京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
KYOTO MAIKOYA 錦店2 邸内
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写真は、奥庭。
KYOTO MAIKOYA 錦店の町家は旧骨董商で、大正期に造られたものだそうです。
構造としては鰻の寝床の敷地を田の字に仕切って、中央の東西南北に廊下が走ります。
そして左手前が玄関棟、右奥が主屋、右手前が表庭、左手奥が奥庭になります。
表庭には玄関棟から連続し突き出るように小間の茶室があります。
正面に向かって左手の玄関から入ります。
玄関間があり、正面奥は旧食堂と旧居間で、現在は着替え部屋に改装されています。
玄関間の右手には旧応接間があり、今は土間のようになっています。
待合兼、表庭へのアプローチになっています。
玄関間から奥に向かって廊下が伸びますが、その手前右手に4畳半の茶室が表庭に突き出るようにあります。
表庭は茶室の露地でもあり、飛び石が奥まできれいに配されています。
中央の廊下を奥へと進みます。
途中で廊下がクランクし、主屋に入ります。
クランクの角には主屋2階への階段があります。
まずは主屋の1階。
廊下の右手に主屋の広間があります。
次の間が6畳で奥の本間が10畳。
右手に床の間、左手に違い棚と天袋のある典型的な床脇があります。
廊下の左手は奥庭。
こちらは手前が砂利と飛び石で、奥が苔のきれいな植栽です。
主屋の2階へ。
2階は廊下の右手に6畳間が3つ並んでいます。
子供部屋などで使われていたそうです。
1番奥の一の間には側面1/3の床の間、1/3の床脇かあり、残りの1/3が押入れという遠慮気味な床がありました。
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KYOTO MAIKOYA 錦店1 茶道体験
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写真は、1階の広間。
KYOTO MAIKOYA 錦店は富小路六角上がるにある旧骨董商の町家を利用した、海外向けの茶道体験などの施設です。
アクセス
地下鉄京都市役所前で下車し改札を出て左折し、地下道を突き当りの左手前の階段から地上に上がり御幸町通の出口に出ます。
御幸町通へ左折して約350m先、3つ目の交差点の手前の右手にKYOTO MAIKOYA 錦店の町家があります。
茶道体験
茶道体験はネットで申し込みで出来ますが、着物に着替えさせてもらって行うプランで7,000円です。
海外の方向けなので説明はすべて英語です(ただし日本の方が話されるので、ある程度分かると思います)。
時間は全員の着替えに約30分、お茶席が40分+撮影タイム20分の計90分です。
男性はこの町家の玄関を入って正面の部屋で、女性は向かいのビルで着替えです。
まずは着物を選んで着替えさせてくれます。
着替えが終わると玄関を入って右手の旧応接間で待ちます。
待つ間は右手の表庭で写真を撮ったり出来ます。
参加者が揃ってくると、1階か2階の大広間に通されそちらでお茶席を体験します。
体験は正味60分なので上下で30分ずらしで開催しているようです。
1席16名でした。
茶道とは何か、一期一会や和敬清寂の説明。
お菓子を戴いた後、抹茶の入った茶碗と茶筅があるので、自分でお抹茶を点てて戴きます。
最後は室内やお庭に出て、着物での撮影タイムでした(僕はお茶席体験で失礼しました)。
僕の場合は9:00着替え、9:30からの1席目。
しかも早めに行ったので、前に誰もおらず。
また建物が非常に好きなのを察して下さり、優しいスタッフさんが全部屋を見せて下さいました。
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2025 1/18の拝観報告1(六角堂 京の冬の旅)
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写真は、池坊会館3階のいけばな資料館の入口。
土曜日です。
この日は9:00過ぎに自宅を出て、徒歩でやってきたのが六角堂こと頂法寺です。
もちろん京の冬の旅です。
公開前はあまり注目していなかったのですが、ガイドブックをよく読むと本尊御開帳じゃなかったんですね。
そもそも秘仏扱いの如意輪観音像が3つあるとは知りませんでした。
そもそもです。
本堂を覗くとお前立の大きめの如意輪観音像が見えます。
その後ろに大きなお厨子があります。
その中の手前左手に伝建礼門院徳子寄進 如意輪観音像があり、
