京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2024 8/15の拝観報告3(阪急電車 指定席列車 PRiVACE)
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写真は、車両内部。
京極商店街を歩いて南下してやって来たのが、阪急電車の京都河原町駅。
この日の午後の予定は大阪でした。
大抵大阪にはJRが速いのでJRで行くのですが、今回は敢えての阪急電車。
阪急電車の指定席サービスが7/21から始まっており、それに乗ってみたかったのですw
阪急電車 京都線の特急は10分毎ぐらい(1時間に6本)ありますが、指定席があるのは2本。
なので3本に1本の割合です。
通常の車両は昇降口が3つありますが、上の写真のようにこの車両は中央の1つだけ。
この出入口の左右の区切られた空間内に席があります。
さて予約する際に考えました。
無人のいい感じの写真を撮るにはどうすればいいか。
席は進行方向に直されるので、「席を正面から撮るには、後方空間がいいだろう」と。
さらに「走行中の直射日光を避けるには、午後は進行方向左手がいい」と知っており、2つ並び席でしたが13Cを取りました。
子供の頃から阪急沿線でしたので、その辺りの事情には精通していますw
料金は運賃+席代の500円です。
14:29発の車両に1番目に並んで乗車しました。
シートは左右の仕切りがしっかりしており、特にヘッドレストが厚いです。
仕切りがしっかりしている分、隣との交通が少ないので、知らない人が隣でも気にならない反面、知人でもお話ししにくいかも。
あとフットレストはなかったです。
シートの座り心地がいいので、寝ちゃう人が多いようですねw
今は大阪梅田まで頻回に停まる(昔の急行と同じ)のですが、昔の特急(河原町→烏丸→大宮→→→十三→梅田)だと、さぞゆったり出来たでしょうね。
15:15に大阪梅田駅に到着して、この日の予定に向かいました。
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2022 12/8の拝観報告3 最終(南座 當る卯歳 吉例顔見世興行)
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写真は、まねきの上がる玄関。
さてぎおん徳屋を出て、13:45頃にやって来たのが南座です。
もちろん毎年恒例の顔見世興行です。
ちょうど開場したところでした。
今年も仁左衛門さんが出られる第2部。
席は6列の19番。
この辺りだと臨場感が強いです。
14:10から開演。
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恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)
封印切(ふういんきり)
飛脚問屋の亀屋忠兵衛(中村鴈治郎)は井筒屋の遊女梅川(中村扇雀)と恋仲。
身請け金が工面できずにいたところ、イヤミな丹波屋八右衛門(片岡愛之助)が身請けすると現れます。
丹波屋八右衛門はお金をポンと出すも井筒屋の人からも不評の様子。
そこで忠兵衛の悪口を言い出したところ、影で聞いていた忠兵衛も堪忍袋の緒が切れ、「三百両もあるから、これで身請けする」と啖呵を切って八右衛門を追い返します。
井筒屋はめでたしの雰囲気になるのですが、実はこのお金は公金。
当時公金の横領は死罪。
梅川と2人になった忠兵衛はそのことを告げ、2人で死を覚悟して逃走するというお話。
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登場から総じて明るくて、能天気そうな鴈治郎 忠兵衛ですが、封印を切ってからの落ち着きのなさ、ただよう悲壮感がよく出ていましたね。
またそこに至るまでの愛之助 八右衛門の執拗なまでの挑発と、徐々にヒートアップしてとうとうという鴈治郎 忠兵衛のかけあいも良かったです。
井筒屋の女将さんやご主人が鴈治郎 忠兵衛の味方をするその気持ちが、逆に封印を切らせる後押しになっちゃってるのも、悲しいもんですね。
もちろん鴈治郎 忠兵衛と扇雀 梅川も兄弟で息ピッタリでした。
15:35に幕で、25分の休憩。
今回から場内での飲食がOKになりました。
そして16:00。
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「松浦の太鼓」
序幕 両国橋の場
雪の降る元禄15年12月13日の両国橋に俳人 宝井其角(中村歌六)がやってきます。
そこへ煤竹売りが来るのですが、これがかつての俳諧の弟子であった
赤穂浪士の大高源吾(中村獅童)。
源吾は赤穂藩が改易になり、煤竹売りに身を落としていました。
そういう事情もあり源吾の妹 お縫(片岡千之助)は、其角の口利きで平戸藩の藩主・松浦鎮信(片岡仁左衛門)のお屋敷に奉公しています。
其角が声をかけ再仕官を勧めますが源吾は断ります。
