京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2012 10月アンケートの総括
今月もたくさんの方々にご参加頂き、ありがとうございます。
コメントを読ませて頂くのも楽しいです。
やはりブログ本体よりも密着感!?がない分、コメントしやすいようですね(笑)。
結果は、上記の通りです。
考察
第1位は予想通り、やはりこれでした。
国宝の仏像の特別公開は、無類の強さを発揮しますね。
仏像好きの方が多いのでしょうか。
と、いいつつ僕もこれにしましたが(笑)。
第2位は、個人的には意外な泉涌寺 舎利殿でした。
何故意外かは、春に続いて今年2回目だったからです。
しかし12年毎という触れ込みが効いたようですね、
第3位は、冷泉家です。
いつも選択肢は8つまでにしているので、同条件(この1年以内に公開があったもの)の法性寺、浄福寺、大統院、長講堂そしてこの冷泉家のうち1つにする必要がありました。
その時やはりこの中で1番人気は冷泉家と判断したのは正しかったようです。
ここも公開がある度に並んでいますもんね。
第4位は、寶樹寺。
ここは圧倒的な珍しさですね。
今まで公開なんて聞いたことがないですから。
第5位は、報恩寺とその他。
正直、報恩寺はもう少し上位かと思っていましたが、それほど伸びなかったですね。
僕的には寅年に”鳴虎図”を見損ねたという思いがあったからでしょうか。
第7位は、龍安寺 蔵六庵 知足の蹲踞です。
ここも少しインパクトがなかったでしょうか。
方丈裏の知足の蹲踞がレプリカだったというのは、僕にとっては相当なショックでした(笑)。
第8位は、北野天満宮 松向軒。
正直、ここはもっとも辛いだろうと思っていました。
レアさ勝負したので、例年開催の御土居や宝物館を切り離したのも不利になったのかもしれません。
今月は、大体予想通りで安心しました。
何故安心かというと、ブログ構成の上で”恐らくこういう情報が人気あるのだろうな”と考えながら記事を選んでいるので、この感覚が大きくがズレると困るのです(笑)
また来月もアンケートを行いますので、ご協力お願いします。
例年11月は紅葉スポットのアンケートですが、今年は趣向を変えてみました!
でも、一般受けはしないかも・・・。
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An.さまの日程案 11/3(土)
写真は、無鄰菴のお茶室
日程:11/3(土)
宿泊先:出町柳周辺
訪問希望場所:清水寺の修復現場、建仁寺 大統院、廣誠院、無鄰菴、六波羅蜜寺など
回答
京阪電車で出町柳駅~祇園四条駅→9:00から建仁寺 大統院→10:00から清水寺 朝倉堂→徒歩で→10:00以降六波羅蜜寺 国宝十一面観音像→京阪電車で清水五条駅~三条駅→地下鉄東西線で三条京阪駅~蹴上駅→無鄰庵→地下鉄東西線で蹴上駅~京都市役所前駅→廣誠院→(興味があれば、本能寺→安養寺、宝蔵寺)→まだ時間があるかもしれませんが→地下鉄東西線で京都市役所前駅(後ろから4つ目の扉)~烏丸御池駅で烏丸線に乗り換え~京都駅(→もう少し行くなら渉成園)
講評
11/3の六波羅蜜寺は10:00から御開帳です。
行ったり来たりになりますが、大統院→清水寺→六波羅蜜寺でしょうね。
1つ1つに時間をかけられるなら、これでいっぱいかも知れません。
安養寺、宝蔵寺は気が向けばですが、意外にこういうディープなところが面白かったりもすることもあります。
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洛翠庭園2(南禅寺別荘群散策20)
写真は、湖畔に浮かぶ画仙堂
池の散策路に沿って湖西側を進みます。
途中には大津港をイメージした船泊まり石があり、やがて琵琶湖の最下端に着きます。
この辺りは庭園の端で本館も近く狭くなってくるので、木立で少し暗く苔がきれいです。
湖西側には大きな灯籠と苔蒸す石組があり、これは三井寺をイメージしているそうです。
そしてその池の端(琵琶湖の最下端)に小さな楼門があります。
