京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
伏見桃山城・柏原稜
写真は、天守閣
豊臣秀吉が京での居城とした伏見城が、この地と伏見桃山陵にありました。
今は伏見桃山城運動公園の中に模擬天守閣が建っています。
アクセス
近鉄ないしは京阪の丹波橋駅で下車します。
近鉄側の東出口から出て右へ進みます。
約100mでT字路になり、ここを左へ。
約80m先の歩道橋で国道24号線とJRを渡ります。
ここから約450m緩やかな坂道を直進すると、道なりに左カーブに。
道なりに左クランクを進むと、大きい目の道に出ます。
大きな道に合流してすぐの左手の小道を進むと柏原陵です。
さらに約110m直進した先に伏見桃山城運動公園の入口があります。
柏原陵
柏原陵(かしわばらのみささぎ)は、平安京に遷都した桓武天皇の御陵です。
上記の小道を約110m進むとT字路になるので、ここを右へ。
この辺りに柏原陵の案内があります。
ここから約50m進んだ左手に、柏原陵があります。
伏見桃山城運動公園
入口を入って少し歩いた左手に、大手門があります。
平成11年に閉園した伏見桃山キャッスルランド(遊園地)の入口だったんでしょうね。
券売所の跡があります。
大手門をくぐると正面に天守閣があります。
手前に小天守、奥に天守があり、周囲は公園です。
天守閣は耐震性の問題で、今は中に入れません。
天守閣の右手奥に野球場や多目的グラウンドなどがあります。
伏見 お城まつり
毎年秋に伏見桃山城運動公園にて、お城まつりが開催されます。
日時は年によって10月や11月と違うので、事前に調べておく必要があります。
10:00~15:00です。
当日は御香宮神社の門前からシャトルバスが出ます。
公園中央の広場では太鼓の演奏や、ダンスなどの出し物が行われています。
また公園の周辺では、マルシェの店舗や、子供が遊べるキッズランドがあります。
さらに大天守閣の1階の一部が公開されます。
内部では天守閣上層からの展望の映像、伏見城の模型と大名屋敷跡の展示、さらに伏見周辺を発掘した際の出土品が展示されています。
説明員の方もおられるので、よく分かります。
洛南マイナー散策の索引
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
泉涌寺14 善能寺(東山南部散策41)
-
写真は、本堂の祥空殿と前庭
善能寺は泉涌寺にある塔頭の1つで、聖観世音菩薩は洛陽三十三観音巡礼の第18番札所となっています。
場所は来迎院の向かい側です。
空海の開創と云われています。
表門を入ると前庭があり、正面に本堂の祥空殿、その右手に池泉式庭園の仙遊苑、右手には日本最初稲荷神石社と稲荷大神が並んで建っています。
本堂の祥空殿は、1971年北海道で遭難した航空機「ばんだい号」犠牲者ご遺族が、犠牲者の冥福と航空機事故の絶無を願い建立寄進されました。
本堂の窓から中を覗くと、内陣中央に本尊の聖観世音菩薩がお祀りされており、その周囲にはばんだい号の犠牲者の位牌が囲んでいます。
庭園の仙遊苑は、1972年に重森三玲により作庭されました。
日本最初稲荷神石社は、空海が祀ったものと云われています。
平安時代、空海は東寺南門で稲を背負った老翁と出遭います。
翁は自らを八条の二階観音堂に住む柴守長者と名乗り、無者に福を与え、空海の仏法を守護するものといいます。
空海は喜んで赤飯を供し法華経を講じました。以後、長者を稲荷大明神と尊称し、観音堂を善能寺と改めたという逸話があります。
なお洛陽三十三観音巡礼の第18番札所の御朱印は、仏殿の方で頂けます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/24の拝観報告(怡園)
写真は、表門
この日は朝から12:00まで仕事。
そして12:00~15:30まで時間休を頂きました。
車でまず向かったのが二条白川付近のコインパーキング。
そちらに駐車して、集合場所の地下鉄 蹴上駅の改札へ。
この日はNHKの文化講座があり、訪問場所は怡園(いえん)でした。
南禅寺別荘群はたくさん訪れていますが、怡園も最後まで未訪問のままの1つでした。
この講座で怡園に訪問することを昨年11月にtaniさまに教えて頂き、早速申し込みました。
全5回のうち、既に1回終わっており、残り4回。
そのうち1つが怡園。
それだけでもよかったのですが、野口家住宅もあったので十分でした。
後の2回は、そうそう仕事も休めないので欠席です。
