野の花録 八

　梅雨に入って何にが過ぎたのでしょうか。どんよりたれこめた空、しと降る雨、そして時折強くなる雨。梅雨らしい気候が続いています。

　ヤマボウシもそろそろ花の終わりに向かおうとしています。



　ウツギに似ていると思ったのですが、よくよく調べるとイボタノキというようです。花はウツギより小さい。



　テリハノイバラも、いま盛んに花をつけています。



　これはアジサイの仲間なのでしょうね。日本の古来種だとおもいます。



　そしてそのそばにケテイカカズラ。



　花のように傘が開いたキノコ。



　トリアシショウマもいつの間にか咲いていました。



　ヤブムラサキの花も今花開いています。何か地味な花なのですが、いつの間にか咲いていて、その姿を知らせくれるのがうれしい。



　ホタルブクロも咲いていたのですね。



　これは何という花なのでしょうか。調べてみるとイチヤクソウという花のようです。



　そして最後にまたキノコ。赤いかさがきれいです。梅雨に誘われたように道端の草むらに出ていました。