これが外から見えた不明門の内側です。
天井には薄くて見えないですが、蟠龍図があったようです。
さらに今度は湖東を北上します。
湖東側は湖西側の広い芝生とは一転、あまり広くはないですがきれいな苔の散策路です。
そして琵琶湖の右上までくると長浜港をイメージした船泊まり石と、大きめ目のお堂があります。
これが京都3仙堂の1つ、画仙堂です。
画仙堂の裏手から湖北を回り込むように苔のきれいな庭園が続きます。
この中に“臥龍渡り”という敷石があります。
飛び石が配され、その周囲を取り囲んで真っ直ぐな苔の道が続きます。
その直線の苔の道の外側は砂利、さらに外側の苔の築山が高いので、視線近くまで苔が見えるようになっています。
そして最後はお茶室です。
ここに玄関から入ると、正面に廊下、その奥にプライベートルームがあります。
廊下の右手に水屋、その右手奥に3畳台目のお茶室があります。
このお茶室に面してL字型にここに玄関から入ると、正面に廊下、その奥にプライベートルームがあります。
廊下の右手に水屋、その右手奥に3畳台目のお茶室があります。
このお茶室に面してL字型に露地庭園があります。
庭園にはL字型に池が拡がり、石橋が架かります。
池には滝が8つも流れ込みます。
池の手前には白砂と苔。その中に飛び石の散策路があります。
池の奥には松や紅葉、灯籠などがあります。
これを出ると通用口に戻ってきます。
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2012 冬 京都市文化観光資源保護財団 会員事業
写真は、案内のチラシ
今日は僕が加入している京都市文化観光資源保護財団の会員限定イベントの冬の案内が来たので、ご紹介しておきます。
要するにこの会の会員限定の特典です。
今後入会するかの参考にしてください。
1:世界遺産「西本願寺」文化財特別観賞 12/17(月)9:30~11:30
諸堂、書院、飛雲閣、旧仏飯所などの拝観
2:第47回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開の招待
事前指定で2ヵ所まで
3:八坂神社 助成文化財特別鑑賞 2013年1/22(火)14:00~16:00
本殿の特別拝観と美御前社などの拝観
4:真正極楽寺(真如堂) 助成文化財特別鑑賞 2013年3/9(土)14:00~16:00
屏風絵や涅槃図の特別公開
いずれも無料です。
参考までに2012 夏はこれで、その前の春には、東本願寺の阿弥陀堂の修理現場と、諸殿拝観や、春の古文化保存協会の非公開文化財特別公開のチケット2枚などもありました。
これらは一応定員がありますが、はねられたことはありません。
単純計算で、春の非公開文化財が、800円×2で、冬の旅が600円×2だけでも2800円相当がタダです。
平日でも来られる方で、他のレアなものに参加できれば、1年間3000円ですのでかなりお得です。
今回僕は、1と2(相国寺 慈照院と妙心寺 東海庵)を申し込みました。
今後もご紹介していきますね。
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至誠館さまの日程案 12/1(土)
写真は、2011年紅葉の大徳寺 高桐院
至誠堂さまからの日程相談の概要は以下の通りです。
訪問日:11/30 9:30~12/1 17:00
宿泊先:京都駅付近
拝観希望場所
1日目(11/30)
永観堂、南禅寺(三門、方丈、南禅院、天授庵)、霊鑑寺、安楽寺
2日目(12/1)
8時30分までに、東福寺到着。
東福寺(通天橋、方丈、光明院、天得院、勝林寺、龍吟庵、
この後、大徳寺(本坊、芳春院)を予定しています
紅葉と特別拝観が目的です。
回答
8:00 JR奈良線で京都駅~東福寺駅→8:30 東福寺(通天橋→方丈→龍吟庵→光明院→天得院→一華院でお茶→勝林寺)→JRで東福寺駅~京都駅→地下鉄烏丸線で京都駅~北大路駅→市バス1系統、101系統、102系統、204系統、205系統、206系統で北大路バスターミナル~大徳寺前→大徳寺(本坊→芳春院→高桐院)→市バス206系統で大徳寺前~千本今出川→203系統で千本今出川~北野天満宮前→北野天満宮 御土居→市バス203系統で北野天満宮前~西ノ京円町→JRで円町駅~京都駅