当日は同じくアマ会で申し込みをされた、シヲさま、frippertronicsさま、京loveさま、かんじろうさまも一緒でした。
怡園は昭和初期のものですので、南禅寺別荘群でも後期のもの。
円熟の仕上がりです(笑)。
對龍山荘や住友有芳園と比べると全体的にこじんまりしていますが、これぐらいの方が威圧感というか非現実感はないので個人的には好きです。
庭園は川の流れ方が無鄰庵と似ています。
庭園を横断してくる感じです(笑)。
最初に講師の先生の説明が10分ほどあり、その後30分程度は主屋内を自由に見学出来ました。
そして最後の20分は庭園へ。
久しぶりにきれいな庭園を観ましたが、癒されますね(笑)。
やっぱり庭園が好きなんだと、改めて感じました。
さらに怡園は昨年、東福寺本坊庭園と共に名勝庭園に指定されました。
それまでは京都府下の名勝庭園を制覇していたのですが、怡園のおかげで制覇が崩されていました。
今回は再び、「京都府下の名勝庭園制覇!」です。
そういう点でもスッキリしました(笑)。
14:30に講座は終了し、僕は急いで仕事に戻ったのでした。
追伸
明日から3日間は、22:00の拝観報告がなく、10:00~の本編のみの掲載となります。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
2016 2/21の拝観報告(菅大臣神社 月釜)
写真は、山蔭亭と露地庭園
さて京都マラソンがあった日曜日です。
8:00に自宅を自転車で出て、堀川通を南下します。
高辻通で左折して、西洞院通へ。
やって来たのが、管大臣神社です。
この日は2月の月釜がありました。
こちらは基本は25日に近い日曜日に月釜があるのですが、結構ズレます。
なので、事前に当社にTELで確認した方がいいでしょう。
僕も確認しました。
8:20頃に到着すると、あんとんさんが既に来ておられました。
普通月釜というと、8:30にもなれば、着物を着たご婦人がゾロゾロとという感じですが、こちらは違います。
開催が不定期ということもあるのでしょう。
人はまばら。
社務所で準備をされている雰囲気があるので、開催されるのは分かるのですが、ちょっと入りにくい感じ(笑)。
8:30過ぎにようやく着物を着たご婦人が入って行かれたので、それに続いて入りました。
詳細は既に本編に加筆しております。
会費は通常1000円のことが多いですが、こちらは700円。
待合が広かったです。
お茶室が4畳半なので、1回の席で10名程度と少人数です。
なので大寄せよりも紛れにくく、少し緊張します(笑)。
それと参加者の多くがお知り合いのようですね。
全くの新参者は少ないようです。
いやそれでも歓迎して下さいますけどね。
待合から露地庭園を出てお茶室に入るのは、庭園好きとして弱冠テンションが上ります(笑)。
お茶菓子は梅の形をした主菓子でしたが、中の白餡が非常に上品で美味しかったです。
お薄は2服。
8:40頃にお茶室に入り、9:15頃に出てきました。
この後はあんとんさんは神戸大阪方面へ。
僕は西大路五条へ確定申告を提出して、10:00に帰宅しました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/14の拝観報告5 最終(鈴虫寺)
写真は、本堂
最福寺延朗堂を出て少し歩き、15:50頃にやって来たのが鈴虫寺です。
鈴虫寺といえば、アノ面白い法話が人気。
この日ももう16:00近い冬でしたが、若い方を中心に階段上の門を出たところぐらいまで並んでおられました。
しかし我々は仏像のツアー。
訪問するのは、普段は入れない本堂です。
詳細は本編に追記しています。
今は臨済宗の寺院ですが、華厳寺の名のように元は華厳宗。
なので本尊は大日如来像です。
こちらで呈茶の後に、般若心経のお参りがあり、仏像群を拝観させて頂きました。
希望者はそのまま16:15ぐらいから客殿の法話にスライドしておられました。
またこちらのカラーの由緒書きはなかなか頂けないのですが、この日は配布しておられました。
そしてさらに重要な情報が1つ。
こちらは2023年に、開創300年になります。
その記念で、
「本堂や客殿を全部立て直す計画がある」
そうです。
そうなると景色が一変しますね。
本編も作り直さないといけません(笑)。
自由解散で、こちらを16:30に出ました。
既にMKタクシーを呼んであったので、タクシーで僕とfrippertronicsさまは阪急桂駅へ、あんとんさんはJR桂川駅に向かい帰宅しました。
