伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

キジにだまされた。沿道の花を楽しむ散歩。

2019年05月04日 | 
 愛犬が立ち止まって、そこいらのにおいをかぎ始めた。

 ふと、向こうの空き地を見ると、細身のオスのキジがトコトコと歩いていく。5m程だろうか、歩いた後に立ち止まった。私の間に窪みがあるが、距離にして10m程。




 向きを変えたキジ。「ケーン」と鳴き、バタバタバタと母衣打ちを始めた。






 すると、すぐ近くで大きくバタバタと羽ばたく音が聞こえた。

 距離にして5mだろうか。メスのキジが羽ばたいて、向こうに飛び去って行く。母衣打ちを終えたオスのキジもメスを追うように飛び立った。

 メスが飛び立ったところには、少し背の高い草が生えていた。オスは移動することで、近づく私たちの意識をひきつけ、メスが見つからないようにしたのだろう。


 私たちが行き過ぎればよかったのだろうが、そこで立ち止まってしまった。オスは母衣打ちすることで、さらにこちらの意識を自分に集中させ、メスが逃げ出すスキを作り出した。だいたいこんなところだったのではないだろうか。すっかりオスにだまされてしまったが、同時に、オスには感服の気持ちも残った。


 メスの写真を撮りたかった。気持ちを残して前に進む。

 細い花びらが群生するアオダモが咲いている。




 近くで地面に幹を伸ばし、下を向いて花を開くのはアマドコロ。多分そう・・。




 少し離れたところで十分確認できないのだが、花の様子からウワズミザクラだと思う。




 このヤマフジは見事。見惚れてしまった。




 ヤマツツジ。






 ナナホシテントウ。最近よく見かけます。




 空から大きな音が響いた。比較的低い高度を航空機が飛ぶ。



 どこの会社かな。ユナイテッドかな。残念ながら確信は持てない。


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