の前哨戦で伏見城で戦死した鳥居元忠をお祀りしています。
アクセス
百萬遍の交差点の北東にある百萬遍知恩寺の中にあります。
今出川沿いのある表門を真っすぐに進み、本堂の手前で右折します。
釈迦堂を右に見ながら塔頭の並ぶ道に突き当たるので、ここを左折します。
約60m先の1番北側にある塔頭が、龍見院です。
通常内部は公開しておられませんが、2023/10/2の14:00~16:00に浄土宗特別大公開で内部を公開されました。
表門を入ると苔のきれいな前庭があり、右手奥に玄関があります。
玄関を入ると4.5畳と1畳の玄関間を経て、本堂の左脇に入ります。
左に8畳間、右に4畳間。
さらに進むと正面に8畳間、右に4畳間があり、左が内陣です。
内陣の中央のお厨子には本尊の阿弥陀三尊像、左の脇壇には弾誓(たんぜい)上人像と法然上人像、右の脇壇には聖観音菩薩像、地蔵菩薩像と阿弥陀如来立像がお祀りされています。
さらに奥は3畳が4つ縦に並んだ12間で、こちらに龍見院・・・と書かれた鳥居元忠の位牌がお祀りされていました。
表門を出て右手に進むと墓地があります。
この中に鳥居元忠のお墓があり、こちらはいつでもお参り出来ます。
墓地を入って真っすぐに進むと正面突き当りに大きな石の鳥居と奥におどうがあります。
これが圓光大師廟所で、これを左に進みます。
左に進んだ先に石で囲われた2m四方ぐらいの目立つお墓があります。
これが鳥居元忠のお墓です。
正面の石の扉には鳥居家の家紋 鳥居笹が掘られており、石の鳥居の奥にお墓があります。
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関西美術院
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写真は、外観。
関西美術院は明治39年に創建された世界最古の私設の本格的洋画研究所です。建物は武田五一の設計で、国指定登録有形文化財です。
アクセス
平安神宮の応天門の前からスタート。
冷泉通を右へ約150m進むと信号のあるT字路になるので、これを左折します。
約30m先の右手に「関西美術院」の案内があるので、右折します。
約20m先の左手に関西美術院があります。
関西美術院は浅井忠を中心にして創立され、今でも絵画教育をしておられます。
通常内部は一般に公開していませんが、2023年11月の京都モダン建築祭で内部が公開されました。
門を入ると前庭があり、その先に下駄箱があります。
建物は木造平屋建の片流屋根。
玄関を入ると彫刻が置かれたアトリエがまずあります。
こちらの天井には鉄筋のトラスがあり、正面は採光用の大きな窓があります。
この部屋の右手にも大きな部屋があり、こちらはデッサンのアトリエです。
こちらには木造のトラスで右のアトリエとは屋根の勾配が異なります。
恐らく左手の最初のアトリエの方が後から増築したのではないでしょうか。
また両アトリエとも北側に向いた大きな採光用の窓があります。
これは洋画は対象と見比べながら描くので、太陽光の日内変動の影響を受けにくくするためだそうです。
デッサンのアトリエの奥にも小部屋があり、こちらは物を置いたりモデルさんが準備をしたりする部屋だそうです。
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2024 7/6の拝観報告3(源鳳院 山科伯爵邸 30代後嗣といく、平安より歴代天皇に仕える山科家旧邸を特別案内 まいまい京都)
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写真は、主屋の個室。
ホテルオークラ京都岡崎別邸を出て、12:45頃にやって来たのが源鳳院です。
この日はまいまい京都の「山科伯爵邸 30代後嗣といく、平安より歴代天皇に仕える山科家旧邸を特別案内」でした。
参加費は7,500円で、参加者は24名。
アマ会からは堀川通さんが参加しておられました。
そもそもこの源鳳院イベントありきで、ランチに初訪問のホテルオークラ京都岡崎別邸でのランチ。
さらにその前に岡崎別院の庭園をくっつけました。
さて13:00から主屋の大書院で山科家後嗣の方から公家の歴史や展示物のお話があります。
展示物の掛け軸やお道具なども、背景から説明するとよく分かりますし時間も必要。
そういう点で「ガッツリ」できるところがこのツアーのポイントでしょう。
なかなか普通の拝観や特別拝観レベルでは、そこまで腰を落ち着けて話をするのも聞くのも難しいですよね。
また装束も展示されており、素材のこと、位による色の違いなども。
そういう感じなのでお話はしっかり90分ほどありますが、飽きずに聞けました。
そして14:30頃から3班に分けて、ダイニングの個室で特製のマカロンを戴きました。
それ以外の班は大書院の展示やお庭にも出ることができますが、離れや宿泊エリアはないので通常での展示イベントと拝見出来るエリアという意味では一緒です。
2班目でマカロンを戴き、そのまま14:50頃に離脱しこちらを出ました。
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2024 7/6の拝観報告1(岡崎別院)
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写真は、新しく整備された庭園。
7月最初の土曜日です。
暑い1日でした。
11:00前に自宅を出て、市バスに乗って岡崎神社前で下車します。
11:20にやって来たのが、岡崎別院です。
岡崎別院自体はずっと前からありますが、境内の一部がホテルオークラ京都 岡崎別邸になった際に、庭園もかなり整備されました。
整備完了以降、未訪問だったので来てみました。
まずは本堂にお参り。
内陣もかなりきれいになった印象。
外に出ると、庫裏は新築w
その裏手にお庭があるので、庫裏でお声掛けしてお邪魔します。
池の場所や大きな木はそのままですが、苑路や橋はきれいになり、植栽もスッキリしました。
そして植栽がスッキリした分、奥の方の小高いところには散策路が整備され歩きやすくなりました。
お茶室は本来移動させたかったそうですが、予算の問題にその場で維持することにされたそうです。
お庭をじっくり拝見して、11:40頃に次へと参ります。
次へと参りますというか、ランチタイム。
もう自明ですねw
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