今回は、年会費+入会金が3000円と参加費が5500円の計8500円かかりましたが、
観世寺 本堂
長福寺 下津林 本堂
最福寺延朗堂 本堂
鈴虫寺 本堂
に入れたので、なかなかよかったと思います。
来年のこの時期に「洛西の仏像3」の計画もあるようです。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/14の拝観報告4(最福寺延朗堂)
写真は、本堂
月読神社を出て、住宅街を南へ歩きます。
15:00頃にやってきたのが、最福寺延朗堂です。
昨年の4/12に一度訪問しましたが、その際は法要のハズだったのですがなく、本堂にお参り出来ていませんでした。
今回は無事に本堂にお参り出来ました。
詳細は本編に加筆しています。
今は近くの西光寺さんが管理されている小堂ですが、鎌倉時代は大寺院だったんですね。
今回は1つ情報を得ました。
それは毎月の法要ですが、「12日じゃなくて11日だった」んですね。
毎月11日の13:00~13:30頃まで、本堂でお参りをされるそうです。
この時間に行けば、本堂でお参りが出来ます。
また月末の写経会などもありますので、是非お参りに行ってみてください。
こちらの内陣は、ダブルガラス戸になっています。
まずは本堂のガラス戸。
そして内陣の前にもガラス戸があるので、本堂の外からでは反射であまり内陣が見えません。
行かれるのなら、本堂に入れる時の方がいいでしょう。
15:40頃にこちらを出ました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/14の拝観報告3(松尾大社、月読神社)
写真は、松尾大社の楼門
13:00発の阪急電車 嵐山線に乗り、松尾大社駅で下車。
13:20頃から神主さんの案内で、松尾大社にお参りします。
個人的には、もう5回目ぐらいでしょうか。
しかし解説付きでまわったことはないので、しっかりお話をお伺いします。
楼門から本殿。
そして庭園へ。
宝物館では重文の御神像3体にお参り。
仏像ツアーですので、もちろんクローズアップされます。
そして宝物館の裏をまわって戻ってくるのですが、ここに磐座への道があるんですね。
2人以上で、15:00までに出発。
初穂料が1人1000円が条件です。
僕もあんとんさんも興味を持ちました。
そのうち行こうと思います(笑)。
そして蓬莱の庭も見学して、松尾大社は終了。
といっても、こちらだけで14:30頃までかかりました。
そして南へ歩き、途中で摂社の月読神社にお参り。
こちらはお参りだけでした。
この松尾大社の南側から鈴虫寺の辺りにかけて、鎌倉時代には谷ヶ堂こと最福寺があったそうです。
さらに南下して、次へと向かいました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/14の拝観報告2(長福寺 下津林)
写真は、五社神社境内にある旧永福寺の観音堂
五条通に出て、千代原口の交差点から物集女街道を南下。
そして山陰街道を東へ。
大通りでバスを降りて住宅街を少し歩き、11:00にやって来たのが下津林の長福寺です。
こちらも洛西33観音霊場ですので御朱印があり、1つ1つ御朱印帳に手書きされていました。
しかし通常時に本堂にお参りしたいなら、少なくとも事前に連絡は必要そうです。
こちらも浄土宗寺院なので本尊は阿弥陀如来像ですが、脇にある札所本尊の十一面千手観音像が法華山寺から遷されたものであると云われています。
ここでは御朱印書きの都合もあり(笑)、御住職のお話は短め。
講師の先生の解説の後、仏像群を拝観。
そしてさらに途中にある五社神社へ。
実はこの十一面千手観音像は、法華山寺から直接長福寺に来たのではありません。
まずはこの五社神社の境内にあった永福寺の観音堂にお祀りされていたそうです。
その観音堂が今でも残っています。
五社神社内にある石の手水鉢にも「法華山」と彫られています。
11:40にはバスに戻り、11:50頃に阪急桂駅に到着。
バス移動はここまで。
午後からは電車と徒歩です。
その前に12:50まで各々で食事でした。
僕はあんとんさん、frippertronicsさんと一緒に駅前の大阪王将へ。
普通の王将よりも大阪王将の方がギョーザが美味しいと思うのは、僕だけでしょうか。
京都市内に大阪王将はなかなかないので、見つけたら結構行きます(笑)。
12:20には食事を終えたので、その後は喫茶店で時間を潰します。
