京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2024 12/15の拝観報告4 最終(平安宮 「いざ都の中枢へ!天皇や後宮たちが暮らした王朝絵巻の舞台をいく」 まいまい京都)
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写真は、内裏内郭廻廊跡。
13:30からはJR二条駅に集合で、まいまい京都の「いざ都の中枢へ!天皇や後宮たちが暮らした王朝絵巻の舞台をいく」でした。
参加者は20人、参加費は4,500円でした。
午前中の聚楽第に続き、象徴的な建物がないからスルーし続けてきた分野の学習です。
基本情報としては、千本通が羅城門から朱雀門に至る平安京の中心道路。
これはいいとして、この朱雀大路の突き当りに平安京があり、中央にあるのが政治を行う朝堂院。
その中心の建物が大極殿。
天皇が普段生活する内裏はその北東にある。
また朝堂院の西隣には接待の施設である豊楽院があり、その中心の建物が豊楽殿です。
僕はそこから微妙でしたw
さて二条駅スタートします。
その後の()内の〇〇跡は、石碑や案内板があります。
→千本通のスギ薬局(朱雀門跡)
→裏道で朱雀高校裏(式部省跡)
→美福通から二条中学前(民部省跡)
→二条城北公園(鵺伝説)
→旧NHK前(この西が陰陽寮跡。安倍晴明の勤務先)
→丸太町通の北側(中務省跡)
→浄福寺通から二条城北小学校(北西に建礼門跡 ここから北が内裏)
→下立売通から山中油店前(内裏跡 実はこの碑自体が内裏外。もう少し西から)
一旦内裏外に出て
→山中油店の東端(一本御書所跡 当時の図書館で、後白河上皇が平氏に幽閉された場所)
→智恵光院通へ(内酒殿跡)
→新出水通へ(松林寺 表門から境内へと段差 聚楽第南外濠跡)
→さらに西へ進み再び内裏内へ(南に温明殿跡、北に昭陽舎跡(梨壺)
→さらに西の平安宮内裏の宿 (北に承香殿跡と弘徽殿跡、南に清涼殿跡)
→土屋町通へ(飛香舎跡(藤壺)と凝花舎跡(梅壺))
→出水通を東へ(淑景舎跡(桐壺))
→浄福寺通に戻り南下(綾綺殿跡。以前は山中油店が経営する綾綺殿がありましたが、閉店)
→さらに浄福寺通を南下(宜陽殿跡)
→下立売通を西へ(紫宸殿跡、承明門跡、蔵人町家跡)
→さらに下立売通を西へ(内郭回廊跡 内裏の南西の端。 これは上の写真のようにしっかり跡地が保存されています)
→千本通に出て(内裏は出ました)
ここからは朝堂院へ。
→千本通東側の歩道のタイルの線(北回廊跡と小安殿跡)
→千本通北西の内野公園(大極殿跡 千本丸太町の交差点はまさに大極殿の前庭)
→丸太町通を西へ、西町通から旧丸太町通へ
→豊楽殿跡(こちらもしっかり跡地が保存されています)
→京都アスニー平安京創生館(造酒司倉庫跡)
で16:30頃に解散。
1番の感想は
内裏の建物(弘徽殿など)は思っていたより小さかったです(戸建住宅2軒分ほど)。
内裏のエリアは結構狭い範囲でサクサク回れます。
現在の地図は脳内に最初からある程度あるので、平安京の建物をプロットして覚えていこうと思いました。
この日はこれで帰宅しました。
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2024 12/15の拝観報告1(聚楽第 「天下人が京都のど真ん中に建てた城!聚楽第・北回廊編」 まいまい京都)
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写真は、聚楽第外郭西濠遺構の高低差。
日曜日です。
この日はまいまい京都2連続。
午前中は「天下人が京都のど真ん中に建てた城!聚楽第・北回廊編」です。
9:00に晴明神社の向かい側に集合。
参加費は4,500円で参加者は10名でした。
聚楽第が内野周辺にあったのはもちろん知っていましたが、それ以上の知識はありませんでした。
恐らく象徴的な建物が残っておらず、現状ほぼ住宅街だからでしょう。
段々未進出の分野も減って来たので、いよいよ手を出してみますw
晴明神社(千利休聚楽屋敷跡)
→黒田如水邸跡
→飛騨殿町(蒲生氏郷邸宅跡 塩芳軒のあるところ)
→一条大宮(大宮通が一部広くなっているところ)
→この辺りが聚楽第北之丸の東の堀→長栄寺のある栄町(昔は阿波殿町といい蜂須賀小六の邸宅があった。南側は北之丸)
→講師の仲さん所有の駐車場(南側が2mほど低く、堀の跡)
→智恵光院通へ(北之丸の西の堀あたり)
→橘公園(立花宗茂の邸宅跡)
→智恵光院一条(この南西角あたりに聚楽第の天守台があった)
