京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2019 1/27の拝観報告2(クラブツーリズム 京都・奈良のかくれ仏に出逢う 勝光寺)

写真は、本堂内陣。
再びバスで移動します。
車中ですが、如何せん正直マニアックなツアーです。
参加者の方も常連さんが多く、お互い顔見知りの方が多いようでした。
そんな中席が近くの方々が、僕1人京都人ということもあり、面白がって非常に優しく受け入れて下さいました。
仏像の話からお寺全般、しまいには車窓を見て「今、どの辺りを走っているの?」とか。
そりゃ僕が1番分かりますよね(笑)。
そんなこんなで交流を深めながら、11:00にやって来たのが大宮五条辺りにある勝光寺です。
こちらでは特徴的な聖観音像がメインでした。
こちらも以前に個人で拝観させて頂いたことがありました。
ご住職のお話のあと、本堂右手の聖観音像や本堂内陣の仏像を拝見しました。
11:50頃にこちらを出て、バスで12:10に昼食会場へ。
四条天神川辺りにある”八ッ橋庵かけはし”というところでした。
湯豆腐御膳を頂きました。
修学旅行の団体など、団体向けの食事を提供されており、御多分に漏れずお土産物屋さんもありましたw
13:00頃にこちらを出て、後半戦です。
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2019 1/27の拝観報告1(クラブツーリズム 京都・奈良のかくれ仏に出逢う 神光院)

写真は、雪の蓮月庵。
日曜日です。
この日は以前お話していたムチャをやらかしますw
まず朝からアウトドアクラブに行く次男のRくんを連れて8:15頃に京都駅へ。
アウトドアクラブに引き渡し、僕はそのまま地下鉄で九条駅へ。
8:35頃に九条通のグリーンリッチホテル京都駅前南に到着。
こちらでクラブ―リズムのツアーに合流しました。
クラツーのツアーに参加するのは2回目。
1回目は約1年前、家族でのカニ食べ放題ツアーでしたねw
今回のは「京都・奈良のかくれ仏に出逢う」という、仏像拝観を目的としたツアーです。
本来は東京発で1/26~1/27の日程ですが、1/26はこちらの都合で欠席し、1/27だけ朝から合流させて頂きました。
どうしてそこまでして参加したのかは、最後まで見て頂ければ分かりますw
8:40に大型バスで出発。
途中、西院のリノホテルにも寄り、こちらでほぼ満員の42名になりました。
バスで京都市内を北上し、9:30にやって来たのが神光院です。
前日からの雪で、境内は雪景色でしたね。
こちらの内陣左手にある薬師如来像がメインです。
無指定ながら古い仏像のようです。
通常こちらの本堂は閉まっていますが、7/21と7/22のきゅうり封じの際は本堂がが開いており入れます。
その際ならお参り出来ますが、なかなかその日に来るのは通常難しいですね。
30分ほど仏像拝観の時間がありますが、やはり皆さん熱が違いますねw
アマ会なら一部に仏像ファンがいますが、このツアーは40名以上すべてが仏像ファン。
アツいですw
10:20頃にこちらを出て、2ヶ寺目へと向かいました。
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2019 1/26の拝観報告2 最終(年はじめの阿弥陀如来めぐり 瑞雲院、護念寺)