しかし京都駅での集合から移動までが早かったので(笑)、12:45には集合場所の阪急桂駅の改札口へと向かいました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/14の拝観報告1(観世寺)
写真は、表門から
日曜日です。
この日はfrippertronicsさまから紹介頂いた、近畿文化会の「洛西の仏像2」のツアーにあんとんさんとfrippertronicsさんと参加しました。
第1回は約1年前に開催され、勝龍寺、乙訓寺、福成寺、地福寺、広見寺、福田寺などをまわられたそうです。
今回はその2回目です。
今回もポイントは、谷ヶ堂と峰ヶ堂です。
谷ヶ堂こと最福寺は鎌倉時代に、今の松尾大社の南側から鈴虫寺あたりにまで境内が及ぶ大寺院でした。
峰ヶ堂こと法華山寺も鎌倉時代に苔寺の裏山にあり、東の清水寺と並び称される程の大寺院でした。
この両寺から伝わったとされる仏像が、今回のメインです。
予定では9:25に京都駅に集合でした。
僕は9:15頃に到着したのですが、すぐさま第1陣はバスへと移動。
チョー早い(笑)。
後の方々も順次バスに来られて、約50名で出発です。
五条通を西へ。
桂川を渡って少し北にある観世寺に10:00頃到着しました。
洛西33観音霊場ですので、御朱印は書き置きですがありました。
通常時に本堂にお参りしたいなら、少なくとも事前に連絡は必要そうです。
浄土宗寺院ですので、本尊は阿弥陀如来ですが、脇にある札所本尊の聖観音像が法華山寺から遷されたものではないかと云われています。
順番にじっくり仏像群を鑑賞させて頂いて、10:40頃にバスへと戻りました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/9の拝観報告5 最終(国立京都博物館 刀剣を楽しむ、皇室ゆかりの名宝)
写真は、正門
細見美術館を出て、東大路通を南下。
七条通あたりのコインパーキングに駐車して、13:50頃にやって来たのが国立京都博物館です。
京博では、
2/21まで「刀剣を楽しむ」と、「皇室ゆかりの名宝」が開催されています。
まずは1階奥の「刀剣を楽しむ」へ。
こちらは北野天満宮でも述べたように、昨今の刀剣ブームに乗っかったこともあり、昨年12/15~の開催直後は1時間待ちにもなったようです。
しかし今回は部屋の中で観るのに少し並ぶ程度。
もうスムーズでした。
平日でしたしね。
今回は坂本龍馬所用の刀などもありましたが、個人的には「義元左文字」が観たかった!
これだけです(笑)。
戦国時代好きなら、絶対に知っているのではないでしょうか。
三好政長→武田信虎(信玄の父)→今川義元→織田信長→豊臣秀吉→豊臣秀頼→徳川家康→徳川将軍家に伝わってきた名刀です。
建勲神社の所有ですが京博に寄託されており、かねがね信長公記とともに拝見したかったのが、ようやく叶いました(笑)。
そしてその他のお部屋へ。
他の展示室では、「皇室ゆかりの名宝」が開催中。
こちらはいろいろな分野別に展示されています。
今回1番の注目は、中世絵画。
現在公開中の妙心寺 霊雲院に元々あった方丈の襖絵の軸装です。
狩野元信の四季花鳥図、琴棋書画図、月夜山水図。
琴棋書画図は特に精緻できれいでした。
現地のイメージと併せて観ると、一層楽しめます。
絵巻では、白峯神宮の崇徳天皇像。
大覚寺の後宇多天皇像は、現地宝物館でも観ています。
漆工では、国宝 仁和寺の宝相華迦陵頻伽蒔絵そく冊子箱がまた出ましたね。
これを漢字で書かせようとした京都検定1級の過去問は、クレイジーです(笑)。
書籍では、後水尾天皇→明正天王→後西天皇→霊元天皇→東山天皇→桜町天皇→後桜町天皇→光格天王→仁孝天皇と、順に宸翰をみることが出来ました。
それぞれの天皇の筆跡の違いも面白いですね。
陶磁では、天寧寺の仁清作 重文の銹絵水仙文茶碗がまた出ていました。
額縁門のあのお寺がこれを持っているのか、と思いを馳せながらみるのが乙です(笑)。
最後は彫刻。
ここも同様の楽しみ方で、加茂町 常念寺の十王坐像・司命・司録坐像と奪衣婆坐像です。
こちらも現地に思いを馳せました(笑)。
ゆっくり一通り観た後、気になったものだけもう1度観て、15:10頃に京博を出て帰宅しました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/9の拝観報告4(細見美術館 春画展)
写真は、細見美術館の入口
二軒茶屋 中村楼で食事を終えて、再度車で東大路通を北上します。
