政策総務常任委員会の審議は、消防本部、文化スポーツ室・観光交流室、総合政策部、財政部、総務部・各種委員会の順にすすめられた。
私も、各部関連の議案に若干7--*質疑も加えながら、付託案件の全てに賛成した。
総務部の審査では、一般質問でも取り上げた、来年4月からの会計年度任用職員導入に関わる議案があり、一般質問には入れなかったパートタイム会計年度任用職員に関して質疑した。
常勤職員と同じ時間働くフルタイムの会計年度任用職員は、給与が常勤職員の初任給の給与表に準じた給与の外、手当は常勤職員同様の手当てが支給される。一方、パートタイム会計年度任用職員は手当に制限があり、フルタイムとパートタイムの雇用条件に格差が設けられている。これに対して、常勤職員より1分でも労働時間が短ければパートタイムとなると、この仕組みがより安く労働者を雇用するために悪用されかねないという懸念も示されている。
そこで委員会では、現状でパータイム雇用の現状について聞いた。答弁では、1例として給食共同調理場、いわゆる給食センターの調理員の雇用時間が午前8時から午後4時までとなっており、休憩時間を除き6時間45分の労働時間となっていることが示された。常勤の職員の場合、7時間45分の労働時間となっており、1時間だけ短い雇用だ。
こうしたことを考えると、やはり雇用条件に格差を設けることには疑問が残る。国の法改正に伴うものなので、実施後は検証の上、是正すべきは是正するよう国に対して意見するよう求めた。考えてみれば、財源の問題はあるが本市独自の是正も可能なので、しっかりその推移を見ていくことが必要だろう。
さて、委員会で最も審議が集中したのは、本庁舎耐震改修工事の問題だった。一般質問で、執行部の説明不足を指摘し、今後、しっかり説明するよう求めていたこともあるし、この日はもっぱら他の委員の質問と執行部答弁の聞き手に回った。
論点は3つあったように思う。基本構想が妥当だったのか。プロポーザル方式によった今回の契約は妥当だったのか。そして、建て替えと改修と比較した際の見通しに甘さがあったのではないか。こんなところだったと思う。
質疑者の意見も分かるし、質問に対する執行部の説明も十分理解できるものだった。詳しくは、最終日に行うつもりである討論でまとめたいと思うが、基本的には執行部の説明は良く理解できるところなので、賛成した。
ただし、説明のあり方ではこの日も意見を発言させていただいた。
答弁の中で、今回、問題視される一つとなっている、基礎杭の高止まりがあった件で、プロポーザルに参加を求める際に示した深く打ち込んだ図が描かれた竣工図と、杭打ち報告書のデータとの食い違いが契約前から食い違いが認識されていた。追加工事が問題となった昨年11月定例会時点では、すでにこの部分での追加工事が発生する可能性が明らかであったにもかかわらず、説明がなかったのだ。
「説明すべきだった」と問われた執行部は、事象の把握されていたものの、具体的工法や費用等の詳細が明らかでなく不確かな説明は避けるべきと考えていたと釈明する答弁をしたのだ。
私は、一般質問でも説明責任を果たすよう求めたところであったが、この件に関しても、昨年11月定例会の時点で、プロポーザル契約による発注者または請負者のどちらが負担するかのリスク分担や昨年11月時点で追加工事の補正予算が問題になっていたことを考えるならば、詳細に確定していない情報であっても、さらに追加補正がありうることをきちんと説明すべきだと求めた。これには、主に質疑をしていた委員からも「その通り」の声が飛んだだ。
さて、以上のような質疑を経ながら、追加費用が計上された一般会計補正予算が採決に付された。「本案にご異議ありませんか」の委員長の発言に、「異議あり」の声が上がった。
2人が反対討論に立った。1人が賛成討論をした。反対討論は、創世会、この会派は11月定例会にも反対しているので驚かないが、もう1つの会派は自民党系の志帥会。この反対には驚いた。先の論点に沿った反対討論となっていたが、私は私なりに、なぜ賛成するのか、しっかりと最終日30日の討論で述べたいと思う。
おそらく討論の書き出しは市民のみなさんへの謝罪。なぜなら今の議論は、本来契約議案の際に行われて、契約内容をしっかり把握してから賛否の表明をすべきなのに、それがされていなかったため今回のように工事の途中で検証が必要になったからだ。以前、経済土木常任委員会に居た際に、工事請負契約や変更議案には、提案内容の裏付けの説明を求める質疑を行っていたが、それも全然、不十分だったと反省している。
それはともかく、討論の準備に入ろう。
