伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

明るい兆しは…。

2012年05月21日 | 復興
 世紀の金環日蝕も時過ぎて、だんだん明るくなってきた。
 暗くなっても、必ず明るさが戻ってくる自然と違って、政治の世界はなかなか明るさが見えてこない。

 昨日、街頭宣伝をした勿来関田地区では、昨年の東日本大震災で、津波がひさ上(だいたい40cmかな)まで上がったという、建物が流されるなどの被害は免れたものの、堤防などは震災当時のままで、今度津波が来たら大丈夫かと、いつも心配しながら暮らしているという。

 おととい被害の大きい豊間地区で建物が残った方の話を聞いた。南から来た津波に対してたまたま他t者が地区の南方に建っており、しかも少し高台だったので助かったものの、北側から来る津波だったらダメだったでしょう、という。

 震災から1年が過ぎても、具体的な災害対策はこれから何年もかかる。その見通しも見えていない。少しでもこうした方々の不安を解消することが求められている。改めて思う。

 写真は日食の最中の木漏れ日です。三日月に見えます。影の輪郭がダブって見えるのも日食のせいなのでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