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丸福楼3 ハート棟(住居棟)、クローバー棟(倉庫)


写真は、102 ジャパニーズスイート。

元住居棟のハート棟と元倉庫のクローバー棟を、2024/11/7の京都モダン建築祭の丸福楼ガイドツアーで拝見しました。

ハート棟は元住居棟の既存棟で、宿泊したスーペリアキングノースはこちらにあります。
玄関間は格天井で欄間も残されています。
1階右手が102のジャパニーズスイートルームで、正面に2階への階段があります。
102は玄関間の奥に8畳の和室があります。
クローバー棟との間に露天風呂があり、さらにクローバー棟の中にベッドルームがあるそうです。

階段を上って2階へ。
2階の踊り場の窓は出窓になっており、右手が206で左手がスーペリアキングノースの207です。
中に入ると左手に客室が拡がります。
右手に暖炉があり、暖炉の側面にはエビの意匠、足元は泰山タイルが敷かれています。
左手にキングサイズのベッドがあり、その奥には当初からあるステンドグラスの丸窓があります。
正面最奥は洗面、トイレ、お風呂。
右手奥にはこれも当初からある造りつけのクローゼット扉もあります。
また周囲の梁にはアール・デコ調の意匠がなされ、これも当初からのものだそうです。

3階へ。
階段を上がった3階のフロアにはタイルを張った洗面台の跡があり、今は棚が設えてあります。
フロア左右の306と307は2階とほぼ同じ間取りです。
泰山タイルの暖炉は共にありますが、梁や壁の意匠がほぼなくシンプルです。
宿泊するなら2階の方がおすすめです。

ハート棟を出て左手の奥に元倉庫のクローバー棟があります。
玄関を入ると左手にステンドグラス、右手奥に2階への階段、そして中央に貨物用のエレベーターが残っています。
左手の奥は前述の102の一部であり、右手はレストランのcarta(かるた) になるので1階に客室はありません。
2階へ。
2階は左右に客室、フロアには椅子があり休憩できるようになっていますが、如何せん元倉庫なので梁がみえるぐらいで細かな意匠はありません。
3階へ。
3階も左右に客室がありますが、フロアの奥の半円状の1段を下りるとベランダがあります。
左右の客室にもベランダがあり、廊下から出て扉側に振り返った上方に「任天堂」の文字が扁額のようにありました。

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2025 1/5の拝観報告1(京都駅前運転免許更新センター 運転免許更新)

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写真は、講習会場の前。

年末年始休暇も最終日。
この日は大事な用事を済ませます。
運転免許の更新です。
僕は2/3生まれなので、更新はいつも正月休みの最後です。

今回は久しぶりに優良講習でよくなったので、駅前で可能になりました。
調べてみると運転免許保持者のうち、優良の方って60%強もいるんですね。
そのうち「ペーパードライバーの自覚がある人」は1/3だそう。
すると運転免許保持者のうち、約20%がペーパードライバーなんですね。
ペーパードライバーが1人で羽束師(運転免許センター)に行くのは結構大変なんで、駅前は助かるでしょうね(ペーパードライバーはまず優良でしょうから)。
もともとは七条警察署で、今は五条警察署と合体して五条警察署が下京警察署になりました。

土曜日と祝日が休みなので、1/5(日)に来ました。
受付が8:30のところ8:26に行ったのですが、既に結構な行列。
受付したのが9:00でしたので、約30分並びました。
しかし並ぶのはここまでで、そのあとの手続きはスムーズでした。

料金の支払い、書類確認、視力検査、写真撮影などは15分で終了。
9:15に地下の講習会場で約15分待って、9:30から講習。
講習自体は30分。
終わったら番号順に新免許をもらって帰れました。
受付までの時間+1時間あればすべて終わりますね。

1月は他に平日休む予定があったので、その時にくればもっと早く終わったのかな。
また講習は事前予約もできるんですね。
次来る頃には忘れてそうw

10:00頃にこちらを出て、次へと参りました。
 
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2025 1/4の拝観報告4 最終(二条城 二の丸御殿 大広間 帳台の間 特別公開)

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写真は、桃山門(重文)。

 市川屋珈琲を出て、いったん帰宅して自転車を置きます。
そこから徒歩で13:45頃にやって来たのが二条城です。

二条城はシーズン毎に普段は廊下から見るだけの部屋の内部に入れるようなイベントを開催しています。
今回は大広間一の間の帳台構の奥に連続する帳台の間が、廊下からですが観られる仕様になっていました(通常は非公開)。
ちょうどこの日が初日で、1/27までです。

