伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭演説

2016年07月24日 | 選挙
 9月11日市議選まであと49日。いろいろ準備が始まります。

 まず朝はJRいわき駅前に、4人の日本共産党の立候補予定者とそろってい岩渕友参議院議員と街頭演説と写真撮り。周りの人からすれば何をしているんだろうと思われるような場面もあったでしょうね。

 写真が必要だと言われ自宅に帰ってパソコンと格闘。最近とても起動が遅いし、データの重い写真はなかなか開いてくれない、そのうち動作不良にも起こる・・パソコンも買い替え時かな(ため息)。思ったより時間がかかって午前中を費やしてしまった。

 午後には、植田に新設する事務所にでかけて打ち合わせ、その後、二ヶ所で街頭からあいさつをしました。

 こんな内容でと思いついたストーリーをメモにして初めての話で、内容にまとまりがなかった点もあったのですが、終了後に原稿に起こして、整理してみました。

 市議選で何が問われるのかを次のような内容で話しました。



 こんにちは。日本共産党の市議会議員伊藤浩之です。

 今月10日投票の参議院選挙で、全国32ある一人区のうち東日本を中心に野党と市民連合の統一候補が当選しました。ここ福島では民進党現職のましこ輝彦さんが、現職の法務大臣を破って当選を果たしました。

 今度の選挙の結果を受けて安倍首相は、戦争する国作りのために改憲に手を付けようとしています。しかし、選挙では改憲について語らなかった。このことから考えても、国民は改憲を白紙委任したわけではない。このことをしっかり認識すべきです。

 また、この選挙で日本共産党は、原発事故被災地・福島の代表として岩渕友参院議員を国会に送っていただき、事故被災地のみなさんの声や願いを直接国政に届けることができるようになりました。みなさんの声をしっかり国政に届けます。ご意見や要望などおよせいただきたいと思います。

 さて、みなさん参議院選挙が終わって、今度は9月11日投票の市議会議員選挙があります。この市議選では何が問われるのでしょうか。

 一つには国の政治に対して、地方の立場でモノ言う姿勢を持っているかどうかです。

 国保税が高すぎる。介護保険料が値上がりを続けている。後期高齢者医療制度の負担が大変だ。負担が重いという様々なお話しを聞きます。

 これらの制度の大枠は、実は国の段階で決まっています。負担のあり方も、ここでだいたい決まってしまうので、地方自治体が抜本的にこれを変更することは難しい。住民の負担を減らすために頑張っている自治体も、できることは限られたことです。

 ですから、国の政治に対してしっかり地方の立場で発言することができなければ、負担の軽減のための抜本的な改善はできないのです。

 ところが、国の政治にきっぱり物をいう議員ばかりではありません。こんなことがありました。

 沖縄県では普天間の米軍基地を辺野古に移設することが大問題になっています。県内移設はダメという住民そして自治体である沖縄県の意志は明確です。これに安倍自公政権が県内移設を強引に押し付けている状況です。

 これは住民によってその地方のことを決めるという住民自治、地方の自治を踏みにじる行為です。こういう政府の地方を踏みにじるという行為は許したら大変なことになります。

 福島県でも国が絡む大問題があります。東電第二原発の廃炉の問題です。

 福島県民、いわき市民のみなさんの意思は明確です。県内原発の全基廃炉、第二原発の廃炉です。これを明確にしない人では困ると考えています。だから先の参議院選挙で、第二原発の廃炉を明確に言わない現職の大臣は、アベノミクスが決して地方を潤していないことに対する批判もあって審判を受けてしまったのです。

 その第二原発を、もし、政府が稼働させるといったらどうするのか。住民の意思を踏みにじる沖縄の米軍基地移設にNOといわないで第二原発再稼動にNOといえるのか。NOといって地方自治を守る立場に立てるのか。このことが問われる大問題だと思います。

 日本共産党はこうした立場から、米軍基地の県内移設を撤回することなどを求める意見書を提出しました。ところがこれに自民、公明などの会派が反対し、否決にしてしまいました。

 そんなことで、地方自治を守ることができるのでしょうか。議員としての立場が問われる大問題です。

 二つ目に、東電にも企業にもきっぱり物がいえるかどうかです。

 この間、東京電力が福島第一原発のメルトダウンを二ヶ月間隠し続けていたことが問題になりました。東電が第三者委員会の報告書は情報の隠ぺいを認定し、東電の広瀬社長も謝罪をしています。

 重大な問題ですから、日本共産党は、この事実隠ぺいに抗議し、再発防止の徹底を求める立場で決議案を作り、現在開かれている7月定例会に提出しました。

 ところがこれに自民、公明などの会派が賛成せず、結果的に廃案にしてしまったのです。

 原発事故に関して問題が発覚すればそれにきちんと意見をする。これは、東電を原発事故の収束と廃炉に真摯に取り組ませるためにも大切なことだと思います。それもしないで、ふるさとの復興に真摯に取り組むことができるか、ということが問われている問題だと思います。

 そして3つ目に、住民の困っていることに耳を傾け、暮らしを支える立場を持っているかどうかです。

 高すぎる国保税や値上げを続ける介護保険料など、決して所得が多いわけではないいわき市民には負担が限界です。だからこそ、何かのきっかけにその支払いが滞る、滞納してしまう、ということがおきてしまいます。

 もともと負担の限度を超えているというところに問題があるのですが、そこは改善されずに、滞納者に対する厳しい税金の取り立てで問題を解決しよとする。最近はこの傾向が強まっています。

 払うべきは払う。当然のことですが、同時に、ちょっとつまづいてしまい、そこから立ち直ろうとする時に、温かい配慮で立ち上がりを支える。行政にはそんな姿勢も必要なのではないでしょうか。

 そして議会には、滞納の根本原因となっている負担の軽減を求める、ましてや国保の被保険者資格証のように、病院の窓口で医療費の全額をいったん支払わせるような、命と健康と税金を天秤にかけるような仕組みの撤回を求めることが必要なのではないでしょうか。

 日本共産党は引き続き、市民のみなさんの暮らしを支えるために、国にも、企業にも、そして市にも、問題がある点はずばり指摘をし、改善を求めていきたいと思います。

 そして、いま大きな問題になっている格差の拡大、貧困の拡大という中で、市民生活を支える施策を広めていくためにがんばりたいと思います。

 貧困の拡大の中で、子どもの貧困も問題になっています。子どもたちが安心して勉強していける環境を充実し負担の軽減をはかるために学校給食費の無料化したり、国保税の引き下げで、いのちと健康に不安なく暮らすことができるいわき市にしていくためにがんばります。

 みなさんのご支援を日本共産党におよせいただけるよう心からお願いし、あいさつとさせていただきます。



 長いかな。内容をもっと整理していかなければなければなりませんね。

 さて朝の散歩の時に姿を現したのがイチモンジチョウ。タテハ科のチョウチョです。似たような雰囲気のミスジチョウというのもいます。こちらは5月頃だったかしら、早い時期に飛んでいましたね。



 そして空にごう音が響きました。飛行機です。最近は音はすれどもで、機体を見つけることができなかったりするんですよね。飛行機雲ができないから目立たないんですよ。

 きょうは運良く視界に入りました。スイスインターナショナルエアラインズの旅客機のようです。尾翼の白抜き十字がくっきり見えました(カメラで拡大しての話ですけど)。







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