→一条通を東へ(北之丸の南側)
→一条大宮に戻り、北之丸遺構を一周
→大宮通を南下(この西が本丸遺構、東は平安時代の一条院(紫式部がいた里内裏))
→中立売通以南の大宮通(常陸町 木村重茲邸宅跡 秀次家老で連座で切腹)
→さらに大宮通を南下し藤五郎町(長谷川秀一邸跡か)
→下長者町を西へ
→須浜町(聚楽第の庭園の須浜から)
→辰巳公園(聚楽第の南西のため辰巳)
→智恵光院通経由で上長者町通を西へ
→細い土屋町通を北上
→信濃町(鍋島勝茂邸跡)
→中立売通の手前の坂(西濠遺構 上写真)
ここに11:35頃着で解散でした。
これで聚楽第のほぼ北半分。
こうなると南側のツアーも気になりますね。
上のコースを長々と書きましたが、ほぼ僕の復習です。
随分記憶に定着しましたw
次は午後のコースに向けて、ランチに向かいます。
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2024 12/8の拝観報告5 最終(元生糸問屋専務といく豪商のまち、老舗商家内部を特別に拝見 まいまい京都)
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写真は、誉勘商店の江戸時代の蔵。
然花抄院 京都室町本店を出て、室町通を徒歩で南下します。
13:45頃にやって来たのが京都芸術センター。
この日は14:00にこちらに集合で、まいまい京都の「元生糸問屋専務といく豪商のまち、老舗商家内部を特別に拝見」がありました。
参加者は14人、参加費は5,000円でした。
今回は上誉こと誉勘商店に入れるのが楽しみでした(前回は店先まででしたので)。
コースは
京都芸術センター
→南蛮寺跡
→茶屋四郎次郎屋敷跡
→旧松坂屋仕入れ店(現三井ガーデンホテル京都新町別邸)
→三井両替店旧址
→八竹庵(外観)
→五色の辻(室町三条交差点)
→千總本店(外観)
→仲家住宅(外観)
→中誉 然花抄院 京都室町本店(内部拝見 だから先にイートインに来ました)→三井越後屋京本店記念庭園→上誉 誉勘商店(内部拝見)
でした。
途中で雨が強くなったりして、鬱陶しい天気でしたね。
誉勘商店さんでは金襴を主に扱っておられ、たくさんの品を説明しながら見せて下さいました。
寄り糸で織っていないので摩擦などには弱いのですが、非常にきれいなんだそうです。
なので実用の着物などではなく、ハレの装束などに使われます。
そしてこちらのお店も蛤御門の変のどんどん焼けで店舗は焼失しましたが、奥にある1813年の蔵は当時のまま残っているそうです。
16:45頃に終了し、この日はこれで帰宅しました。
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2024 12/8のおやつ報告4(然花抄院 京都室町本店)
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写真は、茶庭ノ膳 1,500円。
三嶋亭 大丸京都店を出て、シェアサイクルでやって来たのが然花抄院 京都室町本店。
かつての中誉こと矢代仁のかつての町家の店舗を改装したカステラのお店です。
ここ選んだのは非常に久しぶりだったのと、次の予約の件と関わってきます。
中に入ると左手はテイクアウト、右はイートイン。
今回はもちろんイートインへ。
こちらのカステラ3種類すべてが1/4ずつ楽しめる茶庭ノ膳にしました。
右のがレギュラーの然カステラ。
真中が卵蜜。
左のが然カステラの加加亜(カカオ)。
然カステラは知っている方は分かると思いますが、しっとりというかねっとりしており、スプーンにも引っ付きますw
逆に卵蜜はサラッとして濃厚な味わい。
そして然カステラの加加亜は然カステラのチョコレート味です。
1つずつ端から戴くと味はもちろん食感も変わります。
コーヒーもコク系で美味しかったです。
空いていたので13:30過ぎまでゆっくりして、次へと向かいました。
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2024 12/1の拝観報告3 最終(伊達邸 井筒庵 板仏ワークショップ)
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写真は、大広間から次の間。
13:40頃に北野献茶祭を出て、シェアサイクルで上京区の興聖寺の辺りに向かいました。
この日は14:00から伊達邸 井筒庵で板仏ワークショップがあるのを、アマ会の桜さんが教えて下さいました。