手前右手に伝弘法大師作 如意輪観音像(鞘仏)があり、
その奥中央に5.5cmの本尊である如意輪観音像が小さなお厨子に入っている
そうです。
今回は本堂の右手から内陣に入り、お厨子の前まで行きます。
すると大きなお厨子が開けられ、厨子内左手に伝建礼門院徳子寄進 如意輪観音像がお祀りされており、今度は右手から右に寄せてある本尊のお厨子が見えるようになっていました。
なお5.5cmの本尊は2016年11/5~11/13の西国33か所草創1300年 特別拝観で御開帳されています。
そして池坊会館の3階のいけばな資料館へ。
伝弘法大師作 如意輪観音像の鞘仏はこちらに移動して展示。
本尊が入るようになっている光背の扉も開いていました。
また重文の池坊専好立花図も展示されていました。
六角堂はこんな感じでした。
10:30頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 12/28のランチ報告1(晦庵 河道屋)
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写真は、この日が最後の1階の桟敷席。
12月最終の土曜日です。
本来この日に遠出の拝観に行く予定でしたが、これがあったので翌日に振り替えました。
10:00頃に自宅を出て、地下鉄東西線で京都市役所前駅へ。
10:40頃にやってきたのが、晦庵 河道屋です。
そば屋さんですが、来年からは奥庭続きの母屋を改修して営業されることになりました。
そして現店舗で食事できるのが、この日が最後でした。
10:40着で1番目でしたがすぐに次々と来られて、11:00の開店には15人程並んでました。
開店したら、1階の桟敷席に通されました。
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写真は、鴨なんば(1,450円)としめじごはん(350円)。
注文は鴨なんばとしめじごはん。
おそばがやや小ぶりなので、季節のごはん付きでも大丈夫。
鴨なんばは山椒が効いているのもgood。
さらにお出汁に鴨のエキスが加わって、すべて戴いちゃいました。
最近のおそばでは1番でした。
外に並んでいる方の気配もあったので、戴き次第11:20頃にこちらを出ました。
また詳細はHPに掲載されるそうですが、今年の11月頃には営業再開を予定されているとのことでした。
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2024 12/23の拝観報告(京極かねよ かねよ寄席)
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写真は、2階西側の食事スペース。
月曜日です。
この日はフツーに所ごとに行って、その帰りに寄り道です。
地下鉄の三条京阪駅で下車して、18:00前にやって来たのが河原町六条西入にある京極かねよです。
うなぎのお店で、特にきんし丼が有名です。
今回は毎月最終週の月曜日の夜に寄席をしておられると聞いたので、来てみました(さすがに12/30は1週前でした)。
寄席は17:00開場、19:00開演。
スペースの都合上定員があるので、事前予約制で50名。
料金は3,000円ですが、食事券付きです。
きんし丼並みが3,000円なので、要するに
「きんし丼を戴くと、無料で寄席が聞ける」
ということです。
月曜日の夜に
・お店は客が集まって大入り
・演者は平日でたくさん聴衆が来る
・お客は実質寄席がタダ
という、win-win-winな会ですw
まずは1階で受付(要事前予約)し、3,000円を支払います。
そして2階へ上がります。
2階に上がって奥側の広間に高座があり、その前の座布団席を先に確保します。
そして通り側にある席でお食事です。
建物は大正初期の建築で、いい感じの数寄屋です。
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写真は、うなぎ丼 上 4,500円。
きんし丼並なら食事券と交換。
うなぎ丼は3,200円なので、200円追加すれば変更できます。
今回はガッツリうなぎが食べたかったので、1,500円追加でうなぎ丼 上にしました。
タレが甘すぎず、うなぎの味を堪能できるような味付け。
さすがに上はうなぎも大きくて、大変満足しました。
高座の前はギュウギュウ詰めw
しかし皆さん声掛けして、足を伸ばしたりして快適に観れるよう協力していました。
古き良き日本ですね。
そして19:00から高座です。
演者と演目は
・桂弥壱 ふぐ鍋
・桂米二 厄払い
・桂歌之助 佐野山
でした。