またみすぼらしい格好の源吾に其角は松浦候から拝領した羽織を着せてやります。
別れ際に其角が「年の瀬や水の流れと人の身は」と詠むと、
源吾は「明日待たるゝ その宝船」と、謎の付句を返して去ります。
二幕目 第一場 松浦邸の場
句会の催されている平戸藩主・松浦鎮信のお屋敷。
其角も呼ばれています。
そこへお縫がお茶を点てにやってきました。
お縫を見た松浦候は不機嫌になります。
原因を探るとどうやら、いつまでたっても赤穂浪士が吉良に敵討ちをしないのが気に入らないようです。
松浦候は兵法「山鹿流」を学んでおり、赤穂藩家老の大石内蔵助とは同門。
そういう点からも心を寄せていました。
一旦其角が機嫌を収めますが、昨日源吾に遭ったこと、自分の羽織を渡したことを何気なく話したところ、松浦候は再び怒り出します。
源吾が敵討ちもせず、町人暮らしに甘んじていること。
さらにそんな輩に自分の羽織を渡したのが許せなかったのです。
仕方がないので、其角はお縫を連れて松浦候の屋敷を出ようとします。
その時前日別れ際の「年の瀬や水の流れと人の身は」に対する源吾の付句「明日待たるゝその宝船」の話を松浦候にします。
さてどういう意味か・・・と思案していたら、
隣の吉良邸の方から聞き覚えのある太鼓の音が。
松浦候が指折りリズムを数えると、これは正しく山鹿流の陣太鼓。
赤穂浪士の討ち入りを確信し、「宝船はここじゃここじゃ!」と大喜びします。
二幕目 第二場 松浦邸玄関先の場。
助太刀のためと馬にまたがる松浦候を、家臣たちが必死に止めています。
そこへ源吾が登場。
討ち入りを終え本懐を遂げた源吾に松浦候は、今までの顛末を聞きます。
見事な経過と今後の覚悟を滔滔と語る源吾に心を打たれた松浦候。
源吾を讃えて幕となります。
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松浦の太鼓は秀山祭で上演されたのが「古典芸能への招待」で放送されていたので、それで予習できました。
まあやっぱり仁左衛門さんですよね。
今回は3枚目っぽいいわゆるバカ殿役ですが(笑)、まあカワイイですね。
何回も言いますが、あんなにカッコイイ78歳がいるんですもんね~~。
其角は放送された秀山祭でも歌六さんでしたので、一層違和感がなかったです。
しかしアレだけ討ち入りしないことでイライラさせた後での、陣太鼓。
スッキリしますよね。
其角もお縫も面目躍如でしたし。
細かいところでは近習達の殿への毎度の「太鼓持ち感」も、クスっと笑えましたね。
17:15に終演。
今年も非常に楽しい顔見世興行でした。
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2022 11/5の夕食報告6 最終(焼肉 ダイスケ 3年ぶりのアマデウス会総会)
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写真は、7,700円のコース。
本来は10月の拝観報告なんですが、今日は時宜を逸しないようにこの話題です。
昨夜のことです。
3年ぶりにアマデウス会の総会を開催しました!
要するにこのブログ読者さんのお友達の食事会です。
参加者はルーキー、tsumuji、あきさらさ、frippertronics、至誠館、あんとん、WAN、シヲ、京極堂、狛犬好き! 、K、京love、serimama、さくら、アノマロカリス、masa、ぷらぷら、bosun、堀川通、amadeus(敬称略)の20名。
以前は希望者全員参加で35名前後だったのですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて先着20名限定にしました。
そういう状況でもあったので、今回の会場は18:00から貸し切りで、四条堀川東入にある焼肉 ダイスケさんにしました。
実はこのお店、アマデウス会員さんルーキーさんの娘さんご夫婦のお店なんですw
コロナ前は年2日開催だったので、毎回参加の方は「元気~~?」ぐらいなんですが、たまに「久しぶり~~~!」って方もおられる感じでした。
しかし今回は全員3年ぶり。
皆さん「久しぶり~~~!元気にしてた~~~?」って感じで、非常に懐かしく感慨深かったです。
でもそこは古い仲間。
話始めるとすぐに馴染みますねw
今回初参加はKさんとぷらぷらさん。
Kさんは普段から予約拝観系でご一緒することが多いので既に違和感はないのですが(笑)、ぷらぷらさんはお会いするのがこの日初めてでした。
後半はお話する機会が多くて、どういう系がお好きなのかもよくわかりましたw
それに結局、拝観の話よりも日頃のこととかの話の方がメインになりますね。
もう初期の会員の方では、今はそれほど拝観されていない方も多いので。
この世界に10年以上いて、今なお拝観とブログ更新を続けている方が異常なのかもしれませんwww
お食事はお肉のうまみや甘みの特徴がそれぞれにあるお肉で、非常に美味しかったですね。
そもそも外で焼肉を食べるのも久しぶりでした。
また利用させて頂きたいと思います!