写真は、瑞雲院の本堂。
浄光寺を出て、14:40に到着したのが3ヶ寺目、釘抜地蔵の前にある瑞雲院です。
境内はに三宝荒神がお祀りされており、以前は節分にお札を授与されていました。
しかし2016年5/2の火災で荒神堂が焼失。
三宝荒神像も修復中であり、当面お札の授与は中止になっています。
普段は非公開の寺院ですので、こちらの本堂にお参り出来るため、このツアーに申し込みました。
こちらでも最初に般若心経のお参りをします。
若めのご住職から由緒などの説明があり、いよいよご本尊の児如来(ちごにょらい)にお参りします。
本堂の内々陣にまで入れて下さいました。
本尊の阿弥陀如来像は子供のようなあどけなさで、かつ肩まで髪が生えていますw
なかなか衝撃の御姿です。
まあ生えているとはいうものの、実際はかつら的な感じでしょうけれど、なんしか髪の毛のある阿弥陀如来像なんです。
こちらは御朱印もしておられず、普段は全く入れる感じがなかったのでよかったです。
15:30頃にこちらを出て、最後の4ヶ寺目です。
千本今出川にある護念寺です。
昨年10月の浄土宗特別大公開で初めて公開されましたね。
2回目です。
こちらも最初にお参りがあり、ご住職さんから由緒などのお話がありました。
そして内々陣まで入れて頂いて、ご本尊の阿弥陀如来像にお参りさせて頂きました。
浄土宗特別大公開の際は外陣からでした。
胸に卍があるとのことですが、書いてあるというよりは卍に凹んでいるようで、近くでも肉眼では分からなかったです。
驚いたのは、こちらのご住職が浄土宗特別大公開に来た、いざ上洛さんや僕のことは覚えていらしゃったことですね。
16:05頃に終了し、市バスで帰宅しました。
久しぶりに心置きなく拝観を楽しむことが出来ました。
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2019 1/26の拝観報告1(年はじめの阿弥陀如来めぐり 石像寺、浄光寺)

写真は、浄光寺の表門。
長男Kくんの中学受験も終わった最初の週末、土曜日です。
もう僕も解放感しかありませんw
この日を夢見て事前に予約していたツアーに参ります。
12:20頃に自宅を出て、市バスで13:00に向かったのが、釘抜地蔵こと石像寺です。
「そうだ 京都、行こう」ツアーの年はじめの阿弥陀如来めぐりでした。
アマ会からは、frippertronicsさん、至誠館さん、松戸在住さん、いざ上洛さんと僕の5名が参加し、全体では20名でした。
本堂の前で般若心経を読経し、裏の石仏阿弥陀如来像の前でご住職さんのお話がありました。
本堂の外壁にはこちらの絵馬である「釘2本と釘抜がつけられた板」が1000枚も張り付けてあったんですね。
気付いていませんでしたw
本尊の地蔵菩薩像は節分にご開帳されますが、垂れ幕でほとんど見えないんですよね。
13:50頃に徒歩で次へと向かいます。
2か寺目は、やや北にある大雅寺こと、浄光寺です。
池大雅ゆかりの寺院で、10月の浄土宗特別大公開で公開されていますね。
今回もお参りの後、内々陣の方までお参りさせて頂きました。
最後は墓地にある池大雅のお墓にも。
14:40頃にこちらを出て、次へと参ります。
後半は明日に。
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泉橋寺 木津川市

写真は、表門
泉橋寺は木津川市にある浄土宗寺院です。
アクセス
国道24号線をひたすら南下します。
加茂町方面に向かう国道163号線と分岐する上狛四丁目の交差点も直進します。
上狛四丁目交差点から約100m先、泉大橋を渡る手前の川沿いの道を右手進みます(南進からは右折できないので、現場では橋を渡って北進から左折)。
川沿いの道に出て2つ目のY字路の分岐の右手に階段があるので、これを降ります。
降りた右手に泉橋寺の表門があります。
天平時代に行基が建立した49院のうちの1つです。
天平時代は大寺院だったようですが、平重衡の乱や応仁の乱でも焼失しています。
現在のお堂は江戸時代の元禄に復元されたものだそうです。
表門に入る手前の左手に、石造地蔵菩薩坐像があります。
高さ4.58mの石仏で、元はここに地蔵堂があったそうですが、今は野ざらしです。
表門はもとは春日大社 若宮の拝殿のものだったそうです。
江戸時代にそれを興福寺の子院 知足坊が貰い受けて表門にしました。
さらにそれを明治初期に知足坊の廃絶に伴い、こちらに移ってきたそうです。
表門を入ると左手に庫裏、右手奥に本堂があります。
本堂の左手奥には重要文化財の五輪塔があります。
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西向寺 山科