いかんせん場所が狭いので、見台も高座のギリギリ。
弥壱さんは途中で扇子を高座から落とされるし、
米二さんは小拍子を高座から落とされるしw
しかしそれを前の観客がスッと拾って、返してあげてて。
演目ももちろんわかりやすく楽しかったですが、みんなで作る高座って感じでさらに楽しめました。
3演目で20:15頃に終了し、この日は帰宅しました。
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2024 12/14の拝観報告6 最終(船鉾町会所 京の文化体験講座 Salon de MACHIYA 心ときめく和菓子 呈茶)
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写真は、船鉾町会所の2階。
錦鱗館を出て、再びシェアサイクルを使用します。
白川通→丸太町通→川端通→御池通→室町通と進み、室町綾小路のポートに返却。
そこから徒歩で15:50頃にやって来たのが、船鉾町会所です。
この日は16:00から「京の文化体験講座 Salon de MACHIYA 心ときめく和菓子」の呈茶がありました。
13:00~15:30の1部は呈茶とお菓子とお茶の先生のお話があり、16:00から2部は呈茶のみでした。
2部の参加費は1,000円でした。
船鉾町会所の1階の広間で神功皇后の新羅出船の船をイメージした「ひかりの帆」というお菓子とお薄を戴きました。
あきさらささんも来ておられました。
そして先ほどまで1部をしておられた町会所の2階も拝見。
お座敷が3つ並列に並んでおり、1番奥の部屋には吊り床がありました。
きれいに改修されており町屋ですが、フリーWiFi。
船鉾町の会所を立命館大学が借りて、このようなイベントを時折されているそうです。
16:20頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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2024 12/12の拝観報告4 最終(おおきに迎賓館・紫野出雲路邸 「京都の町家で楽しむ茶事 岡部伊都子旧邸 クリスマス茶事」淡交社 後半)
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写真は、待合の洋間。
11:00過ぎから8畳の本席に席入りし、まずは炭点前。
お茶会は結構行きますが、お茶事となると年1回も行かないので久しぶりに拝見します。
そして続いて茶懐石に。
今回は祇園「多ら里」の上野康信氏が作って下さったそうです。
茶懐石も向付はお酒が出るまで後回しとかは、前回の経験で学習済みw
しかし細かいところはまだ覚えきれていないので、先生方からお勉強。
4客でしたのでちゃんと楽しむ余裕はあり、お食事も非常に上品で美味しかったです。
最後に皆さんで揃ってお箸を落とすのは、すっかり忘れていましたw
経験しながら着実に学習していきます。
鶴屋吉信の主菓子を戴いて、一旦待合に戻ります。
もうこの頃には8人すっかりお話も弾んで仲良しでしたw
今回はクリスマス茶事なので、ベルの音で席入りのお知らせ。
再び露地を歩き、13:00頃に8畳の本席へ。
本席(濃茶)は各服点(もうこの方が多いですね)。
練り易いのか気遣いなのか、結構緩めでした。
お道具はヨーロッパ、特にスペインのものなど見立てが多かったです。
クリスマス茶事なので、そういう感じになりやすいでしょうか。
そして続き薄でした。
しかし先生方3人さんは、いかなるお道具などでもご造詣が深い。
ある程度分かってスゴイなと思うこともあれば、もはやは何をおしゃっているのか分からないぐらいレベルの高いお話も。
この道も極めた方はスゴイなと感心致しました。
14:00過ぎには終了しました。
終わり際には皆さん一期一会に感謝。
本当に楽しいお茶事でした。
終わった時間が早かったので、ここからドクターXの映画をMOVIX京都で観てからこの日は帰宅しました。
この掲載は大晦日のようですね(今、紅白やってるのかな)w
よいお年を。
よいお年を。
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2024 12/12の拝観報告3(おおきに迎賓館・紫野出雲路邸 「京都の町家で楽しむ茶事 岡部伊都子旧邸 クリスマス茶事」淡交社 前半)
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写真は、玄関の前庭。
10:30に香灯路珈琲を出て、寺町通を徒歩で北上します。
