いわき市議選も2日目。きょうは遠野町から出発し、山田町、仁井田町、そして中岡町、錦町と車をすすめ、25ヶ所で車を止めて、街頭からの立候補にあたってのあいさつをしてきました。
仕事の手を止めて、車を停めて、話を聞いてくださる方がいたり、仕事場から駆け出し、両手をあげて支持を表明してくれる人、手をふったり、会釈をしたり、様々な形で応援していただき、元気づけられました。ありがとうございます。
私のあいさつは以下のとおり。文字にしてみると3,000字を超えています。これ、10分で話すことができているのかな・・。
私はみなさんにご支持を3期11年、市議会議員としての活動を続けさせていただくことができました。今度で4期目の挑戦ということで立候補させていただきましたが、みなさんの声を市政に届ける、この仕事を私にたくしていただきたい。そのことをまず心からお願いを致します。
学校給食費無料化の願い実現のため力をつくします
私はこの間、宣伝カーで市内を周りながら、安倍政権がすすめる経済政策で国民の暮らしが厳しくなるなか、子どもの貧困が大きな問題になっており、この貧困対策に地方自治体も取り組むことが必要なので、いわき市でも学校給食を無料化して、安心して学んでいける環境を作っていきましょう。このようなことを訴えてきました。
この学校給食の無料化には、市民のみなさんの共感が広がっている。このことの実感を深める日々でした。
ある所で、話し始めると、赤ちゃんを抱っこした女性が散歩をしていましたが、無料化の話の頃から、立ち止まり、近寄ってきて、最後まで話を聞いてくれる、こんな場面に遭遇しました。
その時、話している私の前を、通り過ぎた親子連れがいましたが、私が話を終わり、宣伝カーで親子を追い抜こうとするその時、お父さんと子どもが手を振って無料化に賛意を示して下さいました。お父さんが息子に、「もっと手を振って」を声をかけていたことが印象に深く残っています。
あるお母さんは、「学校給食費の無料化で、おおよそ1万3,000円の給食費がかかります。暮らしが厳しい中、ぜひ無料化を実現してください」、こう訴えて下さいました。
この市民のみなさんの切実な思いをしっかり受け止めて、実現のために力を尽くさなければならない。痛切にこのことを感じています。
学校給食費の無料化は、保護者のみなさんの暮らしを支える他にも、効果を発揮することが分かっています。
栃木県の大田原市では、学校給食を無料化して、保護者のみなさんにアンケートを行っています。どこにお金を使っていますか。このことを聞いてみたわけです。
最も多かった回答が55%で、生活費にまわした、という回答でした。暮らしの厳しさがうかがい知れる回答ですが、同時に、消費にお金が回っている、地域の経済にお金が回っている、このことが分かる回答でもあります。
次に多かったのが35%で習い事や部活にまわした。こういう回答でした。
給食費を無料化することは、保護者のみなさんの暮らしを支えることに加えて、地域の経済にも効果があるし、教育的効果もある。このことはすでにはっきりしているのです。
この学校給食の無料化を図ることは、いわき市にとっても大切な課題だと思います。そしてこの課題は、子育て、教育を主要な政策の柱の一つにしている清水市長の政策にも合致するものと思います。
この政策の柱のもと、市長は、出産支援金や生まれた子どもに絵本をプレゼントする事業、そして学校図書館の司書を全学校に配置する事業などすすめてきました。
学校図書館への司書の配置は、このことによって子どもたちの本を読む冊数が増えてきたと、どこでも歓迎をされています。
私は先日、6人の子どもに取り巻かれて演説をすることになってしまったことがありましたが、話を終え、子どもたちに「本が好きですか」、こう質問してみました。
子どもたちは、「わりかし好きです」と答えてくれ、自分の学校の図書館に、あんな本がある、こんな本があると次々に教えてくれました。普段から学校図書館に親しんでいることをうかがい知ることができます。
学校図書館に司書を配置することによって、子どもたちが本に親しみ、本から豊かにまなんでいく学校教育の環境が充実してきたわけです。
この学校教育の充実と合わせて、学校給食費を無料にして、お金を心配しないで安心して学んでいける学校教育の充実を図ることが大切だと思います。
このための財源はどうするのかが問題です。給食費の無料化にはおおよそ15億円の財源が必要になります。いわき市の一般財源は、復興関連を除くと約1,100億円です。このなかから十分に財源を生み出していけると考えています。
