京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2024 11/23の拝観報告3(東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく「泉仙」の精進料理 クラブツーリズム 後半)
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写真は、鐘楼の天井。
書院、宮御殿と桜下亭の参観を終えて、11:30頃に大宸殿へ。
11:30からお斎です。
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写真は、泉仙のお斎。
東本願寺は春の慶讃法要に2回来ており、その際にお斎を戴いております。
その時も泉仙でしたが、お弁当でしたね。
またこちらいつもお土産も下さいます。
12:30までお斎で、再び拝観再開。
午後は鐘楼から。
10/12の撞き初め式に参加しましたが、その際は鐘楼内に入れず。
今回入れて頂けて、天井もしっかり拝見できました。
はからずもリベンジ出来ました。
そして御影堂門楼上。
もう4回目ぐらいかな。
ここ終わりで13:30頃。
14:00からの報恩講の法要は自由参加でしたので、僕はここで失礼して次へと向かいました。
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2024 11/23の拝観報告2(東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく「泉仙」の精進料理 クラブツーリズム 前半)
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写真は、宮御殿 奥の12畳 秋の撰虫図。
自宅を出て地下鉄で京都駅へ。
10:00過ぎにやって来たのが、東本願寺です。
この日はクラブツーリズムの「東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく泉仙の精進料理」に申し込んでいました。
参加費は12,000円、参加者は23名でした。
ちょうど報恩講の期間でもありました。
書院、宮御殿、御影堂門楼上などのプランでしたが、1番の目的は桜下亭。
1月からの京の冬の旅で公開されますが、僕の場合は「その前に行ってレポートする」ことに意味があるのですw
人数の加減で2班に分かれます。
結果的に1時間×3の予定でした。
まず最初の1時間、我々の班は10:30~11:30は書院と御殿。
大宸殿前を通過し、能舞台(外観)、白書院(内部)、百間廊下→宮御殿(内部)そして桜下亭です。
桜下亭は茶室と待合で、待合の部屋が3間。
円山応挙の襖絵がそれぞれに老梅図、壮竹図と稚松図。
通常の公開ではこの3間の公開のようで、今回もここまで。
京の冬の旅の予約拝観のコースでは、6畳の広間の桜下亭も参観するようですね。
ちなみに内部の写真撮影は禁止でした。
ここまで見終えて、大宸殿に戻ってきました。
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2024 11/7の拝観報告5 最終(丸福樓 ガイドツアー 京都モダン建築祭)
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写真は、206 スーペリア サウス。
京都駅を出て、シェアサイクルで向ったのが丸福樓です。
この日は13:30から、京都モダン建築祭で当選したガイドツアーでした。
丸福楼が開業してからいくつか見学ツアーがありましたが、いずれも共有スペースのみ。
それが分かったので、2023/6/30~7/1には1番見ごたえのある住居棟の部屋に宿泊にまで来ました。
今回はその住居棟の全部屋を拝見できるツアーということで申し込んではみましたが、ほとんど諦めていました。
そしたら当選w
定員6名のツアーが時間差で2回なので12名。
20倍ぐらいだったそうです。
参加費は8,000円でした。
今回は元応接室のゲストラウンジ →クローバー棟(旧倉庫)の共有スペース→住居棟の307→306→207→206→102→ダイヤモンド棟(新築棟)で終了でした。
住居棟について述べると、307と207、306と206は上下の部屋なので間取りは共に同じ。
しかしこれも共に2階の206、207の方が意匠が細かいですね。
最後1階の102はジャパニーズスイートで、和室があります。
リビングが和室でクローバー棟との間に露天風呂があり、寝室や屋内のバスとトイレはクローバー棟の方にあるそうです。
14:40に終了。
