伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

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2021年02月24日 | いわき市
 「しょしとり」は、コウゾの皮から表面の黒皮とその内側の甘皮を除き白皮だけ残す作業。包丁を使って必要がない部分をこそげ落とす。作業を始めてから左腕に痛みを感じ、下に伸ばした状況以外では腕に力が入らない状況が続いていた。今日で12回目の作業となり、腕もこの作業になれてきたようで、痛みがだいぶ緩和してきた。上手とは言えない腕前でも、少しは戦力になりうる技能を身につけてきたのかもしない。この変化はとりあえず喜んでおこう。

 午前中で作業を終え、午後は予定を変えて作業中止。そこで、自宅のユズの選定作業の続きを始めた。

 21日から始めた作業だが、昨日気がつくと、長靴の底に太いとげが刺さっていた。足に刺さらなかったことが幸い。それにしても丈夫なとげだ。
 作業は、とげを避けながら慎重にすすめた。切りすぎた感がある。次の冬は着果は望めないだろう。仕方が無い。

 さて、今朝の気温は午前7時頃で0度。6時台に多少雪が舞った。





 薄い雪雲が通過していったようだ。

 朝の散歩の途上で、フランスギクが開花していることに気がついた。



 着実に温かさが増しているようだ。
 夕方近くの空に浮かんだ雲がユニークだった。この雲にはハロがかすかに見えたように思ったのだが・・。



 雲が流れる先で、墨絵のような雲と月が出会っている。



 長く伸びる雲の端が波頭のようにうねる。



 「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」というそうだ。密度が違う気体の2層が、異なる速度で水平運動をしている時に、層の境目が撹乱されて引き起こされる現象だという。一様に見える空も複雑な運動をしていることを教えてくれる雲だ。

 今日の夕空に流れる雲は、なぜか細く長い。

 夕焼けに染まる雲も長く伸びていた。



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