10:50頃にやって来たのが、おおきに迎賓館・紫野出雲路邸。
この日は11:00から淡交社の「京都の町家で楽しむ茶事 岡部伊都子旧邸 クリスマス茶事」がありました。
参加者は8名で、参加費は46,000円です。
もう淡交社の企画も随分参加したので、僕の力量(笑)を先方もご存知なんでしょうか。
今回はエライ先生が3名ほどおられたのでそのうちの1人がお正客を、そのお友達の先生が次客を、もう1人の先生がお詰めをして下さいました。
このおおきに迎賓館・紫野出雲路邸は随筆家 岡部伊都子氏の旧宅でした。
以前から行きたいと思っていたので、この件を見つけた際はお茶事と知りつつ1人で申し込んでしまいましたw
しかし経験的に最近の皆様はお優しいw
お話すると大抵僕の母ぐらいの方(団塊の世代)が多いので、息子のように教えてうまい具合に収めて下さいます。
僕もそうやって経験を積みつつありますw
物怖じしない自分の性格に感謝ですwww
さてまず玄関を入ると、紅葉のきれいなこと。
そして玄関間を入ると4畳半の小間があり、こちらが寄付でした。
準備をして隣の洋間が待合でした。
今回は1席だけで8名のみ。
平日なので、まあ男性は僕だけ。
しかし前述のように淡交社さんの方で段取りして下さったので、気楽にまずは露地からお席に向かいました。
茶事の様子は今夜に。
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2024 11/16の拝観報告3 最終(山紫水明処 木村先生といく小五郎が駆けた幕末京都、山紫水明処貸切拝見 まいまい京都)
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写真は、山紫水明処の表門。
手鞠鮨と日本茶 宗田を出て、地下鉄で烏丸御池~三条京阪。
京阪で三条駅~神宮丸太町駅へ。
14:00からまいまい京都の「木村先生といく小五郎が駆けた幕末京都、山紫水明処貸切拝見」でした。
参加者は20名、参加費は5,500円でした。
メインの目的はもちろん山紫水明処。
個人での参観申し込みも可能ですが、もはや往復はがきはメンドウですw
いい機会でした・・・が、この裏にある事情があることが判明しました。
それは後述。
順路を順に。
神宮丸太町駅→梁川星巖寓居跡→山紫水明処と吉田屋跡&立命館草創の地碑(10名ずつ半々で)
内部の写真撮影は可能ですが、ネット掲載は不可です。
久しぶりに行きましたが、茶室内の詳細は忘れていました。
ここに14:30~15:30まで居ました。
→女工場跡→木戸孝允 臨終の家の外観。
問題はここです。
以前のこのツアーではこちらの参観でした。
しかしこちらを管理していた京都市職員厚生会 職員会館 かもがわが9月に閉店されたんだそうです。
なので参観が不可能に。
その余波で山紫水明処に変わったんだそうです。
→舎蜜局(京都市立銅駝美術工芸高等学校)→法雲寺(久坂玄瑞が謹慎した寺)→善導寺(島田左近遭難の地)→島津創業記念館 外観→がんこ 高瀬川二条苑 第二無鄰菴 外観→高瀬川 一之舟入→ホテルオークラ 前田又吉像と伊藤博文像→ホテルオークラ 木戸孝允像→ホテルオークラ 長州藩邸跡。
御池通を渡りますが、まさにこの道の上に加賀藩邸があったんですね。
最後は三条通の池田屋騒動の跡。
16:45頃に終了し、この日はこれで帰宅しました。
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2024 11/16の拝観報告1(京都の奥を体験する~非公開京町家で金継ぎ&お茶席体験)
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写真は、玄関間での茶席。
第3週の土曜日です。
この日は本来午後に予定があり、あとから午前の予約を入れました。
9:40頃に徒歩でやって来たのが、烏丸御池周辺にある明治時代の町家です。
この日はこちらで金継ぎ体験とお茶席がありました。
参加者は5名、参加費は9,500円でした。
この会は京都市の企画のようで、町家を利用してこのような文化体験をする企画で、金継ぎ体験が1日3回、同時並行で竹籠体験。
翌日にも漆工芸蒔絵制作や金彩工芸などがありました。
以前にも楽茶碗制作や唐紙体験をしましたが、やってみるとその後の見方が全然変わること、そしてそもそもやってみると結構面白いので参加してみました。
10:00から町屋の玄関の8畳間でお茶席が30分。
そして手前の店の間で金継ぎ体験をします。
割れた茶碗にまずは2種類の溶剤を混ぜて、間に塗ってくっつけます。
本来はここも漆を使いますが、漆って固まるのに2週間ぐらいかかるんですね。