写真は、表門。
西向寺は山科にある、浄土宗寺院です。
アクセス
地下鉄突東西線の小野駅で下車し、出入口1から地上に出ます。
目の前の道が外環状線で、これを右に進みます。
約50m先の最初の交差点を右折します。
約250m先の信号のある大きめの交差点に差し掛かると、十字路の左前方に左奥に向かう側道があります。
その側道を50mほど入った右手に、西向寺の表門があります。
西向寺に関する由緒が2つあります。
霊元天皇の中宮には皇子が産まれなかったのですが、後宮である小倉実起の娘が第一皇子である済深法親王を設けました。しかし霊元天皇は第4皇子に皇位を譲ります。
その結果、済深法親王は出家し勧修寺に入ります。
その後、母が亡くなった際に母を弔うために西向寺を創建したと云われています。
また幕末には、山階宮晃親王が出家して勧修寺に入りました。
その際にこちらの大きな地蔵菩薩像の脇あたりに指を入れると、頭のようなものが触れることから「安産地蔵菩薩」だと云われていたのを知っていたそうです
しかしその後時勢を見極める目を買われ、還俗し政治に参画することになりました。
そして後日、勧修寺に来ることがあり、また安産地蔵菩薩を参った際に「今だに産まれてないところをみると、安産ではなく難産地蔵菩薩だ」と軽口をたたいたそうです。
するとその後東京の宮中で難産が続いたため、「あの地蔵菩薩に余計なことをいったからだろう。アノ脇から触れる頭を取り出してこい」と部下に命じて取り出させると、さらに小さな地蔵菩薩像が出て来て、宮中の難産もなくなったと云われています。
通常は非公開の寺院ですが、2018年10/13の13:00~17:00まで公開がありました。
表門を入ると、枯山水の前庭を経て正面に本堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像が、左手には善導大師像、阿弥陀如来像と釈迦如来像がお祀りされています。この釈迦如来像は今は近くの地名でしか残っていない閑林寺のものではないかということです。
右手には法然上人像と、前述の大きな安産地蔵菩薩、その胎内仏であると云われている小さな地蔵菩薩像がお祀りされていまいした。
またこちらのご住職は写真家でもあり、二科会 写真部の会友だそうです。
ご住職が撮影され、その写真を大型プリンターで印刷し、屏風にされた作品の説明もありました。
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2019(平成31)年 天皇陛下御即位奉祝 春期京都非公開文化財特別公開の速報

京の冬の旅は、みなさん行かれたでしょうか。
さて今回の話は春、GWの非公開文化財特別公開です。
基本的な日程は、4/26(金)~5/6(月祝)です。
初日は平日ですが、以降は10連休ですね。
最近は直前の分析を行っていないので、今回分かっている範囲で個々にコメントもします。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ。ないしは寺宝の展示が追加される。
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
A-1 上賀茂神社:いつもの本殿、権殿、高倉殿と寺宝。
D-1 仁和寺 金堂・経蔵 昨年秋に金堂裏堂と共に公開がありました。
A-1 北野天満宮:公開場所、公開寺宝の内容など不詳。
E-3 慈受院 2013年の秋以来の公開です。
C-3 宝鏡寺 毎年春と秋に独自公開があります。
E-2 光照院 2015年の秋に特別公開がありましたが、10月の浄土宗特別公開で公開されたりもします。また3/14の善導忌のときだけ、毘沙門堂が公開されます。
D-3 三時知恩寺 10月の浄土宗特別大公開で公開があったりしますが、毎年3/14の善導忌で公開があります。
B-2 下鴨神社:いつもの本殿、大炊殿、神服殿。
C-3 金戒光明寺 山門:近年は春と秋に定期的に公開あり。
E-2 聖護院 積善院 宸殿や書院は毎年秋に公開があります。積善院は毎年2/23の五大力尊法要の際にお堂には入れますが、御本尊は内陣に掛け軸がかかっていて見えませんでした。
D-2 得浄明院 毎年一初が咲く時期に、独自の特別公開があります。
C-3 知恩院 大方丈・小方丈:近年は春と秋に定期的に公開あり。
A-3 長楽寺 通常拝観をしていますが、今回は天皇陛下即位時のみご開帳されるご本尊の准胝観音菩薩像にお参り出来ます。
D-2 泉涌寺 本坊 霊明殿が久しぶりにあります。今後はもう公開しなくなるそうですので、最後のチャンスかもしれません。
A-2 毘沙門堂 通常拝観をしていますが、霊殿の中に入れるのは秋などの特別公開時だけです。
E-3 安祥寺 これは珍しいです。長らく拝観謝絶でした。今回は本尊の十一面観音(重文)も公開されます。寄託の五智如来像(重文)は、今京博に展示中です。
A-1 随心院 通常公開+寺宝展示です。
A-2 勧修寺 書院 書院はなかなか公開がなかったのですが、昨年春に大々的に公開されています。
B-3 東寺 五重塔:いつものです。
C-2 石清水八幡宮:今回は本殿のみ。書院はないようです。
正直昨年はマニアックに走りましたが、今年の安祥寺はさすがです。
安祥寺はmustで、慈受院も久しぶり。
聖護院 積善院や長楽寺の天皇陛下即位時のみご開帳のご本尊も見逃せないですね。
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西念寺 山科