なぜなら、市の予算に借金返しの予算がありますが、この予算はピーク時に比べて約50億円も減っています。このことを考えるならば15億円の財源をひねり出していくことは、十分可能だと考えているのです。
この学校給食費の無料化をぜひ実現していきたいと思います。その仕事を私に託していただきと心からお願いをいたします。
国保税引き下げの願い託してください
そして今、どこに行っても国保税の負担が大変、介護保険料の負担軽減できないか。こういった相談を受けることがありました。この市民のみなさんの苦しみにも心を寄せて、問題を解決していく。このことも必要だと実感しています。
実際、私地に日本共産党は、国保税の引き下げを求めて繰り返し、議会でも論戦してきました。
この議会の活動と、市民のみなさんの国保税引き下げに寄せる切実な思い、これが結んで、この4年間に2度国保税の引き下げが実現してきました。一度は資産割の廃止という形で、もう一度は所得割の1%引き下げという形で、国保税の引き下げが実現してきたのです。
しかし、国保税が引き下げられても、国保の会計では、20億円を超える繰越金が発生しています。このことは国保の会計に、国保税引き下げの余力があることを示しているのではないでしょうか。
国保税を1世帯あたり1万円引き下げるためには、だいたい5億円の財源が必要です。20億円の繰越金がある現実から考えれば、この財源、十分にまかなうことができると思います。
国保税引き下げの願いを実現する。この仕事も私にたくしていただきたい。心からお願い致します。
市民のみなさんとの共同の力で願い実現はかります
そして、私は、日本共産党は、市民のみなさんの声を大切にしながら、その声を実現していくために力を合わせる、共同を広げる、こういう立場で活動してきました。
東京電力が、原発事故の直後に、炉心溶融をしているという重大な情報を、2ヶ月間にわたって隠し続けていたことが明らかになりました。この情報隠しは、東電の広瀬社長も認めています。
このことに対する市民のみなさんの憤り、怒りを、当事者である東京電力に伝えることは、市議会にとっての大切な仕事です。
ですから私は、市民のみなさんの怒りを東京電力に対する抗議という形で決議案をまとめ、日本共産党市議団として採択することを求め、働きかけました。
ところがこの決議に、自民系会派、公明党などが賛成をしてくださいませんでした。いわき市議会は、全ての会派が賛成した決議案だけが採択される、このようなルールになっています。このため私たちが提出した決議案は廃案になってしまったのです。
市民のみなさんの声に、議会が、議員がどのように向き合うのかが問われているのではないでしょうか。
私は、これからも市民のみなさんの声を、現実の政治に活かすために力を尽くしたいと思います。どんな困難があったとしても、市民のみなさんとの共同の力で、これを乗り越えられることも、4年前に明らかになっています。
あの当時の市議会は、市民のみなさんの県内の原子力発電所を全基廃炉の切実な願いに応えることができないでいました。意見書などが3度にわたって廃案になってきたのです。
この状況を見て、市民のみなさんは署名運動に取り組み、全基廃炉を求める請願を市議会に提出しました。私たちはこの市民のみなさんの運動と結びながら、各会派に採択を求め働きかけ、僅差ではありましたが、全基廃炉の請願を採択することができたのです。
市民のみなさんとの共同が市議会に県内原発廃炉の意思表明をさせ、そしてこの市議会の動向は、市長にも県内原発の全基廃炉の意思を表明させる力になっていったのです。
市民のみなさんと共同を広げながら、市民のみなさんの声を現実の政治に活かす。この仕事も私伊藤浩之にたくしていただきたい。
そのためにも私を四度市議会に送り出していただけますよう、みなさんの支持と、支持を広げて下さいますよう心からお願いをいたしまして、この場所を借りての立候補にあたってのあいさつとさせていただきます。
ご清聴、ご協力、ありがとうございました。
遊説も中休みの夕刻。選挙事務所間近で夕空を見上げました。
さて、朝の愛犬の散歩は、選挙であってもかかせません。
路端にはピンクの可憐な花が咲いています。
名前はヌスビトハギというよう。可憐な姿とは裏腹の物騒な名前です。何でこんな名になったのか。どうも、種子が盗人の足跡に似ているからだとか、盗人が気づかないうちに服に種子がついてしまうだとか、諸般の説があるようです。本当のところ、どんな思いを持って命名したのでしょうね。
次のはサワシロハギ。咲き始めが白いのでこの名になったよう。やがて花は紫色に変わるようです。
そしてセンニンソウが花盛り。市内のあちこちでもこの花を見かけます、
