エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画
3/8(土)ー4/13(日) 板橋区立美術館
エド・イン・ブラックとはなんともしゃれたテーマである。
江戸時代特に後半、それまでの黒、墨の世界におそらく西洋の影響もあるのか、より光との対照が意識されてきてなかなか多彩な展示になっている。
黒とはなにもないという意味、本当はない輪郭線、そういえばそうと気づくが、墨の技術、浮世絵で色をどう意識したのか、歌麿もあるからよく見るといろいろわかるのだろうが、それを見極めるのはなかなか難しい。
展示の最後の方に谷崎「陰翳礼賛」の一節があり、なるほど。
横山大観の朦朧体、藤田嗣治の輪郭線にもつながっているのだろうか。
絵としては、朝と夕を画いた鈴木其一の二点が気に入った。
3/8(土)ー4/13(日) 板橋区立美術館
エド・イン・ブラックとはなんともしゃれたテーマである。
江戸時代特に後半、それまでの黒、墨の世界におそらく西洋の影響もあるのか、より光との対照が意識されてきてなかなか多彩な展示になっている。
黒とはなにもないという意味、本当はない輪郭線、そういえばそうと気づくが、墨の技術、浮世絵で色をどう意識したのか、歌麿もあるからよく見るといろいろわかるのだろうが、それを見極めるのはなかなか難しい。
展示の最後の方に谷崎「陰翳礼賛」の一節があり、なるほど。
横山大観の朦朧体、藤田嗣治の輪郭線にもつながっているのだろうか。
絵としては、朝と夕を画いた鈴木其一の二点が気に入った。