写真は、庫裏(左)と本堂(右)
西念寺は山科駅の近くにある浄土宗寺院です。
アクセス
地下鉄東西線 山科駅で下車し、出入口7から地上に出ます。
正面に三条通との大きな交差点があるので、これを渡り直進します。
信号を渡って約100m先、2つ目の交差点を左折します。
そのすぐ先の左手に西念寺の表門があります。
何度も火災に遭い、詳細な由緒は分からないそうですが、江戸時代にはこの辺りにお寺が三ヶ寺あり、竹鼻三ノ堂と云われていたそうです。
地蔵寺が西堂、この西念寺が中堂、円信寺が東堂ですが、街道から外れており、周囲は竹藪だったそうです。
毎月いずれかの金曜日の午前中に、寺カフェを開催しておられており、2018年10/26の寺カフェに合わせて浄土宗特別公開がありました。
表門を入ると前庭があり、正面に本堂、左手に庫裏があります。
本堂に入ると内陣中央に本尊で聖徳太子作と云われている阿弥陀如来像、脇侍に観音、勢至菩薩像がお祀りされています。
内陣の両脇奥には法然上人像と善導大師像が、左脇壇には地蔵菩薩像がお祀りされています。
この地蔵菩薩像は大津から管理できなくなり、大きな地蔵堂ごと移転してきたそうです。
しかし地蔵堂が傷んできたので、地蔵菩薩像を本堂に写し、地蔵堂は取り壊しになりました。
その地蔵堂には立派な見ザル、言わザル、聞かザルの蟇股があったので、そちらは本堂の左手に保管されています。
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長男Kくんの中学受験が終わりました。

写真は、洛星中を合格して喜ぶKくん。
小6の長男、Kくんの中学受験が終わりました。
結果は
愛---光 ○
洛---星 ◎
東大寺 ×
でした。
洛星中学に進学します。
もともと洛星を目指して始めた受験。
しかも模試でも洛星はA判定、東大寺はC判定でしたので、親としては満足しています。
しかし彼にも反省材料があるでしょうから、今回の成功と失敗の両方の体験を今後の人生に生かせれば、今回受験をした意味が一層増すのではないかと前向きに考えています。
洛星中学に進んで、勉強に部活に、充実した中高生活を送って欲しいです。
Kくん、洛星中学校進学、おめでとう。
ここからは親の話。
妻も僕も疲れ果てました~~~。
ブログも書き溜めの更新で、しばらくあまり気が向いてなかったですね。
数日はゆっくりして、今週末から拝観再開です!
でも受験に関しては・・・もう今度小4の次男がいるので・・・「振り出しに戻る」です(笑)。
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妙蓮寺 圓常院