なのでこの日は化学溶剤です。
そして乾いた後に余った溶剤をカッターで切り、やすりでスムーズに。
次に接着部分の裏表に漆を筆で塗ります。
手に付くとかぶれるので、手袋をして。
この塗り方はそのまま形になって残るので重要です。
ある程度経ったら、その漆の線の上に真鍮粉(ゴールド)か錫粉(シルバー)をまぶします。
これをこのまま持って帰るのですが、湿らせた容器に入れて自宅で2週間保湿するんですね。
漆はコンクリートのように水分を吸収して固まるそうです。
12:00過ぎに終了。
ちょっと金継ぎの知識が深まったのと、非常に楽しかったです。
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2024 11/10の拝観報告4 最終(安養寺 倒蓮華寺 お寺ナイト2024)
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写真は、阿弥陀如来立像の倒蓮華。
家で大相撲を観ていたら、17:30過ぎにアマ会のキビノクニさんから情報が来ました。
前日の西光寺に続いてこの日も安養寺で開催されていた お寺ナイト2024の一文字写経ですが、本堂内写真撮影可能と。
まあそういうことなら行こうかと、18:00まで相撲を観て夕食を済ませた19:15頃に自転車で自宅を出ました。
寺町六角のコイン駐輪場に自転車を停めて、そこからは徒歩。
19:30頃に到着。
昨日のスタッフさんも半分ぐらいおられ、昨日1番だった僕のことを覚えていた下さいました。
もう説明もほぼなく道具を渡されましたw
この日は「波」でしたね。
写経してから内陣拝観。
内陣の写真もきれいなのに過去のを替えました。
またおぜんざいを戴き、19:45頃にこちらを出て帰宅しました。
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2024 11/10の拝観報告1(元成徳中学校 ガイドツアー 京都モダン建築祭)
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写真は、旧作法室。
京都モダン建築祭の最終日の日曜日です。
この日から大相撲の九州場所が始まるので、「14:30には帰りたい病」を発症しますw
しかしこの日はいいんですが、今後はそうもいかなそうです~~
さて車で自宅を出て、9:00過ぎにやって来たのが烏丸高辻西入にある元成徳中学校です。
京都モダン建築祭のガイドツアーに当選しました。
参加者は20名、参加費は2,000円でした。
アマ会のアノマロカリスさんも来ておられました。
さてです。
これは何度か書いていますが、成徳中学校は母校なんですよね。
さらに僕の亡父(昭和20年生)も母校で同じ校舎で学んでいます。
もうこの時点でどれぐらい古いか想像がつきます。
ガイドさんは平成元年赴任された元先生だったので、僕の卒業と入れ替わりでした。
なので共通で知っている先生もおられました。
中は概ね変わってないです。
何が変わってないって、匂いですね。
入学式の時に初めて匂った木の香り。
今も同じ香りがしました。
L字の校舎ですが、それぞれの先端に大教室棟があったのですが、それは取り壊されていますね。
階段のケヤキの1枚板や手すりの大理石。
当時は何も考えずに通学していましたが、貴重なものだったんですね。
教室は各階に5部屋あります。
これは覚えていました。
というのも、
3階の西側から1年1組、1年2組、1年3組、2年1組、2年2組
2階の西側から3年1組、3年2組、3年3組、2年3組、視聴覚室
だったので、2年の組替えでは、
2年3組だけはイヤ
が合言葉だったのでw
このツアーでは折り上げ格天井の作法室に入れました。
この部屋の記憶が全くないんですよね~~
使ってたのかな~~
今は壊された隣が理科室で、廊下伝いにホルマリン漬けの標本がたくさん並んでいたのはハッキリと覚えています。
今は壊された隣が理科室で、廊下伝いにホルマリン漬けの標本がたくさん並んでいたのはハッキリと覚えています。
最後に外観も。
春には春めき桜が咲きますって。
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その写真ぐらいはもありますw
建築3割、ノスタルジー7割でしたね。
10:20頃に終了し、車で次へと向かいました。
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2024 11/9の拝観報告6 最終(西光寺 お寺ナイト2024)
