城郭 長谷川博美 基本記録

城郭遺跡見学講師 信長公記講師 お城イベント案内 民俗学講師  神道思想史講師 などの情報を発信して行きます。

古墳配置考

2021-04-28 22:07:46 | 規矩術、ビイスタ工法、城郭平面幾何学、
歴史建造物 ビイスタ論 上文字クリック
北近江城郭鳥瞰図 上文字クリック

古墳配置考
上図は九州の有名な男狭穂塚古墳女狭穂塚古墳である。
何故二つの古墳が整然と整列されず傾斜して配置され
ているのか不思議に思う。これはビイスタ工法の潜在
を感じさせる。岐阜県の大野古墳群も計測定点つまり
ビイスタ展望を考慮して古墳群を形成している。
さて私は美濃国 野古墳群墳丘配置を試論的に考察
「仮説」を試してみた。あくまでも試論であるが。
「男狭穂塚・女狭穂塚」について男狭穂塚と女狭穂塚は、
1895年(明治28年12月)に陵墓参考地に指定、皇室の
御陵墓として宮内庁により管理され特別史跡
「西都原古墳群」の指定範囲には入っていない。
男狭穂塚は、墳長154.6m、高さ19.1mの日本最大の
帆立貝形古墳とされており二重の周溝を持つ巨大
な古墳である。女狭穂塚は、墳長176.3m、後円部長
96.1m、高さ14.6mの前方後円墳で九州最大規模だ。
前方部と後円部の間のクビレ部に造り出しが観察
され大和や河内の大王クラスの墳墓の形式が採用
されている。1996年(平成8年)
から翌年に、日本で初めて宮崎県単独による測量
調査が実地された。両塚の被葬者は確定されて
いない。私は男狭穂塚・女狭穂塚にも試論として
中軸線を入れてみる事にした。これはビイスタ論。
私の見晴論、見栄え論、の一部でもある。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 滋賀県長浜市余呉町西天神古墳  | トップ | 神郷亀塚古墳見学記 問答 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

規矩術、ビイスタ工法、城郭平面幾何学、」カテゴリの最新記事