京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2024 11/23の拝観報告5 最終(にいさん茶会 いづ重2階 菊渓茶屋)
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写真は、残月亭写しの茶室。
正行院のあと、京阪電車で出町柳駅から祇園四条駅へ。
南座の地下の発券機で、予約した今後の公演のチケットを発券。
そして知恩院の和順会館のロビーへ。
16:00まで1時間ほどあったので、こちらで休憩しつつ14日目の十両の取り組みをスマホで観ていましたw
そして16:00前にやって来たのが、八坂神社の西総門の前にあるいづ重です。
最近大改修を終えられて営業を開始されましたが、こちらの2階にお茶室があるそう。
そちらのお茶室で毎月23日に開催されているにいさん茶会が、席披き、炉開きとして事前予約制で開催されました。
参加費は5,000円、1席10名でした。
昔、この辺りに菊渓川が東山から流れていたことにちなみ、菊渓茶屋と命名されたそうです。
食事をする店舗の入口手前左手に2階への階段があります。
その上に玄関から待合、そして写真のように残月亭写しのお茶席がありました。
しかも材も結構いいのを使っておられると思います。
そしてこの日は床の間に・・・国宝 源頼朝公像の写し。
こちらなんでも、いづ重の御主人が美大卒で在学中に自ら写されたものだそう。
この大きさ、実物大ですよね。
また香合は蝶であり、平家の紋。
それと義経ゆかりのものもあり、源平尽くしでした。
席主はいつもの中路さんなので、自由も自由w
そういうところに集まる皆さんも楽しい方ばかり。
まさに一期一会を楽しめました。
16:45頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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2024 12/2の拝観報告5 最終(南座 當る巳歳吉例顔見世興行 夜の部)
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写真は、まねきの上がる正面玄関。
例年のようにこの掲載は時宜を逸しないように、先に掲載します。
12/2の16:00~、顔見世興行 夜の部に参りました。
今回も1等席、7列14番目。
個人的にはこの辺りの席が1番見やすくて好きです。
16:00~元禄忠臣蔵 仙石屋敷。
討ち入りが終わって本懐を遂げた後のお話。
討ち入りは禁止されているので犯罪行為。
なので幕府の役人仙石伯耆守(中村梅玉)に神妙に報告に行く場面です。
犯罪行為と言っても当時は赤穂浪士に非常に好意的。
伯耆守も非常に丁重に扱います。
そして尋問です。
討ち入りの様子から、なぜそんなことしたのかを問いただします。
それに主に答えるのが、大石内蔵助こと我らが(笑)片岡仁左衛門さんです。
途中で堀部安兵衛(市川中車)や大石主税(中村鷹之資)も話題に上がり話します。
そして最後は4組に分けられて、各藩にお預かりになる場面。
内蔵助と主税は別々になりますが、主税は最後に父に会って伝えることがあると言います。
しかし堀部安兵衛らは未練がましいと怒りますが、実は「覚悟は決まっているから安心して欲しい」と伝えるのです。
仁左衛門さん、安定のカッコよさ。
しかし場面がずっと語りで、画的に動きがない演目なんですよね。
南座でこの時期だけに公演が多い、仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の方がいいですね~~
17:10に終わり。