住居棟がすべて観れたのは満足しました。
この日この後にもう春の総会の下見と予約に行ってから帰宅しています。
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2024 11/3の拝観報告7(SHIKIAMI CONCON 京都モダン建築祭)
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写真は、外観。
14:45の京博終わりで、夕方のツアーを残してこの日のmustの予定は終了しました。
そこで時間まで当初予定していなかった京都モダン建築祭のパスポート公開を回ってみることにしました。
京博から京都駅まで行き、シェアサイクルを返却。
そこから地下鉄で京都駅~烏丸御池駅~二条城前駅へ。
15:20に徒歩でやって来たのが、SHIKIAMI CONCONです。
長屋にコンテナを持ち込んだ複合テナント施設って書いていましたが、どんなの~~って。
見たら分かりました。
上の写真が分かりやすいのではないでしょうか。
古い町屋を壊さずにその上に「覆屋のように」鉄骨を組んで、その上のフロアにコンテナを置いて個室的に使うんですね。
長屋を壊さずに上の空間を使えるし、長屋を風雨からも守ってくれますね。
建築の法律的な許可がヤヤコシそうですが、そこさえクリアできればいろいろ有効活用出来ますね。
15:40頃にこちらを出て、次へと参りました。
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2024 11/2の拝観報告2(重信会館 京都モダン建築祭)
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写真は、1階の内部。
10:20頃に八坂圓堂を出て、一旦川端通まで出てみました。
そしたら段々雨が強くなってきました。
朝からレインブーツは履いていましたが、やっぱり歩くのがイヤになったので、タクシーに乗車。
そこから12:45にやって来たのが重信会館。
以前暗~~い展示会で入ったことがありましたが、内部がよく見えませんでした。
今回は京都モダン建築祭でのパスポート公開でしたので、しっかり拝見出来ました。
まあ基本的には顕道会館と似たような感じですね。
講堂があり、側壁や梁の漆喰の花や草の意匠が細かい。
階段や外壁の丸窓などが見所でしょうか。
室内には重信会館や東本願寺の歴史のパネルもありました。
12:55頃にこちらを出ました。
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2024 10/12の拝観報告2(東本願寺 撞き初め式)
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写真は、鐘楼(重文)。
ポルタのキャピタル東洋亭を出て、徒歩で京都駅の地下街を北へ。
12:00頃にやって来たのが、東本願寺です。
この日は12:30から改修を終えた鐘楼の撞き初め式でした。
アマ会ではあきさらささん、frippertronicusさんとざしきわらこさんがおられました。
開始がちょっと遅れて、12:40頃から。
最初は法要が10分ほど。
その後、御住職や来賓の御挨拶。
そして13:00から14:00の法要を知らせる鐘を撞き、これが撞き初めです。
7名が撞かれました。
そして14:00から法要。
その後14:45頃から寄進者の鐘撞き。
この時ならば鐘楼に上がれると言われましたが、その後の予定があったので諦めました。
13:15頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 10/5の拝観報告4 最終(西本願寺 NAKED光の西本願寺2024 秋の特別公開 国宝 飛雲閣でのお茶体験セット)
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写真は、呈茶のあった飛雲閣。
(拝観報告が非常に溜まったので、今日から当面1日2回更新です)
15:30に烏丸御池を出て、地下鉄で京都駅へ。
そこから徒歩で東本願寺経由(あるところの写真を撮ってました)で、西本願寺へ。
16:00過ぎに到着。
この日は16:30からNAKED光の西本願寺2024 秋の特別公開のイベントで、国宝 飛雲閣でのお茶体験を申し込んでいました。
参加者は40名弱で、参加費は6,000円でした。
阿弥陀堂門の前に集合。
アマ会のあきさらささんと八清の町家から再び合流w
皆さん揃って飛雲閣へ移動。
外観は写真OKで内部は禁止のデフォルト通りです。