楽しい時間はあっという間。
気付いたら20:30頃になっていました。
この日はこれで解散して帰宅しました。
また次は春に開催したいですね。
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2022 5/28のおでかけ報告1(高島屋 京都店 Welcome days アートのチカラ2022)
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写真は、アートのチカラ2022。
土曜日です。
この日は午前中は妻とお買い物に。
車で10:05に到着。
実は昨年タカシマヤカード(プレミアム)を作りました。
すると月1回Welcome daysというイベントが金土日と開催され、案内が来ます。
この時は最大15%offになる商品もあるので、結構来ています。
さてまずこの日は最初に7階へ。
イベントスペースで「アートのチカラ2022」が開催されていました。
現代アートの展示即売がメインで、上村淳之氏や森田りえ子氏の作品もありました。
さらに最奥には特別展示で高島屋史料館所蔵の
横山大観「蓬莱山」
竹内栖鳳「富士」、「アレ夕立に」
川端龍子「潮騒」
が展示されていました。
ほぼ朝1番なので誰もおらず、ゆっくり拝見出来てよかったです。
そして下の階へ。
今回は食器。
妻がチェックしていたARAS(エイラス)という食器を買いました。
ガラス入りトライタン樹脂という素材で出来ており、見た目もきれいだけど、割れない素材ということで注目されてるそうです。
こういうのも15%offで購入できるので、こういう機会に行きますw
あとは諸々購入した後、お昼ご飯を買いに。
子供達は和弁当。
高1の長男も、中1の次男もハンバーグやエビフライなどの洋食より、
和弁当を好みます。
妻もお好みのお惣菜をいくつか選んでいました。
そして僕は地下でまず美濃吉のナス田楽(920円)をチョイス。
ナスが大好きなんです。
家族全員w
さらに3階の鼎泰豐(ディンタイフォン)で鼎泰豐弁当(1,700円)を。
内容は小籠包4つ、エビ入りチャーハン、鶏肉の唐揚げ ユウリンソース、青菜の炒めニンニク風味。
こちらはテイクアウトだけじゃなくイートインもあるんですが、12:00頃は長蛇の列でしたね。
12:00頃に高島屋を出て帰宅し頂きましたが、いずれも非常に美味しかったですね。
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六地蔵めぐりのまわり方
簡易地図
8/22と8/23は六地蔵めぐりです。
下記六カ所の地蔵菩薩をお祀りする寺院をめぐり、300円の旗を集めます。
そのまわり方、特に公共交通機関を使う方法について述べます。
まずはそれぞれの路線と最寄り駅を列挙します。
①浄禅寺 市バス18系統 地蔵前
②地蔵寺 阪急電車 桂駅
③源光寺 嵐電 常盤駅
④上善寺 地下鉄烏丸線 鞍馬口駅、市バス37系統 出雲路橋
⑤徳林庵 京津線 四ノ宮駅、地下鉄東西線 山科駅
⑥大善寺 地下鉄東西線 六地蔵駅、JR奈良線 六地蔵駅、京阪電車 宇治線 六地蔵駅
です。
では、どこからまわるべきでしょう。
個人的には「本数が少ないものを最初にして、そこからスタートする」のが効率がいいと思います。
その観点でいうなら、①の浄禅寺でしょう。
市バスの18系統は1時間に2本しかないので、ここを決め打ちでまわり始めるのがおすすめです。
浄禅寺から時計回りにまわっていきます。
・浄禅寺まで
市バスの18系統は二条駅、四条大宮を経由します。
京都駅からの場合は近鉄で1駅の東寺駅で下車し、九条大宮から乗るといいでしょう。
・地蔵寺まで
この間が最もアクセスが悪いです。
18系統で四条大宮へ。四条大宮から阪急電車で大宮駅~桂駅です。
または18系統で七条大宮へ。市バス33系統で桂消防署前です。
ただし18系統も33系統も30分に1本の路線ですので、バス待ちの時間が非常に長くなる危険性があります。
・源光寺まで
阪急電車で桂駅~西院駅、嵐電で西院駅~帷子ノ辻駅~常盤駅です。
また桂駅から嵐山線に乗り、桂駅~阪急嵐山駅、徒歩で嵐電嵐山駅~~帷子ノ辻駅~常盤駅も可能です。
しかし嵐山経由の場合、阪急と嵐電の嵐山駅が離れているので、徒歩距離が短いのは前者です。
・上善寺まで
嵐電で常盤駅~北野白梅町駅→市バスで北野白梅町~烏丸今出川。地下鉄烏丸線で今出川駅~鞍馬口駅です。
・徳林庵まで
市バス37系統で出雲路橋~河原町今出川。市バスを乗り換えて河原町今出川~京都市役所前。地下鉄東西線で京都市役所前駅~山科駅。
また市バス37系統で出町柳駅まで行き、京阪電車で三条駅へ。そこから地下鉄東西線乗る方法や、御陵駅で京津線に乗り換え、より最寄りの四ノ宮駅で下車する方法もあります。
しかし後述のように京都観光1日乗車券を利用する場合は、市バスと地下鉄は乗り放題になるので最初の方法をおすすめします。
・大善寺まで
地下鉄東西線 山科駅~六地蔵駅です。
・京都駅に帰るには
JR奈良線で六地蔵駅~京都駅が最短でしょう。
さてこのルートでまわると恐らく約6時間でまわれると思います(方法A)。
ただしアクセスの悪い①~②間だけタクシーを使えば、それだけで約5時間でまわれると思います(方法B)。
次にコストです。
京都駅発、京都駅帰りの場合、
方法Aは、2970円です。
方法Bはタクシーが約1500円ですので、3900円。
1000円で1時間短縮できます。
かりに4人で乗れば、2775円と公共交通機関より安くて早いです。
またさらにこの方法で京都観光1日乗車券を使用すると、市バスと地下鉄が1200円で乗り放題になるので、
方法Aなら2290円、
方法Bでも3450円
になります。
もし六地蔵めぐりの途中や後にまだ観光をされるのなら、さらにお得になります。
ただし京都観光1日乗車券は「市バス車内では販売していない」ので、地下鉄の駅などで事前に購入しておく必要があります。
例えば8/23の10:00か11:00頃からまわり始めて、大善寺の後に
地下鉄六地蔵駅~二条城前→市バス50系統で堀川御池~中立売智恵光院→17:00~智恵光院の六臂地蔵尊像開帳とかはシブいですね。
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2019 11/2の拝観報告5 最終(アマデウス会 秋の総会)
写真は、高瀬川の間。
11/2の拝観報告は朝からありますが、いつものように昨夜最後の総会の報告を先にします。
さて年に2回恒例のアマ会総会の秋。
今回はブログ開始3000日記念で新会員さんを募集しました。
「まあ3,4人ぐらいかな」と思っていたら、なんと16人もの方が新会員さんとなられましたw
その結果、アマ会員の総数は85名に!