写真は、書院前庭
圓常院(えんじょういん)は妙蓮寺の塔頭寺院で、御朱印も受付日を決めてしておられます。
アクセス
市バス9系統にて、堀川寺ノ内で下車します。
バス停から進行方向と逆に少し戻り、最初の交差点である寺ノ内通へ右折します。
そこから約100m先の右手に妙蓮寺の表門があります。
表門を入り、真っ直ぐ進んだ突き当りに本山の庫裏がありますが、
その少し手前の右手に圓常院があります。
1635年、江戸時代初期に龍雲院日純上人によって創建されました。
天明の大火で焼失しますが、後に再建されました。
御朱印をしておられますが、御住職がご不在のこともあるのでしょう、FBに受付可能な日時を掲載しておられます。
表門を入ると正面奥に玄関があります。
その途中の左手に赤球石霊験大明神がお祀りされています。
前九年の役で討伐された安倍貞任の亡骸は都に送られますが、蘇りを恐れたため手足をバラバラにして埋葬されます。
その塚の上に置かれたのが、この赤球石だそうです。
「再生を防ぐ」が転じて「癌封じ」となって、お祀りされているそうです。
2018年12/15の「そうだ 京都、行こう」のお寺で迎春の苔玉づくり体験で中に入りました。
玄関を入ると左手の奥に内陣があります。
内陣中央には日蓮上人像、その背後に釈迦如来像と多宝如来像があるのは分かりましたが、それ以上は暗くて分かりませんでした。
内陣前の左手の廊下を進むと書院があります。
書院には前庭もあります。
当日はこの書院で苔玉づくりをしました。
こちらのご住職は植物に非常に造詣がおありです。
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中村藤吉本店

写真は、外観
江戸時代に創業された、宇治にある有名なお茶のお店です。
アクセス
JR宇治駅で下車し出入口1から出て、左側の階段を降ります。
目の前の府道7号線の信号を渡り、直進します。
約70mでT字路に突き当たります。
その突き当りに中村藤吉本店があります。
玄関を入ると右手に銘茶売場、左手に書院のある広間がありますが入れません。
銘茶売場では茶葉を始め、様々なお土産ものが売っています。
玄関をさらに先に進むと奥に中庭があり、その奥にカフェがあります。
カフェには甘味の他、茶そば、うどんやそうめんなどの軽食もあります。
茶室
予約制の「挽き茶とお茶席体験」や、折々に開催されるお茶会でお茶室を利用されます。
玄関の左手にある広間の奥右手に露地庭園に面した8畳間があります。
お茶会の時はこちらが待合でした。
露地庭園の左手に赤の茶室、さらに右手奥に瑞松庵(ずいしょうあん)があります。
2018年10/7の秋の茶会が赤の茶室で行われました。
4畳半、大正時代の茶室だそうです。
障子が全面赤紙なので、閉めて日が差すと、内部が真っ赤になります。
瑞松庵は裏千家鵬雲斎大宗匠から命名されたそうで、台目三畳丸畳一畳の茶室です。
挽き茶とお茶席体験(4320円)を10:30~、13:30~、15:30~のいずれかで申し込むと、挽き茶体験のあと、こちらのお茶室で濃茶と薄茶が頂けます。
80分ほどです。
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東寺 宝菩提院

写真は、本堂。
宝菩提院(ほうぼだいいん)は、東寺の北側にある塔頭の1つです。
アクセス
京都駅の八条口を出て、右手(西)に進みます。
途中で近鉄電車の高架と大宮通の高架下をくぐって、八条通を約1km進んだ左手に東寺の門があります。それが櫛箪笥小路で、その櫛箪笥小路を約70m進んだ左手に宝菩提院があります。
東寺からなら東寺の北門を出て約100m先の右手になります。
鎌倉時代、二長者亮禅により創建され、東寺の準別格本山です。
当初は櫛箪笥小路を挟んで観智院と向かい合わせに建っていましたが、洛南高校開学に伴い観智院の北側に移転しました。
御朱印はしておられません。
表門を入ると正面に本堂、左手に庫裏、右手前に地蔵菩薩像がお祀りされています。
いずれも近年移転した際のものであり、鉄筋です。
本堂は少なくとも21日の弘法さんの日には開いていますし、笑福亭円笑さんによる東寺寄席が行われたりします。
本堂の内陣中央には釈迦如来像が、左手に大日如来像、右手に弘法大師像がお祀りされています。
東寺寄席は笑福亭円笑さんのブログに日程が出ています。
前売りをTELでお願いしておくと2000円、当日券は2500円です。
キャパは30名程です。
14:00から始まり、大抵4席で15:40頃に終わります。
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2019 1/14の拝観報告5 最終(相国寺 慈照院)