次は17:35から色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)。
通称かさね。
怪談です。
恋路の果てに心中を約束した与右衛門(中村萬太郎)と腰元かさね(中村萬壽)ですが、与右衛門はそんな気などなく逃げます。
それを追いかけてきたかさね。
揉めているうちに川から鎌の刺さった髑髏が流れ着きます。
実はそれ、与右衛門が殺めたかさねの父。
与右衛門はかさねの母とも密通していたクズ野郎でした。
その髑髏の鎌を引き抜くと、かさねの顔も崩れます。
怨念のなせる業なのでしょう。
それを見た与右衛門はその鎌でかさねを殺すクズクズ野郎です。
そしてその場から逃げようとしますが、妖怪となったかさねの手まねきで引き戻される・・・というお話。
本来、与右衛門は片岡愛之助さんでしたが、稽古中のケガで休演。
急遽萬太郎が務めることとなり、親子共演となりました。
偉大なお父さんとの急な共演、緊張されたでしょうか。
でもよかったですよ。
それと萬壽さんの踊りはしなやかできれいですね。
18:25に終わり。
2幕目なので食事タイム。
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写真は、菱岩 花折 5,761円。
顔見世興行では菱岩と決めています。
1年に必ずここで戴きます。
今回は高島屋で受け取ったので(最初の幕間に取りに行くのがメンドウだったので)花折でした(高島屋では花折のみの取り扱いのため)。
やっぱりちょっと多いですねw
来年は月折に戻して、入場前に菱岩まで取りに行くか。
この後おやつも戴きますが、掲載の画的にこの後に(笑)。
18:55から曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
通称、御所五郎蔵。
御所五郎蔵(中村隼人)は浅間家家臣でしたが、腰元皐月(中村壱太郎)との密通を星影土右衛門(坂東巳之助)に暴かれ追放に。
五郎蔵は侠客に、皐月は傾城となり関係は続いています。
そこにしつこい土右衛門がやってきてケンカになりかけますが、そこは甲屋女房お松(片岡孝太郎)が止めに入って事なきを得ます。
そして後日、旧主のために金策に苦労していた五郎蔵を助けるべく、金を出してくれる土右衛門になびくふりをして五郎蔵をフリます。
状況を分かっていない五郎蔵は激怒し、飛び出していきます。
ウイニングランをしたい土右衛門ですが、とても付き合う気分じゃない皐月は拒否し、それを察した主君お気に入りの傾城逢州(上村吉太朗)が代役を買って出ます。
そして次のお店に移動中に、激高した五郎蔵が皐月と間違えて逢州を切り殺し、エライこっちゃ~~~で、終わり。
巳之助さん、久しぶりに拝見しましたが、貫禄が増しましたね。
隼人さんはもうあちこちお忙しいですね。
孝太郎、年々芸風が亡き叔父の秀太郎さんに似てきているような。
貫禄のある女性を演じるのハマりますよね。
20:15に終了。
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写真は、グラマシーニューヨーク シャインマスカットのタルト 848円。
ここは15分の休憩で、本来は食事と一緒に戴いた、シャインマスカットのタルト。
コッテリとしたチーズケーキの上にシャインマスカット、下にブルーベリーソース。
非常にいいバランスでしたw
最後は20:30から越後獅子(えちごじし)。
舞踊の演目で、角兵衛獅子は中村鴈治郎さん、中村萬太郎さんと中村 鷹之資さん。
鴈治郎さんは仙石屋敷で吉田忠左衛門でも出演されています。
20:50に終演。
昔は顔見世興行は長いなと思っていましたが、今はドップリはまっているので
アッと言う間。
逆に7月歌舞伎の方が食い足りないぐらいですw
今回も楽しかったです。
そして次回は、2月ですね!