今回の総会は新会員さんにもお声かけしての開催でした。
参加者は(敬称略、会員番号順)あんとん、狛犬好き!、さと、WAN、toganji、tsumuji、tani、至誠館、キビノクニ、masa、ふじしろーらも夫妻、京love、Hito、光子、puffy、シヲ、桜、いざ上洛、舞妓ちゃん、如月、bosun、アノマロカリス、ok、bb、あきさらさ、karaika、堀川通と僕の29名。
如月以下の8名が新会員さんでした。
今回の会場は、がんこ二条苑。
こちらは6年半前の2013年春の第2回総会でも利用しています。
リンクを見ると、同時は16名だったんですねw
こんなに大きくなるとは。
しかも当時も今回も居たのは、あんとんさん、WAN初代、taniさん、toganjiさん、至誠館さんの5名。
長い付き合いになりましたw
さて19:00集合なので、今回も早めに参りました。
新会員さんはもう僕しか取りあえずは話せる人がいませんし、多分もう僕しか全会員さんを把握していないのでw
僕が見たことがない人がほぼ新会員さんなので、入ってきた方を確認していました。
新会員さんは一様に不安そうでしたので、1番にお声掛けさせて頂きました。
片やもうベテランもベテランの至誠館さん辺りは、当選8回の国会議員の議場入りぐらい堂々としたものでしたw
僕の席はさくらさん以外は新会員さんで、アノマロカリスさん、okさん、あきさらささん、karaikaさんとたくさんお話出来ました。
「そもそも何故、このブログにたどり着いたのか」は、新会員さんには結構聞くのですが、答えが面白いですね。
1番多いのが「非公開文化財の情報検索をしていて」ですね。
いち早く知りたいとか、公開頻度の分析とか。
その他では「マイナー寺院を調べていて」とか、「南禅寺別荘群を調べていて」というのが定番で、今回もそんな感じでした。
途中新会員さんには、自己紹介もして頂きました。
HNやどこから来たのか、どういう分野が好きなのかなど。
またそういう情報を踏まえて、その後の個別の話しのネタにもなって、大変盛り上がったと思います。
正直当初は心配もありました。
今までと雰囲気が変わってしまわないかなとか、新会員さんは馴染めるだろうかとか、不安に思うこともありましたが、
いい意味でのマンネリ感の打破というか、新たな風が入ってよかったんじゃないでしょうか。
新会員の皆さんも、旧会員さんも非常に楽しまれていたように見えました。
まあ何より僕は非常に楽しかったですw
最後は庭園も皆さんで散策して、そういう付加価値もあったのでさらによかったです。
まだ半数の新会員さんが参加しておられないので、また来年の春が楽しみです。
次回のアマ会総会は、4/25(土)です。
遠方の方は早く宿を確保して下さいねw
今回参加して頂いた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
また春もよろしくお願い致します!