写真は、棲碧軒。
妙心寺を車で出て、妙心寺道→西大路通→今出川通と進みます。
13:25にやって来たのが、相国寺の慈照院です。
2013年の京の冬の旅以来の公開です。
表門を入って庫裏の前で拝観受付。
こちらは新しい由緒書きを頂けました。
方丈の玄関から方丈へ。
礼の間、室中の間、檀那の間を拝見しながら、由緒などの説明を伺います。
檀那の間には帝鑑図屏風が展示してありました。
檀那の間と衣鉢の間を抜けて、方丈の裏へ。
方丈の裏にある棲碧軒を拝見します。
前回の2013年は棲碧軒から露地庭園に出て、奥にあるお茶室“頤神室(いしんしつ)”を拝見しましたが、今回はありませんでした。
その代わり棲碧軒の抜けて奥にある蔵でしょうか、そちらに韓客詞章など朝鮮通信使に関わる書簡が展示されていました。
お庭など外の写真撮影は大丈夫でした。
14:00頃にこちらを出て、帰宅しました。
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2019 1/14の拝観報告4(妙心寺 天球院)

写真は、衣鉢の間の前の前庭。
麟祥院を出て12:55、すぐ先にある天球院へ。
こちらは狩野山楽、山雪の襖絵がありますが、もうほとんどが複製になっています。
今回ホンモノが残っているのは、衣鉢の間の正面と左手の床の間の部分だけだそうです。
門前で拝観受付。
表門を入り、真っ直ぐに方丈の玄関へ。
方丈で襖絵の説明を伺います。
写真はお庭の方は大丈夫です。
礼の間、室中の間、檀那の間と襖絵を観て、左奥へ。
衣鉢の間の山水人物画を観て、最後は奥のお茶室を外から覗きます。
お茶室は正面の4畳半だけではなく、右手奥にももう1室ありそうですね。
こちらは前回の公開と全く同じ感じでしたね。
13:10頃にこちらを出ました。
今回は妙心寺に来たので、2月の「静謐の禅」のファックスが届いているか総務部に確認に行ってきました。
受付終了後の1/25以降に順次案内を送られるそうです。
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2019 1/14の拝観報告3(妙心寺 麟祥院)

写真は、方丈と前庭。
龍泉菴を出て、妙心寺境内を北上します。
12:35にやって来たのが、麟祥院です。
こちらは8年前に京の冬の旅で公開がありましたが、その後も数年は春と秋に公開がありました。
しかしここ5年ほどは全く公開がなかったです。
多分8年前の京の冬の旅で行ったような気がします。
僕がまだ拝観を始めたばかりの頃ですよ(笑)。
なのでデジカメもまだ持って行っていなかった頃ですね。
しかしその後の独自公開では、お庭も写真撮影が出来なかったような・・・。
今回はお庭の方は大丈夫でしたよ。
表門を入ったところで拝観受付。
こちらも善想寺同様、京都市文化観光資源保護財団の招待状使用。
方丈の玄関から入ります。
檀那の間は西湖図。
室中の間は中に入れ、雲竜図を拝見。
礼の間には百椿図屏風が展示してありました。
そして方丈前庭を観つつ、廊下伝いに御霊屋へ。
御霊屋は外から中を拝見。
方丈の縁を進んで玄関に戻ります。
内容は前回と同じだと思いますが、お庭の写真が撮れたので良かったです(笑)。
12:50頃にこちらを出ました。
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