京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
深草 陸軍第16師団遺産
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写真は、現在の地図に旧陸軍施設をプロットした地図。
陸軍第16師団は日露戦争開戦直後の1905年に編成され、日露戦争終戦後の1908年に深草に移転してきました。
師団は各地方にある1番大きな隊の単位で、多数の連隊から成ります。
深草にある第16師団傘下の連隊は、騎兵第20連隊、野砲兵第22連隊、輜重兵(しちょうへい)第16連隊です。
また師団の下には数個の連隊からなる旅団が存在することもあります。
深草にある第16師団傘下では歩兵第19旅団があり、その下に歩兵第9連隊がありました。
それらの場所の過去と現在を比較していきます。
まず南北の立地としては現在の京阪電車の龍谷大前深草駅~藤森駅~墨染駅に至る範囲です。
東西は竹田街道から師団街道を経て、伏見街道のさらに東にまで至ります。
北から順に
・師団兵器部:現在は京都府警察学校と龍谷大学があります。
東を師団街道が走り、南は第一軍道(今でもこの名称)です。
・京都陸軍練兵所:訓練場。今はすべて住宅街で竹田街道から師団街道の間で、北は第一軍道、南は名神高速道路までです。
・騎兵第20連隊:伏見街道の東側で、今の聖母女学院には第16師団司令部、カトリックヌヴェール愛徳修道会には京都偕行社、
その他は深草中学校や市営団地の付近です。市営団地の北西角に騎兵連隊の石碑があります。
またこの第16師団司令部と京都陸軍練兵場の間を結ぶ道が、第二軍道です。
・野砲兵第22連隊:師団街道の西、名神高速道路の南側で、今は藤森中学校や青少年科学センターがあります。
ここから師団街道と伏見街道に至る道が第三軍道です。
第三軍道から伏見街道を少し北上した左手に軍人湯(銭湯)が今でも営業しています。
・京都陸軍病院:伏見街道の東、大岩街道の南で、今は国立機構京都医療センターがあります。
・歩兵第9連隊:京都医療センターの南側と藤森神社の東側に隣接し、現在は京都教育大学があるエリアです。
京都教育大学構内の南東端に教育資料館 まなびの森ミュージアムがあり、これが旧第19旅団司令部です。
月曜日の14:00~17:00は開館しており、玄関を入ると左右に展示室があります。
内部は過去の遺構はあまりないですが、江戸時代に出土した瓦や藩札などが展示されています。
藤森神社の北西角の駐車場の出口に歩兵連隊の石碑があります。
・輜重兵第16連隊:衣食などを補給する部隊で、今は京都教育大学付属高校があります。
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2025 1/26のランチ報告3(河道屋 養老)
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写真は、主屋の主庭。
平安神宮での電車内部見学を11:00頃に出て、11:15頃にやって来たのが河道屋 養老。
年末に伺った晦庵 河道屋からのれん分けされたお店です。
お食事もですが、こちらの明治時代の主屋や庭園も気になっていました。
もちろん一般的にはもっと気候のいい時期に来られる方が多いでしょう。
しかし建築好きにはお客さんの少ない真夏や真冬はねらい目です。
特に冬ですかね。
夏は日差しが写真の邪魔になることもあるので。
今回は11:00に予約。
表庭沿いの4畳間が個室的に用意されていました。
注文していたのはもちろん名物の養老鍋。
1名からでも予約可能です。
そしてお店ですが、やはり冬のこの時間は僕1人。
お鍋の用意をされていたおかみさんに「古い建物が好きなので、食後でもいいからお庭や建物を見学できますか?」とお伺いしました。
するとおかみさん、僕の手を取らんばかりに「ほな今、他に誰もお客さん居はらへんし、今行くか?」とw
「行きま~~す!」ってことで、これから煮るお鍋の火を弱めて館内ツアーになりました。
平安神宮を途中で抜けた甲斐がありましたw
主屋の広間からお庭、離れの方までじっくり見せて下さり写真も取れました。
僕1人で15分ぐらい付き合ってくださったので、まいまい京都の館内見学+食事ツーぐらいの価値がありましたw
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写真は、養老鍋 4,200円。
さて見学会?の後はお食事。