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2019 4/27の拝観報告3 最終(アマデウス会総会)
写真は、南禅寺 八千代 本館 1階 竹の間の庭園。
GW前のお話もまだ残っていますが、今日は昨日のお話です。
GW初日。
午後から出かけた情報は今後に置いておき、昨日の夜は恒例のアマ会 春の総会でした。
19:00から、南禅寺の八千代にて。
参加者は22名で、会員番号順に
あんとんさん、狛犬好き!さん、ルーキーさん、WAN初代、京極堂さん、taniさん、serimamaさん、albero夫妻、至誠館さん、松戸在住さん、キビノクニさん、京loveさん、Hitoさん、MZWさん、くろさん、frippertronicsさん、シヲさん、桜さん、いざ上洛さん、ゆもさんと僕です。
初参加は会員歴は古いものの”くろ”さんと、先日入会されたばかりの”ゆも”さんでした。
会費はいつものように、飲み物込みで8000円。
集まるや否や、既に行かれた方から公開文化財特別公開の情報を伺ったり(写真撮影の可否、混み具合や拝観様式など)、曜変天目関係のMIHOや奈良博の情報交換をしたり。
今回の席は自由で、僕の隣は狛犬好き!さんと京極堂さんでした。
ここらの古株さん達とは、もう拝観の話より家族や近況報告がメインでしたねw
くろさんとは拝観先で何度かお目にかかっていましたが、こんなにお話したのは初めて。
最近ハマられているお食事のお話(松乃鰻寮)は、非常に興味深かったです。
席は遠かったですがもう1人の初参加者であるゆもさんも、顔見知りのさくらさん達と楽しく話されており、もう馴染みつつあるかなって感じでしたw
途中でなんとなく移動する方もおられるので、WAN初代とも久しぶりにお話出来てよかったです。
僕自身も非常に楽しい時間を過ごせましたし、参加者のみなさんも楽しんで頂けたようでした。
この日だけメッチャ寒かった以外は、最高の1日でしたw
参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。
また秋に。
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2018 11/3の拝観報告6 最終(アマデウス会 秋の総会)
写真は、会場の宝堂2階の個室
土曜日、文化の日で祝日です。
朝から拝観にも行きましたが、先にこちらから。
この日は19:00~、秋のアマデウス会の総会でした。
会場は四条烏丸の宝堂。
参加者は、あんとん、狛犬好き!、ルーキー、なおすけ、WAN、toganji、tsumuji、tani、serimama、至誠館、松戸在住、キビノクニ、masa、京love、Hito、さくら、福助、MZW、シヲ、桜、いざ上洛、舞妓ちゃんと僕(敬称略、会員番号順)の計23名。
僕の席の近くには、キビノクニさん、シヲさん、松戸在住さん、WAN初代がいましたね。
今回の食事はすき焼き。
毎回懐石系では飽きるかなと思いまして(笑)。
すぐにお話が盛り上がりました。
まずは拝観の話。
仁和寺は金堂裏堂にこの日行かれた方が多かったです。
文化財修理で観音堂の公開もありましたしね。
本坊に行列が出来てたのが、ナゾだったそうです(笑)。
それとやはり、大覚寺勅封般若心経は皆さん良かったようですね。
WAN初代なら、マニアック情報がありました。
それは勅封心経殿で般若心経の公開がありましたが、その勅封心経殿を設計したのが聴竹居の藤井厚二だということです。
そんなのは知らねぇ~~よ(笑)!
この情報押しをしないのは、一般では「聴竹居の藤井厚二」と言っても、「へぇ~~~」とはならないからだろうということになりましたw
後、非公開文化財に行った人からは、「撮影禁止多すぎ」って声が多かったですね。
拝観の話題が落ち着いたら、もう近況報告です。
なかなかお会い出来ない方も多いので、ここぞとばかりにお話されていましたね。
やっぱり総会は毎回楽しいです。
予約とか出欠確認とか1人では大変な時もありますが、やった後はいつもやって良かったと思います。
次回はまた春に。
今回作歌して下さった皆さん、ありがとうございました。
来春も多くの方が参加して下さるのを楽しみにしています!
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2018 9/17のおでかけ報告(ハレトケ)
写真は、コースの牡丹と紅葉(各1800円)
敬老の日の祝日、月曜日です。
朝から長男は模試でしたので、家族全員で車に乗り8:50に四条烏丸まで長男を送ります。
そして次男を含めた3人は、そのままお買い物に行きます。
9:40頃にやって来たのは、コストコの八幡店です。
ウチも長男が小6男子、次男が小3男子の4人家族ですので、買い物も大量買いになりつつあります。
一昨年ぐらいから行くようになり、今では月1ぐらい行くでしょうか。
10:00開店ではありますが、いつも並ぶので少し前にオープンします。
ただし11:00頃に行くと、もう駐車場待ちになるので、いつも9:30~9:50着ぐらいで行きます。
デッカイカートを持って回りますが、最初に奥の生鮮食品に向かいます。
後からここに行くと、もう混雑で・・・。
最初の30分ぐらいなら、結構余裕があります。
買い物のほとんどが食品ですね。
大体1時間半ぐらいいます。
いつも10:00前に行くので、帰るのが12:00前。
京都市内に戻りながら外食に行くことが多いのですが、この日は前日に妻から要望がありました。
「近くにハレトケってお店があるから、行ってみいひん?」と。
僕も調べてみると良さそうでしたので、帰りに寄ってみました。
裏道にあるので、知らないと来れないですね。
お店は和テイストで、オシャレな雰囲気。
4人仕様の個室でした。