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2024 11/3の拝観報告2(あじき路地 京都モダン建築祭)
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写真は、路地。
9:50に六波羅蜜寺を出て、清水五条駅に向かう途中の10:00にやって来たのがあじき路地です。
京都モダン建築祭のパスポート公開です。
100年前の長屋が並ぶ路地に、最近は若い方のギャラリー、ショップやカフェがオープンしています。
採光の問題で北側の家は2階建てですが、南側のは1階建てです。
10:00に到着したらお客さんは7人ぐらいで、以倉さんが来ておられましたねw
本来は北4の家がオープンされる予定でしたが、結局開かなかったようですね。
しかしcafe&place 075のお店の中を拝見出来てよかったです。
10:10頃にこちらを出ました。
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2024 11/3の拝観報告1(六波羅蜜寺 十一面観音像御開帳)
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写真は、お札と本堂。
前日はお雨の中での京都モダン建築さんとお茶会開催のアマデウス会総会でしたが、そんなのカンケーなく翌日も朝から出かけますw
7:15頃に自宅を出て、地下鉄と京阪で清水五条駅へ。
8:05にやって来たのが六波羅蜜寺です。
もちろん12年ぶりの十一面観音像御開帳(11/3~12/5)です。
その際のお札もきれいに残っています。
5回で満願とか。
1回目 38歳 12年前
2回目 50歳 今回
3回目 62歳 まあ来れるか
4回目 74歳 行きたいところ
5回目 86歳 ワンチャンあるかw
僕の場合は初回が38歳というアドバンテージ?があるので、ワンチャン満願あるかもですw
さて今回お札の授与は11/3~11/5で「先着500枚」という触れ込み。
前回は枚数制限なかったと思ったのですが。
そうなると必然、皆さん早朝から来られます。
僕は8:05頃着でしたが、列は南側の門から北に延び、八坂通でターンしたところぐらいでした。
ちょうど連絡をくださったDrの先輩と一緒になったので2人で並びました。
8:30開門で9:00から授与でしたが、もう9:00前には列が3ターンしたので少し早めに授与を始められました。
それでも本堂がいっぱいになるので、進みは遅く結局お札を戴いて本堂にお参りして出て来たのが9:50頃でした。
しかも御朱印希望の方は、これからまた行列に並んでおられました。
長時間の待ちでしたが、久しぶりにお会いした先輩と近況報告が出来てよかったですw
まだまだ伸びる列を見ながら(500枚限定ってホンマかいなw)、次へと向かいました。
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2024 11/2の拝観報告1(八坂圓堂 京都モダン建築祭 ガイドツアー)
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写真は、廊下と2階への階段。
3連休の初日です。
この日は昼過ぎ大雨だった日です。
朝のうちはまだ小雨でした。
9:20頃に自宅を出て、京阪の清水五条駅で下車。
ちょうと10:00頃にあじき路地の前を通過したので、京都モダン建築祭のチケット交換だけしておきました。
そこから徒歩で向ったのが、八坂圓堂の北邸です。
この日は京都モダン建築祭で当選した八坂圓堂のガイドツアーでした。
参加費は食事込みで18,000円。
参加者は18名、アマ会のYDさんもおられました。
10:30からスタート。
北邸は昭和初期のお茶屋さんを改装した店舗。
数寄屋の要素がたくさん残っていました。
詳細は今後の本編で掲載しますが、最初に入った2階は広間と茶室の様な小部屋の2つ。
1階はよく写真で見る、両面庭園の個室と大きなカウンター席、6人部屋で部屋の中央にカウンターがある堀こたつ席。
そして小間の茶室の個室がありました。
個人的にはこの廊下。
柱の材も違うし、葦の船底天井とか珍しいですよね。
なかなか食事で行っても、全部屋見るのなんてムリなんで非常によかったです。
30分強の見学会の後はお食事です。
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写真は、この日のてんぷらのコース。
写真3~7までガッツリ天ぷらのコース。
昔はこれでも物足りないぐらいでしたが、今はこれで十分ですねw
ご存知のように天ぷら屋さんの天ぷらは全然違うので、非常に美味しかったです。
最後はミニ天丼も。
圓堂さんは八坂通りに他にも店舗が複数あり、特に南邸も古いようなので気になりますねw
12:20頃に終了し、こちらを出ました。
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2024 9/15の拝観報告3 最終(祇園の老舗「菊梅」の見学とあんこライターさんセレクトの和菓子を楽しむ会 Niwaco)
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写真は、2階の座敷。
貴匠桜を出て、frippertronicusさんと北に歩きます。
建仁寺の境内のを抜けて花見小路へ。
12:40頃にやって来たのが、菊梅です。
