和紙作りにはトロロアオイの根を使う。根を叩いて水に浸すと糊状のネバネバ成分が抽出される。ネリと呼ぶが、和紙の材料となる楮の繊維を水中に均等に浮かべるため水にとろみをつける役割を果たす。和紙を漉いた後は、分解して成分としては残らない、抄紙(和紙漉き)にとって魔法の素材なのだ。
別名花オクラ。オクラが花の後の実の部分を食用とするが、トロロアオイは花を食用とすることができる。花は基本的に無色透明な味ではあるが、花の付け根はネバネバ成分があり、その食感で口を楽しませてくれる。ただ、和紙に使うトロロアオイは、花を咲かせず、そこに回る養分を根に蓄えるように育てる。そのためには脇芽を摘む芽かきと花芽を摘み取ることが必要となる。
時期的に若干遅れたが、2時間ほどかけて花芽と新たに伸びた脇芽を摘んで、すっきりした姿態になった。
茎は立派に育った感があるが、残念ながら土が固いためまっすぐ太いダイコン根のような良いものは望めない。まあ、細くてもネリは抽出できるので、和紙作りには役立てることができる。
後は根本に土寄せをして畝を上げ、葉っぱが枯れる頃を待つばかりだ。
追肥も若干必要かな。少しでも良い根が育ってくれるといいな。
別名花オクラ。オクラが花の後の実の部分を食用とするが、トロロアオイは花を食用とすることができる。花は基本的に無色透明な味ではあるが、花の付け根はネバネバ成分があり、その食感で口を楽しませてくれる。ただ、和紙に使うトロロアオイは、花を咲かせず、そこに回る養分を根に蓄えるように育てる。そのためには脇芽を摘む芽かきと花芽を摘み取ることが必要となる。
時期的に若干遅れたが、2時間ほどかけて花芽と新たに伸びた脇芽を摘んで、すっきりした姿態になった。
茎は立派に育った感があるが、残念ながら土が固いためまっすぐ太いダイコン根のような良いものは望めない。まあ、細くてもネリは抽出できるので、和紙作りには役立てることができる。
後は根本に土寄せをして畝を上げ、葉っぱが枯れる頃を待つばかりだ。
追肥も若干必要かな。少しでも良い根が育ってくれるといいな。
種採りように植えた庭先のトロロアオイは盛んに花を咲かしています。おいでいただければ花をおわけしますよ。夕方までにはしぼむので日中がベストです。
暑い日が続くことには辟易しますが、トロロアオイにはとりあえず影響はないようです。
食べてみたい気もします。
先日の夕方、NHKで二本松上川崎和紙を紹介していました。
この記事と同じく、トロロアオイも紹介していて、花芽を摘んでいましたね。
暑い中お疲れさまです。
今年はいつまでこの暑さ続くんだろうという感じですが、この暑さは影響するんですか?