メニューは5000円、3500円、2800円のコースもありますが、人気なのは1800円の牡丹と紅葉でしょうか。
ウチも僕と妻が紅葉、次男が牡丹にしました。
牡丹はメインがお寿司9貫、サラダ、蒸し物、野菜の天ぷら、赤だし、水物
紅葉はメインが9種のそうざい、サラダ、蒸し物、焼き物、ごはん、お味噌汁、香物、水物
です。
写真の1が紅葉のメイン、2が牡丹のメイン、3と4が共通のサラダと茶碗蒸し、5が紅葉の焼き物とごはん系、6ヶが牡丹の天ぷら、7がコーヒーと柚子シャーベット、8がメニューです。
いずれも美味しかったですが、メインが特に充実していましたし、これで1800円はお得なのではないでしょうか。
しかしなかなか観光で行く場所ではないですね(笑)。
コストコ八幡店に行かれる方は、ついでにいかがでしょうか。
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2018 7/21の拝観報告(祇園祭 後祭 鯉山)
写真は、鯉山(右)と粽(左)
今年の先祭は、宵々山が日曜日、宵山が日曜日で巡航が平日の火曜日でした。
さらに今年は猛暑・・・。
なんとか日曜日の夕方に次男を露店には連れて行きましたが、あの人出と暑さ・・・もういいです(笑)。
そしてこの日は土曜日で後祭の宵々々山です。
僕は朝から粽を買いに出かけます。
10:50に到着したのが、室町六条の鯉山です。
今年の粽は鯉山のにしました。
毎年違うところのを買っているのですが、去年妻から「登竜門の粽があるから、来年はそこのにしよう」と言われました。
今年は長男の中学受験もあるので、登竜門の鯉山にしたわけですw
昨年は10:45~と書いてあったので10:50に着いたら、既に粽などを買いにたくさんきておられました。
列は既に路地の外まで伸びていました。
夜になったら、さらに伸びるんでしょうね。
路地の奥には鯉山に乗せる飾りやタペストリーが展示されており、その前で粽などの授与所があります。
ちなみに先祭の際も開いているそうです。
粽と登竜門のお守りをお願いすると「1100円です」と。
安い(笑)。
聞き返してしまいました。
粽が600円なんですね。
普通の鉾だと1000円が相場なので。
まあ粽の袋は普通は神社にある白い紙製ですが、こちらは写真のようにデザイン性のあるビニール製。
自宅に帰って早速玄関に飾りました。
長男くん、龍になれるといいですね。
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2018 4/28 アマデウス会 春の総会
写真は、会場となった美登幸のお部屋
拝観報告はまだGWにも入っていませんが、今日は昨日の報告です。
昨日は年に2回、春のアマデウス会の総会でした。
会場は祇園の美登幸さんで、19:00~。
以前は桜と紅葉の時期でしたが、
・自然がらみはピークを外されること
・宿が俄然確保しにくいこと
から、春と秋の非公開文化財特別公開の時期に、ここ数年はなりました。
それでも昨今の京都観光人気で、宿は確保しにくいそうです。
参加者はあんとんさん、狛犬好き!さん、ルーキーさん、WAN初代、2級のほうさん、京極堂さん、toganjiさん、taniさん、serimamaさん、alberoさんご夫妻、松戸在住さん、キビノクニさん、ふじしろーらもさんご夫妻、京loveさん、Hitoさん、アディニコさん、福助さん、MZWさん、シヲさん、桜さん、いざ上洛さん、舞妓ちゃんさん、京香さんと僕の計26名。
最近入会された京香さんは、初お目見えでした。
今回は1室個室で、自由席。
最近、元来パパ友であった京極堂さんや2級のほうさんとお話出来てませんでした。
今回お2人とも参加でしたので、ガッツリ隣りでお話しさせて頂きました。
2人とも仕事やお子さん(もううちは6年生、お2人は5年生)のことで忙しく、なかなか拝観は出来ておられないので、終始仕事や子供の話でした。
でもお互いの苦労話や近況など、とても楽しかったです。
座も後半になると移動もあるので、その際にWAN初代、アディニコさんやあんとんさんなど、既に非公開文化財に行かれた方々から情報を得ました(笑)。
・やはり法傳寺、妙教寺など、ことごとく撮影禁止
・東福寺 龍吟庵は、いつもの特別公開では開扉されない開山堂が開扉されている
・仁和寺はいつもの御殿の方じゃなくて、本坊に入れる(でもそれほど広いところでもないそう)
・相国寺 養源院は、別途1000円で小間のお茶室で呈茶がある
ことなどを、教えて頂きました。
みなさんもここに楽しまれていたようで、あっと言う間の2時間半でした。
また今度は11月。
みなさんとお会いできるのを、楽しみにしています。
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!
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2017 11/11 アマデウス会 秋の総会(亀甲屋)
写真は、亀甲屋の外観
早くも紅葉が色づき始めた先週末の土曜日です。
朝からの拝観は今後の拝観報告で致しますが、今日は先にこの件です。
毎年恒例、秋のアマデウス会総会が、この日の19:00~高倉御池下がるの亀甲屋で開催されました。
参加者はあんとん、狛犬好き!、ルーキー、WAN、京極堂、toganji、tsumuji、tani、至誠館、キビノクニ、masa、京love、Hito、さくら、アディニコ、frippertronics、シヲ、なみへい、桜、いざ上洛、N(敬称略、会員番号順)と僕の計22名です。
今回の会場は席が12名+10名に分かれてしまいました。
まあ途中で行き来はあったのですが、やっぱり1部屋の方がよかったですね。
今度は20数名1部屋での調整に気を使います(笑)!