この日は13:00~15:00まで、烏賀陽先生のNiwacoでの「祇園の老舗 菊梅の見学とあんこライターさんセレクトの和菓子を楽しむ会」でした。
参加費は13,000円、参加者は16名。
参加者には同行のfrippertronicusさんと、最近よくご一緒するUさんもおられました。
菊梅は花見小路にある旧料亭で、今は紹介制で旅館をされています。
また1階の表屋部分では和小物の販売もしておられるので、そこまでは通常でも拝見可能です。
そして今回はさらにその奥の奥座敷と2階部分を拝見し、あんこライターかがたにさんのおすすめ和菓子を戴く企画です。
最初から2階の奥座敷に上がります。
上の写真の様な感じ。
詳細は今後の本編で掲載します。
宿泊では手前がリビング、奥が第2寝室なります。
そして手前に戻って座敷の向かい側に洋間があります。
ベッドルームで、床の寄木の意匠が細かいです。
こちらは写真撮影禁止で、ネットにも写真が上がってないですね。
中2階の応接間。
そして1階に戻って奥座敷。
こちらは不定期開催の喫茶の会場です。
なかなかいい数寄屋でしたね。
前半は建物の見学でした。
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写真は、和菓子 千本玉壽軒 着せ綿(上)、聚洸 白菊(下左)、かぎ甚 糸桜(下右)。
そして後半は2階の座敷に戻って、お菓子を戴きます。
菊梅での開催で9月ですので、菊がテーマ。
千本玉壽軒の着せ綿はくずで覆われているのがポイント。
聚洸の羽二重は卵白が入っているので、ふわふわです。
かぎ甚の糸桜はきんとんにつくね餅が入っているのでまったりしており、さらになかが餡子ではなくて道明寺。
歯ごたえの良さと甘みが抑えられており、個人的にはこれが1番美味しかったです。
お気づきでしょうか。
この日僕は朝からベイクドチーズケーキ、ランチでコースのデザートを既に戴いております。
そこに和菓子3つ。
最初はムリかもと思いましたが、結果楽勝でしたw
14:50頃にこちらを出て、この日はこれで帰宅しました。
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2024 9/15のランチ報告2(仏亜心料理 貴匠桜)
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写真は、1階 奥座敷の個室。
HARIO CAFE 京都店を出て、八坂通から松原通をウロウロしますw
11:20頃にやって来たのが、仏亜心料理 貴匠桜です。
この日のランチは11:30からfrippertronicusさんとこちらでした。
こちらは登録有形文化財の伊藤喜商店の店舗棟。
裏にあるのが同じく登録有形文化財の伊藤喜商店の無量子庵で、9/1に茶道体験に来ました。
貴匠桜は随分前に行ったきりでしたのでまた見たくなったのと、この日の11:00頃までfrippertronicusさんが裏で茶道体験をしておられたので、一緒に参りました。
改めてみてもやはり内部はかなりリノベ―ションされており、裏の駐車場部分は本来もっと奥にも建物があったのではないかと推察されます。
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写真は、松原コース 4,500円。
コースは1番リーズナブルなシングルメインのコース。
実は2人とも13:00から花見小路で予約のイベントがあったので、その旨を最初にお伝えしました。
すると非常にテンポよく給仕して下さいました。
食事自体は12:15頃には完了しましたし。
4,500円のコースでこのお味とボリュームなら、十分合格点だと思います。
フレンチで写真5の出汁茶漬けは珍しいというか個性的ですねw
12:30頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 9/1の拝観報告1(KYOTO MAIKOYA 祇園清水店 茶道体験)
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写真は、奥庭。
結局台風が熱帯低気圧に変わった日曜日です。
この日は午後からアマ会の皆さんとランチ会でした。
その前に1つ予約を入れました。
今回はKYOTO MAIKOYA 祇園清水店で外国人向けの茶道体験です。
こういうの以前も行っていますね。
京都阪口庵です。
ということは、主眼は「建物」ってことですw
1度こういうのにネットで申し込むと、またおすすめで出てくるじゃないですか。
そしたらこちらは登録有形文化財の町家でって書いてありました。
もちろんすぐに調べますw
京都、登録有形文化財で検索すると、便利な時代なんで全部出てきます。
大正12年建築の伊藤喜商店の無量子庵という建物なんですね。
路地裏にあるので表は何かとみたら、フレンチの貴匠桜。
2017年に来ており、こちらが伊藤喜商店の店舗棟だったんですね。
着物に着替えての体験プランが7,000円。
着替えに30分、お茶体験40分、写真撮影タイムが20分の計90分です。
9:30集合に早めに行ったので、1番に着替えて無量子庵に到着。
「まだ時間があるので、よかったらお庭とかお部屋を観ていてください」と。
まさに望むところですwww
お庭や建物を熱心に見ていたら、女将さんが「日本の方お1人でのご参加は非常に珍しいんですよ。御熱心に見ておられるので、建築がお好きなんですか?」と聞いてくださったので、正直にそうお話しました。
すると「今は1回目の前で誰もいないので、お部屋全部観てください」と案内して下さいました。
メッチャラッキー!
