伊 藤
10番、日本共産党・市民共同の伊藤浩之です。
この度の台風第19号並びに10月25日の豪雨において、尊い命を失われたみな様に心からの哀悼の意を表しますとともに、被災されたみな様にお見舞いを申し上げ、また、災害対応にご尽力されている市長はじめ執行部のみな様のご苦労に敬意を表しながら、質疑をいたしたいと思います。
市長提案要旨説明のうち台風第19号及び10月25日の豪雨への対応についてです。
まず、災害対応についてです。
1点目、今回の災害と被災者に対応する基本的な考え方をどのように据えたのでしょうか、伺います。
危機管理監
市といたしましては、災害への対応においては、市民のみな様の尊い命と貴重な財産を守ることが最も重要であると認識しており、このような基本的な考え方の下、様々な災害対応に取り組んできたところであります。
具体的には、台風の接近にともない、早めの避難の呼びかけ、避難所の開設など、厳重な警戒と対策に努めたほか、発災後におきましては、人命救助や捜索をはじめ、避難所における健康管理、生活する上で欠かすことのできない水道の復旧など、人命第一の考えのもと、最優先に取り組んだところであります。
また、被災されたみな様のニーズに応じた支援物資等の配布に加え、生活に身近な場所において各種支援を受けることができるなど、被災者に寄り添ったきめ細やかな支援に努めている外、住宅の生活再建、生業際研など被災された市民のみな様が安心して生活できる環境を早期に取り戻せるよう、国・検討の関係機関等とも連携を図りながら全力を挙げて取り組んでいるところであります。
伊 藤
2点目、今回の災害対応についてスピード感にかけるという市民の声をどのように受け止めるのでしょうか、伺います。
危機管理監
今回の災害対応におきまして、現在、被災されたみな様の生活再建に向け、市・県営住宅等の一時入居など、生活再建の基盤確保に取り組むとともに、罹災証明書をはじめ、被災者生活再建支援金、被災救助費救助金などの支援均等のほか、市税や保険料の減免など各種申請受付窓口のワンストップ化を図るなど、被災者の状況に応じたきめ細やかな対応を図るため、体制の強化にも取り組んでいたところでありますが、スピード感に欠けるとの市民のみな様の声を真摯に受け止め、被災されたみな様が早期にお安心して生活できる環境を一日も早く取り戻せるよう、さらに、スピード感を持った対応に努めてまいりたいと考えております。
伊 藤
次に、被災者支援について伺います。
1点目、市は被災者に寄り添った支援を旨として被災者支援に取り組む考えを示していましたが、被災者に寄り添った支援とはどのようなものととらえているのでしょうか。
危機管理監
今回の台風第19号等により被災された方々につきましては、まずは、迅速に市内各所に避難所を開設し、あわせて、入浴サービスの提供や用配慮者に対する二次避難、さらには、インフルエンザワクチンの集団接種や健康相談など、健康管理の面からも十分に留意して対応しているところであります。
また、被災された方々の様々なお問い合わせや相談等に対応するため、発災直後の10月31日にはコールセンターを、10月15日からは被災者相談総合窓口を設置した他、被災者の生活再建を支援するため、災害ボランティアセンターを開設す津と共に、希望される世帯には、床下の消毒作業を行っているところであります。
さらには、被災世帯を保健師等が巡回訪問し、衛生面や健康管理面、心のケア等の相談支援を行いながら、ハイリスク者の把握や見守りサポートなどを関係機関等と連携して行うとともに、各種支援金の支給、市税等の減免措置を講じること年、対策、実施にあたっては、スピード感を持った対応に努めているところです。
加えて、特に甚大な被害を受けた平・平窪及び赤井地区の被災者支援を目的として、それぞれ現地対策事務所を設置し、各種情報の提供や相談、支援物資等の配布、罹災証明書等の受付や住家床下乾燥機、高圧洗浄機、車両の貸し出しを行うほか、買い物支援バスを運行するなど、被災者に寄り添ったきめ細やかな対応に努めているところであります。
伊 藤