参加者は午後の部は4人で、参加費は7,000円でした。
伊達邸 井筒庵は西陣織 井筒屋 伊達弥助の旧宅です。
オーストリア式のジャカードを日本に導入した人物だそうです。
板仏とは木の板に仏を写し種々の装飾をした仏様で、奈良時代から奉納していたものです。
講師は仏師の女性で、主にそのお友達が来ておられました。
なので20代の男性とか30代の女性とかなので、仏様の捉え方も若いです。
「こういう色とかカワイくない?」とかw
仏様にカワイイとか思うんだ~~って。
最初に写仏の見本のような紙に、墨を筆で描く練習をします。
慣れれば大丈夫。
そして金色の入れ方の練習。
水との溶き具合に慣れが必要。
そこまで道具の使い方の練習をして、本番の板に描きます。
仏の描き方は板に自分でいきなり描く方法と、ハンコを押して大体の形を目印にした上で描く方法とがあります。
もちろん僕は後者にしました。
前者は難し過ぎでしょw
仏のハンコを押した板に、墨で形をなぞっていきます。
写仏を何度かしたことがあれば、描くポイントが分かっているので楽な気がします。
形が描けたら、金色を入れます。
これもやり過ぎるとウルサくなるので、要所要所に。
最後は金箔を張ります。
これも印象的なところだけに。
これで完成。
こんな感じで仕上がりました。
仕上がったあとは、おぜんざいを戴けます。
その後、井筒庵の方にお願いしたら、邸内を見学させて下さいました。
それも全部。
「どこでも、全部屋開けて好きに見てください」って。
2連の雁行状にお部屋が並び、面白い数寄屋でした。
その辺りは今後の本編で掲載します。
16:30頃に終了して、この日はこれで帰宅しました。
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2024 12/1の拝観報告2(北野天満宮 献茶祭 後半 風月殿、そば席、絵馬所)
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写真は、風月殿の庭園。
上七軒歌舞練場を出て、北野天満宮に戻ります。
次に向かったのが、風月殿です。
こちらでは拝服席と副席の2席。
拝服席は風月殿の大きな広間の左側を仕切って、点出し。
こちら待っていたら、アマ会のmasaさんご夫妻と一緒になりました。
その後、副席へ。
副席は風月殿の奥の間。
ここで結構待ちました。
しかしmasaさんご夫妻とゆっくりお話出来てよかったです。
1つ前の席に薮内の家元御一行が来ておられました。
こちらの庭園の紅葉もきれいでしたね。
これでお茶席は全部終わって、13時頃でした。
北門へ向かい、そば席。
そして絵馬所に戻って、協賛席。
どのお菓子が当たるか楽しみで、小春日というフワフワのお菓子でした。
宝物殿に行く時間はなく、最後はもみじ苑へ。
紅葉はまずまずいい感じになって来ていました。
13:40頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 12/1の拝観報告1(北野天満宮 献茶祭 前半 松向軒、明月舎、上七軒歌舞練場)
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写真は、松向軒の小間。
12月になりました。
今年は日曜日。
久しぶりに北野天満宮の献茶式に行ってみました。
お茶券は事前に購入しましたが、いつの間にか1万円になっていました。
さて当日です。
朝8:00頃に現地に到着。
最初に向かったのが、松向軒です。
こちらだけ1席20名ほどのキャパと小さめ。
かつ席主が裏千家の方なので、予定より早く始まるという読みもあったので。
実際1席目は8:30に始まりましたw
現地に行くと常茗さんの御一行と遭遇w
本当に偶然です。
1席目、ご一緒でした。
こちらはお菓子が持ち帰れる三笠でした。
たくさん席があるからというご配慮ですね。
帰りに初めて小間を拝見しました。
次は常茗さん御一行と一緒に明月舎へ。
こちらは非常に大きな広間ですので、待合もギチギチでしたw
2席分ぐらいは待ち、9:45ぐらいに入れました。
3つ目は上七軒歌舞練場。
こちらは舞妓さんのお点前、芸舞妓さんのお運びの立礼席。
どれぐらい空いてそうか、待ちそうかを先遣したら、そのまま始まったばかりの席に入れてしまいましたw
ここで常茗さん御一行とは別行動になりました。
庭園にある茶室の絃好庵も公開されていました。
10:40頃にこちらを出て、茶席は半分ほど終わりました。
続きは明日に。
