伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

幻日が見えた

2019年07月26日 | 
 議会棟控え室を出て、常磐の宝海を走っていると、正面に湯の岳が見える。



 写真の左が西となるのだが、西側から流れてきた空気が山の東側に渦を巻いているようだ。だから山の東側に雲がたまっているのだろう。以前、こんな気象条件の時に、湯の岳の左肩付近に小さな虹を見たことがある。今、思えばあれは光彩なのかも知れない。太陽の周りに貼り付くように出る虹の環だ。ちょうど山の肩に乗っかっていたのかもしれない。残念ながら今日は見られなかった。


 少し進むと、目の前に幻日が見えた。車を寄せて停めた。



 分かるだろうか。写真左側の影になった山の少し上に明るいところがある。これが幻日だ。赤や青など分光した光がぽつんと見えていた、


 自宅に到着した。空を流れる雲が面白い。




 それにしてもセミは元気だ。アブラゼミの「ジージー」も力強く、ヒグラシの「カナカナカナ」もたたきつけるように耳に入ってくる。暑くなって、やっと本調子が出てきたのか。彼らの季節なんだなーと鳴き声を聞きながら思う。

 愛犬にごはんをあげなければと準備をし始めると、太陽の沈む方向と正反対、東南の方向になるのだろうか、虹が見えた。




 虹といっても孤を描かない。一部だけが見えている。

 夕焼けに染まる雲と虹。絵になるんじゃないかと思っている間に、虹が薄くなっていった。




 上を見上げると、雲があかねに染まっていた。






 ついでに、先だって20日。曇り空が薄くなり、短時間だけ出現したハロの写真もアップしておこう。





 薄く広がる雲と、その下を流れる雲。流れる雲が作る景色がハロに変化を付ける。

 航空機の轟音が聞こえた。

 空に探してみると、ハロの中を飛んでいく。



 この写真に一応飛行機が写っているのだが、ゴミにも見えない。

 写真の右側を切り取ってみる




 拡大してみると真ん中辺りに飛行機の影が見えるのだが、まだ見えないか。

 さらに拡大してみる。





 ハロが見えるのは、空の一角に過ぎない。しかし、その巨大さを飛行機と比較してみてよく分かった。


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