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写真は、本堂(左)と書院(右)。
京都モダン建築祭のガイドツアー「御所西官庁街 文化庁調査官・清永さんと、モダン建築が立ち並ぶ官庁街へ」を終えて、京都府庁から地下鉄の丸太町駅へ。
烏丸御池駅経由で京都市役所前駅へ。
そこから徒歩で寺町通の京極商店街へ。
17:00頃にやって来たのが、商店街の中にある西光寺です。
十二薬師の1つで知られていますかね。
この日は17:30からこちらでお寺ナイト2024のイベントで一文字写経がありました。
般若心経の文字を一文字ずつ書いて、それを集めて完成させるイベントです。
個人的にこちらの本堂に入った記憶がなかったので、来てみました。
まだ17:30前だったので準備中でしたが、本堂に入れその隣の部屋で一文字写経をする仕様でした。
早く来たので17:20頃には始めて下さいました。
くじを引いて当てたのが「経」。
金泥で10㎝角ぐらいの色紙に書いて、屏風のようなパネルにはめ込んでおられました。
本堂の内陣の前まで行ってお参り。
そして通路の部分でおぜんざいを戴きました。
ちょうど帰る時に一部衆さんも来られましたねw
17:35頃に終了し、この日は帰宅しました。
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2024 11/9の拝観報告3(十四春旅館 京町家の宿 十四春旅館 四代目若女将・玉垣多佳子の世界中からお客様が来られる旅館を目指して よみうりカルチャー)
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写真は、表庭。
11:20に大光寺を出て、再び近鉄の桃山御陵前駅へ。
そしたら今度は国際会館行きが来るじゃないですか。
今日はめっちゃツイテます!
竹田駅で乗り換えることなく、五条駅で下車します。
12:00頃にやって来たのが、十四春旅館(としはるりょかん)です。
明治期に建築された旅館で、登録有形文化財です。
今回はこちらでよみうりカルチャーの「京町家の宿 十四春旅館 四代目若女将・玉垣多佳子の世界中からお客様が来られる旅館を目指して」が12:10からありました。
実はこちら1回目が10/5にあり、その際は定員漏れしました。
しかしその漏れ人数でもう1回出来るとのことで再開催された日程でした。
参加者は12名、参加費は9,600円でした。
今は5つのお部屋が稼働しています。
まずは1番大きな1階の菊の間で女将のお話。
今までの苦難?の歴史や、ネットを通じた広告で海外からのお客さんが激増したお話など。
それが40分ほど。
そして三友居の花籠弁当でお食事(今年3つ目ぐらいかなw)。
最後は2班に分かれての見学会でした。
1階の大広間 菊の間から蔵のお部屋の葵の間。
2階に上がって元茶室で今は共有スペースのライブラリー。
2階の竹の間と月の間は稼働予定だったので今回はなく、最後は1階の五月の間。
表と裏にお庭も2つあり、数寄屋建築もいい感じ。
こういうの好きなんですよね~~。
やっぱり数寄屋建築とお庭のセットが僕は好きなんだと実感しました。
14:00頃に終了して、次へと向かいました。
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2024 11/3の拝観報告10 最終(らくたび京町家 ガイドツアー 京都モダン建築祭)
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写真は、2階の洋間。
大丸のイノダコーヒーを15:15頃に出て、17:20頃にやって来たのがらくたび京町家です。
昼間のパスポート見学に続き、本日2回目w
参加者は20名、参加費は4,000円でした。
なぜ2回も来たのかですが、僕はらくたびの会員でもあります。
会員として若村さんの本拠地のガイドは聞いておこうとw
内部はこの日の昼間だけではなく、何度か来ています。
しかし改めて解説を聞くと気づいていなかったこともあり勉強になりました。
また奥庭の右手奥にある立方体の手水鉢。
銀閣寺の東求堂の脇にあったのに似ているなと思っていたらその写しであると解説があり、なかなか自分も経験を積んできたなと感じましたw
さらに図らずもですが、この日の日中は天気が良かったので、2階の洋間の写真は日光であまりきれいに撮れませんでした。
夜は大丈夫でしたw
そうそう玄関間の3畳の下に簡易の防空壕があり、それも見せて頂けました。
18:30頃に終了し、この日はこれで帰宅しました。
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