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2024 11/22の拝観報告3 最終(矢守邸 京町家と組子の灯展)
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写真は、坪庭。
大原記念病院を15:00頃に出て、同行の方々を出町柳駅で下ろします。
そして今出川通を西へ。
北野天満宮前の御前通を南下して、15:45頃にやってきたのが矢守邸です。
11/22~11/24の13:00~18:30まで、京町家と組子の灯展が開催されていました。
こちらは例年この時期の開催で、2021年にも来ています。
逆にこの町屋はこの時しか定期公開はないです。
まさに鰻の寝床の町屋で、非常に間口が狭く奥が深いです。
通り庭の部分は床を上げて台所になっています。
玄関間、主屋に2間、中庭を経て離れ。
そのスペースに組子の灯りが展示されていました。
湾曲も木をカーブさせて、場合によっては組んで複雑な形に整形されるので、非常に力学的にも細かな作業なんでしょうね。
2階はワークショップの会場ということでしたが、空いている時間だったので見学させてくださいました。
2階は増築なんですね。
うめ昆布茶まで出して下さり、ゆっくり拝見出来ました。
16:15頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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2024 11/10の拝観報告3(報土寺 西陣TABI Ⅱ~寺サーキットとTERA de BA)
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写真は、本堂内陣。
12:20に山崎家住宅を出て、車で丸太町通→千本通と進み、12:45にやって来たのが報土寺です。
この日はこちらで西陣TABI Ⅱ~寺サーキットとTERA de BAが開催されていました。
音楽イベントですね。
それでなぜ来たかですよね。
プログラムを観ていると、演奏が毎時00~45分まで。
そして15分休憩で、00分からスタートでした。
ということは、45~00までは本堂内陣が観れるんじゃないか。
写真も撮れるんじゃないかってことです。
思惑通り12:45に到着。
結果が上です。
撮れましたw
御住職が変わっておられました。
言いにくいのですが、依然の御住職は相当ご高齢だったので。
御住職の代替わりがあり、オープンになったのかもです。
また本堂の脇には黒田官兵衛(龍光院)と妻(照福院)の位牌と
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写真は、黒田官兵衛の妻 照福院のお軸。
照福院のお軸も掛けて下さっていました(これはレプリカかな)。
13:00頃にこちらを出て一旦帰宅し、再び今度は自転車で冬青庵能舞台に向かいました。
この日はまちかどミュージアムでこちらの公開がある・・・予定でした。
が、現地に行くとこの日は急遽中止になったと。
まあ1回行ったことあるからいいけど~~
しょうがないのでそのまま帰宅し、大相撲の初日をTVで観戦しました。
が、この日の拝観はこれでは終わりませんw
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2024 11/9の拝観報告1(カトリック西陣教会 ガイドツアー 京都モダン建築祭)
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写真は、教会内部。
11月の第2週目。
京都モダン建築祭の後期です。
この日は9:00前に自宅を徒歩で出て、向かったのがブライトンホテルの北側にあるカトリック西陣教会です。
京都モダン建築祭のガイドツアーに当選しました。
参加費は3,000円、参加者は20名でアマ会のfrippertronicusさんとアノマノカリスさんがおられました。
教会建築はかなり後回しになっているので、いい機会でした。
9:30から外観の説明。
ウィリアム・二ーリーの建築です。
そして礼拝堂内部へ。
礼拝堂後方の2階にも上がれました。
礼拝堂は日曜日の礼拝でも入れますが、この辺りは見学会でないと入りにくいですよね。
そして礼拝堂の裏手にある望洋庵へ。
この和風建築は今は教会のイベントスペースなどで使用されていますが、実は教会より前からあります。
ネットで調べても何の歴史も出てきませんが、今回先生が教えて下さいました。
