米原学びあいステーシヨン城郭講座 お城おもしろ学
講師 長谷川博美
滋賀民俗学会理事
元滋賀県中世城郭分布調査
現地調査員 城郭研究家
令和6年10月24日木曜日
午前10時~11時30分
受講料500円
今回の予定主題テーマ
観音寺城の石垣写真スライド
その他適宜重要な話題を挿入
◆長谷川
講座講師を突然依頼されて3年。
参加される皆様の御尽力御指導
を賜り順調に講座が推移継続して
来ました。これも参加各人様の
御協力の賜物だと改めて感謝致
します。新旧の城仲間の方々の
情報交換の場ともなって今後と
も宜しくお願いを申し上げます
◆参加者様の感想①
米原でしかやってない城郭講座
です。民俗学、考古学、地名学
縄張学、文献信長公記など絶妙
にブレンドした滋味深い城雑学
引出の多さや多様性で飽きが来
ない万華鏡のように多彩な講座
◆参加者様の感想②
ユモーアも時に交えて講座展開
されています。しかしそのゆる
ゆる講座のなかに日本国の城郭
の根幹にかかわる重要な新見解
例えば城郭ビイスタ解説なども
含れ講座と言うよりゼミ要素も
あり米原が民間の城郭の学府と
思える大学院級の解説を堪能す
る事が出来ます。ユルサと鋭さ
の柔剛兼備7色の変化球の妙味
◆参加者様の感想③
高齢者の為の脳トレの要素が
潜在しております。読む書く
見る笑う考える思い出す等の
脳への刺激を考慮した内容も
◆参加者様の感想④
ときに参加者様の講座内容
と関係のない。笑いを誘う
珍質問飛びだします。でも
その質問は脱線している様
に見えて別の城視点を提示
されている事を講師が指摘
され発想の転換や考え方の
起点となっている事です。
城講座なのに能楽の質問を
されて脱線される事もある
ところがその脱線を見事に
リカバリーされる絶妙さ。
◆長谷川
日本の伝統文化には能楽が
あります。観客席は舞台
に向って、見所「ケンショ」
が「正面」「中正面」「脇
正面」等の伝統的な日本の
鑑賞視点が三点が伝承され
三方から能を鑑賞する日本
の伝統文化がある例えば
天正10年(1582年)5月19日、
織田信長は安土城の総見寺に
家康を招き猿楽や能楽鑑賞し
家康を接待している織田信長
には能楽鑑賞する文化を持ち
併せてたと言う事は信長公記
を読んだ人ならば信長や当時
の文化を理解出来るはずです。
安土城の主城部分にも三方か
ら見て安土城見栄え良い見所
ポイントがあるつまり城郭の
ビイスタ「眺め」「視点」や
「視座」がある事を考察する。
この日本文化視点に気付いて
いないと日本国の城の本質を
ば見落としています。我々は
日本国の城を学ぶ。いや気付
く事が日本人の精神文化研究
で城を見る心眼を開く事です。
◆みんな
長谷川先生スゴイ文化論です。
もう秋なのかやはり寒気する。
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