仁王門通で右折して、疏水沿いのコインパーキングに駐車します。
12:50にやってきたのが、細見美術館。
東京でも話題になった、春画展です。
京都嵯峨芸術大学の生涯学習講座を受講してから受講者証を頂いていました。
この特典が、
・大覚寺 拝観無料
・細見美術館 入館無料
でした。
過去に大覚寺の特典は何度も利用していますが、細見美術館は初めてでした(笑)。
しかし今回は1500円でしたので、結構得した気分です。
この受講者証、最初の3年間は3000円ですが、以降は1000円で3年間更新できます。
チョーお得なのではないでしょうか。
あんとんさんによると、通常の細見美術館は平日ならばポツポツ人がいる程度らしいです。
しかしこの日は、入館待ちこそなかったですが、中は各階30~40名ほどおられました。
順に並ばないと観られない感じです。
2/11などは30分ほどの入館待ちになったそうです。
作品は確かに局部が描かれていたりしますが、個人的には芸術の域のウエイトの方が断然高いように思いました。
葛飾北斎なら風景画、喜多川歌麿なら美人画をよく目にしますが、春画は観たことがなかったので新鮮でした。
企画の面白さ(奇抜さ!?)や東京での話題もあり盛況のようですし、個人的にも面白かったです。
4/10までの開催です。
13:30頃に、こちらを出ました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
2016 2/9の拝観報告3(二軒茶屋 中村楼)
写真は、鶴亀松の間の庭園
相国寺を出て、烏丸通→今出川通→東大路通と進み、祇園へ。
近くのコインパーキングに駐車して、11:15にやってきたのが二軒茶屋 中村楼です。
2月ですので、事前に予約したウィンタースペシャルの昼食です。
以前、稚児餅を二軒茶屋で頂いてから、中村楼も気になっていました。
5000円のコースですが、こちらは通常でもあります。
しかし通常は税別ですので、5400円。
そちらが今回は5000円で頂けるという特典でのようです。
玄関を入って、そのまま正面のお部屋が鶴亀松の間。
カウンター形式で、ガラス張りの正面が庭園になっています。
そちらを眺めながらの昼食。
もっと上級のコースなら、奥の個室になるようです。
今回の5000円のコースのメニューは、
・先付:焼き胡麻豆腐
・造り:鯛と山菜盛り合わせ
・吸い物:蟹真蒸
・八寸:穴子小袖寿司、子持ち昆布、つぼみ菜天ぷらなど7品
・変わり田楽:ふきのとう味噌の栗麩田楽
・蓋物:豚肩ロース山椒煮、丸大根
・ご飯:生湯葉と絹ごし豆腐のあんかけ、香物
・水物:季節のデザート、黒糖わらび餅、おうす
でした。
さらに+1500円で焼物の甘鯛を追加することもできましたが、このコースだけで十分でした。
田楽がコースにはいっているのがミソですネ(笑)。
昼食としてはやや高めの5000円ですが、内容的にはお得だと思いました。
約1時間食事をして、12:30頃に失礼しました。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/9の拝観報告2(相国寺 養源院、長得院)
写真は、養源院 本堂と書院の間の中庭
車で北野天満宮を出て、今出川通→烏丸通と進み、10:00前にやってきたのが相国寺 養源院です。
僕は2回目ですが、あんとんさんが初です。
さすがに前回(1/11)の時よりは人出も落ち着きましたが、それでも開門前に5人ぐらい並んでおられました。
秘仏の毘沙門天像は、やっぱり男前です(笑)。
こちらで20分ほど。
そして続けて長得院へ。
こちらも僕は2回目です。
長得院の方はさらに少なくなっており、数名程度でした。
その分ゆっくり見ることが出来たので、よかったです。
襖絵の修復が終わった記念というか、寄付に応える形での公開だそうです。
そういえば京都市文化観光資源保護財団への寄付金も使われたようですしね(笑)。
寄付をしても、このように公開して頂けるのなら、十分「元が取れた」ような気がします(笑)。
長得院を10:50頃に出ました。
前回の天授庵でスタンプラリーが1つあったので、これで3つ揃いました。
またさらにその前に、真如寺、妙心寺 霊源院と玉鳳院で3つ揃っているので、これで2枚揃いました。
昨年同様にこの2枚で、長男と次男を俵屋吉富に連れて行ってやろうと思っています(笑)。
春と秋の非公開文化財特別公開は期間が短いので、1回しか行かないです。
また京の夏の旅も、よっぽどでない限り(輪違屋とか)拝観は1回です。