下の写真が具材全部。
そのうち野菜半分とそばは残して、あとは全部鍋に投下。
先にきしめんを戴きます。
説明書きをみると、湯波半の湯葉、麩嘉の麩、いづ萬の飛竜頭(ひろうす)などが入っています。
寒い日だったこともあり、メッチャ美味しい。
お出汁はさっぱりしつつもコクがありました。
いろんな意味で冬に来るのが正解かもですw
食事中にほかのお客さんも来られたので、建物も好きなら11:00着もチェックですね。
12:00過ぎにこちらを出ました。
近くのコインパーキングに止めた車に乗って(朝、聖護院門跡前に停めたのはこのため)、次へと向かいました。
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京都市交通局 竹田車両基地2 運転体験
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写真は、試運転した車庫内の線路(地上部)。
2024/12/7or12/8に1日5組限定で行われた「京都市市営地下鉄烏丸線車両運転体験イベント」の続きです。
いよいよ実車です。
鉄道会社で運転体験をしているところがあるようですが、
・2両ほどの専用車両を使うことが多いようですが、今回は実際に運行している6両編成の車両を使用(逆にそのような特殊車両がないと)。
・運転距離も100mぐらいが多いそうですが、今回は500m。
が、売りだそうです。
さて11番線の電車に運転席から乗ります。
基地内の線路はくいな橋駅に向かって大きく3線あり、今回は真ん中の線路を走ります。
右手の線路は奥まで行ってスイッチバックで本線に入れます。
左手の線路には洗車機があり、洗車をする線路です。
ブレーキを解除して、アクセルを1に入れると車両が動きました。
6両分の重さを感じます。
一旦信号で停止しますが、アクセルブレーキは指導教官のいいなりですw
そして地下部に入り、突き当りの手前まで運転し、計500mでした。
ここはくいな橋駅の上辺りにだそうです。
運転の後は車両の撮影会。
方向幕も要望したらいろいろ出して下さいました(烏丸御池や北山など)。
次は洗車する車両に乗せて頂き、実際の洗車を車内から拝見。
そして車両を下りて、検車場の棟の1番北側の見晴らしのいい2階にある指令室へ。
ここから廊下を南下し、検車場を2階から拝見。
会議室に戻り修了証書を戴きました。
会議室を出て、1階の検車場の見学。
最後はこれから営業に出る車両に乗り、運行前点検。
そしてスイッチバックして本線に出るところまで同乗させて頂き、竹田駅のホームに戻ってきました。
12:30集合で16:30頃まで、充実のプランでした。
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2025 1/26の拝観報告2(平安神宮2 クラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学 後編)
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写真は、修復前の車内外観。
まずは9:00から昨年末に行った御垣内参拝が付いていました。
この企画も本殿や周辺の朱の塗り替えなどの費用を捻出するために、初めて企画されたと言っておられました。
本殿の屋根も檜皮葺だと高額にもなるので昭和には銅板葺きになったそうですが、今や銅も高いみたいですし。
ここ終わりで10:00。
そしていよいよ車両の方へ。
もう今は工事をしているので、一般では近くには寄れません。
我々は立ち入り禁止の中に入っていきます。
するともうかつての覆屋は取り外されて、簡易の屋根になっています。
もう近々応天門の左脇に移動されるそうです。
移動しやすいように盛土し、電車周辺がフラットになっていました。
外観の説明から、いよいよ内部へ。
外観程はボロボロではない印象を受けました。
この車両、最初は京都電気鉄道で市電になってから白く内装されました。
その白が剥げて、下から京都電気鉄道時代の緑色が見えているのもいいかんじですねw
吊革は絶対に掴まないでと。
マジで切れそうw
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写真は、床下のモーター。
一通り見たのち、両車輪の間にあるモーターを見せるべく、床を外してくださいました。
これも当時のまま。
このあたりがそのまま残っているのが貴重なのだそうです。
