伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

アメンボ スジグロチョウ

2022年04月17日 | 
 昨日まで続いた雨で、朝の道路には水たまりができていた。続いた雨は、花散らしの雨にもなったようだ。
 サクラの木の下には、花ビラがたくさん散っていた。

 毎朝通る山桜(オオヤマザクラ)下の水たまりに、花ビラが浮いて、そよ風で流れていた。




 散歩の折り返し地点の池の水面に視線を落とした。
 水面に小さい波紋が立つ。数匹のアメンボが水面を滑っていた。



 この姿を見ると、また春がやってきたことを実感する。
 しかし、その姿を認識したのが今日ということになると、昨年に比べてずいぶん遅くに姿を現わしたことになる。
 昨年は3月30日のブログに、「アメンボが増えてきた」と書いていた。
 ということは、もっと前に姿を見せていたということだ。
 今年、今日気がついたということは、まあ、少し前にやっと姿を現わしたということなのだろう。
 今年は、すでに夏日の日が12日、13日と2日間もあったが、平均的な気温は例年より低いのかもしれない。

 アメンボを見た戻り道、シロチョウがフワフワと飛んで、ヒメオドリコソウに止った。




 お食事だ。
 以前は、この手のチョウはモンシロチョウ、黄色ければキチョウと思っていた。全くの無知。
 モンシロチョウが属するシロチョウ科にはいくつかの種があり、このチョウは、ヤマトスジグロチョウのようだ。

 このヤマトスジグロチョウの仲間には、日本では他に2種あり、エゾスジグロチョウとスジグロチョウというのがいるらしい。ヤマトは北海道西部から本州、四国、九州中部までの、主に山地、エゾは名前の通り北海道東部、スジグロはほぼ日本全域に生息しているという。

 写真の場合、ヤマトとするのは、翅の前方、2本目辺りの黒い筋の端が三角形となっているからだ。スジグロの場合は三角形が明確にならないということからだ。

 近くにベニシジミもいた。




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