講評
まわるのがゆっくりなら大徳寺で終了かもしれません。
帰りは、往路と逆に京都駅へ。
時間があれば、遅めの紅葉がきれいな北野天満宮の御土居がいでしょう。
北野天満宮からの帰りもバス1本で行こうとすると大変でしょう。
円町駅からJRなら比較的マシだと思います。
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洛翠庭園1(南禅寺別荘群散策19)
写真は、庭園の西側
西→東に向かって建つ正門から入りますが、このさらに白川通に沿った右手に不明門(あけずのもん)があります。
これは伏見城の遺構とも云われています。
この門は南西、つまり裏鬼門にあたるためほとんど使われることはなかったそうです。
正門に戻ります。
向かって左手に桜がある小さな前庭があり、正面は駐車場、右手はコンクリートの本館です。
正面の駐車場奥に進み、本館を右手から回り込んで庭園に入ります。
庭園に入る左手にお茶室があります。
まずは庭園を右へ進みます。
洛翠の庭園は中央に大きな池が配されていますが、これは完全に琵琶湖を模しています。
本来の琵琶湖の北がここでは東、本来の南がここでは西なので、正門側から見ると正方向に琵琶湖があることになります。
ですから通路から庭園に入ると、まず琵琶湖の左上からスタートです。
そして本来は京都市がある琵琶湖の左横から下に掛けてL字をなすように本館があります。
こちらは琵琶湖の湖西にあたり、池と本館との間は広々とした芝生です。
この芝生の両端の井戸から水が涌き出て、2筋の川が流れて途中でY字に合流し、池に流れ込みます。
これは地理的にはおかしいですが、賀茂川と高野川、合流して鴨川をイメージしているそうです。
2012年に作成されたので、以前はないハズです。
池には湖西と湖東を結ぶ橋が4本あります。
1つは最下端の飛び石が“瀬田の唐橋”の位置に、2本はそれぞれ一本橋で、近江大橋と琵琶湖大橋の位置に、4本目は現実に琵琶湖にはないですが、さらに琵琶湖の上方に臥龍橋が架かっています。これは途中までが板石で、途中から石臼を用いた飛び石です。
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2012 10/27の拝観報告2(南山城散策 後編)
写真は、紅葉の気配が漂う浄瑠璃寺 浄土庭園
さて一昨日の続きです。
海住山寺の後は、岩船寺・・・といつものコースではなく、国道163号線をさらに進んで、笠置寺です!
いやはや山奥。
時に傾斜のキツイ道はありましたが、狭さでは海住山寺よりはマシ。
ただし距離が結構長いので、運転していて飽きてくるツラさがありました・・・。
笠置寺ですが、なんだか簡単なアスレチックみたいで、次回は是非子供と来ようと思いました。
眺めもいいですし。
次は府道33号線から47号線と裏道を進み、いつもと違う南からのアクセスルートで岩船寺へ。
ここでも重要文化財の三重塔の開扉や両界曼荼羅の公開がありました。
でもここはむしろアジサイの時期の方が人が多かったですね。
続いては、お約束の浄瑠璃寺。
ここも重要文化財の三重塔が開扉され、薬師如来坐像が垣間見えるのと、吉祥天女立像が特別公開されていました。
そしてこの写真。
段々と秋の深まりを感じさせる風景が出てきましたね。
しかしこの日は最後にもう1つ行きました。
それが木津市内にある、松下資料館です。
これが日曜日は閉館なので、土曜日でなくてはいけないもう1つの理由でした。
さらに事前にTELで予約も必要なんですよ。
以前から気にはなっていたので、この際にと。
自己啓発の一環ですね(笑)。
ここから京奈和道で田辺北ICへ、下道で西玉造で曲がり、第2京阪の八幡東ICから上鳥羽IC「山城散策」の本編でお馴染みのルートで帰宅致しました。
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至誠館さまの日程案 11/30(金)