仕事の手を止めて、車を停めて、話を聞いてくださる方がいたり、仕事場から駆け出し、両手をあげて支持を表明してくれる人、手をふったり、会釈をしたり、様々な形で応援していただき、元気づけられました。ありがとうございます。
私のあいさつは以下のとおり。文字にしてみると3,000字を超えています。これ、10分で話すことができているのかな・・。
立候補にあたっての街頭でのあいさつ
私はみなさんにご支持を3期11年、市議会議員としての活動を続けさせていただくことができました。今度で4期目の挑戦ということで立候補させていただきましたが、みなさんの声を市政に届ける、この仕事を私にたくしていただきたい。そのことをまず心からお願いを致します。
学校給食費無料化の願い実現のため力をつくします
私はこの間、宣伝カーで市内を周りながら、安倍政権がすすめる経済政策で国民の暮らしが厳しくなるなか、子どもの貧困が大きな問題になっており、この貧困対策に地方自治体も取り組むことが必要なので、いわき市でも学校給食を無料化して、安心して学んでいける環境を作っていきましょう。このようなことを訴えてきました。
この学校給食の無料化には、市民のみなさんの共感が広がっている。このことの実感を深める日々でした。
ある所で、話し始めると、赤ちゃんを抱っこした女性が散歩をしていましたが、無料化の話の頃から、立ち止まり、近寄ってきて、最後まで話を聞いてくれる、こんな場面に遭遇しました。
その時、話している私の前を、通り過ぎた親子連れがいましたが、私が話を終わり、宣伝カーで親子を追い抜こうとするその時、お父さんと子どもが手を振って無料化に賛意を示して下さいました。お父さんが息子に、「もっと手を振って」を声をかけていたことが印象に深く残っています。
あるお母さんは、「学校給食費の無料化で、おおよそ1万3,000円の給食費がかかります。暮らしが厳しい中、ぜひ無料化を実現してください」、こう訴えて下さいました。
この市民のみなさんの切実な思いをしっかり受け止めて、実現のために力を尽くさなければならない。痛切にこのことを感じています。
学校給食費の無料化は、保護者のみなさんの暮らしを支える他にも、効果を発揮することが分かっています。
栃木県の大田原市では、学校給食を無料化して、保護者のみなさんにアンケートを行っています。どこにお金を使っていますか。このことを聞いてみたわけです。
最も多かった回答が55%で、生活費にまわした、という回答でした。暮らしの厳しさがうかがい知れる回答ですが、同時に、消費にお金が回っている、地域の経済にお金が回っている、このことが分かる回答でもあります。
次に多かったのが35%で習い事や部活にまわした。こういう回答でした。
給食費を無料化することは、保護者のみなさんの暮らしを支えることに加えて、地域の経済にも効果があるし、教育的効果もある。このことはすでにはっきりしているのです。
この学校給食の無料化を図ることは、いわき市にとっても大切な課題だと思います。そしてこの課題は、子育て、教育を主要な政策の柱の一つにしている清水市長の政策にも合致するものと思います。
この政策の柱のもと、市長は、出産支援金や生まれた子どもに絵本をプレゼントする事業、そして学校図書館の司書を全学校に配置する事業などすすめてきました。
学校図書館への司書の配置は、このことによって子どもたちの本を読む冊数が増えてきたと、どこでも歓迎をされています。
私は先日、6人の子どもに取り巻かれて演説をすることになってしまったことがありましたが、話を終え、子どもたちに「本が好きですか」、こう質問してみました。
子どもたちは、「わりかし好きです」と答えてくれ、自分の学校の図書館に、あんな本がある、こんな本があると次々に教えてくれました。普段から学校図書館に親しんでいることをうかがい知ることができます。
学校図書館に司書を配置することによって、子どもたちが本に親しみ、本から豊かにまなんでいく学校教育の環境が充実してきたわけです。
この学校教育の充実と合わせて、学校給食費を無料にして、お金を心配しないで安心して学んでいける学校教育の充実を図ることが大切だと思います。
このための財源はどうするのかが問題です。給食費の無料化にはおおよそ15億円の財源が必要になります。いわき市の一般財源は、復興関連を除くと約1,100億円です。このなかから十分に財源を生み出していけると考えています。
なぜなら、市の予算に借金返しの予算がありますが、この予算はピーク時に比べて約50億円も減っています。このことを考えるならば15億円の財源をひねり出していくことは、十分可能だと考えているのです。