この回には僕のような文化財領域から来た方より、電車領域から来た方の方が多かったので、いろいろな参加者さんのお話も面白かったです。
車両見学会は11:00頃に終了。
なおクラウドファンディングは現在第2期募集をしておられるので、よければ参加してあげてください。
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京都市交通局 竹田車両基地1 概要・教材室
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写真は、留置線に並ぶ車両(左2両が10系の初期車両、3番目が10系後期車両、右が20系)。
京都市営地下鉄烏丸線の車庫が竹田駅にあります。
以前は北大路駅の地下(現在の市バスターミナル)にありましたが、昭和63年の延伸に伴ってこちらに移ってきました。
アクセス
竹田駅の北改札を出て左へ。
通路突き当り右の2番出口から出ます。
そのまま直進し、約90m進んだ右手に車両基地の表門があります。
2011年頃までは車両基地見学会がありましたが近年はなく、
今回は2024/12/7or12/8に1日5組限定で行われた「京都市市営地下鉄烏丸線車両運転体験イベント」で内部に入り地下鉄の運転も実際にしました。
参加費は6万円、応募は18組あり10組が当選しました。
表門を入って正面に直線の道があり、その右手に沿って検車場の建物があります。
検車場の東隣りの屋外には15番線分の車両基地があり、車両が並んでいます。
その車両基地の南側に研修所があります。
体験当日はまず検車場の建物内にある会議室で運転の大体の方法のDVDを見ました。
そして研修所に移動し、教材室へ。
ここには実際の車両の大きさの運転席を含めた半分の車両があり、ちゃんと片側のドアとホーム柵も開きます。
ここでも右手のアクセル、左手にブレーキ含めた出発前の動作確認を練習しました。
右手側のブレーキは1~7まであり、7の上は緊急停止、1の下はneutralです。
これを出発前に1段ずつ入れて、計器で作動しているかを確認します。
この時に特有の「シュ~~~ッ」っという音がします。
左手側のアクセルはハンドルの上部を握り込んでレバーを下におろします。
握り込むのを離すとアクセルも止まるような安全装置になっています。
アクセルは1~4まであり、当日は基地内15km/h以下でしたので1まででした。
そして左足のフットボタンは「ファ~~~ン」というアノ警笛です。
また車掌が行うドアの開閉も行います。
右手をホーム柵に伸ばし、ホーム柵に長さ50㎝ほどのタッチパネルがあり、上をタッチするとホーム柵が開き、下をタッチするとホーム柵が閉まります。
しかし列車が一定の場所にないと、これは作動しない仕組みです。
また左手は窓の前方上方にあるレバーを握って回しながら引くと電車の扉が開きます。回しながら引くのは安全装置です。
なので車掌は右手でホーム柵のタッチパネルを、左手で車内のレバーを上下してホーム柵と扉を制御しています。
またこの部屋には電光の回路の掲示版や、パンタグラフ、車輪やブレーキ部分も別にあり、運転席での加速やブレーキに応じて車輪が動いていました。
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2025 1/26の拝観報告1(平安神宮1 クラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学 前編)
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写真は、修復前の車内外観。
1月最後の日曜日。
大相撲初場所も千秋楽。
金峰山が2敗、王鵬と豊昇龍が3敗の展開。
13:30には帰宅する気満々のスタートですw
この日は車で出かけます。
8:00過ぎに自宅を出て、聖護院門跡近くのコインパーキングに駐車します。
そこから徒歩で8:45頃にやって来たのが、平安神宮です。
この日はクラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学会でした。
平安神宮の神苑に古い電車の車両があったのをご存じでしょうか。
あれは明治に民間の路面電車、京都電気鉄道の車両でした。
後に市電に買収されますが、市電の車両より狭軌道だったためN電(narrowから)と呼ばれていました。
その車両が覆屋だけして、長らく、なんとなく置かれて(事実上放置されて)いました。