二条城は入城と二の丸御殿参観で1,300円が必要ですが、京都市民限定の年パス(2,600円)が効果を発揮しますね。
さすがにこれだけのために毎回1,300円だと来てないかもですw

二の丸御殿に直行。
このイベントの時は、もうその部屋しか見てませんw
奥まで行って戻ってきた復路で室内がしっかり拝見できました。
もともとの花鳥図は今は帳台構の扉だけ。
あとは明治の離宮時代に京都御所の襖絵に張り替えられています。
長押の上は武蔵野図、長押の下は竜田風俗図ですが、これも複製。
ホンモノはこのあと、収蔵庫で拝見しました。
収蔵庫の別途100円も年パスで行けるので助かります。

そして最後は恒例の「ブログの扉絵写真」。
今回は重文の桃山門。
そのうち扉絵写真が尽きそうですw

14:30頃に終了し、この日は帰宅しました。

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2025 1/11の拝観報告1(東本願寺 僧侶が案内する特別拝観 東本願寺 諸殿)

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写真は、宮御殿 10畳間、 襖絵は冬の大鷹狩図 

本来はまだ昨年12月の拝観報告ですが、こちらだけ速報しておきます。
3連休の初日。
今日ですねw

朝から車で自宅を出て、8:30頃に烏丸花屋町辺りのコインパーキングに駐車します。
まずはコンビニでこの日のお昼ご飯を買って、車に戻しておきました。
8:50頃にやってきたのが、東本願寺です。
事前予約制の「僧侶が案内する特別拝観 東本願寺 諸殿」です。
参拝接待所の前で受付をして、2,200円を納めます。
1回の定員は25名前後。
アマ会からはあきさらささん、frippertronicusさん、Kiさんご夫妻が参加しておられました。

まずは阿弥陀堂と御影堂にお参り。
そして大寝殿の手前で左折し、宮御殿へ。
ここで9:25頃でした。
冬の間は廊下側の扉を開けて見やすくなっており、秋の間も扉を外して全開でした。
予約不要の特別公開では室外から室内を覗き込む方式ですが、このツアーでは室内にも入れました。
お庭ももちろん観られますし、ここまでは写真撮影OKです。

そして次はいよいよ桜下亭ですが、ここからは写真撮影禁止です。
今回は梅の間前から入りました。
順に竹の間、松の間と拝見します。
こちらも予約不要の特別公開では廊下から室内を覗き込む方式ですが、このツアーでは室内にも入れました。
そして人数を半分にして、松の間の奥にある茶室 桜下亭内へ。
8畳間でした。
太い自然木の床柱、付書院は火頭窓風になっており、桜下亭の扁額がかかっていました。
そして廊下を鞘の間方面に進んで、梅の間に戻ってきて1周。
2班目と一方通行で入れ替えでした。

最後は白書院の前まで行き、能舞台も拝見出来ました。
明日の大河ドラマ「べらぼう」で、この白書院と能舞台が使われているそうでです。
最後は大寝殿に戻ってきて終了です。
終了後、宮御殿と桜下亭の再拝観も可能でした。

東本願寺の京の冬の旅は断然、この事前予約制の方がいいでしょう。
しかしもう1月は満席。
2月3月はまだ空きがありますが、金土だけで残席も少ないので早めに予約した方がいいでしょうね。

10:10頃に終了し、次へと参りました。

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2024 11/23の拝観報告3(東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく「泉仙」の精進料理 クラブツーリズム 後半)

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写真は、鐘楼の天井

書院、宮御殿と桜下亭の参観を終えて、11:30頃に大宸殿へ。
11:30からお斎です。

       
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写真は、泉仙のお斎

東本願寺は春の慶讃法要に2回来ており、その際にお斎を戴いております。
その時も泉仙でしたが、お弁当でしたね。
またこちらいつもお土産も下さいます。
12:30までお斎で、再び拝観再開。

午後は鐘楼から。
10/12の撞き初め式に参加しましたが、その際は鐘楼内に入れず。
今回入れて頂けて、天井もしっかり拝見できました。
はからずもリベンジ出来ました。
そして御影堂門楼上
もう4回目ぐらいかな。
ここ終わりで13:30頃。