しかし京の冬の旅で、レアなところがあると
・折角だからこの機会に
・それにスタンプラリーも3の倍数になるから
という理由でに「もう1回行っちゃう」ことが多いですね。
まんまと敵の術中にハマっています(笑)。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/9の拝観報告1(北野天満宮 宝刀展)
写真は、重文の鬼切丸
この日は1日お休みです。
8:30頃にあんとんさんを車でpick upして、北野天満宮へ。
9:00過ぎに到着です。
今年は梅の開花が早いので、既に梅苑も公開期間になっていますが、この日はスルー。
やってきたのが宝物館の宝刀展です。
昨今はアニメだがマンガだかの影響で刀剣ブームのようですね。
その波に乗せた展示のようです。
個人的にはアニメには当然興味はなく、刀剣そのものもよくわかりません。
しかし戦国時代や日本史好きですので、「有名武将が所有した刀剣は観てみたい」というのが訪問の動機です。
今回はそのようなファンを意識してでしょう。
携帯電話やスマホのカメラでの刀剣の撮影が可でした。
さて今回の目玉は、重文の鬼切丸。
渡辺綱が一乗戻橋で鬼の腕を切ったと云われている太刀です。
その他にも重文 恒次、助守、師光や國広なぢど40振りが展示されていました。
北野天満宮に刀剣って、こんなにあるんですね(笑)。
それと今回初めて、「太刀と刀の区別」が分かりました。
簡単にまとめると、
太刀ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー刀(打刀)
刃を下向きにして差すーーーーーーーーーーーーーーーー刃を上向きにして差す
よって
展示の際、刃が下向きーーーーーーーーーーーーーーーー展示の際、刃が上向き
本来馬上で使うのでやや長めーーーーーーーーーーーーー徒歩で使うので、太刀よりは短めのことが多い
よって
やや時代が古いものが多く、江戸時代頃からは儀式用ーー比較的新し目の時代のものが多い
文化財の知識も、個々の機会に地味に増えて行きますね(笑)。
9:30頃には天満宮を出ました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2016 2/6の拝観報告(宝蔵寺 伊藤若冲生誕会)
写真は、前庭にある弁財天と大日如来
2月第1週の土曜日です。
当初は特に拝観の予定もなかったのですが、例年のようにこの時期は宝蔵寺で 伊藤若冲生誕会の特別公開が行われていました。
今年限定の髑髏の御朱印があるそうで、アマ会の御朱印好きの間では話題になっていました。
そちらに関しては僕は特に興味はなかったのですが、スーメテさんから「新しいカラーの由緒書き」が出来ているとの情報を得たので、行くことにしました(笑)。
土曜日に出かける用事は特になかったのですが、ちょうどこの週から長男が進学塾のレギュラーコースに通い始めていました。
火、木、土曜日ですので、この日は通塾日。
「今週初めてやから、付いて行ってあげる」と妻に申し出ると、「ありがとう。行きだけでも付いていってあげて」と(笑)。
12:45頃に四条烏丸の塾まで長男を送って、僕はそのまま徒歩で宝蔵寺へ(笑)。
13:00過ぎに到着。
まずは由緒書きget(笑)!
本堂にはいつものように涅槃図が。
そして奥の書院へ。
例年と同じものは半分ぐらいでしょうか。
若演筆の親子鶏図は、マンガタッチの鶏がかわいい感じ。
処沖筆の蟹図は、蟹の躍動感が見事(こちらは昨年も出典)。
維明周奎筆の墨梅図は、梅のタッチが細やかでした。
一通り鑑賞して帰りましたが、僕が出る13:30頃は20名ぐらいおられ満員でした。
そのまままっすぐ14:00頃に帰宅しました。
さて片や長男くんは、17:30頃に帰宅。
午後はずっと塾だったので、フラフラ(笑)。
もちろん宿題などもあるので、平日学校から帰宅後はかなり勉強に時間が割かれます。
ちょっとかわいそうかなとも思いましたが、僕もよくよく思い出してみたら、小学校4年生以降は週3回通塾+宿題の日々でした。
まあ人生の試練だと思って、ガンバッテ貰うことにしました。
とはいっても、授業の復習や宿題をみてあげるこちらもタイヘンですが(笑)。
なんとか日曜日だけは外で遊べるように、翌日は家族4人で太陽が丘へ行きました。
長男くんよ。一緒にガンバろう!
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« 前ページ |