1階、2階の大広間や小間の茶室 松庵もあり、お庭に降りて躙口から内部を拝見出来ました。
建物については今後の本編で掲載します。
10:00から集まて来られた海外の方(インドネシアの3人家族、インドの5人家族と僕1人)と体験開始。
最初は茶道とは何か、設えや亭主のおもてなしなどを説明されます。
もちろん全部英語です。
今回も「全部英語の説明ですが、大丈夫ですか?」と念押しのメールが来ました。
お話されるのが日本の方なので、十分聞き取れます。
それに話の流れから「次はこういうことを言うのだろう」と予測も付くので、ほぼ話は分かりました。
お菓子を戴き、自分でお薄を点てて戴きます。
最後は室内やお庭に出て、着物での撮影タイムです。
しかし僕はもう先に十分建物もお庭も拝見しましたし今更自分の写真は不要なので(笑)、10:45ぐらいに着替えて11:00頃にはこちらを失礼しました。
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弓煎閣
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写真は、外観。
弓煎閣(きゅうせんかく)は昭和初期に町会所として建てられた町家です。
通常は閉まっていますが、祇園祭先祭の7/15、7/16、7/17は武具飾りの展示のため開けられます。
アクセス
京阪の清水五条駅で下車し、5番出口から地上に出ます。
出て左手に進みます。
約300mで松原通と交差するので、ここを右折します。
さらに約300m進んだ右手に「Panasonic」の大きな看板がある左手の砂利道を進みます。
砂利道の突き当り右手に弓煎閣があります。
祇園祭での公開時なら、ちゃんと案内が出ています。
この地は弓矢町といい平安時代から弓箭の作成を生業にしていた人々が住んでおり、祇園社の庇護のもと一定の警察権を持っていました。
その関係で祇園祭での神輿渡御の際には神輿が進む道を清める役割を担っており、昭和49年まで甲冑姿で行列に参加していました。
現在は行列へ参加する代わりに、虫干しを兼ねて武具飾りを行っています。
入場は無料ですが、寄付金のボックスは置いてあります。
当日は納戸もすべて開放され、左手の玄関から入ります。
玄関間の奥に6畳間があり、まずそちらに3領の鎧兜が飾られています。
部屋の奥には中庭も見えています。
玄関間の右手に2階への階段があります。
2階は15畳間で、武具甲冑の他に古文書,古写真などの昔の記録が多数展示されていました。
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2024 6/8の拝観報告3(祇園花街芸術資料館)
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写真は、歌舞練場の舞台上。
熟成豚かわむらを出て、地下鉄東西線で山科駅から三条京阪駅。
京阪電車に乗り替えて三条駅から祇園四条駅へ。
徒歩で12:15頃にやって来たのが、祇園花街芸術資料館です。
いわば祇園甲部歌舞練場ですね。
今年の5/15から春の都をどりと秋の温習会の期間以外の歌舞練場を使わない時は、祇園花街芸術資料館として開館されることになりました。
1,600円です。
最近改修もされましたし、建物もお庭もいいのでいい取り組みだと思います。
都をどりに3回ほど来ており、内部の様子はある程度知っていたのでサクッと見れました。
ただ先に見たことがあるのでサクッと見れましたが、初めての方は見応えがあると思います。
それに何より都をどりの時と違うのは、「舞台に上がれる」ことですね。
ここからの景色は初めて観ました。
12:45頃まで拝見して、次へと向かいました。
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2024 5/12の拝観報告4 最終(建仁寺 大統院 京都産業大学 春茶会)
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写真は、本席のあった書院。
京都御苑の中立売駐車場を出て、烏丸通→松原通→大和大路通を進み、祇園のコインパーキングに駐車します。