この学校給食費の無料化をぜひ実現していきたいと思います。その仕事を私に託していただきと心からお願いをいたします。
国保税引き下げの願い託してください
そして今、どこに行っても国保税の負担が大変、介護保険料の負担軽減できないか。こういった相談を受けることがありました。この市民のみなさんの苦しみにも心を寄せて、問題を解決していく。このことも必要だと実感しています。
実際、私地に日本共産党は、国保税の引き下げを求めて繰り返し、議会でも論戦してきました。
この議会の活動と、市民のみなさんの国保税引き下げに寄せる切実な思い、これが結んで、この4年間に2度国保税の引き下げが実現してきました。一度は資産割の廃止という形で、もう一度は所得割の1%引き下げという形で、国保税の引き下げが実現してきたのです。
しかし、国保税が引き下げられても、国保の会計では、20億円を超える繰越金が発生しています。このことは国保の会計に、国保税引き下げの余力があることを示しているのではないでしょうか。
国保税を1世帯あたり1万円引き下げるためには、だいたい5億円の財源が必要です。20億円の繰越金がある現実から考えれば、この財源、十分にまかなうことができると思います。
国保税引き下げの願いを実現する。この仕事も私にたくしていただきたい。心からお願い致します。
市民のみなさんとの共同の力で願い実現はかります
そして、私は、日本共産党は、市民のみなさんの声を大切にしながら、その声を実現していくために力を合わせる、共同を広げる、こういう立場で活動してきました。
東京電力が、原発事故の直後に、炉心溶融をしているという重大な情報を、2ヶ月間にわたって隠し続けていたことが明らかになりました。この情報隠しは、東電の広瀬社長も認めています。
このことに対する市民のみなさんの憤り、怒りを、当事者である東京電力に伝えることは、市議会にとっての大切な仕事です。
ですから私は、市民のみなさんの怒りを東京電力に対する抗議という形で決議案をまとめ、日本共産党市議団として採択することを求め、働きかけました。
ところがこの決議に、自民系会派、公明党などが賛成をしてくださいませんでした。いわき市議会は、全ての会派が賛成した決議案だけが採択される、このようなルールになっています。このため私たちが提出した決議案は廃案になってしまったのです。
市民のみなさんの声に、議会が、議員がどのように向き合うのかが問われているのではないでしょうか。
私は、これからも市民のみなさんの声を、現実の政治に活かすために力を尽くしたいと思います。どんな困難があったとしても、市民のみなさんとの共同の力で、これを乗り越えられることも、4年前に明らかになっています。
あの当時の市議会は、市民のみなさんの県内の原子力発電所を全基廃炉の切実な願いに応えることができないでいました。意見書などが3度にわたって廃案になってきたのです。
この状況を見て、市民のみなさんは署名運動に取り組み、全基廃炉を求める請願を市議会に提出しました。私たちはこの市民のみなさんの運動と結びながら、各会派に採択を求め働きかけ、僅差ではありましたが、全基廃炉の請願を採択することができたのです。
市民のみなさんとの共同が市議会に県内原発廃炉の意思表明をさせ、そしてこの市議会の動向は、市長にも県内原発の全基廃炉の意思を表明させる力になっていったのです。
市民のみなさんと共同を広げながら、市民のみなさんの声を現実の政治に活かす。この仕事も私伊藤浩之にたくしていただきたい。
そのためにも私を四度市議会に送り出していただけますよう、みなさんの支持と、支持を広げて下さいますよう心からお願いをいたしまして、この場所を借りての立候補にあたってのあいさつとさせていただきます。
ご清聴、ご協力、ありがとうございました。
遊説も中休みの夕刻。選挙事務所間近で夕空を見上げました。
さて、朝の愛犬の散歩は、選挙であってもかかせません。
路端にはピンクの可憐な花が咲いています。
名前はヌスビトハギというよう。可憐な姿とは裏腹の物騒な名前です。何でこんな名になったのか。どうも、種子が盗人の足跡に似ているからだとか、盗人が気づかないうちに服に種子がついてしまうだとか、諸般の説があるようです。本当のところ、どんな思いを持って命名したのでしょうね。
次のはサワシロハギ。咲き始めが白いのでこの名になったよう。やがて花は紫色に変わるようです。
そしてセンニンソウが花盛り。市内のあちこちでもこの花を見かけます、
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