14:00からの報恩講の法要は自由参加でしたので、僕はここで失礼して次へと向かいました。

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2024 11/23の拝観報告2(東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく「泉仙」の精進料理 クラブツーリズム 前半)

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写真は、宮御殿 奥の12畳 秋の撰虫図

自宅を出て地下鉄で京都駅へ。
10:00過ぎにやって来たのが、東本願寺です。
この日はクラブツーリズムの「東本願寺の非公開建築と御影堂門楼上特別見学 大寝殿でいただく泉仙の精進料理」に申し込んでいました。
参加費は12,000円、参加者は23名でした。

ちょうど報恩講の期間でもありました。
書院、宮御殿、御影堂門楼上などのプランでしたが、1番の目的は桜下亭。
1月からの京の冬の旅で公開されますが、僕の場合は「その前に行ってレポートする」ことに意味があるのですw

人数の加減で2班に分かれます。
結果的に1時間×3の予定でした。

まず最初の1時間、我々の班は10:30~11:30は書院と御殿。

桜下亭は茶室と待合で、待合の部屋が3間。
円山応挙の襖絵がそれぞれに老梅図、壮竹図と稚松図。
通常の公開ではこの3間の公開のようで、今回もここまで。
京の冬の旅の予約拝観のコースでは、6畳の広間の桜下亭も参観するようですね。
ちなみに内部の写真撮影は禁止でした。

ここまで見終えて、大宸殿に戻ってきました。

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2024 11/7の拝観報告5 最終(丸福樓 ガイドツアー 京都モダン建築祭)

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写真は、206 スーペリア サウス。

京都駅を出て、シェアサイクルで向ったのが丸福樓です。
この日は13:30から、京都モダン建築祭で当選したガイドツアーでした。
丸福楼が開業してからいくつか見学ツアーがありましたが、いずれも共有スペースのみ。

今回はその住居棟の全部屋を拝見できるツアーということで申し込んではみましたが、ほとんど諦めていました。
そしたら当選w
定員6名のツアーが時間差で2回なので12名。
20倍ぐらいだったそうです。
参加費は8,000円でした。

今回は元応接室のゲストラウンジ →クローバー棟(旧倉庫)の共有スペース→住居棟の307→306→207→206→102→ダイヤモンド棟(新築棟)で終了でした。

住居棟について述べると、307と207、306と206は上下の部屋なので間取りは共に同じ。
しかしこれも共に2階の206、207の方が意匠が細かいですね。

最後1階の102はジャパニーズスイートで、和室があります。
リビングが和室でクローバー棟との間に露天風呂があり、寝室や屋内のバスとトイレはクローバー棟の方にあるそうです。

14:40に終了。
住居棟がすべて観れたのは満足しました。

この日この後にもう春の総会の下見と予約に行ってから帰宅しています。 

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2024 11/3の拝観報告7(SHIKIAMI CONCON 京都モダン建築祭)

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写真は、外観。

14:45の京博終わりで、夕方のツアーを残してこの日のmustの予定は終了しました。
そこで時間まで当初予定していなかった京都モダン建築祭のパスポート公開を回ってみることにしました。
京博から京都駅まで行き、シェアサイクルを返却。
そこから地下鉄で京都駅~烏丸御池駅~二条城前駅へ。

15:20に徒歩でやって来たのが、SHIKIAMI CONCONです。
長屋にコンテナを持ち込んだ複合テナント施設って書いていましたが、どんなの~~って。
見たら分かりました。
上の写真が分かりやすいのではないでしょうか。
古い町屋を壊さずにその上に「覆屋のように」鉄骨を組んで、その上のフロアにコンテナを置いて個室的に使うんですね。

長屋を壊さずに上の空間を使えるし、長屋を風雨からも守ってくれますね。
建築の法律的な許可がヤヤコシそうですが、そこさえクリアできればいろいろ有効活用出来ますね。

15:40頃にこちらを出て、次へと参りました。         

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2024 11/2の拝観報告2(重信会館 京都モダン建築祭)

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写真は、1階の内部。

10:20頃に八坂圓堂を出て、一旦川端通まで出てみました。
そしたら段々雨が強くなってきました。

朝からレインブーツは履いていましたが、やっぱり歩くのがイヤになったので、タクシーに乗車。

そこから12:45にやって来たのが重信会館。
以前暗~~い展示会で入ったことがありましたが、内部がよく見えませんでした。
今回は京都モダン建築祭でのパスポート公開でしたので、しっかり拝見出来ました。
まあ基本的には顕道会館と似たような感じですね。