飛雲閣1階にはテーブルと椅子席がセッティングされており、この日の担当は皐盧庵(こうろあん)茶舗でした。
最初に玉露の澪標を1煎戴き、あとは自分で淹れて3煎戴きました。
上用饅頭を戴き、最後はお抹茶(紫野)も。
お茶席は16:40~17:10ぐらいで終わりました。
そして次は書院内も。
スタンダードな書院公開でした。
これ終わりで17:30頃。
18:30まで待てば、ライトアップした書院も拝見出来ましたが、僕はここで帰宅しました。
明日に備えて体力の温存が必要でしたのでw
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2024 8/16の拝観報告4(二条城 本丸御殿 市民内覧会)
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写真は、本丸 御常御殿。
東山艸堂を出て、シェアサイクルで三条駅へ。
三条京阪駅から地下鉄で13:20にやって来たのが、またまた二条城です。
朝も年パス作りに来ましたねw
しかし今回は本丸御殿の市民内覧会です。
本丸御殿の修復、補修が完成し、いよいよ9/1から事前予約制で公開が始まります。
それに先立ち京都市民を対象にプレオープンされました。
この日別件で有休を取ったので、これも抱き合わせにして申し込みました。
午前午後しか指定できなかったのですが、いい時間が当たりました。
今回一応初のプレオープンですが、僕的には一口城主の返礼の修理対象文化財説明会で1月に入っているので2回目でした。
玄関から中に入り右手へ。
33畳の使者の間はロッカースペースと待合。
荷物は全部置いていきます。
隣の15畳の段上の間と12.5畳の公卿の間で説明ビデオを最初に見ました。
そして後は自由参観。
まずは御書院 中書院へ。
前回は室内も入れましたが、廊下から見る仕様です。
次に御常御殿へ。
前回は途中の廊下に杉戸絵が入っていましたが、通りにくいのでもう外されています。
それと室内はクーラーがないので、夏は暑いです。
そして御書院 小書院・雲鶴の間から鴈の間へ。
前回と違うのは今回は台所の公開がなかったので、今後もないのでしょうか。
今回は1人でゆっくり拝見出来ました。
14:10頃にこちらを出て、次へと参りました。
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2024 8/16の拝観報告1(二条城 年パス更新 式台の間入室)
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写真は、土蔵 北側(重文)。
この日も有休で1日休み。
送り火で予約したイベントがあったのでそもそも休むことにし、後から予約の件を2つ被せましたw
まずは8:50から二条城へ。
最初に最近切れていた年パスを更新へ。
パスが出来るまでは二の丸御殿 式台の間の入室へ。
2019年1/4~1/27に続き2回目。
前回の説明書きも残っていますが、また変えてますねw
全部集めているので、同じ部屋の公開でも必ず行きます。
もう二の丸御殿は式台の間だけじっくり見て、あとはサッと。
そしてすぐに二の丸御殿を出ると、本丸庭園やその他の場所の無人写真を確保しておきました。
これからもリンク用に必要なんでw
今回は重文の北側の土蔵。
ほとんどの方が通り道でスルーされますけどね。
そして順路通りに展示収蔵庫へ。
式台の間の襖絵のオリジナルをじっくり拝見しました。
最後に出来あがった年パスを戴きます。
僕のように毎回入室イベントに来るひとはもちろん、また別の用途も今後あるので。
それはその際に記載しますねw
9:40にこちらを出て、次へと向かいます。
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正光寺
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写真は、玄関。
正光寺(しょうこうじ)は西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
伝統仏教音楽である聲明(しょうみょう)の継承に力を入れておられます。
アクセス
西本願寺の御影堂門を堀川通を渡って東へ進みます。
総門をくぐり伝道院を通過して、御影堂門から約150m先の2つ目の交差点になる東中筋通を右折します。
東中筋通を約150m進んだ1つ目の交差点の先の左手に表門があります。
安土桃山時代の1585年に滋賀県で祐従により創建されました。
1592年に西本願寺の門前に移転しています。
今の御影堂門の前あたりでした。
しかし明治29年に堀川通を拡幅する際に西中筋通を含む1区画分が立ち退きとなり、その際に現地に移転しています。