その辺りの情報は今後の本編で。
1階は大きな広間が2つ。
2階には小さめの座敷が2つありますが、2階は増築のようです。
さらに裏のお庭の話。
最後は納骨堂。
10:20頃に終了しました。
ウィリアム・二ーリーの建築の教会のシリーズでは、これより古い高野教会やこれより後の伏見教会、衣笠教会などがあります。
しかし個人で観ても、正直あんまり分からないんですよねw
そういう点でも講師の先生の説明があると分かりやすいですね。
次の予定へと向かいました。
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2024 10/27の拝観報告5 最終(妙顕寺 同志社女子大学 裏千家茶道部秋茶会)
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写真は、茶室の広間。
堀川今出川の中華料理 沁を出て、12:35にやって来たのが妙顕寺です。
この日はこちらで同志社女子大学 裏千家茶道部秋茶会が事前予約制でありました。
僕が予約したのは12:45からの4席目。
本席と副席があって500円。
庫裏から入って大客殿の広間が待合です。
そして時間が来たら大客殿裏側の10畳の茶室が本席でした。
こちらは通常拝観では公開されないところでしたので、ラッキーw
1席15名。
お菓子は緑がきれいな練切りでしたが、どちらのかは失念しましたw
主茶碗は2代目長楽の赤楽「雲井」。
赤楽にグレーの釉薬が雲のように掛かっており、きれいでしたね。
10畳の茶室は床の間の中柱と壁の間が櫛のようになっているのが珍しく、面白かったです。
そして次の副席は大客殿の広縁で立礼席。
干菓子の成型は部員さんでされたそうです。
アレはかなりギッチリ詰めないと型崩れして来るんですよね。
上手に作っておられました、
13:40頃に終了し、この日は帰宅しました。
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2024 10/27の拝観報告3(大報恩寺 非公開文化財特別公開)
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写真は、霊宝殿。
旧富岡鉄斎邸を出て、近くのポートでシェアサイクルを借ります。
そこからまずは北野天満宮へ。
ちょっと用事を済ませて、11:20にやってきたのが大報恩寺(千本釈迦堂)です。
非公開文化財特別公開です。
非公開文化財特別公開ももう1件1,000円なんですね。
10年前から思うと、結構値上がりしましたねw
今回は
・北野天満宮まで来るつもりだった
・久しぶりだった
・六観音像、地蔵菩薩像が今年国宝指定されたご祝儀
・次まで時間があった
からです。
まずは本堂へ。
本堂の外陣左奥に狩野山楽の林和靖・龐居士・霊昭女図が展示されていました。
そして宝物館へ。
もうここは重文+国宝仏ですね。
前述のように国宝が増えました。
こちらの非公開文化財特別公開は10/26からでしたが、それほど人は多くなかったですね。
11:50頃にこちらを出ました。
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2024 9/23の拝観報告2(楽美術館 特別茶会)
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写真は、庭園。
ブラントンホテルを出て、中立売通を西へ。
そして油小路通を上がります。
12:20にやって来たのが、楽美術館です。
この日は12:50から特別茶会の3席目を予約していました。
ことの発端は7月上旬に妻が「楽茶碗に興味あるし、楽美術館に行きたいねん」と。
「それなら9月に開催の特別茶会の申し込みがこれからだから、折角ならそれに行ってみたらいいんじゃない」と僕。
ということで、7/30に2人分申し込むことになりました(もちろん僕がw)。
1人12,000円ですが、人気なのですぐに申し込まないと満席になります。
僕は以前1回参加しているので2回目です。
席は12:50からでしたので、先に今回の展示を拝見。
萬華之器 彩乃菓子ということで、料亭(吉兆や瓢亭など)で実際に使われてる楽の器を借りてきて展示されていました。
12:50からお茶席へ。
楽茶碗などお道具の拝見がメインの会なので、細かな作法はそれほど。
まずは菓子器が個別で、半分の8名分だけ出てきました。
今回の企画の趣旨のように菓子器も楽の器でした。
数の問題で前半のを改めた上で、後半にも使われていました。