そしたらですよ。
覆屋をしておいたので外観はボロボロながらも内部は比較的きれいに残っている上に、手が入っていないため「当時のまま」残っていたのです。
それが見いだされ、令和2年に重文に指定されました。
一方重文に指定されると「一般への公開が望ましい」とされるので、きれいにして無料エリアに出そうと企画されました。
そしたらですよ。
相手はもう重文なんで、費用がかかるかかるw
自前ではもうムリだとということで、クラウドファンディングをされました。
いろいろ返礼はありましたが、30,000円で車両内部見学会がありました。
僕的にはコレしかないw
ただし「修復前」と「修復後」が選べました。
ちょっと考えて「修復前」にしました。
修復後は今後もチャンスがあるかもしれませんが、修復前は修復しちゃうとノーチャンスですからね。
9:00に応天門前に集合。
9名来ておられました。
なお修復前見学会は前日にもありました。
さていよいよ待ちに待った見学会の開始です。
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KYOTO MAIKOYA 錦店2 邸内
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写真は、奥庭。
KYOTO MAIKOYA 錦店の町家は旧骨董商で、大正期に造られたものだそうです。
構造としては鰻の寝床の敷地を田の字に仕切って、中央の東西南北に廊下が走ります。
そして左手前が玄関棟、右奥が主屋、右手前が表庭、左手奥が奥庭になります。
表庭には玄関棟から連続し突き出るように小間の茶室があります。
正面に向かって左手の玄関から入ります。
玄関間があり、正面奥は旧食堂と旧居間で、現在は着替え部屋に改装されています。
玄関間の右手には旧応接間があり、今は土間のようになっています。
待合兼、表庭へのアプローチになっています。
玄関間から奥に向かって廊下が伸びますが、その手前右手に4畳半の茶室が表庭に突き出るようにあります。
表庭は茶室の露地でもあり、飛び石が奥まできれいに配されています。
中央の廊下を奥へと進みます。
途中で廊下がクランクし、主屋に入ります。
クランクの角には主屋2階への階段があります。
まずは主屋の1階。
廊下の右手に主屋の広間があります。
次の間が6畳で奥の本間が10畳。
右手に床の間、左手に違い棚と天袋のある典型的な床脇があります。
廊下の左手は奥庭。
こちらは手前が砂利と飛び石で、奥が苔のきれいな植栽です。
主屋の2階へ。
2階は廊下の右手に6畳間が3つ並んでいます。
子供部屋などで使われていたそうです。
1番奥の一の間には側面1/3の床の間、1/3の床脇かあり、残りの1/3が押入れという遠慮気味な床がありました。
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2025 1/25の拝観報告4 最終(POUYUENJI KYOTO 「日本庭園と POUYUENJI のお茶を楽しむ会」)
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写真は、2階のライブラリー。
大まさでのやなぎのにわ京菓子店によるツキイチカフェを終えて、13:00頃に上七軒を出ます。
大相撲初場所が14日目なので本来はこのあたりで帰るのですが、この日はさらに予約がありました。
シェアサイクルを上七軒のポートから借り、今出川通から東大路通を南下します。
13:30頃にやってきたのが、法観寺の向かい側あたりにあるPOUYUENJI KYOTO(ポウエンジ キョウト)です。
台湾オーナーが町家を改装して、本格的な中国茶を提供しておられるお店です。
この日はこちらで14:00から烏賀陽さん主催の「日本庭園と POUYUENJI のお茶を楽しむ会」が開催され、お招きを受けました。
参加者は10名で、参加費は13,000円でした。
お店全体がトニー・チーのデザインで、奥のお庭は建仁寺 方丈の庭園を作庭された北山安夫氏。
そのお店の見学と普段は入れない2階のライブラリーで中国茶を楽しむ会でした。
お店に到着すると2階のライブラリーへ通されました。
次々と参加者さんが来られますが、烏賀陽ファミリーとも言えそうな烏賀陽さんのお友達や知り合いの方が多いようでしたw
僕もまいまい京都などでお見かけしたことがある方も数名おられました。
まずは店内の見学。
1階に降りて庭園から。
烏賀陽さんの出番ですねw