聲明体験で内部に入りました。
玄関を入ると玄関間があり、その左手に火頭窓のある仏間があります。
玄関間の奥左手が内陣です。
本尊は阿弥陀如来、右に蓮如上人像、左に親鸞聖人像がお祀りされています。
内陣のさらに奥が書院、最奥には苔のきれいな書院の前庭があります。
こちら書院で聲明体験がありました。
90分で4,500円です。
聲明とは節をつけてお経を歌うような感じで、御詠歌にも似ています。
最初に聲明の解説。
次に聲明の1つ五念門を博士(はかせ:いわゆる楽譜)を見ながら、ご住職一緒に練習します。
4行のメロディーラインの繰り返しなので、それほど難しくはないです。
休憩の後、聲明法要の体験。
法要の一部が五念門になっており、そこだけ唱和します。
法話と茶話があり、終了です。
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松陽院
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写真は、本堂の座敷。
松陽院は堀川五条にある真如院と同じく本圀寺(日蓮宗)の塔頭で、コワーキング スペースとしても活用しておられます。
アクセス
堀川五条の交差点の南西角から、五条通側へ約100m進んだ最初の信号のある猪熊通へ左折します。
そこから約120m進んだ左手に松陽院の表門があります。
今回は2023/10/1のAll at DAY Book and Marketでお邪魔しました。
玄関を入ると本堂の左側面になります。
玄関間の右手に板の間の応接間、正面に8畳間。
その左手に6畳間があり、これが方丈建築での礼の間になります。
6畳間の奥に8畳間があり、これが所いわゆる室中の間でこの左手が内陣です。
内陣中央には日蓮宗寺院の配置である日蓮上人像、多宝如来と釈迦如来などがお祀りされています。右の脇壇には鬼子母神像、左の脇壇は開基の上人像と思われます。
8畳の室中の間の奥には6畳間が横並びにあり、檀那の間と衣鉢の間に当たります。
檀那の間には床の間と床脇の違い棚がありました。
室中の間の右手には本堂の前庭がありました。
苔がきれいで奥は少し築山になっており、やや左には織部燈籠があります。
右手には石組みの滝と松が配されていました。
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法輪寺 下京区
写真は、表門
法輪寺は、西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
アクセス
京都駅から市バス50系統に乗り、西洞院正面で下車します。
下車してさらに1つ先の交差点を左折して、旧花屋町通へ。
さらに1つ先の交差点を左折して東中筋通へ。
約10m先の左手に法輪寺の表門があります。
江戸時代初期に12代門主准如上人から法輪坊と名付けられた塔頭でした。
豊後大友氏の末裔である戒雲が初代住職となり発展しましたが、幕末の蛤御門の変の火災で焼失しています。
通常は非公開ですが、2023年11月の非公開文化財特別公開で内部が公開されました
表門を入ると前庭を経て左手の玄関から入ります。
玄関間を経て左手に進むと本堂です。
本堂は浄土真宗寺院特有の座敷御堂の形式で、内陣が1段高くなっています。
10畳の座敷の奥に6畳の外陣があり、6畳間の奥が内陣。
6畳間の左手に4畳半の茶室があります。
4畳半の茶室は落天井で、奥が化粧屋根裏で手前が竿縁天井です。
10畳間の左手には床の間があり、床柱は桜の面皮付き。
床の間の板は樫の木の1枚板。
ちんくぐりもあります。
この床の間に明如上人像と聖徳太子像が掛けられていました。
さらに10畳間の右手には縁の間があり、その外には小さなお庭もありました。
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なか卯七条新町店(富士ラビット)
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写真は、外観。
なか卯七条新町店は自動車販売の「日光社」という会社のオフィスとして、大正12年に竣工しました。
戦後はラビットスクーターの販売代理店である富士ラビットになり、今はなか卯の七条新町店になっており、建物は国の登録有形文化財です。
アクセス
京都駅から烏丸通を北上し、七条通へ。
烏丸七条の交差点を左折して、約320m進んだ新町七条の交差点の角にあります。
外観です。
鉄筋コンクリート造ですが、下の方の外壁には煉瓦が積まれています。
屋上部分の外壁には菱形の意匠、2階と3階には直線の柱を入れ、特に中央部分は円柱になっており、セセッション風のデザインです。