講堂があり、側壁や梁の漆喰の花や草の意匠が細かい。
階段や外壁の丸窓などが見所でしょうか。
室内には重信会館や東本願寺の歴史のパネルもありました。

12:55頃にこちらを出ました。

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2024 10/12の拝観報告2(東本願寺 撞き初め式)

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写真は、鐘楼(重文)。

ポルタのキャピタル東洋亭を出て、徒歩で京都駅の地下街を北へ。
12:00頃にやって来たのが、東本願寺です。

この日は12:30から改修を終えた鐘楼の撞き初め式でした。
アマ会ではあきさらささん、frippertronicusさんとざしきわらこさんがおられました。
開始がちょっと遅れて、12:40頃から。
最初は法要が10分ほど。
その後、御住職や来賓の御挨拶。
そして13:00から14:00の法要を知らせる鐘を撞き、これが撞き初めです。
7名が撞かれました。

そして14:00から法要。
その後14:45頃から寄進者の鐘撞き。
この時ならば鐘楼に上がれると言われましたが、その後の予定があったので諦めました。

13:15頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2024 10/5の拝観報告4 最終(西本願寺 NAKED光の西本願寺2024 秋の特別公開 国宝 飛雲閣でのお茶体験セット)

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写真は、呈茶のあった飛雲閣。

(拝観報告が非常に溜まったので、今日から当面1日2回更新です)

 15:30に烏丸御池を出て、地下鉄で京都駅へ。
そこから徒歩で東本願寺経由(あるところの写真を撮ってました)で、西本願寺へ。

16:00過ぎに到着。
この日は16:30からNAKED光の西本願寺2024 秋の特別公開のイベントで、国宝 飛雲閣でのお茶体験を申し込んでいました。
参加者は40名弱で、参加費は6,000円でした。

阿弥陀堂門の前に集合。
アマ会のあきさらささんと八清の町家から再び合流w
皆さん揃って飛雲閣へ移動。
外観は写真OKで内部は禁止のデフォルト通りです。
飛雲閣1階にはテーブルと椅子席がセッティングされており、この日の担当は皐盧庵(こうろあん)茶舗でした。

最初に玉露の澪標を1煎戴き、あとは自分で淹れて3煎戴きました。
上用饅頭を戴き、最後はお抹茶(紫野)も。
お茶席は16:40~17:10ぐらいで終わりました。

そして次は書院内も。
書院はライトアップ前に入れて下さり、虎の間南能舞台、対面所は外から、白書院、北能舞台と虎渓の庭
スタンダードな書院公開でした。
これ終わりで17:30頃。
18:30まで待てば、ライトアップした書院も拝見出来ましたが、僕はここで帰宅しました。
明日に備えて体力の温存が必要でしたのでw

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2024 8/16の拝観報告4(二条城 本丸御殿 市民内覧会)

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写真は、本丸 御常御殿。

東山艸堂を出て、シェアサイクルで三条駅へ。
三条京阪駅から地下鉄で13:20にやって来たのが、またまた二条城です。
朝も年パス作りに来ましたねw
しかし今回は本丸御殿の市民内覧会です。

本丸御殿の修復、補修が完成し、いよいよ9/1から事前予約制で公開が始まります。
それに先立ち京都市民を対象にプレオープンされました。
この日別件で有休を取ったので、これも抱き合わせにして申し込みました。
午前午後しか指定できなかったのですが、いい時間が当たりました。
今回一応初のプレオープンですが、僕的には一口城主の返礼の修理対象文化財説明会で1月に入っているので2回目でした。

玄関から中に入り右手へ。
33畳の使者の間はロッカースペースと待合。
荷物は全部置いていきます。
隣の15畳の段上の間と12.5畳の公卿の間で説明ビデオを最初に見ました。

そして後は自由参観。
まずは御書院 中書院へ。
前回は室内も入れましたが、廊下から見る仕様です。
次に御常御殿へ。
前回は途中の廊下に杉戸絵が入っていましたが、通りにくいのでもう外されています。
それと室内はクーラーがないので、夏は暑いです。
そして御書院 小書院・雲鶴の間から鴈の間へ。
前回と違うのは今回は台所の公開がなかったので、今後もないのでしょうか。