作庭した北山氏から直接お話を聞かれているので、裏話などを教えてくださいましたw
スッキリした近代的なお庭ですが、三重塔は古いものを移設されています。
そして1階の店内。
ティールームは予約すれば、こちらで前述のお庭を見ながら中国茶を戴けます。
そして表側のギャラリーへ。
お店の1番前の販売スペースです。
吹き抜けで開放感があり中国茶のお点前が見れますが、雪見障子があり手元に注意が向くように工夫されています。
奥に戻るときは石畳の廊下から。
ここも平面にするのに非常に苦労されたそうです。
2階へ戻ります。
北山安夫氏の来歴などのお話を烏賀陽さんがして下さり、あとはティータイム。
SHUKAの種のお菓子や烏賀陽さん持参のジャン=ポール・エヴァンのチョコレートもw
お茶は凍頂烏龍茶に熟プーアール茶を3煎。
見学もお話も楽しく、お茶とお菓子も美味しいひと時でした。
16:00頃に終了し、市バスで帰りました。
市バスに乗ってNHKプラスを見たら、ちょうど幕内最初の1番が始まるところでした(ちなみに幕下上位5番と十両は夕食後に録画で見ています)w
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KYOTO MAIKOYA 錦店1 茶道体験
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写真は、1階の広間。
KYOTO MAIKOYA 錦店は富小路六角上がるにある旧骨董商の町家を利用した、海外向けの茶道体験などの施設です。
アクセス
地下鉄京都市役所前で下車し改札を出て左折し、地下道を突き当りの左手前の階段から地上に上がり御幸町通の出口に出ます。
御幸町通へ左折して約350m先、3つ目の交差点の手前の右手にKYOTO MAIKOYA 錦店の町家があります。
茶道体験
茶道体験はネットで申し込みで出来ますが、着物に着替えさせてもらって行うプランで7,000円です。
海外の方向けなので説明はすべて英語です(ただし日本の方が話されるので、ある程度分かると思います)。
時間は全員の着替えに約30分、お茶席が40分+撮影タイム20分の計90分です。
男性はこの町家の玄関を入って正面の部屋で、女性は向かいのビルで着替えです。
まずは着物を選んで着替えさせてくれます。
着替えが終わると玄関を入って右手の旧応接間で待ちます。
待つ間は右手の表庭で写真を撮ったり出来ます。
参加者が揃ってくると、1階か2階の大広間に通されそちらでお茶席を体験します。
体験は正味60分なので上下で30分ずらしで開催しているようです。
1席16名でした。
茶道とは何か、一期一会や和敬清寂の説明。
お菓子を戴いた後、抹茶の入った茶碗と茶筅があるので、自分でお抹茶を点てて戴きます。
最後は室内やお庭に出て、着物での撮影タイムでした(僕はお茶席体験で失礼しました)。
僕の場合は9:00着替え、9:30からの1席目。
しかも早めに行ったので、前に誰もおらず。
また建物が非常に好きなのを察して下さり、優しいスタッフさんが全部屋を見せて下さいました。
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2025 1/25の拝観報告3(大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェ お茶席)
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写真は、離れの座敷。
大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェの続きです。
3人ともお食事をしましたが、実はメインイベントはこれから。
生菓子とお薄は店内でも頂けますが、12:15~、13:15~、14:15~の3席は
離れの茶室 梵庵でお点前ありで戴けるのです。
1席5名。
通常であればその場で申し出ても大丈夫なんですが、この日は土曜日。
毎月24日のやなぎのにわ京菓子店のインスタにツキイチカフェの告知が出ます。
その前日告知で「お茶席は予約があり、1席目残3、2席目残なし、3席目残1席」と出ました。
我々3人とも1席目で予約した次第です。
もちろん申し合わせることもなく別々にw
そして3人とも11:30から食事をして、12:15まで待とうという魂胆。
11:30前に来たのも、無人客室の写真が欲しいという魂胆w
全部考えていること、一緒でしたwww