2点目、今回の災害へのこれまでの対応で、被災者に寄り添った支援の成果はどのようにあらわれていると考えているのでしょうか、伺います。
危機管理監
ただいま、ご答弁申し上げましたような、これまで実施してきた様々な取り組みにより、徐々にではありますが、被災された方々の住宅の復旧等への準備や生活再建に向けた動きを後押しすることにつながっているものと受け止めており、今後につきましても、罹災証明書の速やかな発行や公営住宅等の一時入居、民間賃貸住宅借上げ制度などを通して、住まいの確保に努めるなど、生活再建の基盤確保に取り組みとともに、生活圏からの災害廃棄物の年内撤去をめざし、精力的に作業を進めるなど、被災された方々安心して生活できる環境を、早期に取り戻せるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。
伊 藤
3点目、住宅の応急修理制度等の受付は、平地区中心の被災地に窓口が置かれ、被害があった地区を抱える支所でも窓口が置かれませんでしたが、どのような理由によるものでしょうか。
都市建設部長
住宅の応急修理制度等の窓口につきましては、市文化センターのほか、市営上好間団地集会所、小川公民館、さらには、平窪、赤井の現地対策事務所の計5ケ所に開設しておりますが、これらは、今般の台風第19号等による被害状況から、相当の被害規模となった地区に設置することとしたものであります。
なお、他の地区に付きましては、各災害対策地区本部に制度の周知が図られておりますことから、各地区本部等への問い合わせに対しましても、適時、適切な対応を行ってきているところであります。
伊 藤
先程の寄り添った支援との関連して伺いますが、このような窓口設置の方法が、被災者に寄り添った支援と考えているのでしょうか。
都市建設部長
被災者に寄り添った窓口という事でありますけれども、やはり今回の災害につきましては、相当規模のところに対して集中的に対応すべきというところもございます。それとともに、その他の地区につきましては地区災害対策本部(支所)、こういったところも共同して窓口等の説明といったものにも対応してきているところでございますので、その辺につきましてはご理解を賜りたいと思います。
伊 藤
4点目、避難者支援に対する市長のコメントに、温かい食べ物の提供等がありましたが、これにはどのように意を尽くしてきたのでしょうか。
保険副支部長
避難所における食事に付きましては、主に、弁当やおにぎり、パンなどを提供しておりますが、少しでも温かい食べ物を提供するため、カップみそ汁やカップ麺の調理やコーヒー等の温かい飲料等を提供するための電気ポットや、弁当等を温めるための電子レンジを設置するとともに、多くのボランティアのみな様の炊き出しの協力を得て、ご飯や汁物などの温かな食事の提供に取り組んできたところであります。
伊 藤
5点目、被災者が避難所生活からそれぞれの新しい生活に移行する時期を早めるために、市としてはどのような姿勢で支援に取り組むのでしょうか。
保険副支部長
避難されている方の新たな生活の場への移行に際しては、住まいの確保や、生活の再建方法の判断等を進めていく必要がある事から、避難所に各種支援制度等を掲示するとともに、ヒナ産されている世帯ごとに各地区保健福祉センター職員の担当者を割り当て、生活再建に向けた進捗状況の把握や、助言などの支援を個別に行っているところであり、一日も早く、新たな生活を迎えられるよう、積極的に支援してまいりたいと考えております。
伊 藤
6点目、今回の災害で多い床上浸水の被害の実態に、支援の内容が適合していないという被災者の声があるが、市としては支援の拡充にどのように取り組む考えか。
保険副支部長
国の被災者生活再建支援金につきましては、床上浸水が1メートル未満の場合は、原則として半壊以下の被害とされることから支援対象とならず、床上浸水の被災者の間で差が生じている状況にあり、これまでも全国知事会が国に対して要望しているところでありますが、市といたしましても、引き続き福島県や市長会等を通じて、制度の拡充を要望してまいりたいと考えております。
10番、日本共産党・市民共同の伊藤浩之です。