2階中央上方には天使のレリーフが施されており、1階入口の上部には今でも「富士ラビット」の文字が残されています。
店内はかなり改装されており、当時を偲ばせるのは通りに面した1階の欄間部分のステンドグラスぐらいです。
ステンドグラスは中央はタイヤ、東側にはフォード車の車、西側には田舎町を走る車が描かれています。
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和楽
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写真は、外観。
和楽は築250年の武家屋敷を利用した海外の方向けの侍体験の施設です。
アクセス
市バスのみぶ操車場で下車します。
バス停前に団地がありますが、それとは後院通を挟んで反対側に渡ります。
信号のある超細い道(車1台がギリギリ)があるので、この蛸薬師通を進みます。
進むほどにこの道は広くなります。
交差点から約120mの左手に和楽の表門があります。
市バスのみぶ操車場で下車します。
バス停前に団地がありますが、それとは後院通を挟んで反対側に渡ります。
信号のある超細い道(車1台がギリギリ)があるので、この蛸薬師通を進みます。
進むほどにこの道は広くなります。
交差点から約120mの左手に和楽の表門があります。
江戸時代、二条城近くの奉行所に監獄があり、その監獄の番役人の邸宅だったそうです。
2024年1月のOtonamiでの「京都 和樂 築250年の武家屋敷で書家・清高院月蓮氏に学ぶ書道と水墨画 −道着に身を包んで−」にて、こちらで書道と水墨画の体験をしました。
表門を入ると右手に蔵、正面に主屋、左手は元は馬小屋でしたが、今は剣の体験をする広場になっています。
主屋に入ります。
こちらの邸宅の特徴は中央にまっすぐ通り庭があり、その右側が公邸、左側が私邸になっているところです。
まずは左手の私邸から。
3畳の玄関間に上がり、右手に進みます。
4畳の控えの間には陣屋にあるような提灯の入った箱が並んでいました。
4畳間の奥に6畳の二の間と8畳の一の間が並んでいます。
一の間の床の間は長押には手斧で飾り彫りされています。
一の間の奥には苔がきれいで、お社のあるお庭があります。
私邸の二の間で書道と水墨画の体験をしました。
体験後に公邸側も見せて頂けました。
主屋に入って右手の3畳の玄関間に上がります。
玄関間には正面と左手に襖があり、まずは正面に入ります。
正面には8畳の三の間、その左手に8畳の二の間、さらにダリ手に8畳の一の間が並んでいます。
玄関間の左手に進むと二の間、一の間に並ぶ4畳の廊下の様な鞘の間があります。
つまりそれぞれの間を仕切って使う場合、鞘の間から入れば他の間を横切らず各部屋に直接入れる仕様に出来ます。
この公邸側の広間で坐禅や茶道体験などをされるそうです。
一の間の外にも石燈籠のあるお庭があります。
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顕道会館(浄土真宗本願寺派京都教区教務所)
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写真は、外観。
顕道会館(けんどうかいかん)は大正12年に顕道学校の同窓会館として建てられ、今は西本願寺の寺務所として使われています。
アクセス
堀川正面の東側にある西本願寺の総門からスタートします。
正面通を約50m進むと、右奥角に伝道院があります。
この角を左折して油小路通を進みます。
約150m進んだ右手に顕道会館があります。
コンクリート造りの洋館で正面に3つのアーチが並んでおり、その上には唐草模様の装飾が施されています。
2023年の京都モダン建築祭で内部化公開されました。
正面から入ると玄関間のようなスペースがあり、右手に2階への階段があります。
1階正面奥には広い講堂があります。
鉄筋なので中に柱がなく、広いスペースを確保できます。
その分鉄筋の梁のアーチが天井を支えています。
最奥には演台があり、中央に阿弥陀如来像、右手には親鸞聖人画像、左手には聖徳太子像がお祀りされていました。
階段で2階へ。
途中の踊り場の窓もアーチ状の意匠です。
階段を登って右手に廊下を進んだ奥に仏間があります。
廊下がある分、1階の講堂の広さの半分ぐらいです。
こちらの中央の花頭窓の奥には仏間があります。
そしてこちらも天井は鉄筋に梁で支えられていますが、こちらは緩やかなアーチ状で、花頭窓の意匠に合わせているようにも見えます。
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