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写真は、雪餅 お茶席 1,000円。
12:15に席入り。
先に2人予約があったようですが、1人欠席されたので4人でした。
お茶席とはいうものの気楽な感じです。
お作法に疎くても大丈夫と思われます。
お菓子は雪餅。
中の餡が真っ黄色で、全体的にはゆで卵のようでしたw
でもしっとりやわらかっで、非常に美味しかったです。
通常は裏千家の女性の方だそうですが、今回武者小路千家の男性のお点前でした。
正直お点前の男性も少し緊張されていたようでしたので、和やかにお軸やお茶碗の話をして楽しい時間になりました。
梵庵は写真のように6畳の広間。
堅苦しくない踏み込み床に自然木の床柱。
天袋は台形で、簡易な付書院には円窓が。
お茶屋さんっぽい仕様ですよね~~
写真撮影も全然OKでした。
お席は12:50頃に終了し、次へと参りました。
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KYOTO MAIKOYA 祇園清水店(旧伊藤喜商店)2 無量子庵内部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f9/423814067bac797bd575182afb5bfdd3.jpg)
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写真は、露地庭の腰掛待合(右)と茶室 松庵(左)。
KYOTO MAIKOYA 祇園清水店は元伊藤喜商店(いとうきしょうてん)の無量子庵(むりょうしあん)で、表にある貴匠桜が店舗と主屋だったようです。
共に大正15年の建築の登録有形文化財です。
貴匠桜に向かって右手にある路地に入ります。
細い石畳を進むと、路地は左に折れ貴匠桜の裏手を進みます。
両側の塀は木の皮や竹で作られており、非常に風情があります。
突き当り右手に門があり、それをくぐると無量子庵の玄関前庭です。
無量子庵は当時桧より高級と言われた栂(ツガ)普請。
また外壁が聚楽壁なので、やや赤みがかっています。
正面が主屋の通り庭になり勝手口、その手前の右手に式台の玄関があり、当日は勝手口から入ります。
式台も勝手口も入ると3畳間があり、左右に並んでいます。
式台の正面は廊下を挟んで、露地庭があります。
露地庭の正面に腰掛待合が見え、右手に茶室 松庵があります。
左手斜め前方が大広間で、左手奥に進むと6畳間があり、これが1階の大体の間取りです。
勝手口を入った正面に左向きに2階への階段があります。
左手奥の6畳間で待ちますが、こちらにも隠れてはいますが2階への階段が右向きに付いています。
なので2階に上がるとちょうど2つの階段が向かい合っており、珍しい構造です。
1階の大広間に入ります。
左手が10畳の本間、右手が8畳の次の間です。
10畳間には付書院、床の間に床脇があり、欄間は下半分が1枚板で端が卍のような意匠になっていました。
10畳間の左手は廊下を挟んで、奥庭。
飛び石は残っていますが、苔などはなくなっています。
庭の奥には川の流れのように石が配されていました。
また奥庭の右手奥には蔵があり、こちらも登録有形文化財です。
お庭に降りて右奥に進むと前述の露地庭につながります。
立派な腰掛待合があり、その奥に小間の茶室 松庵があります。
庭に面した2面に貴人口と躙口が並んでおり、内部は4畳半。
床の間が貴人口の隣に並んで造られているのが変わっています。
さらに露地庭の通路を挟んで左手には新しいお庭があり、そちらはきれいで赤い鳥居、毛氈に傘があり、撮影用なのでしょう。
主屋に戻り2階へ。
2階にも1階の大広間の真上に同じように10畳間と8畳間がありますが、こちらの10畳間には床の間と床脇がありますが、両方の床が1枚板です。
また欄間は大きな1枚板を基調にした風車型でした。
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2025 1/25のランチ報告2(大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェ )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a9/d52dd72ec52f6bb71265a73dfd1944fa.jpg)