楽茶碗は9代了入、10代旦入、11代慶入、14代覚入 15代直入 16代当代吉左衛門のもの。
それぞれに黒のドッシリとしたもの、赤の個性的なものなどで、これを1つ1つ直入さんがお話して下さいました。
13:50頃に終了し、妻に帰りに感想を聞くと「思っていたより楽しかった」と。
僕も今回家系図と解説のバックアップ付きで楽15代を事前に覚えたので、いい機会でした。
14:00過ぎに帰宅し、後から決まった夜の部へとすぐに1人で自宅を出ました。
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2024 9/21の拝観報告1(聚楽猪飼邸 棟梁が教える「見て学べる京町家ツアー」)
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写真は、奥座敷。
3連休の初日です。
そして大相撲秋場所の14日目。
当初この日は11:00から車のメンテを予約しており、それが終われば帰宅して相撲を観るつもりでした。
しかし2週間ほど前に急遽この情報がアマ会のあきさらささんから入りました。
聚楽廻にある大塀造の町家の見学会です。
大工の棟梁さんが案内して下さいます。
事前申し込み制で、無料です。
これは是非行きたい。
ということで、車のメンテも13:00予約し直して、9:30頃に車で自宅を出ました。
場所は大まかにいうと、JR嵯峨野線が二条駅を出て円町駅に行く途中で90度カーブします。
そのちょうど45度の辺りw
当日は15名ぐらい来ておられました。
詳細は今後の本編に掲載しますが、なかなか大きい住宅です。
玄関間の隣に茶室。
次の間と表座敷。
そして雁行状に奥座敷。
こちらを委託運営されている大工の棟梁が、町家の基礎から教えて下さいます。
それこそ長押、鴨居、床の間、床脇という名称の基本から、使っている材の話なども。
町家に興味持って欲しいです!て感じでした。
まあ申し込んで来ている段階で、そこはクリアしてそうな気もしますがw
それが1時間ほど。
そして七本松の丸太町病院の向かい側にある、伝統的な町家の工法で造っている工事現場にも案内して下さいました。
工法的には新築で町家を造ることも出来るようになったそうです(耐震性問題などもクリアして)。
ただし材に掛かる経費はその場では教えてくれませんでしたw
今後、町家学講座を定期的に開催されるので、それに参加するとより詳しいことが分かるそうです。
また上記見学会も定期的に開催されるので、HPに問い合わせてみてください。
11:30頃に終了して、車で次へと向かいました。
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2024 8/24の拝観報告1(大将軍八神社 ズラリ重文、天文学の聖地へ!宮司と正式参拝&方徳殿を特別拝観 まいまい京都 )
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写真は、社務所の広間。
土曜日です。
この日はまず午後に予定があり、それに合わせる形で午前中を入れました。
9:20頃に市バス10系統に乗り、北野天満宮前で下車します。
10:00前にやって来たのが、大将軍八神社です。
この日はまいまい京都の「ズラリ重文、天文学の聖地へ!宮司と正式参拝&方徳殿を特別拝観」でした。
参加者は21名で、参加費は5000円でしら。
大将軍八神社には過去収蔵庫に公開期間に来たことがありましたが、ちゃんと説明を聞いたことがありませんでした。
今回はいい機会だったので、参加してみました。
到着するとまずは社務所に集合。
集まり次第、本殿に上がって正式参拝。
10:20から社務所で宮司さんから由緒や祭神についての解説がありました。
これが11:00ぐらいまで。
そして社務所を出て、表の鳥居、表門から境内の末社、摂社などの説明。
11:25から収蔵庫の方徳殿の解説と自由参観でした。
なお方徳殿内は個人使用なら写真撮影もOKでした。
神社は御開帳などもないため、個人で意識しないと祭神について深く知ることは少ないのではないでしょうか。
そういう点も含めて今回本編はバージンアップしましたw
過去に行ったことがあっても「行ったつもり」というか、これまでの知識の基盤が厚くなった上で最訪問するとまた違うことに気づいたりしますね。
今回も勉強になりました。
12:00頃に終了し、次へと向かいました。
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