写真は、2011年 天授庵の紅葉
至誠堂さまからの日程相談の概要は以下の通りです。
訪問日:11/30 9:30~12/1 17:00
宿泊先:京都駅付近
拝観希望場所
1日目(11/30)
永観堂、南禅寺(三門、方丈、南禅院、天授庵)、霊鑑寺、安楽寺
2日目(12/1)
8時30分までに、東福寺到着。
東福寺(通天橋、方丈、光明院、天得院、勝林寺、龍吟庵、
この後、大徳寺(本坊、芳春院)を予定しています
回答
9:30 地下鉄烏丸線で京都駅(先頭車両の1番前)~烏丸御池駅(東西線に乗り換え)~蹴上駅→南禅寺(三門→天授庵→南禅院→方丈)→北門から鹿ヶ谷通へ→永観堂→徒歩で東天王町へ→市バス5系統、203系統、204系統で東天王町~浄土寺→安楽寺→霊鑑寺→白川通に出て東参道から→真如堂→総門から出て→金戒光明寺→市バス93系統、204系統で岡崎道~丸太町京阪→京阪電車で神宮丸太町駅~東福寺駅→JR奈良線で東福寺駅~京都駅
講評
まず最初に、諸般の事情でお返事が遅くなり、申し訳ございませんでした。
さてこのコースですが、全部まわれるかは不明です。
取りあえず行けるところまで行ってください。
このコースの”肝”は、永観堂の後にそのまま徒歩で霊鑑寺まで北上せずに、先にバスに乗ることです。
理由は、
・往路の方が時間が浅い
・白川通を北上する
この2点とも渋滞しにくい要素だと思われるからです。
さらに5系統なら東天王町よりもっと近い”南禅寺・永観堂道”のバス停があるのでは?と思われるかもしれません。
しかしこの南禅寺・永観堂前の白川通は道が狭いため、渋滞の可能性が懸念されます。
ならばここは東天王町まで歩いた方が賢明であると判断しました。
地図でご確認ください。
そして次です。
霊鑑寺と真如堂の東参道の緯度は、ほぼ同じです。
徒歩で行けます。
真如堂も言うに及ばず紅葉の名所です。
そして今度は真如堂の境内を突き抜けて総門から出ると、金戒光明寺がすぐです。
金戒光明寺も方丈や紫雲の庭などが特別公開中です。
帰りの岡崎道から京都駅は、バスのみで行かない方がいいと思います。
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住友有芳園3 銅橋 歴史資料館(南禅寺別荘群散策18)
写真は、門前の外観
注:一般には非公開です。
本邸の対岸のさらに奥には桜谷川が流れており、ここに銅橋が架かっています。
これは住友家が有していた別子銅山の銅を使用して作成されています。
さらに順路を進みます。池の本邸対岸を進みますが、この先は築山になっているので緩徐に登っていきます。
築山の周囲はもちろんきれいな苔です。
そして大滝となって流れ落ちる川の飛び石を渡ります。
渡った先はこの敷地の最奥になり、ここには持仏堂の芳泉堂があるようですが非公開です。
この先の散策路は周囲より低く(相対的に周囲が高く)なっています。
ですから苔の緑が目線に近い高さにまで写ります。
まさに苔の緑に包まれるような感じです。
そして順路は本邸前の芝生に戻り、池を1周したことになります。
今度はさらに右手(敷地の左手)に進みます。
砂利道を進んだ奥(敷地の左手前)に歴史資料館があります。
ここには住友家の歴史や、別子銅山等の資料が展示されていました。
ここから本邸周囲を最終的に1周するように前庭に戻り、正門前に至り終了です。
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2012 10/28の拝観報告(こども論語塾)
写真は、国宝の書院と前庭
今日は第4日曜日なので、こども論語塾に行ってきました。
雨である、
論語の先生が私用で休み
などの条件が重なったからでしょうか、
今日は子供が10人程度と少なかったです。
雨でしたので、いつもの農園の掃除ではなく、今日は本堂と方丈の間の盤桓廊(重要文化財)で、お茶葉をパック1つ1つに詰める作業をしました。
世の中広しと言えども、重要文化財でお茶葉をパック詰めした人もなかなかいないのではないでしょうか(笑)。
その後はいつものように本堂で15分ばかりの座禅。