この度の台風第19号並びに10月25日の豪雨において、尊い命を失われたみな様に心からの哀悼の意を表しますとともに、被災されたみな様にお見舞いを申し上げ、また、災害対応にご尽力されている市長はじめ執行部のみな様のご苦労に敬意を表しながら、質疑をいたしたいと思います。
市長提案要旨説明のうち台風第19号及び10月25日の豪雨への対応についてです。
まず、災害対応についてです。
1点目、今回の災害と被災者に対応する基本的な考え方をどのように据えたのでしょうか、伺います。
危機管理監
市といたしましては、災害への対応においては、市民のみな様の尊い命と貴重な財産を守ることが最も重要であると認識しており、このような基本的な考え方の下、様々な災害対応に取り組んできたところであります。
具体的には、台風の接近にともない、早めの避難の呼びかけ、避難所の開設など、厳重な警戒と対策に努めたほか、発災後におきましては、人命救助や捜索をはじめ、避難所における健康管理、生活する上で欠かすことのできない水道の復旧など、人命第一の考えのもと、最優先に取り組んだところであります。
また、被災されたみな様のニーズに応じた支援物資等の配布に加え、生活に身近な場所において各種支援を受けることができるなど、被災者に寄り添ったきめ細やかな支援に努めている外、住宅の生活再建、生業際研など被災された市民のみな様が安心して生活できる環境を早期に取り戻せるよう、国・検討の関係機関等とも連携を図りながら全力を挙げて取り組んでいるところであります。
伊 藤
2点目、今回の災害対応についてスピード感にかけるという市民の声をどのように受け止めるのでしょうか、伺います。
危機管理監
今回の災害対応におきまして、現在、被災されたみな様の生活再建に向け、市・県営住宅等の一時入居など、生活再建の基盤確保に取り組むとともに、罹災証明書をはじめ、被災者生活再建支援金、被災救助費救助金などの支援均等のほか、市税や保険料の減免など各種申請受付窓口のワンストップ化を図るなど、被災者の状況に応じたきめ細やかな対応を図るため、体制の強化にも取り組んでいたところでありますが、スピード感に欠けるとの市民のみな様の声を真摯に受け止め、被災されたみな様が早期にお安心して生活できる環境を一日も早く取り戻せるよう、さらに、スピード感を持った対応に努めてまいりたいと考えております。
伊 藤
次に、被災者支援について伺います。
1点目、市は被災者に寄り添った支援を旨として被災者支援に取り組む考えを示していましたが、被災者に寄り添った支援とはどのようなものととらえているのでしょうか。
危機管理監
今回の台風第19号等により被災された方々につきましては、まずは、迅速に市内各所に避難所を開設し、あわせて、入浴サービスの提供や用配慮者に対する二次避難、さらには、インフルエンザワクチンの集団接種や健康相談など、健康管理の面からも十分に留意して対応しているところであります。
また、被災された方々の様々なお問い合わせや相談等に対応するため、発災直後の10月31日にはコールセンターを、10月15日からは被災者相談総合窓口を設置した他、被災者の生活再建を支援するため、災害ボランティアセンターを開設す津と共に、希望される世帯には、床下の消毒作業を行っているところであります。
さらには、被災世帯を保健師等が巡回訪問し、衛生面や健康管理面、心のケア等の相談支援を行いながら、ハイリスク者の把握や見守りサポートなどを関係機関等と連携して行うとともに、各種支援金の支給、市税等の減免措置を講じること年、対策、実施にあたっては、スピード感を持った対応に努めているところです。
加えて、特に甚大な被害を受けた平・平窪及び赤井地区の被災者支援を目的として、それぞれ現地対策事務所を設置し、各種情報の提供や相談、支援物資等の配布、罹災証明書等の受付や住家床下乾燥機、高圧洗浄機、車両の貸し出しを行うほか、買い物支援バスを運行するなど、被災者に寄り添ったきめ細やかな対応に努めているところであります。
伊 藤
2点目、今回の災害へのこれまでの対応で、被災者に寄り添った支援の成果はどのようにあらわれていると考えているのでしょうか、伺います。