私も、各部関連の議案に若干7--*質疑も加えながら、付託案件の全てに賛成した。
総務部の審査では、一般質問でも取り上げた、来年4月からの会計年度任用職員導入に関わる議案があり、一般質問には入れなかったパートタイム会計年度任用職員に関して質疑した。
議会棟控室の窓の外には時々こんな現象がみられる。日光環。
常勤職員と同じ時間働くフルタイムの会計年度任用職員は、給与が常勤職員の初任給の給与表に準じた給与の外、手当は常勤職員同様の手当てが支給される。一方、パートタイム会計年度任用職員は手当に制限があり、フルタイムとパートタイムの雇用条件に格差が設けられている。これに対して、常勤職員より1分でも労働時間が短ければパートタイムとなると、この仕組みがより安く労働者を雇用するために悪用されかねないという懸念も示されている。
そこで委員会では、現状でパータイム雇用の現状について聞いた。答弁では、1例として給食共同調理場、いわゆる給食センターの調理員の雇用時間が午前8時から午後4時までとなっており、休憩時間を除き6時間45分の労働時間となっていることが示された。常勤の職員の場合、7時間45分の労働時間となっており、1時間だけ短い雇用だ。
こうしたことを考えると、やはり雇用条件に格差を設けることには疑問が残る。国の法改正に伴うものなので、実施後は検証の上、是正すべきは是正するよう国に対して意見するよう求めた。考えてみれば、財源の問題はあるが本市独自の是正も可能なので、しっかりその推移を見ていくことが必要だろう。
さて、委員会で最も審議が集中したのは、本庁舎耐震改修工事の問題だった。一般質問で、執行部の説明不足を指摘し、今後、しっかり説明するよう求めていたこともあるし、この日はもっぱら他の委員の質問と執行部答弁の聞き手に回った。
論点は3つあったように思う。基本構想が妥当だったのか。プロポーザル方式によった今回の契約は妥当だったのか。そして、建て替えと改修と比較した際の見通しに甘さがあったのではないか。こんなところだったと思う。
質疑者の意見も分かるし、質問に対する執行部の説明も十分理解できるものだった。詳しくは、最終日に行うつもりである討論でまとめたいと思うが、基本的には執行部の説明は良く理解できるところなので、賛成した。
ただし、説明のあり方ではこの日も意見を発言させていただいた。
答弁の中で、今回、問題視される一つとなっている、基礎杭の高止まりがあった件で、プロポーザルに参加を求める際に示した深く打ち込んだ図が描かれた竣工図と、杭打ち報告書のデータとの食い違いが契約前から食い違いが認識されていた。追加工事が問題となった昨年11月定例会時点では、すでにこの部分での追加工事が発生する可能性が明らかであったにもかかわらず、説明がなかったのだ。
「説明すべきだった」と問われた執行部は、事象の把握されていたものの、具体的工法や費用等の詳細が明らかでなく不確かな説明は避けるべきと考えていたと釈明する答弁をしたのだ。
私は、一般質問でも説明責任を果たすよう求めたところであったが、この件に関しても、昨年11月定例会の時点で、プロポーザル契約による発注者または請負者のどちらが負担するかのリスク分担や昨年11月時点で追加工事の補正予算が問題になっていたことを考えるならば、詳細に確定していない情報であっても、さらに追加補正がありうることをきちんと説明すべきだと求めた。これには、主に質疑をしていた委員からも「その通り」の声が飛んだだ。
さて、以上のような質疑を経ながら、追加費用が計上された一般会計補正予算が採決に付された。「本案にご異議ありませんか」の委員長の発言に、「異議あり」の声が上がった。
2人が反対討論に立った。1人が賛成討論をした。反対討論は、創世会、この会派は11月定例会にも反対しているので驚かないが、もう1つの会派は自民党系の志帥会。この反対には驚いた。先の論点に沿った反対討論となっていたが、私は私なりに、なぜ賛成するのか、しっかりと最終日30日の討論で述べたいと思う。
おそらく討論の書き出しは市民のみなさんへの謝罪。なぜなら今の議論は、本来契約議案の際に行われて、契約内容をしっかり把握してから賛否の表明をすべきなのに、それがされていなかったため今回のように工事の途中で検証が必要になったからだ。以前、経済土木常任委員会に居た際に、工事請負契約や変更議案には、提案内容の裏付けの説明を求める質疑を行っていたが、それも全然、不十分だったと反省している。
それはともかく、討論の準備に入ろう。
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