そして今日は論語の先生がお休みでしたので、講堂にて子供中心で論語のカルタをしました。
うち子供も大分馴染んできましたね。
そういえば、今月から国宝の書院の工事が始まっていました。
書院の外周は大きな木組みがされていました(上の写真は先月のもの)。
半年ほど前は表の兜門、先々月ぐらいから本堂の裏側でしたので、順に工事計画が組まれているのでしょうか。
さてさて、翌来年の大河ドラマが黒田官兵衛に決まりました。
ここに焦点が当たらないハズはありません。
どうなるのでしょうか。
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住友有芳園2 庭園(南禅寺別荘群散策17)
写真は、開門時の門前
注:一般には非公開です。
この辺りから正面は広々した芝生になり、一気に視野が拡がります。
手前は広大な芝生、池の周囲にはアカマツが島状に植え込まれ、その奥には大きな池、池の左奥には大滝です。
大きな池の背後には築山の植え込み、さらに東山の借景、そして青空と続きます。
今後は視線を自然と上に向けさせます。
この景色を本邸の濡縁に座って眺めます。
このやや狭い印象で足元の苔を見させておいて、一気に拡がり視線を上げさせ気分を開放させます。
見事な手法です。
流響院もこんな感じでした。
順路に沿って芝生を池側に進みます。
池に近寄ると池の水深が非常に浅いのが分かります。
この方が池の水が澱まずに流れたり、水面の反射がきれいだったりするそうです。
散策路は池に沿って右手に回り込みます。
池から流れ出る川の飛び石を渡ります。
順路はさらに池に沿って左に回り込んで行きますが、この右手にお茶室の“漱芳”と“空庵”がありますが、内部には入っていません。
緩やかな階段を登りながら、池の周囲を進み本邸の対岸に向かいます。
この辺りから見る池越しの本邸はきれいです。
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2012 10/27の拝観報告1(南山城散策 前編)
写真は、国宝の海住山寺の五重塔 開扉
今日は朝から拝観日。
今日からですよ、南山城エリアの集中特別公開は。
期間は11/11までですが、11月第1週はご存じ「秋の非公開文化財特別公開」ですし、第2週目は「そうだ 京都、行こう」プランなので、どうしても今週末でした。
とはいえ、明日はダメですもんね。
そもそも第4日曜日ですよ!
コアな読者はお分かりですね(笑)。
分からない方は、明日をお楽しみに!
それにもう1つ今日でないとダメな理由がありました。
それは後編で。
今日は車で8:00過ぎに出発。
阪神高速 京都線から第2京阪道路を経て、枚方東ICで降ります。
そこからぐるっとまわり京田辺市へ。
最初に向かったのが、観音寺。
国宝の十一面観世音菩薩を拝観します。
僕には珍しく仏像でしょう。
折角このエリアに行くので、若い!?うちです。選り好みせずに観賞します。
そして次は木津市に入り、蟹満寺。
ここも国宝の釈迦如来像です。
さらに裏道を走り、神童寺。
ここも重要文化財の蔵王権現像。
ここまですべて仏像です。
今後もわざわざ行くエリアは仏像系も行って、見知を拡げようと思います。
これらはすべてマイナー散策にいずれ載せます。
そして次は上狛四丁目で国道163号へ。
もう慣れ慣れの道で、海住山寺へ。
3回目です。
やっぱり道は、狭いし急だし、最悪ですね(笑)。
けれど今年は「秋の非公開文化財特別公開」の一環でもあるからでしょう、今までになく盛況でした。
五重塔は開扉しているし、曼荼羅も公開している、文殊堂も開いているし、本坊や庭園も公開です。
さながらお祭りでした(笑)。
この日の予定も半分ぐらい終わり、お昼過ぎでした。
続きは後編へ。
後編は1日空けて、10/29です。
何故って?
だから明日は第4日曜日(笑)!
最後にいつもは1寺院ずつの報告なのに、どうして今回は前編、後編の2部構成なのかです。
今後は毎週末拝観の連打ですので、1つずつやっていては溜まりに溜まるからです(笑)。
読む方も覚悟しておいてください!!!