危機管理監
ただいま、ご答弁申し上げましたような、これまで実施してきた様々な取り組みにより、徐々にではありますが、被災された方々の住宅の復旧等への準備や生活再建に向けた動きを後押しすることにつながっているものと受け止めており、今後につきましても、罹災証明書の速やかな発行や公営住宅等の一時入居、民間賃貸住宅借上げ制度などを通して、住まいの確保に努めるなど、生活再建の基盤確保に取り組みとともに、生活圏からの災害廃棄物の年内撤去をめざし、精力的に作業を進めるなど、被災された方々安心して生活できる環境を、早期に取り戻せるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。
伊 藤
3点目、住宅の応急修理制度等の受付は、平地区中心の被災地に窓口が置かれ、被害があった地区を抱える支所でも窓口が置かれませんでしたが、どのような理由によるものでしょうか。
都市建設部長
住宅の応急修理制度等の窓口につきましては、市文化センターのほか、市営上好間団地集会所、小川公民館、さらには、平窪、赤井の現地対策事務所の計5ケ所に開設しておりますが、これらは、今般の台風第19号等による被害状況から、相当の被害規模となった地区に設置することとしたものであります。
なお、他の地区に付きましては、各災害対策地区本部に制度の周知が図られておりますことから、各地区本部等への問い合わせに対しましても、適時、適切な対応を行ってきているところであります。
伊 藤
先程の寄り添った支援との関連して伺いますが、このような窓口設置の方法が、被災者に寄り添った支援と考えているのでしょうか。
都市建設部長
被災者に寄り添った窓口という事でありますけれども、やはり今回の災害につきましては、相当規模のところに対して集中的に対応すべきというところもございます。それとともに、その他の地区につきましては地区災害対策本部(支所)、こういったところも共同して窓口等の説明といったものにも対応してきているところでございますので、その辺につきましてはご理解を賜りたいと思います。
伊 藤
4点目、避難者支援に対する市長のコメントに、温かい食べ物の提供等がありましたが、これにはどのように意を尽くしてきたのでしょうか。
保険副支部長
避難所における食事に付きましては、主に、弁当やおにぎり、パンなどを提供しておりますが、少しでも温かい食べ物を提供するため、カップみそ汁やカップ麺の調理やコーヒー等の温かい飲料等を提供するための電気ポットや、弁当等を温めるための電子レンジを設置するとともに、多くのボランティアのみな様の炊き出しの協力を得て、ご飯や汁物などの温かな食事の提供に取り組んできたところであります。
伊 藤
5点目、被災者が避難所生活からそれぞれの新しい生活に移行する時期を早めるために、市としてはどのような姿勢で支援に取り組むのでしょうか。
保険副支部長
避難されている方の新たな生活の場への移行に際しては、住まいの確保や、生活の再建方法の判断等を進めていく必要がある事から、避難所に各種支援制度等を掲示するとともに、ヒナ産されている世帯ごとに各地区保健福祉センター職員の担当者を割り当て、生活再建に向けた進捗状況の把握や、助言などの支援を個別に行っているところであり、一日も早く、新たな生活を迎えられるよう、積極的に支援してまいりたいと考えております。
伊 藤
6点目、今回の災害で多い床上浸水の被害の実態に、支援の内容が適合していないという被災者の声があるが、市としては支援の拡充にどのように取り組む考えか。
保険副支部長
国の被災者生活再建支援金につきましては、床上浸水が1メートル未満の場合は、原則として半壊以下の被害とされることから支援対象とならず、床上浸水の被災者の間で差が生じている状況にあり、これまでも全国知事会が国に対して要望しているところでありますが、市といたしましても、引き続き福島県や市長会等を通じて、制度の拡充を要望してまいりたいと考えております。
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