今回は1人でゆっくり拝見出来ました。

14:10頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2024 8/16の拝観報告1(二条城 年パス更新 式台の間入室)

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写真は、土蔵 北側(重文)。

この日も有休で1日休み。
送り火で予約したイベントがあったのでそもそも休むことにし、後から予約の件を2つ被せましたw

まずは8:50から二条城へ。
最初に最近切れていた年パスを更新へ。
パスが出来るまでは二の丸御殿 式台の間の入室へ。
2019年1/4~1/27に続き2回目。
前回の説明書きも残っていますが、また変えてますねw
全部集めているので、同じ部屋の公開でも必ず行きます。
もう二の丸御殿は式台の間だけじっくり見て、あとはサッと。

そしてすぐに二の丸御殿を出ると、本丸庭園やその他の場所の無人写真を確保しておきました。
これからもリンク用に必要なんでw

今回は重文の北側の土蔵。
ほとんどの方が通り道でスルーされますけどね。

そして順路通りに展示収蔵庫へ。
式台の間の襖絵のオリジナルをじっくり拝見しました。

最後に出来あがった年パスを戴きます。
入城二の丸御殿+展示収蔵庫、そして今後は本丸御殿の拝観料すべてに適応されて年間2,600円はお得ですね(京都市民限定ですが)。
僕のように毎回入室イベントに来るひとはもちろん、また別の用途も今後あるので。
それはその際に記載しますねw

9:40にこちらを出て、次へと向かいます。

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正光寺

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写真は、玄関。

正光寺(しょうこうじ)は西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
伝統仏教音楽である聲明(しょうみょう)の継承に力を入れておられます。

アクセス
西本願寺の御影堂門を堀川通を渡って東へ進みます。
総門をくぐり伝道院を通過して、御影堂門から約150m先の2つ目の交差点になる東中筋通を右折します。
東中筋通を約150m進んだ1つ目の交差点の先の左手に表門があります。

安土桃山時代の1585年に滋賀県で祐従により創建されました。
1592年に西本願寺の門前に移転しています。
今の御影堂門の前あたりでした。
しかし明治29年に堀川通を拡幅する際に西中筋通を含む1区画分が立ち退きとなり、その際に現地に移転しています。

聲明体験で内部に入りました。
玄関を入ると玄関間があり、その左手に火頭窓のある仏間があります。
玄関間の奥左手が内陣です。
本尊は阿弥陀如来、右に蓮如上人像、左に親鸞聖人像がお祀りされています。
内陣のさらに奥が書院、最奥には苔のきれいな書院の前庭があります。

こちら書院で聲明体験がありました。
90分で4,500円です。
聲明とは節をつけてお経を歌うような感じで、御詠歌にも似ています。
最初に聲明の解説。
次に聲明の1つ五念門を博士(はかせ:いわゆる楽譜)を見ながら、ご住職一緒に練習します。
4行のメロディーラインの繰り返しなので、それほど難しくはないです。
休憩の後、聲明法要の体験。
法要の一部が五念門になっており、そこだけ唱和します。
法話と茶話があり、終了です。


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松陽院

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写真は、本堂の座敷。

松陽院は堀川五条にある真如院と同じく本圀寺(日蓮宗)の塔頭で、コワーキング スペースとしても活用しておられます。

アクセス
堀川五条の交差点の南西角から、五条通側へ約100m進んだ最初の信号のある猪熊通へ左折します。
そこから約120m進んだ左手に松陽院の表門があります。

今回は2023/10/1のAll at DAY Book and Marketでお邪魔しました。

玄関を入ると本堂の左側面になります。
玄関間の右手に板の間の応接間、正面に8畳間。
その左手に6畳間があり、これが方丈建築での礼の間になります。
6畳間の奥に8畳間があり、これが所いわゆる室中の間でこの左手が内陣です。
内陣中央には日蓮宗寺院の配置である日蓮上人像、多宝如来と釈迦如来などがお祀りされています。右の脇壇には鬼子母神像、左の脇壇は開基の上人像と思われます。
8畳の室中の間の奥には6畳間が横並びにあり、檀那の間と衣鉢の間に当たります。
檀那の間には床の間と床脇の違い棚がありました。
室中の間の右手には本堂の前庭がありました。
苔がきれいで奥は少し築山になっており、やや左には織部燈籠があります。
右手には石組みの滝と松が配されていました。
             
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