この日はこちらで京都産業大学の春茶会がありました。
大統院には2011年と2012年の特別公開で来ています。
その際は方丈での展示と方丈前庭の拝観。
今回のお茶会の要綱を見ると、薄茶2席とあります。
1席は方丈の1室とすると、もう1席は・・・。
どこかあるなと思い、13:30からの3席目に予約しました。
方丈に入った縁で受付。
2席なのに1,000円。
申し訳ないw
方丈に向かって左手の礼の間が待合。
やはり室中などは水屋ですね。
礼の間の奥の部屋がOB/OGの待合でした。
待っているとアマ会のKiさんが来られました。
時間になると呼ばれ、1席目は方丈裏の書院へ。
やはりそうですよねw
こちらは初めて入りました。
6畳間が2つですが、3席目は5人でした。
OBの方がお正客をして下さいました。
そして2席目は方丈を時計回りに回って、礼の間の対角にある衣鉢の間。
こちらは干菓子と壺に入った金平糖が出てきました。
最終的に方丈を1周して受付に戻ってきました。
1席5名だったこともあり、2席で1時間。
14:30頃に終了し、この日は帰宅しました。
そうなんですよ、この日は五月場所の初日でしたw
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2024 5/9の拝観報告4 最終(建仁寺 両足院 Spring Tea Meditation)
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写真は、臨池亭の内部。
いもぼう 平野家本店を出て、再びシェアサイクルを借ります。
この日は京都グラフィーの開催と共に、事前予約制でSpring Tea Meditationがお茶室の臨池亭でありました。
13:00までは書院で京都グラフィーの写真を拝見。
ワインのブドウ園での風景を写真に撮っていました。
13:00から庭園の臨池亭へ。
1席6名で、参加費は2,000円でした。
海外の方やリピートの方もおられ、自由な感じ。
お菓子は建仁寺のチョコレート。
お薄は6人分、すべてお点前して下さいました。
お茶碗も非常に薄く、お点前さんの手が透けて見えるほど華奢なものや、ガラスのお茶碗など変わった趣向。
お棗が鉛製なので拝見に回ってきて持ったらメッチャ重いしw
一見そう見えない外観なのも卑怯ですwww
天気も気候も良くて非常に気持ちよく、あっという間の1時間でした。
そして14:00に建仁寺の両足院を出ますが、ここから学会に京都駅へ戻る必要がありました。
いろんな交通機関を考えた結果、1番京都駅に早く戻る手段は・・・
自転車でしたw
なのでシェアサイクルを借りたままで待機にして、信号は出来る限り青優先で京都駅に向かった結果、無事14:21発の新幹線に乗れましたw
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祇園料理 鳥居本
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写真は、主屋の広間。
祇園料理 鳥居本は江戸中期に祇園下河原に創業した祇園料理のお店で、四代目に織田有楽斎邸宅跡の現地に移転しています。
女優 田畑智子さんの実家であることでも知られています。
アクセス
京阪電車の祇園四条駅で下車し、南座の出口である6番出口から地上に出ます。
地上に出て左右の四条通を右へ進みます。
約230m進んだ花見小路通の角を右折。
花見小路通を約150m進み、ぎおん徳屋のある角を左折します。
さらに約120m進んだ右手の路地に「祇園 鳥居本」の暖簾があり、この奥です。
暖簾の掛かった表門を入ると、石畳の路地があります。
路地の奥正面には庭園への柴折れ戸があり、右手に玄関があります。
この玄関の前に大きな桜があり、春はきれいです。
玄関を入ると右手は調理場で、左手に6畳の次の間、その奥に8畳の広間があります。
8畳間は2面が庭園に面しており、琵琶棚、床の間や違い棚があります。
また6畳の次の間は芸舞妓さんの舞台としても使える仕様になっています。
この広間の背後の廊下を奥に進むと、少し高くなった広間があります。