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写真は、客室の6畳の奥座敷。
地蔵院 椿寺を出て、北野天満宮方面へ。
初天神なんで人が多いですね。
鳥居の前を通過し、東沿いの御前通を北上します。
この辺りは出店もあるので人をかき分けるように進みました。
そして上七軒へ。
11:15頃にやって来たのが、老松北野店の西隣にある「大まさ」です。
もとお茶屋さんの町家で、毎月25日だけこちらでやなぎのにわ京菓子店さんがツキイチカフェをしておられます。
アマ会の桜さんに随分前に教えていただいてずっと行きたかったので、「土日祝が25日になる」のを待っていましたw
11:30オープンなので時間前。
しかし既にいましたね、2人。
アマ会のあきさらささんとTさんw
考えていること一緒www
っていうか「ガチで一緒」なのが後で判明します。
土間を経て、3畳の玄関まで待たせて頂きました。
カフェの待合もここになります。
そして11:30にオープン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/11/33d142a54ccb284eda194de1e6260fe8.jpg)
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写真は、10食限定のにゅうめん 900円。
食事を出すのと会計に次の間の3畳を使われ、さらに奥の6畳の本間が客席です。
そして3人ともお食事。
僕とあきさらささんはにゅうめんで、Tさんはお雑煮を注文しました。
客席がこれだけなので、あっという間に満席に。
25日が平日だともっと空いているそうです。
にゅうめん、お出汁が上品で非常に美味しかったです。
他にもぜんざいや生菓子とお薄もあります。
そもそも京菓子屋さんなので。
さてその生菓子とお薄も戴くのですが・・・
それは明日に。
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KYOTO MAIKOYA 祇園清水店(旧伊藤喜商店)1 茶道体験
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a2/43a4473671693e5d9ca793393138e72e.jpg)
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写真は、2階の大広間。
KYOTO MAIKOYA 祇園清水店は主に海外の方向けに茶道体験をしておられ、
建物は元伊藤喜商店(いとうきしょうてん)の無量子庵(むりょうしあん)で、大正15年の建築の登録有形文化財です。
アクセス
京阪電車の清水五条駅で下車し、改札を出て4番出口から地上に出ます。
そのまままっすぐに五条通を直進し、約400m先の6個目の交差点(目の前に歩道橋がある)を側道へ左折します。
再び約320m直進し、左手の六波羅蜜寺を越えた次の交差点(八坂通)を右折します。
右折してすぐ右手にフレンチの貴匠桜があり、向かって右手の路地の奥にKYOTO MAIKOYA 祇園清水店があります。
伊藤喜商店は龍野の醤油や塩、酒、味噌などを料亭へ卸していた商家で、表の貴匠桜は伊藤喜商店旧店舗兼主屋、裏にある無量子庵は邸宅だったと思われます。
貴匠桜
玄関を入ると通り庭の部分がアプローチになっており、「醤油」の看板が残っています。
右手の旧店の間はキッチンです。
奥に進むとおくどさんが残され、会計カウンターに転用されています。
靴を脱いで右手に上がると、右手に応接間があり、左手の階段に案内されます。
階段は右に登りますが、その正面奥には1階の奥座敷が個室になっており、その向かいに小さなお庭もあります。
主な客席は2階で、2階は仕切りが取り払われ、広くイス席として使っておられます。
茶道体験
茶道体験はネットで申し込みで出来ますが、着物に着替えさせてもらって行うプランで7,000円です。
海外の方向けなので説明はすべて英語です(ただし日本の方が話されるので、ある程度分かると思います)。
時間は全員の着替えに約30分、お茶席が40分+撮影タイム20分の計90分です。
最初に路地の入口に行くと、着替えの棟が別にありさらに北側の町屋に行くよう指示が書いてあります。
まずはそちらで着物を選んで着替えさせてくれます。
無量子庵に入ると左手奥の待合の椅子に座って待ちます。
参加者が揃ってくると、1階の大広間に通されそちらでお茶席を体験します。