さて僕の席の近くはWAN初代、キビノクニさん、いざ上洛さん、あんとんさん、masaさんでした。
masaさんやキビノクニさんは、なかなか普段の拝観でお目に掛かることがないので、いろいろお話出来てよかったです。
そういえば、昔masaさんと2人で報土寺に個人拝観で行きましたね(笑)。
途中で、toganjiさんや至誠館さんの訪問もありました。
お2人ももう古い会員さんですが、最近お目にかかれていなかったので、お話出来てよかったです。
この時期ですので、話題は非公開文化財や国宝展から。
もう「忌憚のないご意見」が飛び交います(笑)。
アマ会関係で今回の国宝展で高評価だったのは、やはり「仁和寺 薬師如来」みたいですね。
やっぱりアレは見事ですね。
しかも曜変天目や金印みたいに「一般的な注目」を受けていなかったため、ゆっくり観られたのがよかったという感想は皆さん一致していました。
非公開文化財で一躍注目されたのは、北野天満宮。
承久本は多くの会員さんが観に行かれたようです。
また話題はこれからの冬の旅やマニアックな拝観にも。
何気に冬の旅は人気が高いです。
結構レアなところもあるし、期間が長くゆっくり観られるし、スタンプラリーあるし(笑)。
さらには他地方拝観の話や、それこそ個人の近況まで。
とても楽しい会でした。
次回はまた春に皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
今回参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
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2017 4/29のお出かけ報告6 最終(ナイトミュージアムツアー2 京都水族館)
写真は、夜のオットセイの水槽
20:00に京都鉄道博物館を出て、20:10に到着したのが京都水族館。
京都鉄道博物館と京都水族館のセットツアーでした。
お弁当付きで、大人5200円、子供3100円です。
まずは内部を自由に見学。
やはりこちらも120名限定なので、ガラガラ状態。
ストレスなく自由に見られるのがいいですね。
途中で簡単なフォトフレームを作るワークショップもありました。
21:00~21:30までは副館長の解説ツアー。
夜間と昼間の違いを解説して下さいました。
まずはイワシ。
昼間は大きな円を描てグルグルまわっていますが、夜は動きがかなり小さく遅くなります。
次にサメ。
いつも昼間は暗い洞窟の端で寝ているのですが、夜行性なので夜は水槽内を泳ぎまくっています。
そしてペンギン。
昼間は水槽内を泳いでいることが多いですが、夜は寝ています。
それが腹ばいになって寝るもの、立って寝るものなどいろいろ。
しかも水槽の端に沿って寝るので、ガラス1枚すぐそこにいます。
最後はオオサンショウウオ。
オオサンショウウオも夜行性。
夜はかなり動きます。
場合によっては朝に出勤すると、水槽から出てきていることもあるそうです。
この日も一部の個体は、非常によく動いていました。
最後は22:00頃まで見学して、帰りはタクシーで帰りました。
通常でも京都鉄道博物館が1200円+京都水族館2050円=3250円。
これにお弁当がついて、このガラガラ状態での見学。
個人的には5200円の価値があったのではないかと思います。
カニの水槽をみる長男と次男
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2017 4/29のお出かけ報告5(ナイトミュージアムツアー1 京都鉄道博物館)
写真は、0系新幹線の運転席に座る長男と次男
17:00頃に長男と次男を連れて、バスで七条大宮へ。
17:30に到着したのが、京都鉄道博物館です。
この日は120名限定のナイトミュージアムツアーがありました。
人気のほどが予測出来なかったので、3/18の発売開始と同時にコンビニで購入しました。
もちろん妻はおうちでくつろいでおられます(笑)。
京都鉄道博物館の正門の裏、旧二条駅舎との間に並びます。
17:45に開門。
まずは運転手シュミレーターへ。
ここはいつも抽選で大変なところ。
この日は18:05~18:15の回がすぐに取れました。
子供達はそのまま鉄道ジオラマをみせておいて、僕はお弁当を引き換えに走ります。
そして18:05の運転手シュミレーターへ。
長男はすぐにコツをつかんでいい感じ。
次男はブレーキは解除できないし、走ったと思ったらスピードオーバー、駅ではオーバーラン(笑)。
小2じゃしょうがないですね(笑)。
この後も入れたので、運転手シュミレーターやり放題でした。
18:30~19:00は副館長による特別ツアーで、普段非公開のSLの検修庫へ。
SLの仕組みの説明はもちろん、SLの前を開けてボイラーをみせて下さいました。
その後、19:00からお弁当を食べます。
大人用と子供用は別のもの。
食べ終わったら、自由に見学できます。
120名限定なので、かなりガラガラの状態。
またとないチャンスなのですが、長男と次男はしゃべりながらゆっくり食べています。
そこで「早く食べて、見に行こう!」と言うと、小5の長男が
「そんなに急かしたら、またママに嫌がられるよ~~」だって。
ヤラレました(笑)。
お弁当の後は館内をそれこそ自由に見学しました。
上の写真のようにいつもは結構並んでいる0系新幹線の運転席も誰もいません。
もうしばらく来なくてもいいかなってぐらい楽しめました。
20:00頃に鉄道博物館を出ました。
運転手シュミレーターをする長男と次男。次男は苦戦中(笑)
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2016 12/12の拝観報告3 最終(先斗町歌舞練場 顔見世興行)
写真は、先斗町歌舞練場の舞台
この記事は本来もっと後なのですが、もう顔見世が終わってしまうので先に掲載することにしました。
さて13:15頃に昼食を終えて、徒歩で向かったのが先斗町歌舞練場。
13:40頃に到着。
この日は顔見世興行。
今年は南座が使えない影響で先斗町歌舞練場での開催。
五代目 中村雀右衛門さんの襲名披露でもありました。
今年の2部は大人気で、一般購入で確保するのは難しかったようです。
僕はあんとんさんが松竹歌舞伎会員でしたので、一般発売より1日早く確保してして下さいました。
いつもありがとうございます!
