安保法案の参議院特別委員会での取り扱いがどうなるのか、昨日の夕方からずっと注目していました。昨夜というか、今朝早くと言うか、きょうの午後8時50分から理事会を再開するという委員長の采配で、今朝、理事会から始まるはずが、テレビをみると、特別委員会で委員長を囲んで、与野党がもめている場面から私の見る今日の国会審議が始まりました。
何事が起ったのか。報道を聞いていると、委員長はじめ与党議員が約束の時間の10分以上前に、本来理事会を開くはずの理事会室ではなく、委員会室に入室していたのだということが分かりました。与党の考えは理解できました。野党の抵抗を予想して、抵抗できないようにすべてを委員会室で片付けようというのでしょう。
そうこうしているうちに、委員長は締めくくりの総括質疑を、質疑をしないままに打ち切り、今度は野党が提出した委員長の不信任決議の扱いをめぐって与野党が対立する状況に変わっていました。
昨日の横浜市での地方公聴会の終了後、会場で「強行採決は許さないぞ」という声に反応し、鴻池委員長が気色ばむ場面が報道されていました。結局、この声は正しかった。昨日以来、与党と委員長は、野党をだまして採決強行の道筋をつけることに心血を注いだという事実だけが残りました。
きょうは午後1時から市議会9月定例会の本会議が始まり、委員長報告、討論などと続いたので、報道を継続的に見ていたわけではないのですが、本会議が終わった午後4時頃の段階では、委員長席に与野党の委員が押し寄せ、何がされているか分からない状況で委員席の与党議員が起立を繰り返し、途中で安倍首相が委員会室から退席する場面をはさみながら、委員会が散会していきました。報道によると、安保法案に関する委員会採決が行われたようなのです。
新安保条約の締結が採決された1960年の国会に関する本を以前読みましたが、採決の様子はこんな具合だったという記憶が蘇ります。憲法違反が広く指摘される安保法案です。改憲にも等しい法案が、こんな具合で採決されることを、容認できる人はどれだけいるでしょうか。
採決強行後、JRいわき駅前で抗議する人たち
安保法案はその後参院本会議に緊急上程され、これに対抗した野党が議会運営委員会委員長の不信任決議、防衛大臣や首相の問責決議などを提出し、徹夜を辞さない徹底抗戦の構えでいるといいます。
改憲に等しい安保法案の採決を強行する自民党、そして公明党。そこには法治国家を否定する姿しか見えません。まともな国家を求める人々の声を結集してこの横暴を打ち破る。これからのたたかいの目標です。
何事が起ったのか。報道を聞いていると、委員長はじめ与党議員が約束の時間の10分以上前に、本来理事会を開くはずの理事会室ではなく、委員会室に入室していたのだということが分かりました。与党の考えは理解できました。野党の抵抗を予想して、抵抗できないようにすべてを委員会室で片付けようというのでしょう。
そうこうしているうちに、委員長は締めくくりの総括質疑を、質疑をしないままに打ち切り、今度は野党が提出した委員長の不信任決議の扱いをめぐって与野党が対立する状況に変わっていました。
昨日の横浜市での地方公聴会の終了後、会場で「強行採決は許さないぞ」という声に反応し、鴻池委員長が気色ばむ場面が報道されていました。結局、この声は正しかった。昨日以来、与党と委員長は、野党をだまして採決強行の道筋をつけることに心血を注いだという事実だけが残りました。
きょうは午後1時から市議会9月定例会の本会議が始まり、委員長報告、討論などと続いたので、報道を継続的に見ていたわけではないのですが、本会議が終わった午後4時頃の段階では、委員長席に与野党の委員が押し寄せ、何がされているか分からない状況で委員席の与党議員が起立を繰り返し、途中で安倍首相が委員会室から退席する場面をはさみながら、委員会が散会していきました。報道によると、安保法案に関する委員会採決が行われたようなのです。
新安保条約の締結が採決された1960年の国会に関する本を以前読みましたが、採決の様子はこんな具合だったという記憶が蘇ります。憲法違反が広く指摘される安保法案です。改憲にも等しい法案が、こんな具合で採決されることを、容認できる人はどれだけいるでしょうか。
採決強行後、JRいわき駅前で抗議する人たち
安保法案はその後参院本会議に緊急上程され、これに対抗した野党が議会運営委員会委員長の不信任決議、防衛大臣や首相の問責決議などを提出し、徹夜を辞さない徹底抗戦の構えでいるといいます。
改憲に等しい安保法案の採決を強行する自民党、そして公明党。そこには法治国家を否定する姿しか見えません。まともな国家を求める人々の声を結集してこの横暴を打ち破る。これからのたたかいの目標です。
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