ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

僕のファシリテーションの全て教えます②

2017-11-20 | 雑念
ホクトマンの「僕のファシリテーション全部教えます」のコーナー

【ONとOFF】

プログラム中をON、休憩や終わった後をOFFとするならば、ONとOFFの境目がなくなればいい。

だから僕はフレーミングは極力したくない。
「フレーミング」とは、例えば「今からこういう活動をしますよ!」とか「"理想のチームってなんだと思う?"」などファシリテーターが質問により、学びの大枠を無意識、あるいは意識的に示唆する事だと考えている(ホクトマンの見方)。

僕が提供するプログラムの大半がワクワクドキドキの先が見えない体験の中にFUNとチャレンジが隠れているので、フレーミングすればするほどそのワクワクは消えていくと思う。

半分くらいの参加者は戸惑いと疑問が身体を動かそうとせず固まる。大人になればなるほど動けなくなる。質問攻めをするのも大人か勉強のできる子供達。無邪気な人間性に溢れた人はすぐに適応できる。

僕はそれがパラダイム(思い込み)が表面化している状態だと思う。動く事ができる人と動けなる自分は何が異なるのか?その事に気づく事ができれば何かを考えるきっかけになるのでは?と。

チャレンジする時の躊躇い、初めましての恐怖、動けないトラウマ、それらは全て自分の中の勝手な思い込みではないかと。

ここは哲学の領域なので、多くの異なる人たちとレベルの高い話をしたいところ。

兎にも角にもONとOFFの境目を無くすため、フラットな語り口調で指導するようにしている。

面白いことを言ったら笑い、人を傷つけるようだと悲しみ、共感するなら繋がっていく。

僕自身の人間性を見てもらう。
参加者と少しずつ繋がっていくプロセスが大好き。いきなり仲良くならなくてもいい。

早けりゃいいというわけではない。

でもONとOFFの境目がなくなると、体験の中で気づいたことを普段に活かしやすくなるのではないかという想いだ。

だからONとOFFをならしていく。

初めましてのファシリテーターがそこにいるんだから、ONとOFFの境目があるのは当たり前。そこをナチュラルでキュートな語りで、まるで昔からの友達と話しているような感覚を目指したいと思う。

その空気を作る事ができれば、本来の参加者の本質や個人の成長につながりやすいのでは?と。

僕のファシリテーションは長寿テレビ番組のMCさんま、たけし、所で言うならば所さんを目指したい。

チカラを抜いてナチュラルで楽しそう。

そんな雰囲気になればいいなと思う。

ファシリテーション全部教えますのコーナー

2017-11-20 | 雑念
極寒です。

ゴッサムシティです。
寒いのやっぱり苦手です。

震える身体が心を締め付けます。

「僕のファシリテーション全部教えます」のコーナーを始めます。

とは言えそこまで文章だけで伝えるのは難しいですがチャレンジで。

本当は体験してもらうのが1番。

質問や相談や「ホクトマンのグループワーク体験したい!」も引き受けますので、ドシドシお寄せ下さい。

「僕のファシリテーション全部教えます」のコーナー第1回目のテーマはやっぱり

アイスブレイク

僕はこのアイスブレイクの指導スキルを徹底的に鍛えました。何故なら参加者同士やファシリテーターと参加者との「挨拶の時間」だからです。

あいさつはたいせつです、と小学生の時に延々と聞かれうんざりしていたホクトマン少年は大人になってその意味を思い知るのです。

その挨拶でうまくいかないとすべての目的は満たされないと考えているからです。短期勝負しているフリーランスのファシリテーターは特に導入が全てだと考えています。

だからアイスブレイクなのです。

ここまではどんな人もうなづく事ができるのではないかと思います。

ここからが僕のオリジナリティだと思います。
アイスブレイクが「ゲームバリエーション」だと勘違いしている人がいます。

多くのゲームを知っている事に価値を置く人です。この人のファシリテーションは「迷走」します。

何故その挨拶をしているのかの理由がわからない人です。だから僕が徹底的にアイスブレイクの指導スキルを鍛えたのは「挨拶の理由」を考えたことを指します。

何故その時間をとるのか?この時間が参加者に及ぼす影響は?その意味を徹底的に考えて実践して作り上げていくことだと思います。

だから体を動かす事だけではなく、話を聞く事がアイスブレイクになるならば話を聞く。

文字通り緊張を解く時間なのですが、僕が考えているのは心を開く時間だと考えています。だから最近は個々との日常会話をする事が大切だと思い始めています。

だから始まる前や休憩中の世間話に意味があるのだと。僕がプライベートなら全く話しかけない。それなのに日常会話をするために近づいていくのです。

ここが僕のチャレンジ。多くの人はそれに抵抗を感じないみたいですね。でもその重要さを知らないで生まれつき出来てしまう人の弱さはそこにあります。

僕はコミュニケーションのスキルは低い。だからスイッチを入れて、人の心の重要な部分が手に取るように見える能力を手に入れたと思います。

そのアイスブレイクの真髄は「挨拶」です。
しかも惰性ではなく大切さを挨拶に込める。それが僕のアイスブレイクへの想いです。

結局は僕の、僕自身のアイスブレイクです。