今回の席は1階の中央ですが、やや後方。
でも南座よりは狭いので、舞台が近いですね。
14:00に開演。
まずは菅原伝授手習鑑の車引。
話を要約すると、梅王丸(中村鴈治郎:坂田藤十郎の長男)、と桜丸(片岡孝太郎:仁左衛門の長男)と松王丸(片岡愛之助:通称 ラブりん)という三つ子がいます。
それぞれ成人して仕えたのが、
梅王丸は菅丞相(菅原道真)、桜丸は斎世親王(帝の弟)、松王丸は藤原時平でした。
しかし藤原時平の画策もあり、斎世親王は失脚、菅丞相も太宰府に流罪となり、梅王丸と桜丸は浪人となります。
この梅王丸と桜丸が道で出会うところから話は始まります。
2人が今後について話していると、吉田神社に向かう藤原時平の牛車が通ります。
梅王丸と桜丸は「お前のせいで」と激怒り(笑)!
牛車を通すまいと邪魔をします。
それを収めようと出てくるのが松王丸。
梅王丸はいわゆるザ・歌舞伎の隈取である二本隈、桜丸は大人しめのむきみ隈、松王丸はカニのような筋隈。
キャラも梅王丸は剛の正義、桜丸は柔の正義、松王丸は悪。
それぞれの違いを楽しめます。
最後は時平が登場し、梅王丸と桜丸を威圧。
松王丸の忠義に免じて二人の無礼を許し、父親の賀の祝が済んだ後に決着をつける約束をしてその場を後にします。
最後は全員で見栄を切るところなどは圧巻でした。
14:30に終了。
25分の休憩。
次は14:55~玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)です。
以前も観たように、かなり頻繁に演じられる演目です。
場所は花街 吉田屋。
そこにみすぼらしい姿をした男が来て、玄関から主の喜左衛門(坂東彌十郎)を呼びます。
誰かと思い見たら、藤屋の若旦那の伊左衛門(片岡仁左衛門)。
伊左衛門は夕霧(中村雀右衛門)と二世を誓い合った仲でしたが、夕霧に入れあげ七百貫という借金を背負い藤屋を勘当さていました。
その伊左衛門が夕霧に一目逢おうとやって来たのを喜左衛門は哀れに思い、中に入れます。
伊左衛門は女房のおきさ(片岡秀太郎:仁左衛門の兄、愛之助の養父)も呼んで歓迎しますが、そこは放蕩息子の伊左衛門。
はしゃぐわ、わがまま放題言うわ、スネるわ(笑)。
何とか夕霧に逢えるも、心変わりしたのかとスネ倒し。
ようやく機嫌を直したところで藤屋から番頭の清七(大谷友右衛門:中村雀右衛門の兄)が来て、勘当が解けたと大喜びするというなんともまあ都合のいい話です(笑)。
最後には目出たいついでにということで、口上もありました。
どうしようもない放蕩息子の伊左衛門を仁左衛門さんが実にうまく演じてらっしゃいます。
もうどうしようもない感が満点(笑)。
今まで仁左衛門さんは敵役で観ることが多く、その凛とした威圧感、存在感はスゴイなと思っていました。
今回はそのギャップにやられましたね(笑)。
1等席なら15000円以上しますが、「そうしてでも観たいと思わせる芸がある」ということが素晴らしいです。
16:10頃に終了。
20分の休憩。
最後は16:30~:三升曲輪傘売。
新作舞踊です。
江戸で評判の傘売り(市川海老蔵)が実は石川五右衛門であるというウワサを聞きつけた追手が、傘売りを取り囲みます。
そして傘を売れと詰め寄りますが、いろいろなところから傘を取り出して追手を翻弄します。
最後は石川五右衛門の本性をさらけ出し、見栄を切る。
あちこちから大小の傘が出てきます。
ほとんど手品です(笑)。
最後にたくさんの傘の花が咲いた中央での海老蔵の見栄。
キマリました(笑)。
15分と短い演目で、16:45に終了。
外は既に薄暗かったです。
やっぱり歌舞伎は面白いですね!
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