2階にも同じような大広間があり、体験は正味60分なので上下で30分ずらしで開催しているようです。
1席10名弱でした。
茶道とは何か、一期一会や和敬清寂の説明。
お菓子を戴いた後、抹茶の入った茶碗と茶筅があるので、自分でお抹茶を点てて戴きます。
最後は室内やお庭に出て、着物での撮影タイムでした(僕はお茶席体験で失礼しました)。
僕の場合は9:30着替え、10:00からの1席目。
しかも早めに行ったので、前に誰もおらず。
また建物が非常に好きなのを察して下さり、優しい女将さんが全部屋とお庭から小間の茶室 松庵の中も躙口から見せて下さいました。
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2025 1/25の拝観報告1(地蔵院 椿寺 京の冬の旅)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ae/077b0a5094bd632cb163a7999486dc34.jpg)
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写真は、表門。
1/25、1月最後の週末にして初天神の日です。
実はこの日を待っていました。
「土日祝に25日が来る」のを。
それはこの後の話で明日に。
その前に1つ拝観します。
10:00過ぎに自宅を出て、市バスで北野白梅町へ。
そして10:40頃にやって来たのが地蔵院 椿寺。
京の冬の旅です。
このエリアに来るのと、1回ですべての仏像にお参りできるので寄ってみました。
今回は
が一気に開扉されます。
お正月、8/23or8/24と12/14に来れば、すべてお参りできますがいい機会ですね。
今回のお参り形式の詳細は、本編の最後に追記しています。
本堂に正面から入ったのも初めてですし、
観音堂内に入ったのも初めて。
さらに天野屋利兵衛のお墓にも初めてお参りしました。
11:00過ぎにこちらを出て、次へと参りました。
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丸福楼3 ハート棟(住居棟)、クローバー棟(倉庫)
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写真は、102 ジャパニーズスイート。
元住居棟のハート棟と元倉庫のクローバー棟を、2024/11/7の京都モダン建築祭の丸福楼ガイドツアーで拝見しました。
ハート棟は元住居棟の既存棟で、宿泊したスーペリアキングノースはこちらにあります。
玄関間は格天井で欄間も残されています。
1階右手が102のジャパニーズスイートルームで、正面に2階への階段があります。
102は玄関間の奥に8畳の和室があります。
クローバー棟との間に露天風呂があり、さらにクローバー棟の中にベッドルームがあるそうです。
階段を上って2階へ。
中に入ると左手に客室が拡がります。
右手に暖炉があり、暖炉の側面にはエビの意匠、足元は泰山タイルが敷かれています。
左手にキングサイズのベッドがあり、その奥には当初からあるステンドグラスの丸窓があります。
正面最奥は洗面、トイレ、お風呂。
右手奥にはこれも当初からある造りつけのクローゼット扉もあります。
また周囲の梁にはアール・デコ調の意匠がなされ、これも当初からのものだそうです。
3階へ。
階段を上がった3階のフロアにはタイルを張った洗面台の跡があり、今は棚が設えてあります。
フロア左右の306と307は2階とほぼ同じ間取りです。
泰山タイルの暖炉は共にありますが、梁や壁の意匠がほぼなくシンプルです。
宿泊するなら2階の方がおすすめです。
ハート棟を出て左手の奥に元倉庫のクローバー棟があります。
玄関を入ると左手にステンドグラス、右手奥に2階への階段、そして中央に貨物用のエレベーターが残っています。
左手の奥は前述の102の一部であり、右手はレストランのcarta(かるた) になるので1階に客室はありません。
2階へ。
2階は左右に客室、フロアには椅子があり休憩できるようになっていますが、如何せん元倉庫なので梁がみえるぐらいで細かな意匠はありません。
3階へ。
3階も左右に客室がありますが、フロアの奥の半円状の1段を下りるとベランダがあります。
左右の客室にもベランダがあり、廊下から出て扉側に振り返った上方に「任天堂」の文字が扁額のようにありました。
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