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住友有芳園1 有芳門(南禅寺別荘群散策16)
写真は、門前の外観
住友家15代目の住友友純(ともいと)の別邸として大正9年に完成しました。
同じ南禅寺別荘群の清風荘は西園寺公望の別邸でした。
そして実は、住友友純は西園寺公望の実弟です。
また作庭は7代目小川治兵衛によるものであり、現在も11代目小川治兵衛氏の手により手入れされております。
一般には非公開です。
正門から内部に入ります。
ここは前庭で、クロマツの植え込みが真中にあり、正面に数寄屋造の本邸玄関が、右手に庭園に入る有芳門があります。
おおよそ敷地の真中手前を数寄屋造の本邸が占め、敷地の真中奥に大きな池があり、ここから川が敷地の右側に流れてきます。
敷地の左手前には歴史展示館があります。
もちろん本邸を囲むその他半円状に庭園が拡がります。
有芳門から入ります。
正面に川が横切り、右手奥は池になります。
この辺りの散策路はきれいな砂利、その周囲は苔、そして周囲は松などの木立が茂り見通しは悪いです。
要するに視線を下に向けさせています。
川を渡り散策路は左手(敷地奥)に続きます。
今度は左手に川と川向こうに本邸を見ながら、苔の砂利道を進み再度本邸側へ川を渡ります。
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2012 10/20の拝観報告2(太秦広隆寺など嵐電沿線)
写真は、太秦広隆寺の仁王門
さてこの日は土曜日で、長男が発熱のためダウンしました(小人探しの予定の午後でした(笑))。
そこで午後は、急遽次男と出かけることになりました。
そこで思いついたのが、写真の再撮影です。
今まででどうにも写真が良くないところが残っているもので・・・。
エリアは嵐電沿線に絞りました。
地下鉄の東西線の二条城前駅から乗る前に、京都国際ホテルに寄りました。
何故か。
それは、”嵐電1日乗車券”がここで売っているからです。
じゃあ、何故ここで買うのか?
僕が地下鉄から乗り換える嵐電の天神川駅では”嵐電1日乗車券”が購入できないからです。
嵐電1日乗車券の詳細については近日説明しますが、要するに”500円で乗り放題”です。
嵐電は全区間均一で200円ですので、3回以上乗ればお得です。
今回は嵐電天神川~蚕ノ社→蚕ノ社→蚕ノ社~車折神社→車折神社→車折神社~太秦広隆寺→太秦広隆寺→太秦広隆寺~嵐電天神川と、4回乗りました。
それぞれは次男の散歩がてら撮影してきただけですので、拝観はしていません。
僕がきれいな写真を撮って、
次男がお散歩して電車に乗れて喜んだ、
どこにであるような話・・・にしては、
立ち寄った先が”ちょっと豪華”なだけです(笑)。
アンケートを実施中です。
左サイドバーにあります。
是非ご協力を!
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しょうざん1 通常公開 北庭(鷹峯散策3)
写真は、紅葉のしょうざん庭園
正確には“しょうざんリゾート京都の日本庭園”の参観です。
東門から坂を下りると目の前に庭園受付の小屋があります。
入園料は480円です。
この小屋の右手の福徳門から中に入ります。
内部は相当広いです。
苔と松そして紅葉の散策路をめぐります。
右奥に進むとお茶室の玉庵。
まいまい京都のツアーで中を拝見しました。
手前に4畳半の小間、奥に3畳の水屋があり、左手の廊下伝いに中でつながっています。また左側面と背後の側面に待合の席が付いています。
その隣にはかつて涌泉閣がありましたが、焼失しています。
この辺りは苔のゆるやかな斜面に小川が流れています。
さらに庭園をまわってくると中央に池のある峰玉亭に着きます。
ここのベンチに座った眺めも秀逸です。
紅葉時はきれいです。
ここまでは木々が茂っているので、鬱蒼とした苔のお庭のイメージですが、ここは一転中央に大きな池があり視界が拡がります。
この周囲には梅酒樽茶室と梅林があります。
まいまい京都のツアーで酒樽茶室の中を拝見しました。
2畳の四隅が切られて円形で、天井は傘のようになっていました。
さらに散策路を進むと、聴松庵というかつては大徳寺にあったお茶室がひっそりとあります。
ここを出ると入口の福徳門に戻ってきます。
あまり人も多くなく、480円でこれだけの庭園が楽しめるのでおすすめです。
源光庵に行く前に見るよりも、源光庵の後に行った方がいいのではないでしょうか。
バスは一方通行なので、バス停1つ分の下り坂は歩きます。
そして帰りは土井戸町から乗れば、鷹峯源光庵前で大量に乗り降りがあるので、いち早く座ることが可能です。
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