庭園は川がうねるように流れ、石橋がいくつか掛かっています。
きれいな庭園ですが、こちらはここに猫を5匹ほど放し飼いにされているので、食事中時折ひょこっと出てくるのが面白いです。
またお庭は玄関の柴折れ戸からぐるっと歩けるのですが、主屋のある右手の逆側の左手には離れのお部屋が3つほどあります。
食事は主屋の方を主に使われているようで、お昼は8,000円ぐらいからで夜は
20,000円からぐらいです。
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2024 4/7の拝観報告6 最終(建仁寺 西来院)
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写真は、方丈。
泉涌寺の法音院を出て、シェアサイクルで帰ろうと思い北に走り始めました。
そしたら、時間があるので今のうちに建仁寺の西来院に行っておこうと。
最近本堂とお庭を大規模改修して公開されており、さらにブルーボトルコーヒーが出店していることでも話題になっています。
14:45頃に到着。
日曜日の午後なので結構人は多めでしたが、公開直後に行かれた方の話からすると全然少ない方なのでしょう。
本堂の天井は龍図、お庭も相当スッキリしました。
ちなみに本編の写真は入れ替えましたが、以前はこんな感じでした。
15:00頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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東観荘
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写真は、大広間。
東観荘は円山公園の奥 長楽寺の隣にある料亭で、円山の六坊のひとつ「也阿弥」の歴史を継承するお店です。
アクセス
四条通を東に進むと、八坂神社の西楼門に突き当たります。
この前で東大路通へ右折します。
約100m進んだ最初の交差点を左折します。
緩やかな坂を登り八坂神社の南楼門を過ぎて220m程進むと、円山公園からの道と交差します。
これをさらに直進します。
やがて突き当りに長楽寺が見えてきますが、この前で道なりに左折してすぐ右手に東観荘の表門があります。
四条通を東に進むと、八坂神社の西楼門に突き当たります。
この前で東大路通へ右折します。
約100m進んだ最初の交差点を左折します。
緩やかな坂を登り八坂神社の南楼門を過ぎて220m程進むと、円山公園からの道と交差します。
これをさらに直進します。
やがて突き当りに長楽寺が見えてきますが、この前で道なりに左折してすぐ右手に東観荘の表門があります。
建物は「コ」の字型になっており、地図上もそのままの方向です。
コの開いている西側が表門です。
そのまま石畳のアプローチを進みますが、左右に松や十三重塔などが配されています。
突き当り東側に唐破風門の玄関があります。
玄関を入ると格天井、蟇股、木鼻がある和風の玄関です。
玄関奥はロビーで、右手には大きな掘りごたつのようなテーブルがあり、その中央には小さな石庭があります。
ロビーの左手は2階への階段ですが、手すりは洋館風です。
コの字の下、南棟に進みます。
廊下の右手にまず7.5畳の個室があり、中央の1.5畳が掘りごたつです。
床の間があり、外は玄関へのアプローチの庭が見えています。
さらに廊下を進むと、側面が竹垣になります。
廊下の右手には中央の7.5畳があります。
この部屋にはバーカウンターのようなスペースがあります。
さらに最奥の間には、床の間の横が階段のようになっており、そこには各種日本酒の瓶が展示されていました。
またこの3間は庭側の縁でつながっています。
玄関に戻り、コの字の上側、北の棟に進みます。
ロビー側は洋館風、北棟の廊下は駆け込み天井。
廊下を進んだ右手には、手前に16.5畳、14畳、14畳の3間が並んでおり、大広間になっています。
部屋の側面正面にも床の間や付書院があり、非常に多いです。
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